通園バッグを手作りしよう!簡単作り方や人気キット7選も!
絶対に手作りしてみたい通園バッグ。作り方は意外と簡単なんですよ。裏地がついたショルダーやマチありのレッスンバッグも、わかりやすい型紙があるのでおしゃれにハンドメイドできます。今回はそんな手作りしたい通園バッグの作り方についてご紹介したいと思います。
目次
通園バッグを手作りするのに必要な材料とは
手作りの通園バッグに必要な材料には、ミシンや洋裁道具などのほか、生地、持ち手用のテープ、ファスナー、必要であれば角カンやコキカンなどがあります。裏地をつけるのであれば、裏地用の生地も必要、レースやテープなどをあしらってハンドメイドの印象を付けたい場合、それぞれの材料が必要となります。
生地選びが大切
手作り通園バッグでは、生地選びですべてが決まると言ってもいいほど。定番とも言えるオックス生地にするのか、丈夫な帆布生地やカツラギ生地にするか、あるいはキルティング生地にするのかなど、生地の種類もさることながら、色、柄などによって、通園バッグがおしゃれになるかどうかが決定されます。
通園バッグにおすすめの生地
元気盛りの子どもたちが毎日使う通園バッグ。丈夫だけど扱いやすい生地がおすすめです。キルティングは2枚の生地に綿などの芯を入れてステッチがかけられた生地で、手作りバッグでよく使われます。帆布やカツラギは非常に丈夫な生地ですし、オックスは入園シーズンになると店頭に並ぶ定番の生地です。
生地別のメリットデメリット
ハンドメイドの通園バッグの主役は生地。生地の質や柄で、通園バッグの印象やバッグを持つ子どもの印象も決まります。せっかく作るのだから、失敗しない通園バッグを作りたいですよね。通園バッグでよく使われる生地の特徴についてご紹介しますので、ぜひハンドメイドのご参考に。
キルティング
クッション性もあり、種類も豊富で、通園バッグの定番の生地とも言えるキルティング生地。記事が二重で、間に面が入っていることから、値段がいささか高いのが気になりますが、手作りの仕上がり感がふっくらしてかわいらしく、手作りの通園バッグとしてかわいらしい印象を与えてくれます。
帆布
帆船の帆に使われていたことから、その名が付いたと言われる帆布(はんぷ)生地。厚手の生地で、エプロンやトートバッグなどに使われます。無地が多いのですが、かわいい生地もあります。厚手なので扱いにくいこともありますので、帆布生地の中でも薄手のものを選ぶようにしましょう。
カツラギ
帆布生地ほど張りがあるわけではなく、オックス生地よりも厚みがある、ちょうど中間的な生地。柔らかいため扱いやすく、デニムのような風合いの生地であると言えます。作業服などにも使われる生地なので丈夫。オックス生地よりも厚手がいいけれど、帆布生地ほどの強度は必要ないという方におすすめ。
オックス
縫いやすいので初心者にも扱いやすいオックス生地。コップ入れやスモックなどにも使われます。ただ、通園バッグとしてはいささか薄いため、裏地をつけて二重にして使った方がベター。入園シーズンに店頭に並ぶため、生地の種類も多く、子どもの好みで好きな生地が選べるのも嬉しいです。
通園バッグを手作りするときのポイント
通園バッグを手作りする際、大切なのは丈夫な生地を選ぶことと子どもの好みを尊重すること。幼稚園に通う期間、なるべく使い続けられるように丈夫な生地を選ぶことは必須。また、子どもが気に入った生地を選んであげないと、あとで後悔することに。毎日使うものだから気に入った生地で作ってあげたいですね。
丈夫な生地にする
毎日使う通園バッグ。とくに手作りの通園バッグは丈夫に作ってあげないと、穴が開いてしまったり、ショルダーや持ち手が取れてしまったりと、さまざまなハプニングが起こります。生地は種類が多いので選ぶのも大変ですが、使う生地の種類はなるべく丈夫なものを選び、その中からデザインを選んでいくようにしましょう。
子供の好みを尊重する
まだ小さな子どもと生地屋さんに出かけたり、好きな生地を選んだりするのは至難の業。ネットショップだとゆっくりと子どもも選べます。でも、店内が空いている時間に子どもが好きな生地を選ぶのもとても楽しいひとときですので、おでかけ気分で生地屋へ向かいましょう。実物の生地を見ながら選ぶのもおもしろいですよ。
通園バッグの基本的な作り方
通園バッグにはいろいろなサイズがありますが、30cm×40cmほどの基本的な通園バッグの作り方をご紹介します。型紙がなくてもかんたんにできるタイプです。縫い代を1cmとして、横42cm×縦62cmの生地に、持ち手用のベルトを2.5㎜×34cmほどを2本準備します。
①持ち手を本体に縫いつける
②裏地が必要な方は裏地を重ねるように縫い付ける
③バッグの両サイドを縫う
④必要な方はバッグの底の部分の縫い目を折ってマチを作る
⑤裏地をつけた方は裏地の布も④のように縫う
⑥このときひっくり返すための穴を残しておく
⑦⑥の穴から生地を表に出していく
⑧バッグの口を縫って補強する
⑨裏地の⑥の穴を縫う
表布の裏に接着芯をつける
薄い生地を選んだ場合、バッグに穴が開いたり塗った部分がほつれたりしないように、接着芯をつけて補強するようにしましょう。その際、接着芯は表布の裏に貼ります。接着芯を貼ると型崩れしないしっかりとしたバッグになります。
切り替えありの場合には底となる生地をつける
バッグの生地を2種類使って、切り替えのあるバッグにするとおしゃれです。底にとなる生地をつけて、そこで切り替えをします。切り替えの位置によって布のサイズを調整しましょう。縫い代を1cm程度取って縫い合わせていきます。
持ち手をつける
持ち手の長さは子どもの体に合わせて調整しましょう。長すぎても短すぎても持ちにくくなります。持ち手を縫い付けるとき、本体の裏を縫ってキレイに処理するのが一般的。持ち手が硬いテープは縫いにくいので焦らずにゆっくりと。
ポケットをつける
ポケットがあると便利です。移動式ポケットを引っかけるのにも役立ちます。先生からのお手紙を閉まっておく場所にしておくと、なくさずに済みます。用途に応じて生地を付けるだけですので、さほど気負わなくても作れますよ。
裏生地を作って袋の形にする
バッグに裏をつけると、縫い目が隠れてキレイに処理できます。裏生地で袋の形にするという方法のほか、表生地と合わせて縫い込んでいくという上記でご紹介した方法もあります。さほど手間でもないので、気軽に挑戦してみてください。
マチありの通園バッグの作り方
マチありの通園バッグのてづくりのポイントはマチの部分。基本的な作り方はマチなしの通園バッグと同じですが、マチをどのように作るかをしっかりと押さえれば、マチありも意外とかんたんに作れます。マチがあったほうがお弁当箱や絵本を入れたときにも持ちやすいので、さっそく作ってみましょう。
①持ち手の生地を半分に折り、中心に合わせて突き合せにを折る
②また半分に折って両サイドの際を縫う
③表布の中心から持ち手を付ける
④必要であればポケットを付ける
⑤表布と裏布を中表にして重ねる
⑥両方の入れ口を縫う
⑦縫い代をアイロンで割り、上下の入れ口を真ん中にする
⑧サイドを縫う
⑨裏布の片側に10cmほどの返し口を開けておく
⑩縫い代をアイロンで割る
⑪底の角を三角形になるように縫ってり、底マチを作っていく
⑫返し口から表に返す
⑬返し口をミシンで縫って閉じる
⑭形を整え、入れ口にステッチをかける
ショルダータイプの通園バッグの作り方
幼稚園児にぜひ作ってあげたいショルダータイプの通園バッグ。むずかしそうですが、焦らずゆっくりと作ればショルダータイプもさほど大変ではありません。しかも、ショルダータイプの通園バッグを上手に作れたらハンドメイドに自信がつきますのでぜひ挑戦を。おしゃれな生地で作ったら、毎日の通園が楽しくなりますよ。
①ポケット生地に接着芯を付け、天地を折って、天の部分を縫う
②裏地になる生地も①と同じように折り、天の部分を縫う
③バッグ本体の生地にポケットの生地を載せて地を縫い、両サイドも縫う
④裏地になる生地も③と同じように折り、地を縫い、両サイドも縫う
⑤ファスナーの引手を下にして、本体に縫い付ける
⑥裏地に当たる生地も⑤のファスナー部分に合わせて縫い付ける
⑦表に返して押さえミシンをかける。
⑧反対側のファスナーも本体に縫い付け、⑦のように押さえミシンをかける
⑨ファスナーを閉じて生地を中表に合わせ底の角をカット
⑩⑨のカットした部分にファスナーを合わせる
⑪角カンにテープを通してバッグ本体に付け、余分なファスナーはカット
⑫反対側も⑨のように底の角をカットし、⑩のようにカットした部分をファスナーに合わせる
⑬移動カンの真ん中にテープを通して端を3cmほど折って折り返して縫う
⑭ファスナーを開き、⑪の角カンを出し、⑬のテープをつけていく
⑮サイドを縫って、余分なファスナーはカット
⑯バイアスリボンで縫い代を隠す
⑰4角を端から7.5cmほどの正方形にカットしてマチを作る
⑱⑰でカットした部分を縫ってマチを仕上げる
⑲⑱の縫い代をバイアスリボンで隠す
⑳ひっくり返してできあがり
ラミネート生地がおすすめ
ショルダータイプの通園バッグに限らず、雨に強いラミネート加工された生地は、天気の悪い日などに幼稚園児の子どもが使うバッグとしておすすめです。子どもが使うバッグ類は丈夫な方がいいので、ラミネート生地はおすすめですが、問題は汚れたときの対処法。洗濯機で洗ってしまうと生地が傷むので扱いには注意が必要。
型紙を使おう
ショルダータイプの通園バッグは、生地を細かく裁断します。型紙があったほうが失敗なく作れますので、型紙を作っておくと便利です。基本的には四角い形のバッグとなるため、型紙も簡単に作ることができます。一度型紙を作っておくと、ほかの生地で作ることもできるので、型紙を取っておくと便利。
ファスナーの部分は丁寧に
ショルダータイプの通園バッグでは、ファスナーをつけます。ファスナー部分はミシンを使っても縫いにくく、ハンドメイド初心者にはいささか難しいかもしれませんが、丁寧に作っていけば何とかなるもの。作り方はそう複雑ではないので、焦らず、あきらめず、最後までがんばって手作りしましょう。
ショルダーのテープの付け方に注意
ショルダータイプの通園バッグを手作りする際、失敗したくないのがショルダーのテープを付けるところ。テープの向きが重要になってきますので、まちがえないように。テープと本体の生地をいっしょに塗っていくため、失敗すると面倒です。ショルダータイプはこの部分を間違えなければ意外と楽に手作りできます。
通園バッグ製作初心者でも安心!簡単キットのおすすめ人気7選
通園バッグを気軽に手作りできるために、生地や材料、型紙やレシピなどがすべてひとつになったキットが販売されています。こうしたキットを使うと、洋裁があまり得意ではない方も、初心者の方も、肩ひじ張らずにはじめることができます。さっそくおすすめの簡単手作りキットをご紹介したいと思います。
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商品の購入はこちら通園バッグをもっとおしゃれに!アレンジのアイデア
基本的な通園バッグの作り方がわかったところで、ちょっとしたアレンジの方法をご紹介したいと思います。ハンドメイドは市販の製品にはないオリジナリティを発揮できるものなので、いろいろな方のアイディアを使って、あなただけの通園バッグを作ってみましょう。
子どもとおそろバッグ
布の切り替え部分をおそろいにして、好みで選んだ生地で子どもとおそろいのバッグを手作りしてみるのもアイデアのひとつ。通園のときにいっしょに持ち歩いてもおしゃれです。
似たような生地で通園グッズをハンドメイド
まったく同じ生地を使いまわさないで、似たような生地で通園バッグのほかの通園グッズを作っていくのもなかなかおしゃれ。まったく違うわけではないので、子どももマイバッグがどれなのか一目瞭然です。
アップリケでアクセントをつける
布の切り替え部分を同じようにして、統一感のある通園グッズを作るのもかわいいですよね。たまには切り替えの生地でアップリケを作ると、アクセントにもなります。
切り替えを縦横自在に変えてみる
布の切り替えを縦と横に変えてみると、ほんのりと個性が現れる通園バッグや通園グッズに早変わり。まったく同じではつまらないから、ちょっと変えてみるアイデアもなかなかおしゃれです。
シンプルな生地をベースに飾りで自己主張
アップリケやボタン、レースなどでデコレーションする場合、バッグの本体の生地はシンプルな方がおしゃれ。アップリケを大胆に配置してもイヤミっぽくなりません。調子を合わせたエプロンも色味を統一させると一体感が生まれます。
ボタンを使って微妙な違いを表現
通園バッグもほかの通園グッズも、ほぼ同じような作りになっていますが、よくよく見るとボタンが微妙にちがいます。何もかも同じにする必要はなく、ちょっとしたポイントを変えてみると、雰囲気が微妙に変わりますね。
この際だから全部ハンドメイドで
幼稚園に必要なグッズはすべてハンドメイドしようというやる気ママ、ぜひ挑戦してみましょう。子どもの趣味に合わせて、同じ生地や統一感のある記事を使って。幼稚園でのひとときがとてもおしゃれになります。
まるで洋服みたいな通園バッグ
ピンクのシャツにデニムのスカートのような通園バッグを見つけました。かわいくておしゃれ。幼稚園に通うのが楽しくなりそうです。布の切り替え部分にレースがチラリと見えているのもキュート。
子どものリクエストを叶えてあげたい
こういうバッグがいいという子どものリクエストがあったら、そのまま叶えてあげましょう。うまくできなくても、いい思い出となりますし、子どもは喜んで通園バッグを使ってくれます。いっしょにアイデアを出し合って作っていくのも楽しいです。
余った生地で園グッズを作ろう
通園バッグを作った余りの生地で、ほかの通園グッズも作ってみましょう。シューズバッグ、体操着などを入れる巾着など、型紙がなくても作れるものもいろいろあります。型紙があった方がいいグッズは型紙を起こして取っておくと次の手作りのときに便利です。合わせて作り方も残しておくと、二度目は絶対に失敗しません。
上履き入れの作り方
通園バッグの余り生地でかんたんに作れる上履き入れ。生地が足りなくなっても、別布を当てて切り替えを作ってもかわいく仕上がります。マチはなくても、裏地は付けた方がベター。薄い生地は接着芯を貼ると強度が増します。型紙不要でパッとできますよ。
準備するもの
表生地30×24cm2枚、裏生地58×24cm1枚(裏生地は30×24cm 2枚でもOK)、かばんテープ(2.5㎝巾) 37㎝1本 と6㎝1本、Dカン1個
① 表生地を1枚につなげて縫う
② 横中心に切り込みを入れ、Dカンを入れたカバンテープと、持ち手となるテープを合わせる
③ その上に中表で裏地用の生地を載せ、合わせて縫う
④ 筒状になった本体の位置をずらして半分に折り、サイドを塗っていく
⑤ 返し口から布をひっくり返し、返し口を表から閉じる
⑥ 最後に入口に押さえミシンをかけてできあがり。
巾着の作り方
巾着も型紙不要、余った生地で十分に作れる通園グッズです。中に入れるもののサイズに合わせて、自由自在に作れますので、作り方を覚えておくと便利。必要でしたら裏地をつけたり、接着芯を貼ったりして強度を出しましょう。布が足りない場合、切り替えて別布をつけてもおしゃれです。ひもの長さは必要に応じて調整を。
準備するもの
60㎝×25㎝の生地1枚、ひも60cm×2本
① 両端をジグザグミシンする
② 中表に生地を半分に折り、上から7cmのところに印をつける
③ 7cmより下のサ両イドを縫う
④ 7cmの開いている部分の縫い目を割り、縫い目を囲うように縫う
⑤ 上から1.5㎝下り、さらに2.5㎝折って縫う
⑥ 表に返してひもを通せばできあがり
水筒ケースの作り方
お出かけのときに必ず持ち歩く水筒。水筒ケースや水筒ショルダーがあると非常に便利ですよね。作り方は1通りではありません。水筒の大きさに合わせて生地のサイズなどは調整しましょう。取り外しのできるショルダーベルトをつけると便利です。こちらも型紙は不要で作れます。
準備するもの
23cm×16cmの表生地、内生地、接着芯を2枚ずつ、16cm×16cm生地を2枚ずつ、Dカン(1cm巾)2個、テープ(1cm巾)4cm×2個、巾着のひも38cm×2本
① 表布に接着芯を貼る
② 内生地の両サイドを1cmずつ2回折って縫う
③ Dカンにテープを通し、表布に縫い付ける
④ ②を半分に折って表布に合わせる
⑤ 内生地を中表に合わせて④の上に合わせ、上の部分を縫う
⑥ 縫った部分を開き、中表に合わせる
⑦ 返し口を残して周囲を縫う
⑧ 底の部分を三角に折り、6cmのところで折ってマチを作る
⑨ マチの部分を縫い、返し口から生地を返す
⑩ 内布を中に入れる
⑪ 巾着部分の上から1cm、3cmのところにステッチを入れる
⑫ ひもを⑪のステッチの間に2本交互に通す
ショルダーベルトの作り方
知っておくととても便利なショルダーベルト。複雑に見えますが、作り方はいたって簡単ですので、さっそく作ってみましょう。覚えておくと、子どものためのグッズづくりにいろいろ応用できます。取り外しができると、引っかけたりする事故の心配もなし。
準備するもの
かばんテープ(3cm幅)140cm、移動カン1個(3cm幅)、ナスカン2個(3cm幅)
① 移動カンにカバンテープをかまし、折り返して縫う
② 反対側からナスカンを通し、①の移動カンにテープを通す
③ 移動カンを付けた側にナスカンを折り込んで縫う
④ 長さの調整が移動カンでできるショルダーベルトのできあがり
お着替え袋作り方
お着替え袋は巾着に持ち手をつけたタイプのものをご紹介します。巾着でも十分に使えますが、子どもが幼稚園に持っていくものなので、持ち手があった方が便利。表布の切り替えタイプにするとおしゃれ度が増します。巾着のひもにループエンドをつけるのもOK。こちらも型紙不要で気軽に作れます。
準備するもの
表生地26×38cm2枚、底布22×38cm1枚、裏地70×38cm1枚、持ち手用テープ2..5cm幅2本、ひも100cm×2本、ループエンド2個
① 表生地が薄い場合は接着芯を貼る
② 表生地の中心から8cmのところに印をつける
③ 表生地、底生地、表生地の順番に縫い代1cmで縫い付ける
④ ③を広げてアイロンをかけ、2cm幅で押さえ縫いする
⑤ 持ち手を縫い付ける
⑥ 裏地を中表に合わせ、縫い代1cmで縫う
⑦ 筒状の本体の位置をずらし、返し口と巾着のひもの部分を残して縫う
⑧ 表に返し、返し口を縫い付ける
⑨ 裏布をしまい、袋の口を縫う
⑩ さらに2.5cm下を縫う
⑪ 表に返してひもを交互に通す
⑫ 最後にループエンドをつけてできあがり
お弁当袋の作り方
お弁当袋はマチありのタイプにしたほうが便利。表生地と裏地に加えてふたをつけるため、作り方がいささか難しそうですが、ゆっくりと作ればさほど面倒ではありません。表生地に飾りなどをつけると、市販のお弁当袋以上におしゃれなものができあがります。
準備するもの
表生地42×30cm1枚、裏地42×30cm1枚、ふた用の生地17×30cm2枚、持ち手テープ2.5幅×30cm2本、ひも70cm×2本、ループエンド2個
① 表生地を半分に折り、輪の部分の角を4×5cmカットする
② 裏地も①のようにカットする
③ 表生地の表に持ち手を縫い付ける
④ 中表に折り、縫い代1cmでサイドを縫う
⑤ 縫い代を割り、底を閉じてマチを作る
⑥ ふた用の生地の両端にジグザグミシンをかける
⑦ 1cmを折ってアイロンし、さらに3cmを折ってアイロンする
⑧ ⑦で折った線を広げて中表に合わせ、下から8cmを縫い代1cmで縫う
⑨ 縫い代を割り、割った部分を縫う
⑩ ⑦のアイロンしたところを折り、ひもの通し口を縫う
⑪ さらに折ったところを2㎜幅で縫う
⑫ 裏地を中表に下り、返し口を残してサイドを縫う
⑬ 表生地と同じようにマチを縫い、表に返す
⑭ 表袋に碑も通し口を下にしてふたをかぶせる
⑮ 縫い代5㎜で縫い付ける
⑯ 裏袋を入れて、つなぎ目を合わせて縫い代1cm幅で縫う
⑰ 返し口からひっくり返し、返し口を縫う
⑱ 裏袋をしまい、袋の口を一周縫う
⑲ 表に返し、裏袋を中に入れる
⑳ ひもを通してループエンドをつければできあがり
手作り通園バッグを持って登園しよう!
市販の通園バッグにもかわいらしくおしゃれなタイプもたくさんあります。でも、せっかくだったら手作りのハンドメイドでほかにはないおしゃれな通園バッグを作ってみてはいかがでしょうか。あわせてさまざまな通園グッズを作ったら、子どもにとっておしゃれで楽しい幼稚園ライフが送れますよ。