スマホが子供に与える影響とは?メリット・デメリットを理解して使おう!

スマホ育児が問題となっていますが、スマホは子供にどのような影響を与えるのでしょうか。幼児や中学生にとってスマホはとても面白く便利なものです。そのためスマホを欲しがる子供が多く、親は注意しないといけません。良い影響と悪影響をご紹介しますので最後までご覧ください。

スマホが子供に与える影響とは?メリット・デメリットを理解して使おう!のイメージ

目次

  1. 1子供にスマホが与える影響とは?
  2. 2スマホが子供に与える良い影響5選!
  3. 3スマホが子供に与える悪影響10選!
  4. 4子供がスマホ依存症になってしまった時の対処法2選!
  5. 5スマホを上手に活用して子育てしよう!

子供にスマホが与える影響とは?

スマホ育児やスマホ依存症など、たびたび議論されるほど子供に影響を与えるスマホですが、具体的にはどのような影響があるのでしょうか。また、悪影響と良い影響のそれぞれを学び、どのように子供にスマホを使わせて活用させるのか親はしっかりと考えるべきと言えます。

そんな子供にスマホが与える影響は、学力低下や視力低下など考えられます。良い影響としては調べる力が身につくことや連絡が取れやすいことなどがメリットです。そのほかにも様々な悪影響や良い影響が考えられ、スマホ依存症になった場合の対策などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

子供とスマホ

スマホが子供に与える良い影響5選!

スマホはどのような良い影響を子供に与えてくれるのでしょうか。考えられる良い影響をご紹介しますので、スマホを子供に使わせて活用させる時の参考にしてみてください。

自分で調べる能力が身につく

大人になってからも必要となる調べる能力は、子供のうちから身につけておくと良いでしょう。自分用のスマホがあると、すぐに調べることができて子供の知能を上げる手助けをしてくれます。子供自身が分からないことを自分で知らべることができるようになることは、とても大切なことです。調べる力が身につくことは、良い影響があると言えるでしょう。

調べ物をしている子供

情報収集が得意になる

子供の頃から情報収集を行っていると得意になり、詐欺や勧誘に引っかかることが少なくなります。その情報が正しいのか自分で調べて判断することができるようになるので、良い影響と言えるでしょう。情報収集能力は、大人になってからも必要な能力なので子供の頃から身につけておくと良いです。

親が教えられない知識や常識を学べる

親に聞いても分からない知識は自分のスマホがあることで、簡単に調べることができます。知識や常識を学べることに活用ができて、親に聞かなくても知識が身につくのが良い影響の一つです。

勉強している子供

子供の位置を把握できる

スマホにGPS機能がついていると、子供の位置をいつでも把握できます。仕事をしている親の場合は、子供がきちんと学校から帰ってきているのか心配になることもあるでしょう。そういった場合でもGPS機能つきのスマホで確認することができます。子供の位置を確認するために活用するのは、とても安心できることなので良い影響の一つと言えるでしょう。

GPS

いつでも連絡が取れる

子供がスマホを持つことで、いつでも連絡を取ることができます。帰りが遅くなった時もスマホで簡単に連絡が取れるので、子供の帰りを安心して待つことができるでしょう。また、中学生になり塾に通う子供や部活動を始める子供が多くなり、外に出かける機会が幼児の頃よりも増えます。そのための連絡手段としてスマホは便利なので良い影響と言えるでしょう。

携帯電話

スマホが子供に与える悪影響10選!

それではスマホが子供に与える悪影響をご紹介します。スマホが子供にどのような悪影響を与えるのか確認して、スマホを子供に持たせる時の参考にしてみてはいかがでしょうか。

目の発育を妨げる可能性がある

遠くを見るよりも近くを見続ける方が目は悪くなりますが、スマホの場合はテレビよりも至近距離で見ることが多いです。そのため、視力低下になる恐れがあるので、30cmは離して見る必要があります。視力が悪くなると、子供の生活にも影響を与えるので十分注意しなければいけません。スマホを見せると大人しくなるからと子供にスマホを使った育児ばかりさせていると、今後に影響を及ぼすので親は注意してスマホを使う必要があります。

メガネをかけている子供

コミュニケーション能力が低下する可能性がある

スマホばかりを見ていると、人と会話をする機会が減るでしょう。会話をせずにいるとコミュニケーション能力が低下する可能性があります。また、人とコミュニケーションをしないでいると、人の顔色や自分の思い通りにいかなかったりすることを嫌い、ますます人と接することが少なくなるといった悪影響が考えられるでしょう。

家族

親との触れ合いを好まなくなる可能性がある

様々な動画を見ることができたり、飽きたら次々と閲覧できるスマホは子供にとって面白いものです。テレビの場合は、好きな番組が終わったら遊びに行こうと思えるのですが、スマホは延々と好きな動画を閲覧できるので飽きることがありません。

親との触れ合う時間よりもスマホに夢中になっている方が楽しいので、親との触れ合いを好まなくなる可能性があります。幼児の頃からスマホを見過ぎていると、親と触れ合う大切な時期を逃してしまうので、スマホが悪影響にならないように注意して活用することが大切です。

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汚い言葉を使ったり攻撃的になる可能性がある

スマホを使い過ぎることで精神面にも影響を与える可能性があります。攻撃的になったり汚い言葉を使ったりする可能性もあり、そのほとんどが自分の行動をコントロールする脳の前頭前野の働きが鈍くなる影響で起きると考えられているようです。脳にも影響を与えるスマホの使い過ぎは悪影響であり、注意する必要があると言えるでしょう。

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学力や脳の機能が低下する可能性がある

制限がついていないスマホを子供に与えてしまうと、子供は勉強よりもスマホを見続けてしまう可能性があります。学力の低下に繋がるのはもちろんですが、記憶力や判断力などの脳の機能が低下する影響も考えられるでしょう。脳の機能が低下することで、中学生の場合はテスト勉強がはかどらずに学力に影響を及ぼしてしまいます。子供の脳にも影響を及ぼすスマホは、制限をつけたりと工夫して活用することが大切です。

勉強をしている子供

言葉の発育が遅れる可能性がある

スマホばかりを見ていると人と話す機会が減ってしまうため、日本語を耳にすることがあまりなくなってしまいます。きちんとした日本語を耳にすることがなくなると言葉の発育にも影響がでるようになり、言葉の発達が遅れる可能性が考えられるでしょう。特に幼児の頃は人と話すことが大切であり、コミュニケーションで様々な言葉を学びます。スマホばかり見続けているとこういった機会を逃してしまうので、注意しましょう。

子供

睡眠障害を引き起こす可能性がある

夜中であっても面白いからと言ってスマホを見ている子供が多くいます。夜中もスマホを見続けることで自律神経が乱れてしまい、睡眠障害を引き起こす可能性がでてくるでしょう。子供部屋に戻ってしまっては監視することが難しいので、制限できるスマホやロック機能がついたスマホを子供に与えて睡眠障害などの悪影響がでないようにすることが大切です。

寝ている子供

不適切なサイトを閲覧したり犯罪に巻き込まれる可能性がある

フィルタリング機能がついていないスマホは悪影響のあるサイトを制限できないため、悪影響があると考えられるサイトも閲覧することができます。そのため、アダルトサイトや出会い系サイト、犯罪などの可能性がある子供にとって悪影響のサイトを見ることができるため、とても危険です。犯罪や集団自殺など事件に巻き込まれる可能性が高くなるので注意しましょう。

メンタルヘルスの問題を引き起こす可能性がある

夜中までスマホを見続けて睡眠に影響がでると、疲れがとれずに疲労が蓄積されます。疲れが溜まると、精神面にも影響を与えて落ち込みやすくなったり集中力が低下したりと、様々な精神的な影響を与えてしまう可能性があるでしょう。

悩んでいる子供

スマホ依存症になる可能性がある

スマホで動画を見たり、子供同士のSNS投稿にコメントをしたりと常にスマホを離さずに見続けている子供が増えています。そのような子供は親とのコミュニケーションをとらず、SNSの投稿にコメントをしないといじめにあうかもと不安になり、スマホ依存症になっている場合が多いです。

スマホ依存症は常にスマホを見ているので、昼夜逆転になったり成績が落ちるなどといった影響から、イライラしてしまったりと精神面にも影響を与えてしまう状態のことを言います。このような状態が中学生などの学生に起こることで、様々な影響を与えてしまうので、注意しなければいけません。

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子供がスマホ依存症になってしまった時の対処法2選!

子供の精神面や脳にも影響を与えるスマホですが、子供がスマホ依存症になってしまったらどのような対処をして注意すれば良いのでしょうか。気になる対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

子供向けアプリを削除してみる

スマホに子供向けアプリが入っている場合は、そのアプリを消してしまいましょう。アプリがないと子供は面白いと思わなくなり、スマホに興味をなくす場合があります。また、スマホの電源を落として壊れたと言ってスマホが使えないことを教えると良いでしょう。幼児の場合はこのやり方でも通用しますが、中学生になると別のやり方の方が良いです。

中学生の場合は、使えるスマホの時間を決めてルールを作っても理解できる能力があるので、一日に使用できるスマホの時間を決めましょう。スマホと子供が距離をおけるように親が注意して見守ることが大切です。

携帯電話

親子で熱中できるものを見つける

幼児の子供は親と一緒に遊ぶことが楽しく、親が楽しそうにしているとその遊びに夢中になります。幼児の子供がスマホが見たいと言い出したら「一緒に遊ぼっか」と違う遊びを提案してみましょう。スマホに育児をさせていた分、この機会にたくさん子供と遊んでみてはいかがでしょうか。中学生の場合でも、親子で一緒の趣味を見つけたりと工夫することが大切です。一緒になって熱中できるものを見つけることができると、親子の絆も深まるのではないでしょうか。

親子

スマホを上手に活用して子育てしよう!

子供がスマホを長い時間見ることで与える影響をご紹介しました。スマホは幼児や中学生など関係なく、脳や精神面に影響を与えることが分かったことでしょう。また、幼児の場合は特にスマホを見せると泣き止んだりと、育児が楽になるからとスマホを見せるスマホ育児をしている方もいます。しかし、悪影響が懸念されて育児に用いても大丈夫なのかと心配している親もいることでしょう。スマホは上手に活用することで育児にも役立つので、ぜひ一度スマホの使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
mogmeg
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