100均の色鉛筆14選！三店舗の比較や素敵な作品例も紹介！

「弘法筆を選ばず」ということわざもありますが、果たして絵ではどうなのでしょうか。

色鉛筆は画材の専門店はもちろん、100均のダイソー・セリア・キャンドゥでも購入することができます。「100均の色鉛筆なんて発色も悪いしすぐ折れそう」という印象を持っている人もいますが、実は手軽なお値段だけではなく素敵な発色だったり珍しい色合いの色鉛筆が販売されているなど、100均の色鉛筆はとても優秀なんです。この記事ではそれぞれの商品の特徴も紹介していきますので、絵が得意な人はもちろん「ちょっと描いてみたい」と興味を持てた人もチャレンジしてみてくださいね。

また、Cherishの塗り絵に関する記事もおすすめです！子供用・大人用それぞれ詳しく紹介している記事がありますので、気になる方は是非ご一読ください！

子供が使う色鉛筆というと12色入りが一般的ですが、100均ではどのような種類の色鉛筆が売っているのでしょうか。最近は「大人向けの塗り絵」も販売されているなど、100均でも大人を満足させるクオリティの商品がたくさん出ていますね。

色鉛筆も、単なる単色の色鉛筆ばかりではなく水彩色鉛筆や「にほんの色」などの珍しい色もあります。また、シャープペンと同じような感覚で使えるノック式の色鉛筆もありますので、描きたい絵の雰囲気を考えながらお気に入りの色鉛筆を見つけたいですね。

先ほど紹介した「水彩色鉛筆」ですが、こちらは聞いたことがないという人も多いのではないでしょうか。水彩色鉛筆とは、その名の通り水に溶ける色鉛筆のことを言います。色鉛筆で塗った部分を水で濡らした筆でなぞると、水彩画のようなタッチになります。この性質を利用すれば、簡単に色鉛筆と水彩画の長所を取り入れた絵を描くことができますね。

「絵具を用意すると後から掃除が面倒」だという場合にも、水彩色鉛筆があれば簡単に水彩風の絵を描くことができます。写生した絵を家の中でゆっくり水彩風に加工したり、暑中見舞いなどの際に活躍すること間違いなしの、今注目を集めている色鉛筆です！

おすすめ商品を見ていく前に、100均ダイソー・セリア・キャンドゥの三店舗について、それぞれの色鉛筆の書き心地や特徴のある色鉛筆の違いについて見ていきましょう！気になるものがありましたら、その店舗の商品紹介を先に読んでみて下さいね♪

100均の色鉛筆は店舗によって書き心地も違うようです。ネット上にはたくさんのレビューがされていますが、まとめると上記のような結果になりました。扱いやすさは個人差があると思いますので、ダイソーとセリアはあまり違いが無いようですが、キャンドゥの色鉛筆に関しては芯が硬めというレビューが目立っています。

100均には、普通の色鉛筆だけではなく少し変わった特徴のある色鉛筆も売られています。次に詳しく紹介しますが、ダイソーなら『虹色鉛筆』、セリアなら『にほんの色』など、他には無い色鉛筆も購入することができますよ！

それでは、ここからは実際に100均で買えるおすすめの色鉛筆を店舗別にみていきましょう！

では、早速100均の色鉛筆の商品特徴を紹介していきます。その色鉛筆を利用して描いた絵も一緒に紹介しますので、イメージを掴んでみてくださいね。

虹色鉛筆とは、7色セットになっている色鉛筆ではありません。7色が色鉛筆1本になっている色鉛筆です。単色の絵を描きたい時には向きませんが、不思議な雰囲気の絵を描きたい時や手紙を書く時に使うと綺麗な色合いになりそうですね。何色が出るのか分からないというドキドキ感もあるので、子供にも人気の商品です。

「12色の色鉛筆では満足できない！」という人は20色の色鉛筆を試してみるのも良いのではないでしょうか。まるで100均の色鉛筆とは思えないような素敵な色合いでお絵かきを楽しむことができますよ。軸が黒で揃えられているので、持ち物をシックな雰囲気で統一したいという人にもおすすめです。20色あれば、色々な絵を描くことができますね。

24色というと、色の多い色鉛筆の中ではスタンダードなカラーバリエーションですね。小学校の高学年くらいになると持っている人も多いのではないでしょうか？このダイソーの24色の色鉛筆は色のバリエーションが豊富なのはもちろん、ミニサイズなのもポイントです。「ちょっと出先で絵を描きたいけど大きなカバンは持ち歩きたくない」という時や「職場で頻繁に色鉛筆を使うから置いておきたい」という時にも便利ですね。

こちらが、先ほど紹介した水彩色鉛筆です。12色入りですが、上手に色を組み合わせて使うことで濃淡を表現することができるのも水彩画の魅力ですよね。水彩色鉛筆は昔は高価なものでしたが、今では簡単に100均で買うことができます。水彩色鉛筆に慣れている人にとっては物足りない部分もあるようですが「水彩色鉛筆を試してみたい」という人にとっては良い入り口になるのではないでしょうか。

「色鉛筆を試してみたいけど、小学校の頃の鉛筆削りはもうないから試せない」という人も多いのではないでしょうか。そんな人は、このノック式の色鉛筆を試してみてください。削る必要がないのでゴミも出ませんし、鉛筆削りを回すのが難しい小さな子供も簡単に使うことができますね。お気に入りの色だけを筆箱に入れておけば、メモを取るのも少し楽しくなるのではないでしょうか。

蛍光色鉛筆は、普通の色鉛筆よりも鮮やかな発色が特徴です。バリエーションは8色と少し少なめですが、他の20色や24色と組み合わせることでメリハリのある絵が描けるようになりますね。また、こちらの傾向色鉛筆はパッケージに「滑らかな書き心地」と書かれている通り、スイスイと描くことができる商品です。プロのような気分で気持ち良くお絵かきを楽しめますよ。

子供の頃にチョークを使って道路に落書きをしたことがある人も多いのではないでしょうか。ダイソーのパステルチョークは、そんな童心に戻してくれる素敵な商品です。粉を指に付けて紙にポンポンと押し付ければ、まるで絵本のような優しい雰囲気の絵を描くことができますよ。まだ色鉛筆を上手に持てないお子さんと一緒に遊ぶのも良いですね。

セリアの色鉛筆は、他の100均とは少し違う独特な色鉛筆も置いてあります。「普通の色鉛筆には飽きてしまった！」という人は、画材専門店の前にセリアに足を運んでみましょう。

「にほんの色鉛筆」は、その名の通り日本らしい和風の色合いの色鉛筆セットです。「金茶 / 杏 / 紅 / 牡丹 / 芭蕉 / 瑠璃 / 露草 / 青磁 / 緑青 / 栗 / 鳶 / 墨」の12色がセットになっているので、聞き慣れない色が多いと感じる人も多いのではないでしょうか。塗り絵はもちろん、暑中見舞いや年賀状・寒中見舞いなどで活躍する色鉛筆ですね。

ダイソーの蛍光色鉛筆は8色でしたが、セリアは4色セットになっています。ただしこちらもとても発色が良いので、絵に素敵なアクセントをつけることができますよ。この蛍光色鉛筆セットだけで絵を描くのではなく、ダイソーと同じように他の色鉛筆セットと組み合わせて使うのがおすすめです。

セリアの水彩色鉛筆は12色入っていますが、ピンク系の色が2色入っているのでお姫様のドレスを塗ったり花をたくさん描きたい女の子がいるママにとても人気があります。絵具でお絵かきをする時と違って、準備や片付けも簡単にできますね。また、小さい子供が万が一零してしまっても水なのでそれほどダメージもありません。

子供の頃、色鉛筆の金や銀はなかなかもったいなくて使えなかった覚えがある人も少なくないのではないでしょうか。セリアのメタリック色鉛筆は、そんな子供の憧れを凝縮したような素敵な色鉛筆です。6色セットですが、他の100均では見かけないカラーバリエーションですので、蛍光色鉛筆のように他の色鉛筆と組み合わせて使うと楽しいのではないでしょうか。

最後にキャンドゥの色鉛筆も3つ紹介していきます。キャンドゥも独特な商品が揃っているので、最後まで見逃さずにチェックしてくださいね。

ダイソー・セリアと同じようにキャンドゥでも水彩色鉛筆が販売されていますよ。近くにダイソーやセリアがないという人は、ぜひキャンドゥで購入してください。使い方は同じで、水で濡らした筆で色鉛筆の部分をなぞるだけです。水で濡らしたティッシュなどでポンポンと叩けば、小さな子供でも簡単にお絵かきを楽しむことができますね。「こうでなきゃいけない！」という使い方はないので、色々な使い方を試してみましょう。

ダイソーでも紹介したノック式色鉛筆はキャンドゥでも購入できます。こちらは削り器が付いたタイプですので、ダイソーと少し使い方が違いますね。見比べて自分に合いそうな方を買ってみると良いのではないでしょうか。

最後に「本当に100均の色鉛筆で描いたの？」と疑いたくなるくらいクオリティの高い絵を5枚紹介していきます。今まで絵に馴染みがなかった人は目標にしてみても良いのではないでしょうか？この作品を見れば「弘法筆を選ばず」ということわざも実感できますよ！

ディズニーで大人気のスティッチが、12色で鮮やかに描かれていますね。12色だとは信じられないほどのグラデーションは思わず見惚れてしまいます。口の中や耳の付け根など、スティッチの魅力が上手に表現されています。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』から女性人気の高い「枢木スザク」です。高校生が描いたとは思えないほど色の濃淡がしっかりしています。力の入れ具合によって、同じ青でも全く違った表情を見せることができますね。

20年以上も子供に愛され続けるポケモンは、塗り絵の中でも大人気です。100均の色鉛筆なら、子供と色鉛筆で遊びたい時にも気軽に楽しめるのが嬉しいですね。雨の日など、家の中で遊ばなければならない時に一緒に遊んでみましょう。

キャラクターも良いですが、ちょっとした空き時間に身近なものを模写するのも楽しいのではないでしょうか。先ほど紹介したダイソーの24色色鉛筆なら簡単に持ち運ぶことができるので「ちょっと絵を描きたいな」という時にも大活躍ですよ。

風景画も定番のモチーフですね。水彩色鉛筆やセリアの「にほんの色」で和風に仕上げるのも良いですが、敢えてメタリック色鉛筆などを使って個性的な風景画に仕上げるのも良いのではないでしょうか。発想力次第で素敵な絵がたくさん描けますよ。

100均の色鉛筆は優秀なものが多いので、熟練者はもちろん初心者や子供も楽しく絵を描くことができます。それぞれの100均で個性的な商品がたくさん出ていますので、ぜひお気に入りの色鉛筆セットを見つけてみてくださいね。