夏休み明けに学校に行かなくなる理由とは?親として出来ることも解説!

夏休み明けに学校に行きたくないと言い出した時、何故行きたくないのか理由が分からない時がありますよね。この記事では、夏休み明けに学校に行かなくなる理由を詳しく解説した後、精神的に追い詰められている時のサイン、不登校の子供に親として出来ることも合わせて紹介します。

夏休み明けに学校に行かなくなる理由とは?親として出来ることも解説!のイメージ

目次

  1. 1夏休み明けに学校に行かなくなるのはなぜ…?
  2. 2【夏休み明けに学校に行かなくなる理由①】いじめられているから
  3. 3【夏休み明けに学校に行かなくなる理由②】クラスに馴染めていない
  4. 4【夏休み明けに学校に行かなくなる理由③】勉強が分からない
  5. 5【夏休み明けに学校に行かなくなる理由④】プレッシャーからストレスを感じている
  6. 6不登校で精神的に追い詰められている子供の見逃せないサインは2つ
  7. 7夏休み明けから不登校になっている子供に親として出来ることは3つ
  8. 8夏休み明けで憂鬱になっている子供の気持ちに寄り添ってあげよう

夏休み明けに学校に行かなくなるのはなぜ…?

勉強

お子さんが夏休みに入るとお家にずっと居ることになりますが、夏休み明けになると再び学校に通うことになりますよね。夏休み明けにはトラブルも多く、特に夏休み明けに学校に行かなくなってしまう子供も多いです。その中でも多いのがいじめが原因の不登校です。

夏休み明けになるといじめが原因で不登校になってしまう子供が多く、最近では自殺しようとする子供も増えているんです。夏休み明けにお子さんが「学校に行きたくない」と言っていませんか?今回は夏休み明けに学校に行かなくなる理由から、親として出来ることについて紹介していきます。

【夏休み明けに学校に行かなくなる理由①】いじめられているから

子供

長期休みが唯一の拠り所になる

夏休み明けに学校に行かなくなってしまいそのまま不登校になってしまうお子さんもいます。この場合、まず親として一番最初に心配すべきなのが学校のクラスでいじめられていないかどうかです。いじめられているお子さんの場合、長期休みに入るといじめられなくて済むという安心感が大きくなります。

夏休みが唯一の拠り所になっているのです。家に居ることに安心感を覚え、次第に学校に行きたくなくなってしまうのです。学校で酷い目にあっていれば、それだけ学校に行くのを拒絶する傾向があります。

夏休み明けになるとまたいじめられないか不安

長期休みが唯一の拠り所になっているのですから、その反動で夏休み明けになるとまたいじめられるのではないかという不安が付き纏います。家に居る間は嫌な思いをしていないので、家に居る方が良いと思うのも当然でしょう。誰だって自分から進んで嫌な思いはしたくありませんよね。

こういった不安が強くなればなるほど学校に行くことを嫌がります。普段からしっかりコミュニケーションを図っていれば別ですが、些細な言葉でお子さんをさらに傷付けてしまう可能性が高いので注意してくださいね。

家に居る間は元気だけど学校に対するストレスは大きい

ここでいじめられているかそうではないかのチェックポイントとして、子供の様子をしっかりと見ておきましょう。家に居る間、つまり夏休み期間は元気だったとしても、夏休みが終わりに近づいてくると元気無さそうにしている時は要注意です。

単純に夏休みが終わることを残念がっているお子さんもいますが、それ以上に落ち込んでいる時はもしかするといじめられているということも考えられます。いじめられている可能性が高い場合は、お子さんが本当のことをちゃんと話せるような環境作りをしてあげてくださいね。

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【夏休み明けに学校に行かなくなる理由②】クラスに馴染めていない

学校

なかなか友達が出来ない

学校にはクラス替えというものがあります。新学期になると新しいクラスになり、友達と離れてしまったということもあるでしょう。新しいクラスに馴染めずにいると、そのまま夏休みに突入するケースもあります。このようなケースだと、馴染めないクラスには行きたくないという気持ちが夏休み期間中に強くなり、夏休み明けに行きたくないと感じる子供は多いです。

クラスに馴染めないというのはとてもストレスになります。他の子は仲良くしているのに、自分だけ置いていかれているように感じるのです。学校は主に勉強するところですが、それ以外にもすることは多いので馴染めていないと学校を嫌ってしまう子供もいますよ。

一人ぼっちが寂しいと感じている

お子さんがクラスに馴染めていないと、毎日学校では一人ぼっちで寂しい思いをしていることでしょう。小学生なら寂しいと思う気持ちは分かるかなと思うかもしれませんが、それはどの年齢になっても同じです。中学生でも高校生だとしても、ずっと一人ぼっちなのはとても辛くて寂しいものです。

お子さんは一人ぼっちで寂しい思いをするくらいならずっと家に居たいと思っている可能性が高いですよ。馴染めない、誰も優しくしてくれない学校より、お家で優しくしてくれる家族の方と一緒に居たいと思っているかもしれません。

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【夏休み明けに学校に行かなくなる理由③】勉強が分からない

勉強

勉強についていけない

小学生や中学生の不登校で意外にも多いのが、勉強についていけないという理由です。高校や大学とは違い、小学校から中学校のうちは学力の差が大きく出てくるので、当然勉強についていけないと感じるお子さんもいます。

周りから勉強で置いていかれると、焦りや不安を覚える子供もいます。また、勉強が分からないことで投げ出してしまうこともあります。特に宿題を全く手に付けていなかったり、ずっと遊んでばかりいるお子さんには注意してくださいね。

勉強出来ないのを馬鹿にされたくない

思春期の頃は特にプライドが高い傾向があります。周りの友達やクラスメイトから見て、勉強が出来ないとなれば馬鹿にされるのではないか?と思っている子供も多いです。実際にごく一部では馬鹿にするようなこともあるかもしれません。そういう目に合えば学校に行きたくない気持ちになってしまうのは当然でしょう。

このような勉強が分からない、ついていけないお子さんにはどうやって向き合うのかも重要になってきます。何の強化がどれくらい分からないのか?どうしてあげれば良いのか?を考えてあげましょう。また、これも重要なことですが、勉強が全てではないことも親として教えてあげると良いかもしれませんね。

【夏休み明けに学校に行かなくなる理由④】プレッシャーからストレスを感じている

ストレス

行事はプレッシャーになる

学校に通っていると勉強以外に、行事というものが必ずあります。体育祭や文化祭などがそうですね。テストや検定試験もその一部です。このような行事があると、勉強以外にもやることが増えてしまいます。特に体育祭や文化祭はクラスで盛り上がるものですから、クラス全体が期待していればそのプレッシャーも大きくなるでしょう。

また、テストや検定試験など勉強に関することでもプレッシャーを抱えていることもあります。あまりお子さんに期待している態度を見せていると、プレッシャーを感じやすくなってしまうので気を付けましょう。

色々なことからストレスを抱えている可能性も

行事やテスト以外にもストレスの元になるものはたくさんあります。中学や高校では受験が待っていて、それがストレスに感じる子供は多いです。親の期待に応えようと過剰に頑張っていたり、どうしても合格したい学校があればそれだけストレスを抱えやすい状況を作ってしまいがちです。

学校に通っていると些細なことでもストレスを感じ、不登校になってしまいます。思春期はデリケートな時期ですから、親や先生が子供に対してどう向き合っていくかが重要なポイントになりますよ。

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不登校で精神的に追い詰められている子供の見逃せないサインは2つ

学校

体調不良を頻繁に訴える

不登校になりがちな子供がやがて精神的に追い詰められている時の特徴として、体調不良を訴える子供はとても多いです。お腹が痛かったり、頭が痛かったりなど、体調不良には色々なものがあります。

このような症状が学校にいる間だけだったり、学校に行こうとしている時に起こるのはお子さんが学校に対して大きなストレスを抱えている可能性が高いです。仮病だと決めつけず、体調不良を訴えた時は何かのサインだと思って休ませてあげてくださいね。

俯いていることが多くなった

いつもより元気が無くて俯いている時間が多くなった場合、ストレスが溜まっていて気分も落ち込んでいる可能性があります。この状態を放置したままだとさらに状況が悪化してしまうことが多いので注意しましょう。

気分が落ち込んでいると自然と俯いていることが多いです。悩みごとも悪い方向に考えてしまう傾向が強いので、俯いている時は悩みを聞いてあげたり、何かできることがあるか聞いてみてくださいね。

夏休み明けから不登校になっている子供に親として出来ることは3つ

学校

学校を休ませてあげる

不登校で一番子供の気持ちが楽になるのが、学校を休ませてあげることです。ただ単に学校に行きたくないだけなら別ですが、いじめられて不登校になっている時は無理に学校に行かせてしまうとかえって悪化してしまいます。これ以上悪化させないためにも、まずは数日休んで様子を見てあげてください。

休んでいる間に注意しておきたいのが子供の様子です。休んでいる間はお子さんは嫌な思いをしていないので元気なこともあります。だからといって簡単に学校に行かせてしまうのは危険です。休ませてあげて子供の様子がどう変化するか?特に学校の話になると口数が減る場合は要注意です。

学校が全てではありません。ましてや命懸けで通うような場所でもありません。転校したり、通信制の学校に通って社会に出ている人もいることを伝えてあげてくださいね。

無理に説得しようとしない

子供が学校に行くのを嫌がっている場合、無理に説得しようとするとそれは逆効果になります。一緒に学校まで行ってあげるからと言って無理矢理学校に行かせてしまうと、深刻な状況に陥る危険性があるからです。特に夏休み明けは自殺してしまう子供も多いため、追い詰めてしまわないように心がけましょう。

頑張ろうとは決して言わず、「じゃあ少しだけ休もっか」くらいの気持ちでいてあげましょう。様子が変だと感じたら説得させようと思わないことが何よりも大切です。

子供が本音を話しやすい環境を作る

お子さんの中にはいじめられていることを言えなかったり、悩みを打ち明けられないということもあるでしょう。思春期の時は特に恥ずかしくて言えないということもあります。普段からたくさんコミュニケーションを図っていれば、些細な悩みや深刻な悩みだとしても親に打ち明けられるものです。

元気な時からコミュニケーションを図っていれば、お子さんもなぜ学校に行きたくないと思っているのか話してくれるでしょう。普段から本音が話しやすいように、親として話しやすい環境を作ってあげてくださいね。

夏休み明けで憂鬱になっている子供の気持ちに寄り添ってあげよう

親子

いかがでしたか?夏休み明けに学校に行かなくなる理由はさまざまですが、それをきっかけに自分を追い詰めてしまうというお子さんも少なくありません。もしお子さんが夏休み明けに「学校に行きたくない」と訴えてきた時は、お子さんの様子や理由についてしっかり考えて向き合わなければなりません。

夏休み明けは子供にとって非常にデリケートな時期です。難しいかもしれませんがまずは優しい気持ちでお子さんを休ませ、これからどうしたいかを話し合って一緒に考えてあげてくださいね。

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この記事のライター
strawberry
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