子供の言葉遣いが悪い原因と正しい対処法!親の言葉遣いを真似してる?

「バカ」や「うるせぇ」など、子供の言葉遣いが悪くなったと感じることはありませんか?そこで今回は、子供の言葉遣いが悪い原因を詳しく解説していきます。正しい対処法についても併せてご紹介するので、子供の言葉遣いに悩んでいる方は必見ですよ!

子供の言葉遣いが悪い原因と正しい対処法!親の言葉遣いを真似してる?のイメージ

目次

  1. 1子供の悪い言葉遣いをなんとかしたい!
  2. 2子供の言葉遣いが悪くなるのはいつ頃なの?
  3. 3子供の言葉遣いが悪くなる原因は?
  4. 4子供が悪い言葉遣いをする心理とは?
  5. 5子供の言葉遣いが悪い時の叱り方・正しい対処法9選!
  6. 6子供の悪い言葉遣いを注意してもやめないのは成長の証?
  7. 7子供の言葉遣いが悪いのはママにかまってほしいサイン?
  8. 8子供の言葉遣いが悪い時は自身の言葉遣いを見直すチャンス!
  9. 9【番外編】なんとかしたい!子供の悪い言葉遣い6選!
  10. 10子供の言葉遣いが悪いときは、まず原因を知ることが大切!

子供の悪い言葉遣いをなんとかしたい!

子供が急に乱暴な言葉遣いをすると、驚いたり困ったりしてしまうこともあるでしょう。しかし、子供の言葉遣いが悪いのにはきちんとした理由があります。それは環境の変化であったり親やテレビの影響であったりと様々ですが、子供の将来の為にも正しい日本語を使い分けてもらいたいものです。それでは、子供の言葉遣いが悪い原因について早速見ていきましょう。

水遊びする子供

子供の言葉遣いが悪くなるのはいつ頃なの?

個人差はありますが、子供が悪い言葉遣いで話し始めるのは幼稚園に入園した後が多いです。0歳から保育園へ通っていたとしても、幼稚園に入園する3〜4歳頃には乱暴な言葉を覚えることでしょう。集団生活を送る上で仕方のないことですが、悪い言葉だけでなく良い言葉も吸収しているということを見逃さないでくださいね。自分の子供がおうち以外の場所で、たくさんの知識を得て成長しているという証拠でもあるのです。また、テレビの内容を理解できる年齢でもあるので、見せる番組にも少し注意をしたいですね。

子供の言葉遣いが悪くなる原因は?

友達やテレビの影響

子供が集団生活を始めると、周りのお友達が使っている言葉をすぐに真似して吸収します。そして自宅に帰ってくると、急に乱暴な言葉を使い始めるのです。親としては驚きの方が大きいですが、実際のところ意味をわからないで使っているケースもあるので、正しい日本語をその場で教えてあげると良いですね。

また、男の子は特に特撮ヒーローにはまることも多いので、そういったテレビの影響から悪い言葉使いが「かっこいい言葉」として認識してしまいがちです。漫画やゲームの世界からも、悪い言葉遣いを吸収することも多いでしょう。お笑い芸人さんに多いボケに対して頭を叩くツッコミも、子供からすれば「人を叩くことでみんなが笑っている」と輝いて見えてしまうものです。間違えた認識をしている子供には、しっかりと正しい言葉遣いや行動を教えてあげましょう。

テレビを見る子供

身近な大人の言葉遣いを真似している

子供の親が悪い言葉遣いをしていれば、子供も自然と悪い言葉遣いになります。悪い言葉遣いが日常生活において頻繁に飛び交っていると、子供はそれを普通のことだと心理的に考えるようになり、当たり前のように口に出すのです。

親のしつけの問題

一昔前までは厳しく叱っても叩かれてでも親にしつけられました。しかし、現代はどんな状態でも「優しく」しなければなりません。大きな声で厳しく叱れば虐待で通報されるのではないかと怯えている親も中にはいます。仕方のないことかもしれませんが、あまりに優しくしつけていては正しい社会のルールやマナー、礼儀を知らずに子供が育ってしまいます。

同じ顔をする親子

子供が悪い言葉遣いをする心理とは?

新しく覚えた言葉を使いたい

「購入した服を早く使いたい」「手に入れた新作のコスメを早く試してみたい」というのと同じで、子供も新しく覚えた言葉をすぐに使ってみたくなるものです。今まで耳にしたことのない新鮮な言葉をとにかく使おうと、親に対して披露しているのかもしれません。

ベンチに座って笑う子供

そもそも悪い言葉遣いという認識がない

悪い言葉遣いというのは、乱暴な言葉の他にもいわゆる下ネタの言葉もあります。こうした言葉遣いを公共の場で発せられると親としては恥ずかしい思いをしますが、子供にしてみれば特に恥ずかしいという気持ちがありません。個人差はありますが、5〜6歳頃からやっと恥ずかしいという感情に気づくので、悪い言葉遣いだという認識がまだないのです。

大人の反応が面白い

悪い言葉遣いをした時に大人が大きく反応をすると、子供は味を占めます。それがマイナス反応だろうと、子供は「反応を見せてくれたから面白い言葉」という心理になるのです。「そんな言葉、どこで覚えたの?」と反応をしてしまったら、その都度正しい日本語を教えてあげるようにしましょう。

驚いた表情の女性

悪い=かっこいいと考えている

子供の憧れているヒーローが悪い言葉遣いをしたら、大好きな女優さんが役柄で悪い言葉を発していたら、子供はそれが「かっこいい」という心理状態になります。これは集団生活でも言えることで、教室内で目立っているお友達が悪い言葉遣いをすれば、その言葉遣いがかっこいいと思ってしまうのです。

子供の言葉遣いが悪い時の叱り方・正しい対処法9選!

頭ごなしにダメと決めつけて叱らない

子供が悪い言葉遣いをしたら、親としてはすぐにでも怒って止めさせたくなります。しかし、そこで頭ごなしに怒鳴りつけては逆効果です。「親の前では使わなきゃ良いんだ」と考えてしまう可能性もあるので、冷静になって向き合いましょう。原因を突き止めて、正しい日本語に訳してあげるのも悪い言葉遣いを直す対処法です。

両手を挙げて怒る女性

冷静に子供の考えを聞く

子供に対して「怒る」というのは、感情をコントロールできずに怒鳴り散らすような行為のことを言います。これでは子供に恐怖を与えるだけで伝えた言葉は何一つ頭の中に入ってきません。子供が悪い言葉遣いをした時は、厳しく「叱る」ことが重要なのです。子供と目線を合わせて両手を握り、いつもとは違った真剣な表情を見せましょう。落ち着いた声でゆっくりと話すと効果がありますよ。

悪い言葉遣いがいけない理由を伝える

例えばですが、子供が親に対して「◯◯しろよ!」などと命令口調でモノを言うことがあったとします。そんな時、「誰に向かって口を聞いているんだ!」といった対応では悪い言葉として認識するには不十分です。相手に何かを頼みたい時はお願いをする姿勢を取らなくてはいけないこと、命令口調では言うことを聞きたくなくなることなど、理由も説明するのが正しい対処法です。

正しい言葉の使い方を教える

子供が正しい言葉遣いを習得するためには、絵本などの読み聞かせがおすすめです。個人差はありますが、4歳になる頃には、きれいな日本語を自分の言葉としてどんどん吸収していきます。

また、近頃は新しい意味合いを持つ言葉も増えてきました。例えば「やばい」という言葉は「危険」という意味合いで浸透していましたが、「かっこいい」「おいしい」「ピンチ」といった場面でも使われるようになったのです。子供が「これやばいんだけど!」と言ったら、「ほんとだね、かっこいいね」などと言い換えてあげるようにするのも、正しい日本語を習得する対処法です。

ピクニックをする親子

目を見て真剣に子供と向き合う

子供が悪い言葉遣いをしたとき、横目で見て「やめなさい」と注意しただけでは何も伝わっていません。しっかりと子供の方を向いて目線を合わせて叱ることで、「今の言葉は悪い言葉だったのか」という心理になります。また、悪い言葉遣いをしたら忙しくても手を止めてその場で謝った方が理解するスピードも早まります。

根気強く何度も伝える

1回叱ったくらいでは、子供は悪い言葉遣いを直すことはできません。根気よく何度も伝えていくことが重要なのです。「どうして何回も言っているのに直さないんだ!」と怒ることだけは避けましょう。親にだけその言葉を使わず、外で使うようになる可能性が大きくなります。

言ってはいけない場所や時間を約束する

どういうわけか、子供は下ネタを連呼してしまう時期があります。なぜそれが汚いのか、嫌がるのかがわからないので、食事のときにでも平気で口に出す子も多いでしょう。口にするということはその言葉に関心を持っているという心理なので、できることなら言ってはいけない理由を説明したいところです。しかし、まだまだ理解するのが難しい時期でもあります。なので、言うのを控えなければならない場所や時間を約束して対処してみましょう。

目覚まし時計

自分が言われたらどう思うかを想像させる

子供が悪い言葉遣いをしていたら、自分が逆の立場だったらどう思うかを想像させるのも1つの対処法です。「ママに言われたらどんな気持ちになる?」でも良いですし、先生やお友達に置き換えて聞いてみるのも良いですね。悲しい気持ちになることを理解できていれば、どんな伝え方をしたら悲しくならないかを一緒に考えてあげましょう。

良い言動は思い切り褒める

子供に限らず、誰だって叱られるよりも褒められた方が嬉しいですよね。褒められると、不思議とやる気も湧いてくるものです。そして、親に認められているということを実感できるようになります。悪い言葉を言った後に正しい言葉を言えるようになったら、たくさん褒めてあげましょう。叱るときと同じで具体的に褒めてあげると嬉しく感じ、もっと褒められたいから頑張ろうという心理になります。

ソファでくつろぐ親子

子供の悪い言葉遣いを注意してもやめないのは成長の証?

子供が悪い言葉遣いをしたときに、「ダメ」と言ったら余計に言い出すようになったことはありませんか?これには具体的に注意をしていないからという理由もありますが、反抗をしているという1つの成長でもあるのです。こうした反抗期は2歳頃に始まり、3歳では聞こえないふりや話を逸らすというテクニックを習得することもあります。

おもちゃを取り上げる母親

子供の言葉遣いが悪いのはママにかまってほしいサイン?

自宅では言葉遣いが悪く、非常に手のかかる子供だったとしても、集団生活の中では先生やお友達に対して特に問題もなく過ごしているということもあるでしょう。これは親に甘えていたり、構って欲しいといったサインと受け取ることもできます。子供の言葉遣いが気になる場合はお家と外の様子を比較してみてください。

子供の言葉遣いが悪い時は自身の言葉遣いを見直すチャンス!

子供の言葉遣いが悪いのは、単純に親の言葉遣いが悪いからということもありますね。しかし、親の言葉遣いが悪くないのに言葉遣いが悪いというケースもあります。というのも、子供に対して「早く食べなさい」「何をしているの」などと言った言葉は、命令口調で否定的な言葉を投げかけているのと同じだからです。早く食べて欲しいのなら一緒に食べようと誘ってみたり、早く食べ終えたら具体的に褒めてあげましょう。

電球

【番外編】なんとかしたい!子供の悪い言葉遣い6選!

「うざい」

面倒だったり、鬱陶しく感じているときに出る「うざい」という言葉は、言われた側はかなり傷ついてしまいます。お友達に言えば泣き出す子もいることでしょう。おうちで1度でも口に出したときは、どこで学んだのか、意味がわかって使っているのかなど、しっかりと原因を突き止めて正しい日本語を教えてあげてください。

「バカ」「アホ」

「バカ」や「アホ」は安易に使える悪い言葉です。テレビやお友達が言っているケースもありますが、大人が無意識のうちに言ってしまうケースもあるので注意しましょう。どこで覚えたのかと原因を突き止めると、案外「パパ(ママ)」と答える子供も少なくありません。

クッションの綿を出して遊ぶ子供

「うるせぇ」

子供は注意されたことが図星だと、「うるせぇ」と反抗してくることもあります。この場合は言葉遣いを気をつけさせるよりも、どうして注意されたのかを理解させてあげるのが重要です。テレビやお友達から覚えている場合もあるので、変なタイミングで使ったときは「うるせぇ」の意味と、正しい日本語を教えてあげてください。

「くそばばぁ」「くそじじぃ」

どこで覚えてくるのか、反抗期になるとこうした汚い言葉も平気で使うようになります。このときは、「くそばばぁ」と言われた本人よりも、パートナーや祖父母が厳しく叱った方が効果がありますよ。

卵を目に当てた女の子

「〜しろ。」

男女差が減少してきた現代社会では、男言葉を乱用する女性も多くなってきました。命令口調で話すのは男性だけとは限らないので、ママ自身も日常会話を振り返ってみてください。若い頃のままの口調では、ママも子供も白い目で見られます。

マイクで叫ぶ男の子

「死ね」

テレビやお友達が発言していたのを真似して言ったとしても、「死ね」という言葉は絶対に言ってはいけません。本当に死んでしまったらどうするのか、これだけは子供が怖がってでも軽々しく口に出さないよう教え込んでください。身近な家族を例にとって教えてあげると想像しやすくなるので、使ってはいけない言葉だと認識できるようになるでしょう。

子供の言葉遣いが悪いときは、まず原因を知ることが大切!

子供の言葉遣いが悪いときは、まずは原因を探っていくことがポイントです。それがテレビで憧れているヒーローなのかお友達なのか、親の真似をしているケースだってあります。いずれにせよ、どうして口にしてはいけない言葉であるのかをしっかりと伝えられるようにしましょう。

ハートの色紙を持った男の子
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この記事のライター
aki17

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