おひなまきを徹底解説!効果や巻き方は?いつまでできるの?

おひなまきの効果について、どれくらい知っていますか?この記事では、おひなまきの巻き方だけでなくバスタオルなどおすすめのアイテムやいつまでできるのかについて徹底的に解説していきます。おひなまきには嬉しい効果がたくさんあるのでママには必見です。

おひなまきを徹底解説!効果や巻き方は?いつまでできるの?のイメージ

目次

  1. 1おひなまきって何?
  2. 2おひなまきの5つの効果を解説!
  3. 3おひなまきの巻き方は?やり方の手順を紹介!
  4. 4おひなまきにデメリットはあるの?
  5. 5おひなまきをする際の注意点7つ!
  6. 6おひなまきはいつまでできるの?
  7. 7おひなまきに使う布の選び方の3つのポイント
  8. 8おひなまきにおすすめのアイテム4選!
  9. 9おひなまきで赤ちゃんもママもぐっすり快眠を!

おひなまきって何?

そもそも「おひなまき」とは、大きめの布で赤ちゃんを包むことでママのお腹にいた時と似た姿勢を再現する方法です。赤ちゃんは普段布団やベッドといった平らな場所で寝かされることが多いですが、ママのお腹にいた時は手足を曲げて丸まった状態で過ごしていたため手足を広げた寝方では赤ちゃんが不安を感じてしまいます。

ママのお腹の中の姿勢を布などで再現する「おひなまき」は、赤ちゃんが安心してぐっすり眠れるようになるだけでなく手足が突然動くモロー反射を抑える効果もあります。そんな「おひなまき」についてメリットやデメリット・いつまでできるのかなどをご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

赤ちゃん

おひなまきの5つの効果を解説!

まずはおひなまきの嬉しい効果についてご紹介していきます。

①赤ちゃんに安心感を与える

おひなまきの一番のメリットは、おひなまきをすることでママのお腹にいた時と同じ姿勢になるため赤ちゃんが安心するということです。きつすぎずゆるすぎずに布を巻くことで、赤ちゃんが心地よさを感じるので落ち着いて眠ることが出来ます。

カゴの中の赤ちゃん

②モロー反射を防ぐ

新生児に多いモロー反射は、両手足が突然ビクッと動くので赤ちゃん自身もその動作にビックリして泣いてしまうことがあります。しかしおひなまきで体を包むことで、手足が安定してモロー反射を防ぐことができるので新生児がいるママも安心です。

③赤ちゃんがぐっすり眠れる

おひなまきをすることで、ママのお腹の中にいた時と同じ姿勢になるので赤ちゃんが安心してぐっすり眠ることが出来ます。もし眠りが浅いなと感じたら、おひなまきをしたまま抱っこをすると簡単に寝かしつけることが出来ます。

眠る赤ちゃん

④可愛い見た目がママの癒しに!

その可愛い見た目がママの癒しになるということも、おひなまきの効果だと言えます。おひなまきをした赤ちゃんの見た目は、コロッとしてなんとも可愛らしい寝姿になります。新生児は寝るリズムがバラバラでママも疲れやすいですが、この寝姿を見たら疲れも和らぐほど癒されますね。

⑤その他の効果も!

医学的に立証されている効果ではありませんが、おひなまきをすることで下記のような効果があると言われています。

・首のすわりが早くなる
・ウンチがよく出る
・赤ちゃんが布で包まれて抱きやすくなり、スリングにも入れやすくなる

おひなまきは新生児がいるママに嬉しい効果がたくさんあることが分かりますね。

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おひなまきの巻き方は?やり方の手順を紹介!

おひなまきの巻き方について、4つのステップでできるやり方をご紹介します。

おひなまきのやり方その①

まずおくるみやバスタオルといった長方形の布を横に広げて、布の上から赤ちゃんの頭が出るように寝かせます。布の真ん中より少し上に赤ちゃんを寝かせます。

おひなまきのやり方その②

左右どちらかの布の角(頭側)を持ち、持った方の反対側の赤ちゃんの足の付け根めがけて包み込みます。赤ちゃんのお尻と背中の後ろ側に布を挟み込み、反対側も同様に包みます。

おひなまきのやり方その③

赤ちゃんの足を「あぐら」や足の裏をくっつけるような形に整え、足側の布の左右どちらかの角を反対側の首元に持ち上げます。

おひなまきのやり方その④

残った反対側の布も先程と同様、斜め上に向かって布の角を持ち上げます。赤ちゃんの首の後ろで布を固定すればおひなまきの出来上がりです。このやり方であれば、慣れればあっという間におひなまきができるようになり赤ちゃんが嫌がることも少ないですよ。

他にも様々なアレンジしたやり方があるので、ママと赤ちゃんにあったやり方を見つけてください。

両親の手と赤ちゃんの足

おひなまきにデメリットはあるの?

嬉しい効果がたくさんあるおひなまきですが、2つのデメリットについてご紹介していきます。

体温が上がりすぎる危険性

新生児はまだ体温調節が上手く出来ないため、長時間おひなまきをすると体温が上がりすぎる可能性があるというデメリットがあります。新生児を暖めすぎると、「乳幼児突然死症候群」という寝ている間に突然死するという恐ろしい病気になる可能性があると言われているので、夏だけでなく常に気をつける必要があります。

注意のマーク

身動きがとれない危険性

赤ちゃんが身動きの取りにくい形になるので、寝ている場所からゴロゴロと転がって転落する危険があることもおひなまきのデメリットだと言えます。万が一おひなまきをした赤ちゃんが移動して高いところから転落すると非常に危険なので、寝かせる場所には注意しましょう。

おひなまきをする際の注意点7つ!

おひなまきのデメリットを知ったところで、次におひなまきをする際の注意点についてご紹介していきます。

①きつく巻きすぎない

おひなまきをする時の注意点は、赤ちゃんを布できつく巻きすぎないことです。巻き方がゆるいと赤ちゃんが不安を感じて嫌がることがあるのである程度固定する必要があります。しかしきつすぎると赤ちゃんが息苦しくなったり、手足が自由に動かせないことでストレスが溜まるだけでなく、夏など暑い時期には汗で蒸れてしまう可能性があります。

②気温に応じて服を調整する

新生児は温度調節がまだ上手く出来ないので、おひなまきをする時には夏であれば服の枚数を減らしたり冬には上にかける布団やブランケットを用意するなど、温度調整に気をつける必要があります。この注意点を忘れなければ、夏であっても快適におひなまきをすることが出来ます。

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③赤ちゃんの手はおくるみの外に出す

おひなまきをする注意点として、赤ちゃんの手足を全ておくるみで覆ってしまうと、体の中の熱を外に出せない可能性があります。そのためおひなまきの注意点として、体温調節ができるように手を外に出すことが大切です。

赤ちゃん

④赤ちゃんの足はM字またはあぐらの状態にする

おひなまきは赤ちゃんを丸まった姿勢にするので、注意点として足をM字やあぐらの状態にするということがあげられます。足を適当な向きでおひなまきをしてしまうと、先天性股関節脱臼になる危険性があります。

⑤赤ちゃんから目を離さない

赤ちゃんがいるママは当たり前だと思うかもしれませんが、おひなまきをすると赤ちゃんがぐっすり寝てくれるのでうっかり目を離すことがあります。しかし目を離しているうちに、万が一赤ちゃんが寝返りをしてしまうと首を横に向けることが出来ないためそのまま窒息死する危険性があるためとても大事な注意点だと言えます。

見つめる女性

⑥長時間のおひなまきは控える

守らなければいけない大事な注意点に、長時間のおひなまきは控えるということがあります。おひなまきのデメリットでもある「体温が上がりすぎる」危険性があるため、おひなまきをして寝ついたら布をほどくようにしましょう。

時計

⑦嫌がる時は無理にしない

多くの赤ちゃんはおひなまきで安心して眠れますが、中にはおひなまきを嫌がる赤ちゃんもいます。その場合には無理におひなまきをせず、その赤ちゃんとママに合った寝かしつけを探してみてください。

おひなまきはいつまでできるの?

おひなまきは一体いつまでできるのか、目安になる時期をご紹介します。

寝返りができる生後4か月頃が目安

おひなまきをいつまでできるのか、気になるママは多いかと思いますが目安は新生児から生後4か月頃だと言われています。この頃になると、赤ちゃんの首がすわり寝返りをうったり手足を動かしたくなる時期なのでおひなまきを卒業する赤ちゃんが多いようです。

赤ちゃんによってタイミングが違う

生後4か月頃がおひなまきを卒業する目安だとお伝えしましたが、実際には赤ちゃんによって生後3か月頃からおひなまきを嫌がることもあります。先程ご紹介したのはあくまでも目安なので、赤ちゃんが嫌がるようになり、おひなまきをしなくてもぐっすり寝れるのであれば卒業しても問題ありません。

親子の手

おひなまきに使う布の選び方の3つのポイント

いつまでおひなまきをできるのか分かったところで、次におひなまきに使う布の選び方についてご紹介していきます。

①通気性が良いもの

赤ちゃんはまだ体温調節が上手くできないので、おくるみに使う布はコットン100%のものや麻などの通気性がいいものにしましょう。夏場などは特に通気性が悪いと汗で蒸れてしまい、暑くなりすぎることがあります。

コットン

②伸縮性があるもの

おひなまきは赤ちゃんの体をしっかり包むので、伸縮性のある布を選ぶようにしましょう。伸縮性が全くない布の場合、赤ちゃんが動けないのでストレスを感じてしまいおひなまきを嫌がる原因になってしまいます。

③大きめのサイズ

赤ちゃんに対して小さめのサイズの布を使うよりも、しっかりとくるめて赤ちゃんが動いてもほどけにくい大きめの布がおすすめです。バスタオルなど、長方形の大きな布のほうがおひなまきをやりやすいというママの声も多いです。

バスタオル

おひなまきにおすすめのアイテム4選!

バスタオルなど、おひなまきにおすすめのアイテムについてご紹介していきます。

①青葉 おひなまき

青葉はおひなまきを考案したところで、おくるみの商品名としておひなまきという名前が使われていたようです。素材にもこだわりが強く、綿100%でメッシュ構造になっているので夏にも蒸れにくく赤ちゃんが快適に過ごせるという特徴があります。

②エイデンアンドアネイ モスリンスワドル おくるみ

エイデンアンドアネイのおくるみは、織目が細かく通気性に優れているコットン素材でできています。そのため熱がこもらず、夏だけでなく一年を通して使用することができると人気のおくるみです。

③ナオミイトウ わたガーゼ おおきなダブルガーゼおくるみ

ナオミイトウは、綿ガーゼ素材のおくるみで柔らかな肌触りで赤ちゃんも嫌がりにくいと評判です。肌触りだけでなく、吸水性にも優れているため汚れてもすぐ洗って乾かすことができるとママに優しいおくるみです。非常に薄手なので、外出用に一枚カバンに入れておくと便利ですね。

④バスタオル

おくるみ以外にも、普通のバスタオルでもおひなまきをすることができます。「おひなまき用に欲しいけどいつまでも使うわけではないから。」と悩んでいるママも多いですが、バスタオルであればおひなまきに使った後は普段使いすることができるので経済的です。

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おひなまきで赤ちゃんもママもぐっすり快眠を!

新生児の赤ちゃんをおひなまきでくるむことで、寝つきがよくなることが分かりました。しかし、嫌がる時に無理矢理おひなまきをしない・夏でなくても暑くならないよう注意するといった注意点やデメリットもあるのでしっかり理解してから行うようにしましょう。

おくるみだけでなく、バスタオルでもおひなまきをすることができてとても経済的なのでママや赤ちゃんに合ったアイテム・やり方でおひなまきをしてください。赤ちゃんの寝つきがよくなれば、ママもぐっすり寝れるようになります。

親子

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この記事のライター
チョビ子
皆様のお役に立てる読みやすい記事作成が出来るよう、日々精進致します。

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