100均でおすすめのクリアバッグ4選＆おしゃれなアレンジ術15選！

おしゃれアイテムとして注目を集めているクリアバッグ。色々なお店で販売されていますが、ブランド物になると値段もそれなりにします。流行に乗って買ったものの、結局使いこなせずクローゼットにしまったまま、などという人もいるのではないでしょうか。

実は、そんな問題を解消してくれるクリアバッグが100均のダイソーやセリアで手に入るんです！シンプルなデザインで使いやすく、色々なアレンジも可能なのでおしゃれに敏感な人がこぞって購入しています。

アレンジによっては100均のクリアバッグとは思えない仕上がりになり、使い倒したくなるほどのバッグに変身しますよ！

ダイソーやセリアのクリアバッグが注目を集めている事はわかりましたが、なぜ、そんなに人気があるのでしょうか？「流行だから」というだけではないようです。

ダイソーやセリアのクリアバッグは、シンプルな形でそのまま単体で見るとビニール感があり、「やっぱり100円商品だな」と感じてしまう人もいますが、ロゴや模様が何も入っていない透明なビニールだからこそ、中に入れる物によって、洋服のデザインを邪魔せずに持つ事ができます。

洋服のカラーに合わせてバッグの中身の色を揃えたり、アクセントになるように中を変えたりと、その日のコーディネートに簡単に合わせる事ができます。

どんなにシンプルなクリアバッグでも、アレンジするとなるとブランド物のクリアバッグに無謀なアレンジはしにくいものです。ですが、100均のダイソーやセリアのクリアバッグなら、穴を開けてリボンを通したり、絵の具で好きなイラストを描いたりなどといった、修復不可能なアレンジでも思い切って挑戦できます。

自分なりのアレンジをしてみたい人にとって、100均のダイソーやセリアのクリアバッグはまさにピッタリです。

同じ100均でも、店舗によって微妙にクリアバッグのサイズや形が違うようです。ダイソー・セリア・キャンドゥそれぞれのクリアバッグを順番に紹介しますので、購入の際の参考にしてください！

ダイソーのクリアバッグは、サイズが約22.5×19×11.5cmで形は横長です。持ち手部分がチューブ状に丸くなっており、厚手のビニール素材で作られているため、よほど無茶な使い方をしなければ、破れてしまうことはありません。

「クリアバッグ」といえば、透明で涼し気な見た目から「夏だけに使うバッグ」のイメージが強いですが、秋から初冬まで使えそうな、ブラウンのクリアバッグもあります。サイズは、先に紹介したクリアバッグよりも少しだけ横長で、サイズは約22×21.5×11cmです。

セリアのクリアバッグは、サイズが約33×27.5×8.5cmで形は縦長です。持ち手部分が平らで長めなので、肩から掛けて持ち歩く事もできます。ダイソーと比べると柔らかいビニール素材で作られているので、軽めの荷物を入れるのに適しています。

ダイソーやセリアだけでなく、キャンドゥのクリアバッグも気になりますよね？キャンドゥでもクリアバッグを販売していますが、ダイソーやセリアのような無地のものはありません。

「クリアトートバッグ」という商品名で、持ち手とロゴの部分が黒い「クリア＆ブラック」と、持ち手とロゴの部分が白い「ブライトカラー」があります。ブライトカラーは、本体がクリアなピンクの他、ブルー、イエローなどもあります。

サイズは約26×33×8.5cmで、セリアのクリアバッグを横長にしたような大きさです。

クリアバッグのサイズや形などがわかったところで、ここからは、クリアバッグのアレンジ術を紹介します。中には、多少手間がかかるものもありますが、まずは簡単にできるアレンジ方法から紹介します。

バッグインバッグは、トートバッグなど仕切りのないバッグに入れて使いますが、クリアバッグの場合、バッグインバッグそのものが「主役」にもなります。どういった組み合わせがあるのかを色々と紹介します。

クリアバッグアレンジで一番使われているともいえるのは、巾着袋との組み合わせではないでしょうか。100均には可愛い柄やおしゃれなデザインの巾着袋もあり、クリアバッグと一緒に購入するのもいいですが、サイズが微妙に合わない事があります。

もしハンドメイド好きなら、お気に入りの生地でクリアバッグのサイズに合わせた巾着袋を作れば、画像のような思わず自慢したくなるクリアバッグアレンジになりますよ。

エコバッグやお弁当バッグとしても使われるあずま袋も、クリアバッグのアレンジにおすすめ。結んで持ち手として使う、左右の三角部分をクリアバッグにかけるようにすれば、初めからクリアバッグにセットされていたようにさえ見えます。

あずま袋は、手ぬぐい1本あれば簡単に作れます。まず、手ぬぐいを柄が表になるように横長に置き、右から1/3折り、上辺の重なり部分を縫い合わせます。縫えたら下部分をめくり、三角に折り上げておきます。

次に、左から1/3折って下辺の重なり部分を縫い合わせます。縫えたらひし形になるように90度回転させ、手ぬぐいの重なった部分を折り返し、左右の角の頂点から5cm測り、直線に縫ってマチを作ります。縫い終えたら、裏返して完成です。なお、詳しい作り方は動画で確認してください。

ダイソーのクリアバッグとショートブーツの保存袋との相性も抜群です。サイズがピッタリで、まさにクリアバッグのために作られたようにも見えるほどです。お気に入りのブランドのロゴが入った保存袋を入れれば、持っているだけでテンションが上がりそうですね。

Tシャツヤーンとも呼ばれる、ズパゲッティで編んだバッグも、クリアバッグのバッグインバッグにピッタリです。太い糸なのでざくざくと編め、フリンジやタッセルと組み合わせたり、コンチョやくるみボタンを付けたりなど、 ズパゲッティバッグそのもののアレンジも楽しめます。 

クリアバッグの持ち手をアレンジすることで、100均のクリアバッグとは思えない見た目に変身させることができます。ちょっと手間は掛かりますが、お気に入りのバッグになること請け合いです！

持ち手にぐるぐるとリボンを巻き付けるだけでも可愛いですが、フリルリボンに変えれば、ゴージャス感が生まれ、よりクリアバッグのグレードが上がります。

フリルハンドルバッグは若い子向けと思われがちですが、モノトーンやベージュなどでアレンジすれば上品な仕上がりになり、大人女子でも使いこなせるバッグになります。

クリアバッグではありませんが、フリルハンドルの作り方をわかりやすく紹介している動画です。

用意するものは、サテンリボン4本と糸と針です。まず、サテンリボンは持ち手の長さの約3倍用意し、端をライターで軽くあぶってほつれ止めをします。ほつれ止めをしたら、2本のリボンを横長に並べ、そのまま5ｍｍくらい重ねます。

ずれないように待ち針で留めたら、重ねた部分を波縫いしていきます。ある程度塗ったら、糸を引いてリボンを寄せてフリルを作ります。最後まで縫い終えたら、ハンドルに付けます。なお、詳しい作り方は動画で確認してください。

バッグインバッグでも紹介したTシャツヤーンを持ち手に巻き付け、根元部分にタッセルやフリンジを付けたように仕上げるのも可愛いです。

Tシャツヤーンは、垂らす部分を残して持ち手の根元から根元まで適当にぐるぐると巻き付けたり、結び付けたりしたら、新たに根元部分に何本か垂れるようにTシャツヤーンを結び付け、ワッペンや貝殻などをアクセントにすれば、持ち手アレンジの完成です。

一見、元々の持ち手のように見えますが、なんと全て100均の材料で持ち手をアレンジしています。材料は、細ベルト1本、スタッズ8セット、道具はカッター、トンカチ、ハサミ、目打ちです。

まず、細ベルトの金具側の縫い目ギリギリの所と、ベルト穴1つが利用できる位置でカットしたら、半分に折り曲げてカットし、ハンドル2本を作ります。ハンドルを重ねて、同じ位置にスタッズを付けられるように目打ちで4か所穴を開けます。

クリアバッグの持ち手を根元からハサミで切り取り、デコボコしている部分をカッターで削ぎ落したら、ベルトのスタッズの位置に合わせて、クリアバッグに穴を開けます。穴が開けられたら、先に作ったハンドルを付け、スタッズをはめ込んでトンカチで叩きます。

スタッズは、そのまま叩くとへこんでしまいますので、柔らかい素材の上から叩くようにするとよいでしょう。

クリアバッグの縁をアレンジするのも楽しいです。持ち手は素材によって、使っている間に手の汚れなどで変色する可能性がありますが、縁部分ならそんな心配もほとんどありません。

クリアバッグの縁にぐるりとレースを貼り付けたアレンジです。レースだけでなく、パールやテープを組み合わせる事で、さらに豪華な仕上がりになっています。

レースは100均でも色々なデザインのものがありますが、持ち手を取り付けてある部分が隠れる幅のものを選ぶと、おしゃれな見た目になります。貼り付け方は色々あるようですが、ボンドで貼るのが手軽でおすすめです。

暑い季節に見つけるのは難しいですが、秋が近づいてくるとファー素材の商品も100均で見つける事ができます。クリアバッグに本物のファーを付けるのは、さすがに勇気が要りますが、100均のフェイクファーなら、こんな思い切ったアレンジもありですね。

ですが、「フェイクファーでも勿体ない」という方は、「フェイクファーヤーン」と呼ばれる、100均でも手に入るファー感覚の毛糸を利用しましょう。すき間が開かないように丁寧に縁にぐるぐると貼り付けていけば、ファーで縁飾りをしたように見えるのでおすすめです。

クリアバッグの上部から数センチ下に、5mm間隔くらいにパンチで穴を開け、その穴を利用してズパゲッティ糸でぐるりと縁を編んだアレンジです。

かぎ針が通る大きさの穴が必要な事と、間隔を詰めすぎて穴を開けると、編む力加減でクリアバッグが破れてしまう可能性もありますが、無理に糸を引っ張ったり、力を入れすぎたりしなければ綺麗に縁取りができます。

使っていて飽きてきたら、縁取りをほどいて、別な色の糸に変えてもいいですね。

100均のクリアバッグだからこそ、こんなアレンジもおすすめ。子供と一緒にやるなど、自由な発想で楽しんでアレンジしちゃいましょう！

ダイソーやセリアのクリアバッグは、子供用のプールバッグとして利用する人もいます。大人になってもシールを貼るのは楽しいですが、子供ならなおさらです。子供の好きなキャラクターや、デザインのシールを見つけたら、好きなようにクリアバッグにペタペタと貼ってもらいましょう。

クリアバッグに、押し花をソフトレジンでデコレーションしています。ソフトレジンは、硬化させた後に好きな形にカットする事ができたり、押し花のコーティングで、液だれによる、おできのような固まりを簡単にカットできたりするので、レジン作品の幅が広がると人気があります。なお、100均でもソフトレジンを販売していますので、ぜひ使ってみてください。

可愛いピンバッヂや、おしゃれなバッヂでアレンジしたトートバッグや袋をクリアバッグにセットすれば、何かの拍子でバッヂが外れてしまっても失くしてしまったり、傷つけてしまったりすることがありません。

あまりゴチャゴチャと付けすぎると、痛々しいバッグ、通称「痛バ」と呼ばれるバッグに変わってしまいますが、バランスよく程よい量なら決してそんな事はありません。100均にはインテリアとして使うチャームもありますが、それをバッヂの代わりに付けるのも可愛いです。

クリアバッグはざっくりと物を入れるのに便利ですが、仕切りもポケットもないので、少し使いにくさを感じる事もあります。そんな悩みを解消するアレンジを紹介します。

ポケットを別に作り、縁に布を縫い付けながら一緒にポケットを取り付けた、使い勝手のよいクリアバッグアレンジです。縁とポケットを同じ生地で作り、アクセントにタグを付けて、親子で一緒に使えるバッグになっています。

ポケットは目隠し代わりにもなるので、面倒でなければ両面に付けると収納と目隠しの両方が一度に叶うバッグになりますね。

持ち手の間を通るくらいの幅の蓋に差し込み錠を付け、クリアバッグの口が大きく開かずに使えるようにアレンジしています。

クリアバッグは口を大きく開けられるので、中身を出し入れしやすいのはいいのですが、逆にそれが気になる事がありますが、蓋を付ければそんな事がなくなるだけでなく、100均のクリアバッグには見えないほどグレードアップしますね。

100均のダイソーやセリアで販売されるクリアバッグは、シンプルでアレンジしやすい事から人気の商品です。夏が近づいてくると早々と手に入れる人も多く、店舗によっては売り切れてしまう事もあるようです。

数年前からクリアバッグは色々なアレンジをSNSなどで見る事がありましたが、より高度なアレンジを施す人も現れ、「クリアバッグ＝夏」ではなくなりつつあります。まだ、クリアバッグを使った事がない人も、紹介したアレンジを参考に、クリアバッグアレンジに挑戦してみませんか？