おばけの絵本おすすめ人気15選!子供も夢中になれる名作揃い!

おばけの絵本は早く寝かしつけられるものでもありますが、年齢や興味に合った絵本を選ぶことで子供の感情表現を育めるというメリットもあります。1歳・2歳向け、3歳・4歳向け、5歳・6歳向けの年齢別、更にハロウィン・クリスマス向けのおすすめおばけ絵本をご紹介します。

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目次

  1. 1子供が夢中になる人気のおばけ絵本はどれ?
  2. 2【子供におすすめのおばけ絵本①】1歳・2歳向け
  3. 3【子供におすすめのおばけ絵本②】3歳・4歳向け
  4. 4【子供におすすめのおばけ絵本③】5歳・6歳向け
  5. 5【子供におすすめのおばけ絵本④】ハロウィン・クリスマス向け
  6. 6おばけの絵本は子供の創造力・思考力を育む1冊を選ぼう!

子供が夢中になる人気のおばけ絵本はどれ?

本

子供にとっておばけは未知の世界の「ワクワク」するものです。見た目がちょっと怖いけど、何だか気になる!と子供の創造力をかき立ててくれるのがおばけの絵本のメリットと言えます。今回は子供が思わず夢中になる少し怖くてでもかわいい、おすすめのおばけ絵本を年齢別にご紹介します。

【子供におすすめのおばけ絵本①】1歳・2歳向け

体や言葉の発達がめざましい1歳・2歳に選ぶ絵本は、文章量が多くなく視覚的に分かりやすいものがおすすめです。見ているだけで楽しいという絵本だと1歳・2歳頃のお子さんでも集中しやすいですよ。また1歳・2歳頃のお子さんに読み聞かせをする絵本は文章にリズム感のあるものもおすすめです。この年頃からたくさんの絵本に触れることで感情表現が豊かになるとも言われているので、色々な絵本に触れさせてあげましょう。

①こわめっこしましょ

こちらは1歳・2歳頃のお子さんが見やすいイラストのおばけ絵本です。ページごとにひとつ目小僧や魔女、鬼など様々なおばけが登場し「こわめっこしましょ」と言うのです。ひとつ目小僧は「べえ~」、ゾンビなら「ゾビゾビ」などおばけごとに表情や言い回しが異なり面白いです。1歳・2歳頃はパパやママの表情を真似るのが好きな年齢でもあるので、パパママがおばけの顔マネをしてあげると喜ぶでしょう。

②おばけとホットケーキ

こちらはホットケーキなどおやつが好きな1歳・2歳頃のお子さんに人気の絵本です。主人公は4人のかわいいおばけ達です。このおばけ達がコックになりホットケーキの作り方を教えてくれます。ホットケーキに必要な材料を一緒に探したり、ホットケーキを裏返したりなど読む子が一緒に料理出来るようなしかけ絵本でもあります。カラフルなおばけで全く怖くない見た目なので、1歳・2歳のお子さんも楽しめるおすすめの絵本ですよ。

③ねないこだれだ

こちらはおばけの絵本の中でも有名な1冊ですね。タイトルの通り、おばけが寝ない子を探しおばけの世界へ連れて行ってしまうというストーリーです。1ページごとの文章量はかなり少なく、イラストで「寝ないとおばけが来るぞ~」という事を暗示するような流れとなっています。1歳・2歳頃のお子さんでも集中しやすい長さです。

一見するとちょっと怖いお話?と思われがちですが、子供は意外とおばけの世界に興味深々なものです。「早く寝ないと連れて行かれちゃうよ!」と言わず「早くお布団に入ったらおばけの世界へ行けるかも!」とお子さんがワクワクするように言うとすんなり寝てくれるかもしれませんよ。

④ばけばけばけばけ ばけたくん

こちらの絵本はリズミカルな文章で1歳・2歳頃のお子さんが引き込まれやすくおすすめの1冊です。物語はおばけのばけたくんが台所に忍び込み、色々な食べ物を食べてしまうというストーリーです。見どころとしてはばけたくんが食べ物を食べると、その食べ物に化けてしまうというところです。色々なものに化けられるというのがおばけらしいですね。絵もかわいいので1歳・2歳頃のお子さんでも怖がらずに見られますよ。

【子供におすすめのおばけ絵本②】3歳・4歳向け

語彙力が一気に伸びてくる3歳・4歳頃は、ページ数が少し多めのおばけ絵本で語彙のバリエーションを増やしていくのがおすすめです。ただストーリーが複雑なものだと3歳・4歳頃にはまだ理解が難しいので、シンプルな内容の絵本がおすすめです。また、周りの物事やお友達に興味を持ち自分で考える力も付いてくる年齢なので、読み聞かせた後に想像が広がるようなファンタジー要素が強いおばけ絵本も良いでしょう。

①おばけのてんぷら

こちらはおばけと天ぷらという一見無関係なものが登場する面白い絵本です。主人公のうさこは食べることが大好きで、経も材料を探しに山へ出かけます。そこで美味しそうな天ぷら入りのお弁当を食べている猫に会います。うさこはそれを分けてもらい食べてみると美味しい!

うさこは天ぷらの作り方が書かれた料理本を猫に借りて、さっそくお家で作ることにしました。楽しそうに天ぷらをあげるうさこの元に、匂いにつられたおばけがやってくるのです。おばけは何をするのでしょうか?

この絵本のおばけは怖いものではなく、ちょっぴりお茶目なおばけとして描かれています。また天ぷらを作る手順も分かりやすく描かれており、料理に興味がある3歳・4歳頃のお子さんにおすすめです。

②おばけマンション

こちらはどこか憎めないかわいいおばけたちがたくさん登場する絵本です。おばけマンションには普通のおばけとは違うおばけばかり住んでいます。包帯が足りないミイラや入れ歯で弱弱しいドラキュラ、骨がバラバラのガイコツなど全く怖くないおばけばかりなのです。

そんなおばけマンションに住む魔女の元に、ある男の子と女の子が訪ねて来ます。しかし2人は魔女の魔法にかけられてしまい、なんと頭がカボチャに!何とか元に戻してもらおうと再び魔女の家へ向かうと「戻すにはドラゴンの涙がいる」と言われます。果たして2人はドラゴンの涙を手に入れて元に戻れるのか?

文章も長すぎず3歳・4歳頃のお子さんでも最後まで集中出来ます。こんなおばけだったら会ってみたいな!と子供が考えられるような人気の絵本です。

③おばけのバーバパパ

こちらはおばけと言うより「バーバパパ」というキャラクターとして広く知られている絵本ですね。物語はおばけのバーバパパが、ヒロインのフランソワのお家の庭で生まれたところから始まります。大きなピンク色で見た目がちょっと変わっているバーバパパは、どこに出かけても厄介者扱いされます。お友達を作りたくても方法も分からないのです。

寂しい日々を過ごしていたある日、街で火事が起きます。燃える建物を見たバーバパパが取った行動とは?丸くてかわいい見た目から、バーバパパがおばけだと知らないお子さんも多いのではないでしょうか。この絵本は、見た目が人と違ってもそれぞれに活躍出来る場所があるんだと教えてくれます。

お友達との関わりが深くなる3歳・4歳頃のお子さんにも分かりやすく、個性を尊重する大切さや思いやりを持つことが学べるおすすめの絵本ですよ。

④おばけがぞろぞろ

こちらは様々な種類のおばけが出てくるので、眺めるだけでも楽しい絵本です。主人公のおばけのぞぞまるは、ある日お友達のおばけと一緒に遊ぼうと考えます。そこでお友達たちを探しに行こうとするのですが、あれ?お友達はどこにいるのでしょうか?ぞぞまると一緒に探してみましょう。

ぞぞまるのお友達は色々な場所に隠れており、次はどこにいるのかな?とどんどんページをめくりたくなる絵本です。お友達の名前がかわいい点も見どころの1つですよ。

【子供におすすめのおばけ絵本③】5歳・6歳向け

3歳・4歳頃のお子さんにも増して、思考力が付いてくるのが5歳・6歳頃のお子さんです。自分で絵本を読めるお子さんも中にはいるでしょう。5歳・6歳頃のお子さんにはストーリー性があり、読んだ後にパパママと感想を言い合えるようなおばけ絵本がおすすめです。また5歳・6歳頃のお子さんには、大人が説明するのが難しい事柄を理解出来るようなおばけ絵本も良いでしょう。

①おばけのケーキ屋さん

こちらはメッセージ性も高く、様々な事を理解できる力が身に付いてくる5歳・6歳頃のお子さんにおすすめの絵本です。主人公は見た目もかわいい1人のケーキ屋さんを営むおばけです。このおばけは人を怖がらせるのではなく、美味しいケーキを食べさせてびっくりさせるということをしています。

ある日、ケーキ屋さんに1人の女の子がやってきました。いつもの通り美味しさにびっくりしてくれるだろうと思っていましたが、なぜか女の子はびっくりしてくれません。「パパが作るケーキくらいの美味しさ」と言います。怒ったおばけは女の子に月1回ケーキを食べに来るように言い何度も食べさせますが、女の子は「パパと同じくらい」と言うのです。

月日は流れ女の子は結婚する年頃になります。そして遠くに行ってしまうと言うのです。おばけは最後にして最高のケーキを女の子に食べてもらうべく、結婚式の会場へケーキを持っていくのです。しかし、昼間は出られないおばけは陽を浴びて消えてしまいます。おばけが作った最高のケーキを食べた女の子が口にしたこととは?

大切な人を想う気持ちや一緒に過ごせる奇跡、思いやりの気持ちも育めるおすすめの絵本です。

②おばけパーティ

こちらの絵本は「おばけの世界ではこんなパーティやってるんだ!」と想像するのが楽しい1冊です。様々な事に興味を持ち、自分で考える力が付いてくる5歳・6歳にぴったりのおばけ絵本です。主人公はアンリという名前のおばけです。ある日アンリはお友達のおばけを招いてパーティを開くことにしました。

料理やカクテルを作ったりでアンリはパーティ直前まで大忙し。いよいよパーティが始まるとおばけ達の体に不思議な事が起こります。緑色のカクテルを飲むと体が緑色に変わり、サラダを食べると体がモサモサになります。料理や飲み物によっておばけの体が七変化するのです!果たしておばけが最後に変身する姿は?

かわいい見た目と体の色が変化するというストーリーで、おばけの世界は面白そうなだな!と思わず考えてしまう人気の絵本です。

③おじいちゃんがおばけになったわけ

こちらはキャラクターらしきおばけは登場せず、死んでしまったおじいちゃんがおばけという少し切ないお話です。主人公はエリックという名前の小さな男の子。ある日、エリックの大好きなじいじが死んでしまいました。周りの人達は「じいじは土になったんだ」「天使になったんだ」などと言うけれど、いまいち理解出来ません。

じいじのお葬式の日の夜、エリックの部屋にじいじがやって来ました。じいじはおばけになってしまったのです。じいじもなぜ自分がおばけになったのか分からず2人で「おばけの本」を読むことに。どうやらこの世に忘れ物があるとおばけになってしまう、ということが分かりました。そこでその忘れ物を探しに行こうということになります。果たしてエリックとじいじは忘れ物を見つけることが出来るのでしょうか?

5歳・6歳頃になると「死」とはどういう事なのか、死んだらどこに行くのか?何になるのか?ということを漠然と考えてしまう年齢です。本当の意味では「死」がどういうもので、死んだらどこに行くのか?という事は大人でも分からず説明も難しいと思います。この絵本は死という理解が難しい事柄を、おばけのじいじを通して教えてくれるおすすめの1冊です。

④おばけやしきへようこそ

こちらはおばけらしさが満載のおばけ経ちがたくさん出てきます。ある森の中に様々なおばけが住む大きなお化け屋敷がありました。そこにはトロルや緑色をした怪物、不気味な魔女などが住んでいます。ある夜、そんなお化け屋敷に迷子になった女の子が「1晩泊めてもらえませんか」とやって来ました。

珍しい人間の尋ね人にびっくりしつつ、魔女は怖がらせようと変な匂いのするキッチンへ案内します。そこで怪しげなスープを飲むように勧めますが、女の子は普通のパンとミルクが欲しいと言います。食事が終わると廊下では緑色の怪物が待っており、女の子の腕を掴みました。すると女の子は怖がるどころか「手を洗ったほうが良いわよ」と言うのです。

その後も色々なおばけ達が女の子を怖がらせようとしますが、女の子はクールな態度。果たして女の子を怖がらすことが出来るおばけは現れるのでしょうか?そして女の子はお家に帰れるのでしょうか?

おばけ達を怖がる事無く淡々としている女の子が何だか面白くクスっと笑える絵本です。「〇〇ちゃんなら1人で行けるかな?」と読み終わった後に是非お子さんに感想を聞いてみましょう。

 

【子供におすすめのおばけ絵本④】ハロウィン・クリスマス向け

おばけと言えばハロウィンやクリスマスを思い浮かべる方も多いと思います。おばけの絵本を通してハロウィンやクリスマスの理解を深めるのはいかがでしょうか?面白くてちょっぴり怖い、ハロウィンやクリスマスにぴったりのおばけ絵本を集めました。

①ハロウィン ドキドキ おばけの日

こちらはハロウィンがどんな日なのかを男の子とおばけを通して学べる絵本です。主人公のレイは大の怖がりでハロウィンも大嫌いです。周りのお友達が楽しそうに仮装の準備をしているので、仕方なく地味でちょっとかわいいおばけの仮装をすることにします。

その夜、レイが作った仮装そっくりのおばけが目の前に現れます。何とそのおばけも怖がりで気が弱い性格。おばけはドラキュラのブルードに人間の血を集めて来いと脅されたんだそうです。性格がそっくりな2人はすぐに仲良くなり、一緒にハロウィンの飾りであるジャックオーランタンを作ります。するとジャックも喋り出し、3人でブルードをやっつけることに!果たして3人はブルードを倒せるのでしょうか?

保育園や幼稚園に入園する3歳以降になるとハロウィンに興味を持ちだすお子さんも多いと思います。この絵本はハロウィンとは何か、ハロウィンの飾りの作り方などハロウィンに関する様々な事を楽しく学べる人気の1冊です。

②クリスマスのおばけ

こちらはおばけの絵本というジャンルではとても有名な1冊です。クリスマスは人間にとってあたたかくて楽しいものです。しかし、おばけの子供にとってはプレゼントもごちそうも無くてつまらないもの。そんなおばけがかわいそう、と考えたママと女の子がおばけにプレゼントを用意してあげるのです。

クリスマスはおばけだって楽しんで良いじゃない、皆が楽しいと幸せが増すんだよと優しい気持ちを育めるおすすめの絵本です。

③おばけやしき

こちらはハロウィンやクリスマスに見て楽しめるしかけ絵本です。ページごとにさまざまなおばけがポップアップのしかけで登場します。文章量は少なめで、そのページのシーンを説明する程度の文章となっています。この絵本の見どころはしかけの精巧さですね。ただポップアップするだけではなく、動いたり音が鳴ったりするページもあるのです。大人も楽しめる人気絵本なので、是非お子さんと一緒に見てみて下さいね。

おばけの絵本は子供の創造力・思考力を育む1冊を選ぼう!

おばけの絵本は怖いもので早く寝かしつける為のアイテム、と考える方も多いと思います。しかし、おばけの絵本は寝かしつけの為のみではなく子供の豊かな想像力・思考力を育めるアイテムとも言えます。お子さんの年齢や興味に合うおばけ絵本で、お子さんの表現力を育てましょう。

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