【九星気学】2020年の一白水星の運勢は？吉方位や開運方法も！

九星気学（きゅうせいきがく）をご存知ですか。九星気学という言葉を知らなくても、一白水星とか二黒土星とかいった文字を見たことはあるでしょう。「占い」というとその人の性格や将来を見るものというイメージがありますが、九星気学はその九星による性格もわかりますが、開運方法を知るための学問です。今回ご紹介する一白水星（いっぱくすいせい）も九星の一つです。

九星気学では生年月日と十二支、吉方位から開運方法を導き出します。九星と十二支は生れ年、生まれ月、生まれた日、時間それぞれにあり、そのうちの生れ年（本命星）と生まれ月（月命星）が運勢に大きく関係すると言われています。ではここで、九星それぞれの読み方や簡単な性格や特徴についてご紹介します。

九星と性格・特徴
 

一白水星が本命星になる人は何年生まれの人なのか、計算して出すのも良いことですが、ここでは一白水星が本命星になる人（一白水星が中宮に入る年に生まれた人）を一覧でご紹介します。

本命星が一白水星になる生まれ年
 

九星気学ではそれぞれの星ごとに象徴（象意）するものがあり、もちろん一白水星が象徴しているものもあります。一白水星が象徴しているものは何なのか。一白水星の人の性格とともに2020年の運勢についてご紹介します。

九星気学ではそれぞれの星、方位に意味があり、その星が持つ意味や性質のことを「象意（しょうい）」と言います。一白水星の象意は「水」です。ですから水はもちろん、雨、霧、露、海、湖、プール等とにかく水に関するものや場所はすべて一白水星の象意となります。また方角では一白水星は、子（ね）の刻の方角である北ということになります。

水は定まった形がなく、あらゆる変化を遂げるものであることから、一白水星は「柔軟性」や「物事にとらわれない」ことを象徴しています。また北は寒くて暗く、静かな印象であることから、一白水星は「じっくり考える」「冷静な判断」等も象徴しています。

水の象意であると同時に冬の象意でもある一白水星の人は、冬の寒さにも耐えられるほどの忍耐力の持ち主です。一白水星は水の性質をもつことから順応性があり、状況にうまく合わせることができます。しかし、水の流れというものは小川のように穏やかな流れもあれば、激流のような流れもあります。それと同じく、一白水星の人でも性格が穏やかな人と、性格が激しい一白水星の人とに分かれるようです。

一白水星の人は基本的には穏やかで話しやすい雰囲気の人ですが、なかなか人を信用せず、秘密主義なところがあります。ですから一白水星の人が心底打ち解けるのはなかなかの時間が必要となります。

一白水星の人は順応性があり行動力もあります。ですから一白水星の人は日頃から情報収集や知識を蓄えておくことが開運のポイントとなります。また一白水星の人は周りの人や状況にうまく順応することができる反面、ストレスもためやすい性格なので、上手にストレス発散してため込まないようにすることも一白水星の人の開運方法の一つと言えるでしょう。

2020年の一白水星の運勢は「変化」の年になりそうです。これまでためてきたものを、2020年はこれからも必要なものと、もう要らなくなったものを仕分けし、大掃除するのにも良い運勢でしょう。また2020年は一白水星の人は吉方位へ旅行に行って開運する方法も良いでしょうし、吉方位への引っ越しも良い運勢と言えます。しかし2020年、一白水星の人はあまり変化を求めすぎると運気を下げてしまいます。ですから2020年は一白水星の人はしっかりと吉方位とタイミングを見計らうことが大切です。

一白水星の人のみならずその1年の運勢を見るとき、九星気学では旧暦を用います。そのため2020年1月も1日から始まるわけではありません。これからご紹介する暦を参考にしながら、一白水星の人の2020年の吉方位とタイミングを見て行動し、開運を目指しましょう。

2020年の一白水星の人の吉方位を月別に見てみましょう。九星気学で吉方位を見るときには、旧暦を用いるので、普通の暦とは違ってきます。月と対応する期間、一白水星の人の2020年の方位を示しましたので、下記を参考にしてみてください。なお、この一覧に上がっていない方位は2020年、一白水星の人にとって凶方位となります。

2020年の暦と一白水星の人の方位
 

2020年は七赤金星が中宮に入る年です。そのため、2020年の月盤で七赤金星が巡ってくる月日を見ていきます。2020年2月4日～2021年2月3日の1年間で七赤金星がめぐってくるのは、3月と12月です。ですから一白水星の人が旅行に行くなら、2020年は3月または12月に吉方位へ行くのが良いということになります。

さらに細かく日にちまで見るには日盤まで見ます。2020年度、一白水星の人の月日で開運効果が倍増するのは、以下の通りです。2020年は一白水星の人は下の一覧に上がっている日を出発のタイミングとして吉方位へ旅行へ行くのが良いとされています。
 

吉方位と凶方位を考えた時に、月や日ごとの運気は年よりも作用が強いと言われています。そのため、いくら年盤で吉方位であっても、月盤や日盤で凶方位であればその方位は良くないということになります。ですから凶方位に当たる月日は開運効果が下がるとされています。

ちなみに2020年の一白水星の人の開運効果が下がる月は4月、6月、10月ということになります。しかし4月3日だけは日盤で見た時に吉方位に入るため、開運効果が上がる日となっています。

九星気学では吉方位への移動が開運につながると言われています。引っ越しはなかなかできないかもしれませんが、旅行や日々の移動についてもちょっと意識するだけで開運ができそうです。また掃除も開運方法の一つのようです。詳しくご紹介します。

なんでもタイミングというのは大切です。特に引っ越しはそうそう何度もやり直しをするものではないので、しっかりと良いタイミングを見極めたいものです。引っ越しを考えていても、その年に身内に不幸があったり、病気を患っているようなときには引っ越しのタイミングを翌年以降に伸ばした方が良いでしょう。また妊娠中というタイミングでの引っ越しも良くありません。

旅行にもタイミングが必要です。またタイミングと同時に、旅行へ行く行先の方位を見ることが大切です。きれいな景色を見たり、パワースポットを巡ったり、旅行は行くだけでリフレッシュできる開運方法ですが、タイミングと吉方位をしっかりと見ることがさらなる開運の方法となります。

ティータイムでの移動というのも、何もティータイムをわざわざ作ろうというわけではありません。ティータイムと呼べるくらいの時間（20分～30分くらい）を、1kmくらい離れた別の場所で飲食をして過ごそうという開運方法です。これなら引っ越しよりも、旅行よりも手軽ですぐに実行できそうですね。もちろんこれにもタイミングと吉方位を見ることが開運方法となります。

いくらタイミングを見計らって吉方位へ移動するなどの開運方法を試したところで、肝心な住環境を整えておかないと運勢も良くなりません。特にトイレ掃除や玄関の掃除を怠っているとどんな開運方法も通用しません。良い運気を取り込むには玄関の掃除、トイレの掃除、できればトイレ以外の水回りの掃除もしておくことが大切です。

一白水星が象徴するのは「水」でしたね。開運方法の一つである掃除もやはり水回りがポイントになってきそうです。象徴していることや、2020年の吉方位、一白水星の人の開運方法から運勢を理解し、良い1年にしましょう。