パラバルーンってどんな遊具?使い方や技を難易度別に紹介!
パラバルーンの遊び方やその技をご紹介していきます。パラバルーンの大きさや人数、遊びのねらいや難易度ごとの技などをご紹介しますので、子供たちと遊ぶ時の参考にしてみてくださいね。パラバルーンの中でも一番難易度が高い「花火」の技にも挑戦してみましょう。
目次
パラバルーンとは?
いま保育園や幼稚園で人気のパラバルーンですが、どのようなものかご存知でしょうか。今回は、パラバルーンについて詳しくご紹介していきます。保育園や幼稚園のレクリエーションや運動会、大人数で遊ぶ時などにとっても楽しめますので、子供と遊ぶ機会がある人は、検討してみてくださいね。
パラバルーンってどんな遊具?
パラバルーンとは「パラシュート」と「バルーン」が組み合わさったものです。カラフルな大きな布で、布の周りを子供達が持って遊びます。子供が大人数で遊べるので、運動会の競技やレクリエーションでも役立ちます。
バルーンの大きさと人数の目安
パラバルーンの大きさは直径3メートルから8メートルまでの種類があります。子供の人数にして、15人~30人程度で遊べます。大きさに合わせた人数で遊ぶことで、色々な遊びを楽しめることが出来ます。
目安 3メートル…15人 5メートル…20人 8メートル…30人 |
どんな場面で遊ぶの?
パラバルーンは子供が大人数で遊ぶ時に使う道具ですが、最近はレクリエーションや運動会などで使われる事が多いです。みんなで技を完成させるだけでなく、かくれんぼや、引っ張って遊んだりも出来ますので、子供と遊ぶ色々な場面で使うことが出来ます。
パラバルーンのねらいとは?どんな力が育まれるの?
パラバルーンは、子供が楽しく遊べる道具ですが、子供の成長に役立つように、いろいろな工夫がされています。まず一つ目のねらいは、子供同士のコミュニケーションを高めることです。パラバルーンは、みんなで大きな布を動かして形を作るので、子供同士のコミュニケーションや協調性が鍛えられます。
2つ目のねらいは音楽に合わせて動くことで運動能力が鍛えられることです。パラバルーンを日々の遊びに取り入れることで、良い運動能力が身に付きます。3つ目のねらいは、リズム感が鍛えられることです。パラバルーンは、リズムに合わせて動きますので、自然とリズム感が身に付きます。
運動しながらコミュニケーション能力や運動能力、リズム感を鍛えるのがパラバルーンのねらいです。子供たちと一緒にパラバルーンを楽しみながら、成長を実感できるのは嬉しいですよね。
パラバルーンの曲はどうやって決める?
パラバルーンをするときに、どんな曲にしようか悩むことも多いと思います。パラバルーンの曲は、基本的にどんな曲でも良いですが、テーマに合わせた曲を使うことでより盛り上がりますよ。定番なのが「ミッキーマウスマーチ」や「おどるポンポコリン」など、子供が親しみやすい曲です。他にも、最近流行している曲や、普段から聞かせている曲でも良いです。テンポの良い曲を使うことで、楽しくパラバルーンで遊ぶことが出来ますよ。
パラバルーンの遊び方の基本動作3つ!
次に、パラバルーンの遊び方の基本動作を3つご紹介します。まずは、基本動作をマスターしてもらうことで、色々な技や遊び方に挑戦できるようになりますよ。
【基本動作①】持つ
パラバルーンの基本動作の1つ目は「持つ」ことです。パラバルーンの周りを持つ動作ですが、パラバルーンには取っ手が付いているのもと、取っ手が付いていないものがあります。取ってが付いているもののほうが、子供達が持ちやすく、位置も決まっていますのでやりやすいでしょう。ですが、持ち手がついているものは人数が決まってしまっていますので、よく考えて購入することが大切ですね。
【基本動作②】座る
パラバルーンの基本動作の2つ目は「座る」ことです。パラバルーンの内側に入り込み、背中を外に向けてパラバルーンの中に座ります。慣れるまでは子供たちに動きを教えるのが難しいかも知れないですが、慣れると簡単にできてしまいますよ。
【基本動作③】上げる・下げる
3つ目に基本動作は「上げる・下げる」です。パラバルーンの周りを子供たちがしっかりと持ち、パラバルーンを上にあげます。この時、みんなでタイミングを合わせないと上手くパラバルーンが上がりません。下げるのも同様に、みんなで周りを持ち、タイミングを合わせて下げることが重要です。
今ご紹介した、基本的な3つの動作を覚えることで、色々な技に挑戦することが出来ます。基本動作をしっかり覚えてもらい、パラバルーンを使って様々な遊び方を取り入れてみましょう。
パラバルーンの表現方法【基本】4選!
ここからは、パラバルーンを使った表現方法をご紹介します。まずは、簡単な基本編4つをご紹介しますので、参考にしてみましょう。
小波のやり方とコツ
初めにご紹介するパラバルーンの基本動作は「小波」です。遊び方は両手でしっかりとパラバルーンを持ち小さく上下に揺らすというやり方です。コツは小刻みに上下に揺らすことです。簡単ですので、すぐに成功させることが出来るでしょう。
大波のやり方とコツ
次のパラバルーンの表現方法は「大波」です。先程の小波を大きな動きに変えたものが大波です。やり方のコツは、しっかりと持ち手を持つことです。しっかりを持ち手を持たなければ離れてしまう子供もいますので、注意しましょう。
横波のやり方とコツ
次のパラバルーンの表現方法は「横波」です。小波、大波では、パラバルーンを上下に揺らしましたが、次は横に揺らします。右と左に交互に揺らすことで横波が出来ます。左右のタイミングを合わせるのは難しいですが、無理に揃えようとしなくても揺らしているうちに自然と揃ってくるので大丈夫です。やり方のコツとして、テンポを合わせるための声かけをすると良いでしょう。
山のやり方とコツ
次のパラバルーンの表現方法は「山」です。やり方は、パラバルーンを大きく上にあげます。次に、下に降ろして周りを両手で押さえます。すると中に空気が入ってパラバルーンが山のような形になります。コツは、周りをしっかり両手で抑えることです。この時、上に座って周りを抑えても山の形になります。パラバルーンが山のような形になるのは面白い遊び方ですよね。「山」のパラバルーンは簡単で、子供たちにも人気の表現方法です。
パラバルーンの表現方法【中技】7選!
次に、パラバルーンの表現方法の中技をご紹介していきます。少し難しく感じるかもしれないですが、基本的な表現方法ができていれば、慣れてくると中技も簡単にできるようになりますよ。7つご紹介しますので、やりやすい遊び方から挑戦してみましょう。
かくれんぼのやり方とコツ
次に、パラバルーンの表現方法の「かくれんぼ」をご紹介します。まず、パラバルーンを上にあげます。そしてパラバルーンの内側に入り込み、背中を向けてパラバルーンの周りに座ります。早い動きが必要になるので、慣れるまでは大変ですが、慣れると簡単に出来ますよ。かくれんぼの表現方法は、子供たちに動作を上手く教えるのがコツです。1分15秒~かくれんぼですので、動画を参考にしてみてくださいね。
ロケットのやり方とコツ
次に、パラバルーンの表現方法の「ロケット」をご紹介します。パラバルーンを上にあげ両手を上げた状態のまま中央に走ります。やり方のコツは、みんなで同時に中央に走ることです。同時に中央に走ることで、パラバルーンがきれいに膨らみます。
円盤のやり方とコツ
次に、パラバルーンの表現方法の「円盤」をご紹介します。同じ向きを向いて、片手でパラバルーンを持ちます。パラバルーンを持ったまま、同じ向きに回っていきます。やり方のコツは、パラバルーンをきれいにピンと張ることです。
メリーゴーランドのやり方とコツ
次にパラバルーンの表現方法の「メリーゴーランド」をご紹介します。初めに、大人がパラバルーンの中心に入り、両手を上げてメリーゴーランドの軸になります。そして先程の「円盤」と同じ動きをすることで、メリーゴーランドが完成します。コツとしては、回る方向を子供たちにわかりやすく教えてあげることが大切です。3分30秒~メリーゴーランドですので動画を参考にしてみてくださいね。
シーソーのやり方とコツ
子供たちを円の中心から2つにわけ、片側の子供が座り、もう片側の子供は立ちます。次は、反対側の子供が座り、座っていた子供達が立ち上がります。この動きを一定のテンポで繰り返すことでシーソーになります。コツとして、大人がテンポよく声かけをしてあげることが大切です。
ちょうちょうのやり方とコツ
次にパラバルーンの表現方法の「ちょうちょう」をご紹介します。まずは、全員でパラバルーンの周りを持ちます。次に、中央にくぼみを作るため、中央にいる二人がお互いに中心に寄ります。全員しゃがんで、中央の2人以外がパラバルーンを上下に動かします。中央の2人がパラバルーンをしっかり抑えることがちょうちょうを作るコツです。
きのこのやり方とコツ
次に、パラバルーン表現方法の「きのこ」をご紹介します。パラバルーンを両手で持ち、上に上げると同時にパラバルーンの中に入り込みます。そして、パラバルーンの中に入り込み、パラバルーンの周りに背を向けて座ります。コツは、空気が抜けないようにすることです。動画は大人がやっていますが、子供たちでも出来るので挑戦してみてくださいね。
パラバルーンの基本の表現方法【大技】2選!
次に、パラバルーンの表現方法で難易が高い表現方法をご紹介します。「花」や「花火」は難しい大技ですが、繰り返し練習することで出来るようになります。運動会などで、難易度の高い花火に挑戦してみてはいかがでしょうか。
花のやり方とコツ
まず、パラバルーンの基本編でご紹介した「山」を作ります。次に、空気が抜けないように意識しながら、パラバルーンの周りに仰向けで寝っ転がります。そして両手を上にあげてひらひらさせます。コツは、空気が抜けないように意識しながら行うことです。
花火のやり方とコツ
次に、最も難しい花火のやり方をご紹介します。パラバルーンを片手に持ち、少しパラバルーンがたるむように持ちます。次に、パラバルーンの中央に玉を入れ、バルーンを上にあげ、勢いよく下げます。慣れるまでこの動きが難しいですが、マスターすることで上手に玉が上がり、花火になります。花火の技はとても難しいので、動画をみて花火の技の練習をしてみましょう。3分半~花火の動きになっています。
パラバルーンの購入方法は?
パラバルーンは、インターネットから購入することが出来ます。パラバルーンをする子供の人数によって購入する大きさも変わりますので、大きさなども確認してみてくださいね。
パラバルーンで楽しく華やかに遊ぼう!
パラバルーンを使って子供たちと楽しく遊びましょう。パラバルーンは、ただ子供が楽しめるだけでなく、子供にとって良い効果を得るねらいもあります。動きや技にあわせてねらい通りの効果を得ることができますので、子供たちと楽しみながら、子供の能力を鍛えてあげましょう。