2020年09月30日公開
2020年10月07日更新
日本のサスペンスドラマおすすめ15選!名作ミステリーが大集合
皆さんは普段サスペンスドラマを見ますか?海外ものにハマっている人も多いかもしれませんが、実は日本にもおすすめのドラマは数多く存在しています。今回は、名作ミステリーを含め日本のおすすめサスペンスドラマを15選ご紹介していきます。
目次
日本のミステリー・サスペンスドラマが面白い!
新しい生活様式が始まってからおうち時間が格段に増え、ドラマや映画を見る時間が増えた方も多いのではないでしょうか。話題の海外ドラマも見つくして、次は何を見たらよいかと悩んでいる方には日本のミステリー・サスペンスドラマがおすすめです。
海外の連続ドラマも面白いですが、実は日本のミステリー・サスペンスドラマにも質が高いものが多いのです。謎解き・推理を楽しめる作品が勢ぞろいしています。
今回の記事では、ランキングでも常連の日本のミステリー・サスペンスドラマを15本、厳選してご紹介していきます。昔懐かしい名作サスペンスドラマから、最近のミステリードラマまで登場しますので、是非参考にしてみてください。
日本のミステリー・サスペンスドラマの見所とは?
日本のミステリー・サスペンスドラマは、質が高く面白いとご説明しましたが、実際の見所とはどのようなものになるのでしょうか。ランキング上位に入ってくるような、面白いドラマには共通した魅力があるはずです。
こちらでは、日本のミステリー・サスペンスドラマの数ある魅力の中から、「種類が豊富」「謎解き・推理や人間ドラマが楽しめる」「意外なキャストが出演している」という点に注目してご説明していきます。
2時間ものから連続ドラマまで種類も豊富!
ミステリー・サスペンスドラマと聞くと、「火サス」「土ワイ」など、愛称で呼ばれるほど長く親しまれていた番組を思い浮かべる人が多いかもしれませんし、ナイトドラマ枠などの番組がお気に入りという方もいるでしょう。
日本のミステリー・サスペンスドラマの放送時間といえば、夜9時頃に事件が起こり、推理が進んで2時間で事件が解決という2時間ものが定番ですが、毎週1時間ずつの放映で、約3か月かけて謎解きをしていくという連続ドラマも数多くあります。
また、連続ドラマの中でも1話完結するタイプもあり、放送時間を見るだけでもミステリー・サスペンスドラマの種類の豊富さがうかがえます。
謎解きや推理、人間ドラマが楽しめる
連続ドラマでも1話完結タイプでも、謎解きや推理を楽しむことが出来るのが、ミステリー・サスペンスドラマの醍醐味です。
魅力的な人物が主人公として登場し、事件を解決していくのですが、その人物は切れ者の刑事だったり、弁護士・検察官という設定がおすすめランキングにも数多く登場しています。
しかし、主人公がごく普通の一般人である場合もあり、スリル・サスペンスやアクションだけでなく、人間らしさも垣間見ることが出来るのです。日本のミステリー・サスペンスドラマは人間ドラマが楽しめる作りとなっている点も見所の一つです。
意外なキャストが出演している
ミステリー・サスペンスドラマといえば、有名作家の名作が原作になっていることや、脚本・演出も大きな見所ですが、キャスティングも面白いドラマには重要です。
たとえば、お目当ての俳優・女優が謎解き・推理を繰り広げると分かれば、それだけでもドラマを見たいという気持ちになるのではないでしょうか。日本のミステリー・サスペンスドラマのランキングを見ても、話題の俳優陣が主人公として名を連ねています。
そして、出演陣の中には主人公だけでなく、犯人役や脇を固める重要な人物にも、意外な豪華キャストを迎えていることが多いのです。この意外なキャストを楽しみに、ミステリー・サスペンスドラマを見てみるのも面白いかもしれません。
【日本の名作】おすすめサスペンスドラマ15選
ここまで、日本のミステリー・サスペンスドラマの見所をお伝えしてきましたが、ここからは、ランキング常連のおすすめサスペンスドラマ15選をご紹介していきましょう。
シリーズ化や映画化された名作も多く含まれていますし、重厚感・ドキドキ感があるドラマだけでなく、ちょっと癖のある面白い作品もありますので、サスペンスドラマを選ぶ時の参考にしてみて下さい。
ストロベリーナイト
誉田哲也のミステリー小説である「姫川玲子シリーズ」が原作となった「ストロベリーナイト」。自身も性被害にあった過去を持つ姫川玲子が、ノンキャリアから捜査一課の班長となり、部下たちとともに猟奇事件を推理し解決していく物語です。
強さと弱さを併せ持つ姫川玲子が直感と行動力をもって、謎解きをしていく姿が物語の魅力となっており、そんな姫川を慕う部下たちとの人間模様も描かれています。
2010年には竹内結子主演の2時間枠スペシャルドラマとして放映され、評判となった同作は2012年には連続ドラマとしてスタートしました。2013年には映画化され、2019年には二階堂ふみ・亀梨達也のW主演でリメイク版が作成されるほど人気のある名作です
砂の器
「砂の器」とは、読売新聞にて1960年5月から1961年4月まで連載された、松本清張の名作を元に作成された人間の宿命を父子の姿を通して描いたミステリーです。1973年に丹波哲郎・竹脇無我・森田健作・島田陽子などを擁して映画が作られました。
その後も、田村正和・玉木宏や東山紀之・中島健人などを主演に迎え、何本もドラマ化された名作で、もちろんサスペンスドラマランキング上位に食い込んでくる作品です。
2004年放送のドラマでは、現代風にアレンジが加えられています。中居正広演じる新進気鋭のピアニストを主人公に据え、原作にはないオリジナルキャラクターを松雪泰子が演じています。それぞれのドラマを、時代の変遷と共に見比べてみるのも面白いかもしれません。
アンナチュラル
2019年12月に放送が始まった「アンナチュラル」は、比較的新しいミステリードラマ。人気女優の石原さとみが法医解剖医ミコトを演じ、不可解な死因に挑んでいきます。
ミコトは死の裏に隠された事件を推理しますが、家族との関係に悩み、友達ともケンカして恋もする普通の女の子です。そんなミコトが謎解きをしていく姿が人気となった、面白いサスペンスドラマです。
Nのために
榮倉奈々主演の「Nのために」は、イヤミスの女王として、数多くの名作を発表している湊かなえ原作のミステリードラマです。
高層マンションに住むセレブ夫婦が殺害される場面からドラマは始まり、Nのイニシャルを持つ登場人物達の愛憎が描かれています。夫婦を殺害した本当の犯人・「Nのために」のNとは誰なのかを、三浦友和演じる元警察官の目を通して推理していきます。
ガリレオ
好きな作家ランキングで、常に上位にいる東野圭吾の名作推理小説「ガリレオシリーズ」。ガリレオと呼ばれる少々風変わりな天才物理学者湯川を、福山雅治が見事に演じています。
専門知識・最先端科学を用いたトリックは、理系出身の作家ならではの面白いストーリー。通常であれば、あり得ないようなトリックも、福山雅治の魅力的な謎解きで見るものを納得させてしまいます。
美しい隣人
2011年1月に放送が開始された「美しい隣人」は、平凡ながら幸せに暮らす主婦を檀れいが、隣に越してくるアメリカ帰りの女性を仲間由紀恵が演じています。
二人は急速に仲を深めていきますが、仲間由紀恵演じるサキという女性は、胸に秘めた復讐心を持っていたのです。主演二人の女優が織りなす、美しくも怖い物語。
古畑任三郎
日本のミステリー・サスペンスドラマの代表作とも言える「古畑任三郎」は、今でもランキングの常連となっている名作です。
田村正和演じる古畑任三郎は、コロンボ刑事を彷彿とさせるキャラクター。ストーリーも、まず犯人が明らかになっており、そこからトリックの謎解きをしていくという面白い展開となっています。
白夜行
「白夜行」も東野圭吾の名作を元に作られたサスペンスドラマ。原作・連続ドラマ・映画ともにランキングに登場し、その人気の高さが表れています。
特に綾瀬はるか・山田孝之主演の連続ドラマは、残酷な運命を与えらえた二人の姿が丁寧に描かれた作品。お互いが相手のために尽くす、純粋で孤独な恋愛を主演の二人は見事に演じています。
砂の塔~知りすぎた隣人~
菅野美穂・ココリコの田中が夫婦役を演じる「砂の塔」は、当時から人気のタワーマンションに夫婦が引っ越してくるところから物語が始まります。
皆が華やかに見えるママ友の中でも厳密なヒエラルキーが決まっており、虚栄心のぶつかり合いが起こっています。このサスペンスドラマを見ると、セキュリティーのしっかりしたタワマンも、実は脆い砂の塔である可能性が感じられます。
夜行観覧車
2013年1月に放送された「夜行観覧車」は、鈴木京香主演・湊かなえのベストセラー小説が原作となった作品です。日本のおすすめミステリードラマランキングにもノミネートされる面白いドラマです。
高級住宅地で起こった殺人事件を軸に、物語は進みます。憧れの高級住宅地に戸建てを買った家族は、幸せな生活を送るはずだったのに、現実はとても幸せとはいえない状態です。このドラマは、隣の芝生は青く見えるものということを教えてくれています。
アンフエア
「アンフェア」は篠原涼子が、検挙率ナンバーワンの刑事役を演じた大人気シリーズ。連続ドラマ・スペシャルドラマ・映画化と続き、人気の高さが分かります。
バツイチ子持ちで大酒飲みの美人刑事を、それまでラブコメ主演女優の印象が強かった篠原涼子が好演しています。ストーリーも裏切りに裏切りが重なり、謎解き・推理の面白さも十分感じられる作りになっています。
あなたの番です
「あなたの番です」は、2019年に放送された最近のドラマ。原田知世と田中圭演じる新婚の二人が、マンションに越してくる場面から物語は始まります。
同じマンションに住む住人たちは誰もが怪しさ満載で、誰が犯人であってもおかしくない状況ですが、犯人は驚愕のアノ人でした。
黒革の手帖
松本清張の名作「黒革の手帖」は、地味な女性銀行員が大金を横領し、銀座のママへと昇り詰めていくというストーリーです。
日本のサスペンスドラマに必ずランキングされてくるこの作品は、多くの女優が主演を務めてきています。古くは山本陽子・大谷直子・浅野ゆう子から米倉涼子や武井咲へと、その時代を代表する女優陣を見ることが出来ます。
時効警察
「時効警察」は、オダギリジョーと麻生久美子がコンビを組んで、時効を迎えてしまった事件を見事な推理で解決していくというドラマです。
しかし、時効を迎えた事件なので逮捕するわけでもなく、趣味で謎解きをしているという脱力系のコメディーミステリー。「トリック」「SPEC」「ケイゾク」と同じような緩さを持ちながら、残忍・シリアスシーンはないので安心して楽しめる作品になっています。
MOZU
「MOZU」は、逢坂剛のハードボイルドの名作「百舌シリーズ」をドラマ化した作品です。圧倒的な世界観を持つ原作は、映像化不可能と言われてきましたが、西島秀俊・香川照之・真木よう子が演じ、怖いけれど面白いサスペンスドラマとしてランキングされています。
百舌は捕らえた獲物を食べずに、木の枝などに刺す「ハヤニエ」という行動をとります。このような百舌がモチーフとなったドラマは、ストーリーも難解で謎解き・推理の面白さが癖になると話題になりました。
日本以外にも!海外のおすすめサスペンスドラマ 5選
上記の章では日本のミステリー・サスペンスドラマを15選をご紹介してきました。しかし、海外のサスペンスドラマを知りたいという方もいるかもしれません。
そこで、こちらの章ではそんな方に向けて、海外のおすすめサスペンスドラマも5本厳選して解説していきます。
CSI:科学捜査班
ラスベガスを舞台にした「CSI:科学捜査班」は、警察サスペンスドラマ。科学捜査班チームがが、最新技術を駆使して事件を解明していきます。
謎解き・推理はもちろん、魅力的な捜査官達が見せる人間ドラマも魅力となっています。ラスベガスだけでなく、LAやニューオリンズが舞台となっているシリーズも作成されており、人気の高さがうかがえます。
Dr.HOUSE
「Dr.HOUSE」とは、毒舌・型破り・偏屈・無愛想だけれど、天才的な腕を持つ診断医ハウスが、難しい病の治療法や原因を突き止めていく医療ミステリーです。
シーズンを増すごとに人気が上がり、ハウス役の俳優の1話あたりの出演料が、日本円で3,000万円を優に超える事が判明して話題になりました。
クリミナル・マインド
「クリミナル・マインド」は、2005年に放送を開始して以来、現在もなお放映されている大ヒット犯罪捜査サスペンスです。
FBIに実在する行動分析課のエリートメンバーが、プロファイリングで異常犯罪の犯人を推理し、追い詰めていく姿を描いています。
メンタリスト
アメリカで2008年から2015年まで放送された「メンタリスト」は、日本でもランキングに入ってくる人気のサスペンスドラマです。
甘いマスクが魅力のメンタリスト・ジェーンは、CBIのコンサルタントとして鋭い推理で次々と難事件を解決していきます。
ビッグ・リトル・ライズ
「ビッグ・リトル・ライズ」は、企画・制作から出演までリース・ウィザースプーンやニコール・キッドマンという女優陣が仕切った、女性による女性のためのミステリー作品。
殺人事件の犯人捜しの謎解き・推理ももちろん、豪華女優陣の素敵なファッションやライフスタイルも楽しめます。
日本のおすすめサスペンスドラマを楽しもう!
今回の記事では、日本のおすすめサスペンスドラマを15本、海外のものを5本厳選してご紹介してきました。
現在はDVDやブルーレイの他、ネットなど様々な視聴方法で名作を楽しめますので、自分好みのサスペンスドラマを選んで、以前より長くなったおうち時間を充実させてみて下さい。