折り紙『箱』の折り方!簡単おしゃれな小物入れを作ろう!
折り紙で作る箱は、おしゃれな日用雑貨として大活躍。作り方もいろいろあるし、チラシなどを使えばちょっとしたゴミ箱にも変身。長方形の箱だって簡単です。ステキな折り紙やチラシを使って、四角や長方形などのかわいい箱を簡単に作れる作り方をご紹介します。
目次
【簡単】正方形の箱の作り方
正方形の箱の作り方は簡単です。さまざまなサイズの正方形の折り紙を使えば、いろいろな大きさの箱を作ることができます。小物をまとめるかわいい箱として、テーブルで使うちょっとしたゴミ箱として、用途がいろいろある正方形の折り紙の箱。ちょっとした時間に簡単に作ることができるおしゃれな箱、さっそく基本の作り方をご紹介しましょう。
基本の作り方
基本の箱の作り方は実にいろいろありますが、なるべく簡単に作れるものをセレクトしてみました。この基本の箱をもとに、かわいいハート型の箱、立体的な箱、長方形の箱、おしゃれなふた付きの箱、チラシを使ったゴミ箱など、いくつものバリエーションを作ることができます。さっそく作ってみましょう。
1 折りすじを三角形につける
2 中心に向かって四方を折る
3 いったん開く
4 折りすじに合わせて角を折る
5 裏に返す
6 真ん中の線に合わせて折る
7 反対側も同じように折る
8 上に開いて、下の角を三角形に折る
9 元に戻して反対側も同じように折る
10 真ん中から開いて形を整える
【サイズ】千羽鶴用の折り紙
千羽鶴用の小さなサイズの折り紙。通常、7.5cm×7.5cmサイズの正方形の折り紙が市販されています。この折り紙で箱を作ると、だいたい2.2cm×2.2cm×高さ1.3cmほどの小さくてかわいい箱となります。小物をちょっと入れたり、ふたを付けて小さなプレゼントを入れる箱にしたり、さまざまなバリエーションで楽しめます。
【サイズ】普通の折り紙
どこにでも売っている15cm×15cmサイズの正方形の折り紙で箱を作ると、できあがりの大きさはだいたい5.3cm×5.3cm×高さ2.1cmになります。子どものビーズ、文房具類をはじめ、コースターや箸置きなどの小さなキッチン用品をまとめたり、毎日飲む薬やキャンディなどを入れておくのにちょうどいい箱となります。
【サイズ】A4サイズから切った正方形
A4サイズの紙から正方形を作った髪で箱を作ると、7.5cm×7.5cm×高さ3.7cmの大きめの箱となります。ふたを付けてプレゼントのラッピングにもできるし、立体感のある折り紙の小物をまとめて入れたり、ちょっとしたお菓子などをおもてなしするときにも使えてとても便利です。紙が大きいので簡単にきれいに折ることもできますよね。
【かわいい】おしゃれな小物入れの作り方
おしゃれな小物はちょっとしたプレゼントなどをラッピングするときにも使えるほか、キッチンやサロンのデコレーションとしても大活躍します。おしゃれなゴミ箱、ふた付きのかわいい小物入れ、ハートや立体的な箱など、さまざまなバリエーションもあるので、楽しく作ることができます。さっそくおしゃれな小物入れの作り方をご紹介しましょう。
菓子箱
菓子箱は、横から見ると微妙に三角形をした箱になります。上部の開いている口がわずかにつぼみ、かわいいフォルムがおしゃれ感を引き立たせてくれます。和風柄の折り紙で折ったら、小さな和菓子を入れるのもステキ。外国語の文字が入った新聞紙調の折り紙を使ったら、クッキーなどを並べてもおしゃれですよね。
1 折り紙の表側を上にして半分に折る。
2 開いて反対側にも半分に折って折り目を付ける。
3 元に戻し、折り紙の裏面を上にして三角形に折る。
4 折り目を付けたら開いて反対側にも三角形に折る。
5 折り紙の裏側を上にして、折り目に沿って折りたたむ。
6 折り紙の角を反対側の角に向かって折っていく。
7 6をひっくり返し、裏面も折っていく。
8 折っていない面をめくり、中心に向かって三角形に折っていく。
9 裏面も8と同じように折る。
10 8と9で折った個所を開き戻していく。
11 折り紙の角を中心に向かって2回折る。
12 裏面も11と同じように折る。
13 折っていない面をめくり、折り目のとおり三角形に折る。
14 上の先端を下の先端に向かって折り、先を小さく折り込む。
15 14で折った部分を開き、先端を少しだけ折ってから中に入れ込む。
16 反対側も15と同じように折る。
17 箱の底にあたる部分に折り目をつけ、中を開いて立体的にしたらできあがり。
作り方で注意する点は?
折り紙の向きを間違えないように注意しましょう。折りはじめは折り紙の表側を上にします。折り紙を作る際、角をキレイに折るために、折り目をつけることがあります。なるべく角と角がピッタリと重なるように折って、できあがりがおしゃれでかわいいものになるようにしましょう。
角箱(角香箱)
四方にふたのような角のある箱が角箱です。角香箱(つのこうばこ)と呼ばれることもあって、江戸時代に流行していた香道の道具を入れる箱なのだとか。旧来の使い方でポプリなどを入れておくのもおしゃれですし、お菓子や小物を入れてかわいいインテリアとして活用させるのもいいですね。
1 三角形に2回折る。
2 折った部分を開いて四角形を作る。
3 折り紙の角を下にして、中心線に向かって三角形に折る。
4 先が長い方を上にして、すべての角を開いていく。
5 開いた面を半分に折っていく。
6 すべての先端を手前に折っていく。
7 中をていねいに開き、立体的に形を整えてできあがり。
作り方で注意する点は?
わりと作り方は簡単です。折ったところを広げるときなど、角がしっかりと重なるようにていねいに折っていきましょう。手を抜いてしまうと、仕上がりが微妙に汚く見えてしまいます。最後に立体に広げるとき、折り紙を破ってしまわないように気をつけましょう。角香箱は両面折り紙を使ってもおしゃれに仕上がります。
ひな祭りに使える三方
三方とは足がついた箱のことで、ひな祭りの飾りにも使えるかわいい箱です。普通の箱ばかりではつまらないので、ちょっとおしゃれに本棚に飾ったり、小物を入れたりして使いたいですね。和柄の折り紙を使うと、ひな祭りのときに引き立ちます。外国の方に日本の文化を説明するのにも役立ちますよ。
1 三角形に折って開く。
2 中心に向かって四方を折る。
3 そのまま長方形に折って折り目を付ける。
4 戻して今度は三角形に折って折り目を付ける。
5 折り目をたたみ、小さな四角形を作る。
6 折り紙の角を上にして、袋の部分を開いて長方形を作る。
7 6で開いた角を中心で押さえ、角をさらに開いて小さな三角形を作る。
8 折っていない面をめくり、下の先を小さく折り、ハート型を作る。
9 8を横にして、開くすべての面を中心に向かって折る。
10 さらに下の三角の部分を上に2回折り、王冠のような形にする。
11 そのままていねいに開き、立体的に形を整える。
作り方で注意する点は?
三方の作り方で気をつけたいのは、かなり小さく折っていくので、うまく折れなくなってしまうところ。それでもていねいに折っていかないと、立体的に広げたとき、ずれてしまったり、切れてしまったりしてしまいます。指が入りにくいところは、爪楊枝などを使うのも手。うまくできなくてイライラしないように。
ハートの箱
バレンタインデーだけではなく、大切な人に気持ちを伝えるためにアイテムとしても大活躍するハートの箱。いろいろなバージョンのハートがありますが、ふたを開くと立体的なハート型になるタイプの箱の作り方をご紹介します。ハートに気持ちを託して、さっそく作りましょう。
1 折り紙を半分に切って長方形をふたつ作る。
2 半分に折り、さらに外に向かって折り、長方形を作る。
3 折り目を付けたら開き、中心をつまんでさらに折り目を付ける。
4 横長に半分に折って折り目を付け、さらに折り目に向かって折る。
5 ふたたび開き、表を上にして、3分の1で折る。
6 ひっくり返し、下の角を折って折り目を付け、反対側も同様に折る。
7 角を折ってさらに折り目を付け、中心に向かって細長い長方形に折る。
8 半分のところで内側を開くように手前に折る。
9 右側の角を内側に入れこみ、さらに横の角も手前に折り込む。
10 左側は中心に向かって折る。
11 折った面を上に向かって折る。
12 反対側も8のように内側を開くように手前に折る。
13 左側の角を内側に入れこみ、さらに横の角も手前に折る。
14 右側は中心に向かって折る。
15 折れる面を開き、角を中心に向かって小さく折っていく。
16 15で折った袋の部分を開き、角を折り、角を中心に向かって折る。
17 16で折った面をめくり、角を折ってハート型を作っていく。
18 15~17を繰り返す。
19 ハートを開くと、ふたが平面になり、開くと立体的な箱になります。
作り方で注意する点は?
ハートの箱では、折り目を細かく付けていきます。かなり細かいところがありますので、はじめてハートの箱を作る際は、大きな折り紙やチラシなどで練習することをおすすめします。とくにハートのふたを作るとき、わかりにくくなるところがありますのでゆっくり折っていきましょう。
ハートの箱にはバリエーションがあり
ふたの部分がハート型になっていて、開くことのできるハート型の箱をご紹介しました。ほかにも、箱を立体的に作っていく最後の仕上げで、ハート型を作っていく作り方もあります。ただ、箱の中にメッセージを添えて、相手に気持ちを伝えるには、こちらのハート型の箱は有効です。ぜひトライしてみて。
ギザギザボックス
サメの歯のようなギザギザの形のふたがあしらわれた箱がギザギザボックス。両面折り紙を使うと、おしゃれでかわいいステキな箱に変身します。しかも作り方はとても簡単。1枚の折り紙で作れます。オリジナリティあふれるギザギザボックスを目にしたら、興味を持たれる方もたくさんいらっしゃるのでは?
1 三角に折り、折り目をつける。
2 角を髪の中心に折り、四角を作る。
3 裏に返し、2と同じように角を中心に折っていく。
4 中心の折り目を辺に向かって折っていく。
5 裏にひっくり返し、中心の折り目を外に向かって折る。
6 先端を内側に小さく折り込み、広げてギザギザを作る。
7 袋になっている部分を立体的に膨らます。
8 ギザギザした部分を整えればギザギザボックスのできあがり。
作り方で注意する点は?
ギザギザの箱でポイントになるのは、ギザギザの部分を作るところです。細かく折り込んでいかないと、キレイなギザギザができませんので、ていねいに作っていきましょう。作り方は簡単ですが、最後に立体的に膨らますとき、雑に行うとギザギザの部分がきれいに見えなくなりますので要注意。
折り紙2枚で作るふた付きの正方形の箱
2枚の折り紙で作ります。内側に入る箱と外側に出す箱は、少しだけ折り目を変えて作り、違いを表現すると、おしゃれでかわいい小物入れの箱となります。ふたの部分は大きさを変えて、ふたとして使いやすくすることも大切。大きさを変えないとふたとして作った箱がうまく入らなくなることもあります。
1 縦に折って折り目を付け、中心に向かって角を折る。
2 長方形を作るように横長に折る。
3 2を戻し反対の辺も同じように折る。
4 2つの角だけ残して元に戻し、中心に向かって折ってから横に折る。
5 三角の部分を手前に2回折り込む。
6 4まで戻し、折り目に合わせながら箱を作っていく。
7 2枚目の折り紙も1のように縦に折り目を付け、中心に向かって折る。
8 2つの角だけ折ったまま、ほかは元に戻し、裏返す。
9 残りの角を中心に向かって折る。
10 長方形になるように中心に向かって折るとき2㎜ほど間を開ける。
11 10を元に戻し、ほかの辺も同じように2㎜ほど残して中心に折る。
12 2つの角だけ折ったまま、ほかは元に戻す。
13 中心に向かって長方形を作り、折り目に沿って箱を作っていく。
作り方で注意する点は?
2枚の折り紙で作る箱のポイントは、ふたになる方の箱を少し大きく作る点です。1枚目の折り紙で箱を作ったら、2枚目の折り紙でふたを作る際は2㎜ほど大きくすることを忘れないようにしましょう。また、この箱も折り目をつけて折っていきます。折り目を丁寧に折らないと、仕上がりがまとまりません。
折り紙1枚で作るふた付きキューブボックス
ふたが付いたかわいい箱は折り紙1枚で作れます。15cm四方の普通サイズの折り紙で作ると、だいたい2.5cm四方の小さな箱ができます。小さなプレゼントやちょっとした小物を入れるおしゃれな箱になりますよ。作り方を知っておけば、いつでも簡単に作れるのでしっかりと覚えておきましょう。
1 縦半分に折って折り目を付ける。
2 折り目に沿って中心に折る。
3 3分の1の幅の長方形に折って折り目を付ける。
4 2つの角だけ折ったまま、ほかは元に戻し、箱を作っていく。
5 箱の1辺を作り、のりで軽く押さえる。
6 反対側の辺は、ふたに当たる部分をのりづけして押さえる。
7 きれいにふたが締まるように形を整えてできあがり。
作り方で注意する点は?
折り目を付けた後、箱を作っていくところが少し難しいかもしれません。ふたではない部分はしっかりとのり付けし、ふたの部分は箱の辺にならないように区別する必要があります。折り紙の大きさを調整して、作りたいサイズの箱が作れるように、ちらしなどで練習するといいですよ。
【挑戦】複数の折り紙を使う箱の作り方
複数の折り紙を使う箱は、作り方としてやっぱり難易度が高くなります。手間も増えていくため、ていねいに作っていくことが大切。使い道として、単なるゴミ箱としては使いたくないという気持ちになりますが、テーブルのちょっとしたゴミを入れるおしゃれでかわいいゴミ箱として使うのもありです。
折り紙8枚で作る八角形の箱
8枚の折り紙で作る八角形の箱は、同じパーツを8つ作り、それを組み立てていきます。パーツ自体はさほどむずかしくはなく、組み立てていくのが少し複雑かもしれません。とはいえ、不可能ということではないので、気楽に作っていきましょう。できあがると、かなりゴージャスでおしゃれな箱になります。
1 三角形に折って折り目を付けて、元に戻す。
2 中心に向かって折っていく。
3 上下を広げ、下の角を上の辺にそろえて折る。
4 向きを変えて外の辺を斜めに折る。
5 ひっくり返し、中心を横に折る。
6 5を広げて線のところまで斜めに折ってもとに戻す。
7 向きを変え、底に折り目を付けて、元に戻す。
8 両辺がきれいに付くように折っていく。
9 白い部分を半分に折る。
10 1~9を8回繰り返す。
11 部分的にのり付けする。
12 各パーツの右側に左端をはさんでいく。
13 最後のパーツは最初のパーツとつなげる。
14 中心の部分を押さえながら箱をしっかりと入れ込んでいく。
15 中心の飛び出ていた部分を中にしまえばできあがり。
作り方で注意する点は?
各パーツはさほど難しくないとはいえ、簡単にできるものでもありません。作り方をしっかりと確認して、きれいに折っていきましょう。8パーツを差し込んでいくため、4パーツごとに色を変える、2パーツごとに色を変えるなど、さまざまな方法があります。使い道はいろいろありますので、覚えておくと便利。
折り紙4枚で作る正方形の箱
折り紙の箱作りに慣れてきたら、徐々に難しい箱作りにも挑戦してみましょう。折り紙4枚で作る正方形の箱は、まず4枚のパーツを作っていき、4枚のパーツを組み立てていきます。パーツを作る際、作り方を参考にていねいに進めていきましょう。うまくできたら、立体に組み立てる際、かわいい小物入れができあがります。
1 折り紙を縦半分に折って折り目を付ける。
2 中心に沿って横長に折り目を付ける。
3 角を内側に折り込み、反対側の辺に合わせて折る。
4 残りの角を内側に折って折り目を付け、反対側を中心に向かって折り込む。
5 角度を変えて角と角を重ねる。
6 斜めになるように途中まで折り、中心から手前に倒す。
7 1~6までを4つ作る。
まずは四角の箱のパーツを作っていきます。左右対称に折っていくのではないので、少しやっかいですが、ていねいに作っていきましょう。長方形に折って折り目を付けるところからはじまります。最後に差し込む部分を作るところが少しわかりにくいかもしれません。ビデオを参考に、ゆっくりと作れば作れますのであきらめずにやってみて。
1 組み立てたパーツを両手に持つ。
2 先の尖った部分に三角形に開いている部分を差し込む。
3 このとき、右手に持った部分を左手に持ったパーツの内側に差し込む。
4 残りのパーツも2の要領で差し込んでいく。
5 最後は下に出ていた部分を内側に入れて、2と同じように差し込む。
6 仕上げに箱の内部を内側に入れて整えればできあがり。
こちらは箱の底が蝶の形になるオーソドックスな箱の組み立て方です。立体に組み立てていくとき、パーツの向きなどに気をつけて、ていねいに組み立てていきましょう。ビデオを参考に組み立てていけば、わりと簡単にできます。ポップな色の折り紙を使ったら、とてもかわいい小物入れになりますよ。
1 組み立てたパーツを両手に持つ。
2 先の尖った部分に三角形に開いている部分を差し込む。
3 向きを変えて、2と同じ要領でパーツを差し込んでいく。
4 最後は下に出ていた部分を内側に入れて、2と同じように差し込む。
5 仕上げに箱の内部を内側に入れて整えればできあがり。
こちらは箱の裏側が卍の形になる組み立て方です。シャープでオリジナリティあふれる組み立て方なので、挑戦してみてください。家のインテリアによっては、テーブルの上に置いてゴミ箱に使うのもおしゃれです。立体に組み立てていくのがいささかわかりにくかもしれませんが、ビデオの説明のとおりにやっていけば簡単にできますよ。
作り方で注意する点は?
ご紹介した折り紙4枚で作る正方形の箱は、パーツの作り方が少しむずかしいかもしれません。折り目をしっかりと折ってていねいに作ると、立体に組み立てていく際に簡単に作業することができますし、できあがりもきれいに仕上がります。よくわからなくなっても、イライラしないでゆったりとした気分で、楽しみながら作っていきましょう。
折り紙2枚で作る六角形の箱
六角形の箱と聞くと、折り紙6枚で作るのではないかと思われますが、実は折り紙2枚でできる作り方があります。四角形の箱とちがって特別な印象があるので、おしゃれでかわいい宝物箱にもなります。箱の部分とふたの部分をふたつ作ります。作り方は少しわかりにくいかもしれませんが、ビデオを参考にさっそく作ってみましょう。
1 折り紙の表を上に長方形に折って折り目を付ける。
2 1を開き、中心に向かって長方形に折って折り目を付ける。
3 角を折り目を参考に細長い三角形に折る。
4 折り紙をひっくり返し、3で折った三角形の角に合わせて長方形に折る。
5 すべて元に戻し、向きを変えて折り紙の裏を上に長方形に折る。
6 角を折り目に沿って三角形に折り、再び元に戻す。
7 折り紙を半分に折り、折り目に沿って三角形を下り、再び元に戻す。
8 折り目に沿って角に三角形の折り目を4つ作る。
9 中心に向かって半分に折り、残った角を三角形に折る。
10 反対側の角は別の折り目に合わせて三角に折り、角を開いて合わせる。
11 残った角を小さく折り、折り目に沿って縦に軽く折り、内側を開く。
12 それぞれの角を内側に折り込みながら、六角形の半分を作っていく。
13 最後に残った部分を内側に軽く折り、形を整える。
14 1~13を2枚目の折り紙で作る。
15 ふたつのパーツを重ね、先に挟み込む。
16 重なる部分は表の紙で隠すように中に折り込んでいく。
17 最後に六角形を整えればできあがり。
六角形の箱を作る際、折り目を細かくつけていくことからはじめます。折り目のつけ方が少し複雑ですが、ビデオのとおりにやっていけば間違えることはありません。折り目を付け終わったら、パーツを作っていきます。折り目に従って作るのでそう難しくはありませんが、六角形に作り込むところが少しわかりにくいかもしれません。
1 三角形に折って折り目を付ける。
2 中心に向かって角を下り、裏に返して対角の角を折る。
3 再びひっくり返し、そのまま中心まで三角形に下り、左右の角を小さく折る。
4 2で折った角を開き、上の角を下に折る。
5 さらに下半分を長方形に折って折り目を付ける。
6 向きを変えて中心に向かって長方形に折る。
7 元に戻し、向きを変えて縦半分に折り、角を斜めに折る。
8 裏に返して折り目に合わせて横に折る。
9 ひっくり返して折り目を元に戻し、再び半分に折る。
10 角を折り目に合わせて折り、ひっくり返して角を折る。
11 折った部分を広げ、折り目に合わせて辺を折る。
12 裏に返して角を折り、折り目に合わせて六角形を作っていく。
13 ふたの上の重なる部分を整える。
14 1~13を2枚目の折り紙で作る。
15 ふたつのパーツを重ねて、先を挟み込む。
16 ふたの上の重なる部分を互いにひっかける。
17 ふたの裏側から、重なる部分を隠すように折り込んでいく。
18 最後に六角形を整えればできあがり。
折り紙2枚で作る六角形の箱のふたも、たくさんの折り目を付けて折っていきます。折り目のつけ方も複雑ですし、ふたつのパーツを重ねるのもいささか難しいのですが、あきらめずに挑戦してみましょう。箱ができあがったら、かなり高級感あふれるかわいい箱になります。家のデコレーションにもプレゼントにもいろいろな用途で使えます。
作り方で注意する点は?
作り方が複雑ですが、落ち着いて順を追って作ってみること。かなり高度な折り紙なので、うまくできないことにイライラせず、チラシなどの紙を利用して何度か練習してみましょう。うまくできたらいろいろな用途を楽しめるので、あきらめずに最後まで挑戦してみてください。
【便利】チラシなどの長方形の紙でゴミ箱を作る方法
折り紙で作る箱よりも、さらに実用的でリーズナブルなのが、チラシを使った箱作りです。チラシなどのように長方形の紙で作る方法を知っておくと、サイズの大きなゴミ箱が簡単にできます。長方形の箱は口が広いため、食べ物の皮や殻をパッと捨てることもできる上、使い道がないチラシの再利用法としても最適です。
簡単!取っ手のついた箱の作り方
長方形の紙を使った取っ手のついた箱。わりとよく作られる形の箱となります。作り方も簡単で、新聞紙やチラシ、使い古した長方形の紙などを利用すると、リーズナブルにできあがります。使い古した包装紙などで作ると、かわいいテーブル用のゴミ箱になります。薄い紙の場合、重ねて作るという手もあります。
1 チラシを縦半分に折る。
2 さらに半分に折る。
3 折った部分を開く。
4 反対側も折った部分を開く。
5 紙をめくり、中心に向かって折る。
6 口になる部分を2回折る。
7 ひっくり返し、5~6を繰り返す。
8 底にあたる部分に折り目を入れて、口を立体的に開けばできあがり。
キッチンなどの簡易ゴミ箱に!深さのある箱の作り方
チラシなどの長方形の紙を使って、深さのある箱を作ります。硬い素材の紙を使うと、しっかりとしたゴミ箱になります。深さがあるので、キッチンなどのゴミ箱としても活躍できます。オフィスなどでゴミ箱が必要になったら、A4の用紙を使っても簡単に作れます。作り方を知っておくといつでもどこでも作れますのでぜひ覚えてしまいましょう。
1 長方形の紙縦半分に折る。
2 折り目に向かって縦に折って折り目を付ける。
3 開いて半分に再び折る。
4 角を三角形に折る。2枚が離れる角は1枚目だけ折る。
5 向きを変えて三角形の辺に沿って縦に折る。
6 5を開いて横に折り目を付け、角を口に合わせて折る。
7 折り目に合わせながら立体を作っていく。
8 最後に残った部分を挟み、形を整えたらできあがり。
長方形の箱の作り方
横に長い長方形のゴミ箱は、使い捨てで使えて便利です。少し厚底になっているため、多少、ぬれても安心です。新聞紙やチラシなどで気軽に使え、汚れたらすぐに捨てられるので、使い勝手がとてもいいですね。おしゃれに使いたい方は外国の新聞紙などを使ったり、かわいい包装紙を使うのもおすすめ。
1 キッチン用の箱は、紙を横にして中心に向かって左半分を折る。
2 折った部分を3分の1折り、残りの面の中心に向かって半分に折る。
3 左を開き右側を折り目に沿って折る。
4 さらに右側を半分に折る。
5 4を縦に折って折り目を付ける。
6 開いて折り目に向かって縦半分に折る。
7 角をすべて小さく三角形に折る。
8 中心に向かって2回折る。
9 反対も7~8を繰り返す。
10 立体的に開くと長方形の箱になるので、形を整えてできあがり。
11 テーブル用の箱は、半分に折って2枚にした新聞紙かチラシを使う。
12 紙を横に置き、1:2ぐらいの割合で、右はしっかり折り、左は軽く折る。
13 右で折った折り目に合わせて左側を折る。
14 左で折った折り目に合わせて右側を折る。
15 14の折った縁に合わせて左側を折る。
16 15の折った縁に合わせて右側も折る。
17 5~10で箱を仕上げる。
キッチン用とテーブル用の長方形の箱の作り方です。はじめの部分が少し違いますが、基本的にはだいたい同じ作り方で仕上げていきます。長方形の箱ができあがったら、角を折りたたんでストックしておくと、いつでも使えて便利。長方形は口が広いので使いやすいし、チラシや新聞紙なので気兼ねなく使えます。日々の生活アイテムにぜひ。
簡単便利な箱を作って、生活を便利にしよう!
折り紙やチラシなどを使って簡単にできるおしゃれでかわいい箱づくり。小物入れやラッピング用の箱は、折り紙などの正方形の紙を使って、キッチンなどで活躍しそうなゴミ箱は、新聞紙やチラシなどの長方形の紙を使って、楽しく作れることがわかりました。折り紙は100均でも購入できますので、気軽に生活を便利にしていきましょう。