手作りハーバリウムを作ってみよう!必要な材料や簡単に作るコツも紹介!

最近流行しているおしゃれインテリア、ハーバリウムをご存知でしょうか?手作りは難しいと思う人も多いと思いますが、実は簡単に作ることができるんです!必要な材料や作り方のコツ、制作アイデアについて紹介していきますので、ぜひ手作りハーバリウムを作ってみましょう!

手作りハーバリウムを作ってみよう!必要な材料や簡単に作るコツも紹介!のイメージ

目次

  1. 1ハーバリウムは簡単に手作りできる!
  2. 2ハーバリウムの手作りに必要な材料と道具は?
  3. 3ハーバリウムの作り方やコツを徹底解説!
  4. 4手作りハーバリウムの制作アイデアを紹介!
  5. 5ハーバリウムを手作りしておしゃれなインテリアにしよう!

ハーバリウムは簡単に手作りできる!

SNS映えすると大人気のハーバリウム。空き瓶に花や造花を入れてオイルに浸すことで、みずみずしい透明感溢れるフラワーインテリア雑貨として注目を浴びています。女性なら一度はお花を飾ることに憧れますが、水やりが面倒だったり虫がついてしまったりと、意外と手間がかかってしまい長続きしないものです。しかしハーバリウムなら手間もかからず長く楽しめるのが魅力です。

そしてそんなハーバリウムは、材料さえ揃えば誰でも簡単に作ることができます!市販のハーバリウムも十分に素敵ですが、手作りしたものは世界に一つだけのハーバリウムになります。今回は手作りハーバリウムの材料や作り方、ハーバリウムの制作アイデアをご紹介していきますので、ぜひ作ってみてくださいね!

ハーバリウムの手作りに必要な材料と道具は?

これからハーバリウムの手作りの方法についてご紹介していきますが、まずはハーバリウムの手作りに必要な材料や道具についてチェックしていきましょう。

手作りハーバリウムに必要な材料・道具

  • 蓋つきボトル
  • オイル
  • 花材
  • ピンセット

以上が最低限必要な材料や道具になりますが、以下ではこれらをさらに詳しくご紹介していきます。また、上記で挙げたものの他にも、花材をカットするためのハサミや水分を拭き取るためのティッシュペーパー、アルコール除菌のできるウェットティッシュ、オイルがこぼれた場合の保険としてビニールのシートがあると便利です。

蓋つきボトル

花や造花を入れるボトルがなければハーバリウム作りは始まりません。ハーバリウムにガラス瓶を使うことが多いですが、しっかりと密閉することができればどんな容器でも構いません、不格好ではありますが、ペットボトルでもハーバリウムを手作りすることもできるんです。

様々な形のガラス瓶は100均などにも売られていますが、ジャムの空き瓶などでも代用することができます。これから紹介するオイルや花材もハーバリウムの出来を左右する要素になりますが、瓶でもハーバリウムの表情は変わってきます。好みの形の瓶を探してみるのも、手作りハーバリウムの楽しみ方のひとつになっています。

また、「これからハーバリウムを初めて作る!」という初心者の方は、まずは花材を入れやすい口の大きい瓶を選ぶようにしましょう。慣れてきたら口が狭くて縦長のボトルや、ハーバリウムを入れたボールペンなどにチャレンジしてみるのもおすすめです。

オイル

手作りハーバリウムのオイルはミネラルオイルとシリコンオイルの2種類に分けられ、それぞれ性質が異なります。どちらのオイルも一長一短がありますが、どちらの方が優れているといったことはありません。それぞれの特徴についてご紹介するので、ぜひ自分に合ったオイルを選んでみてください。また、この2種類のオイルは混ぜてしまうと白濁してしまうため、混ぜ合わせるのは厳禁です。

ミネラルオイル

ミネラルオイルは安価で購入することができるので、コスパを重視して作りたい人におすすめです。シリコンオイルに比べて比重が軽いため、花材が浮きにくくオイルを詰めやすいという特徴もあるため、初心者におすすめのオイルです。また、光の屈折率はシリコンオイルよりも高いため、光を浴びた際のキラキラ感もより一層目立つようです。

ただし寒さに弱く、-10℃を下回ると濁ってしまうため、寒冷地にお住まいの方には不向きです。その他にも花材の色落ちがシリコンオイルよりも早いとされているため、長期保存には向いていない場合もあるため注意しましょう。

シリコンオイル

シリコンオイルはミネラルオイルよりも多少値が張りますが、低温でも濁らない・光沢性が高い・ミネラルオイルよりも色落ちが緩やかという特徴があります。また、ミネラルオイルに比べてシリコンオイルの方が花材が浮きやすいため、コツを掴まなければ綺麗に作ることが難しいかもしれません。ざっくり言えば、上級者仕様のオイルというイメージです。

シリコンオイル自体はシャンプーやリンスにも使われている安心安全なオイルですが、シリコンアレルギーの方は注意しなければなりません。その他にも、床や机などにこぼしてしまったオイルは拭き取りづらく滑りやすくなってしまいますので、オイルをこぼさないような工夫をすることも大切です。

花材

ハーバリウムの顔とも言える花材ですが、注意しなければならないのは生花はNGという点です。手作りハーバリウムに水分を含んだものを入れると、ハーバリウムにカビが発生する原因となってしまうからです。どうしても生花を使う場合は、ドライフラワー用の乾燥材を使用してしっかりと乾燥させてから使いましょう。

基本的には手作りハーバリウムにはドライフラワーや造花を使うことがおすすめです。これらは手芸屋さんの他にも100均でも買うこともできるので、自分の好みの花材を見つけてみてください。また、花材だけでなくビースやラメなどを入れてみると、また違った雰囲気のハーバリウムを作ることができますよ。

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ピンセット

ボトルに花材を詰めるには、必ずピンセットを使用して詰めるようにしましょう。ボトルの口からポイポイと入れてしまうのはもちろん論外ですが、口の広いボトルに素手で花材を入れるのもあまりよろしくありません。作り方はこの後に紹介していきますが、ハーバリウムはカビ防止のために容器を除菌してから詰めていくので、せっかく除菌した容器をまた菌に晒してしまうことになるからです。

それを防ぐため、そして素手にはできない細かいニュアンスを出すためにも、ハーバリウム作りにピンセットは欠かせません。ボトルの長さに応じて様々な長さのピンセットを用意しておくと、どんなサイズにも対応することができます。ピンセットも100均で購入することができるので、他の材料と一緒に買い揃えてみてはいかがでしょうか。また、ピンセットがない場合は割り箸で代用することもできます。

ハーバリウムの作り方やコツを徹底解説!

それでは、ハーバリウムの作り方についてご紹介していきます。それぞれの工程での重要なコツに関しても併せてご紹介していきますので、素敵なハーバリウムを手作りするための参考にしてくださいね。ハーバリウムを手作りする手順は以下の4ステップです。

ハーバリウムの作り方

  1. ボトルの中を除菌する
  2. 花材を詰める
  3. オイルを入れる
  4. 蓋をしたら完成!

以上がハーバリウムを作る基本的な手順になります。思っていたよりも簡単と思った人も多いのではないでしょうか。1~3の工程のコツについて補足を交えながらご紹介していきます。

ボトルの中を除菌する

先に少し触れましたが、ボトルの中に何かしら菌が生息していると、ハーバリウムの中にカビが発生してしまいます。せっかく作ったハーバリウムが残念な姿にならないためにも、しっかりと除菌をし、さらに余計な水分を飛ばしておきましょう。

手作りハーバリウムの道具として除菌できるウェットティッシュを用意した場合は、ピンセットを使って内部を上手に拭き、その後にティッシュペーパーでしっかりと水気を取りましょう。もしも準備をしていなくても、煮沸や漂白剤で除菌をすることもできます。

花材を詰める

花材を詰めることがハーバリウム作りの醍醐味でもあり、最も難しいところでもあります。まず花材を詰める際の基本は、ある程度の力でしっかりと詰め込んで入れていくことになります。造花はともかくドライフラワーは非常に軽いため、ある程度詰め込んでいないと花が浮いてきてしまいます。

また、重い花材や浸透しやすいものは底へ配置することがおすすめです。重い花材を上の方に入れると沈みやすくなってしまいますし、オイルを入れた後に花材の配置を変えることもできません。茎やワイヤーで固定する作り方もありますが、まずは基本として、詰め込んで作るハーバリウムを覚えていきましょう。

その他にも、ハーバリウムは360度どの角度からも見られることが特徴となっているので、様々なアングルから見てバランスが取れているかを確認しながら詰めていくことも大切です。大変な工程ですが、ここを乗り越えれば完成はもうすぐです!

オイルを入れる

ハーバリウムにオイルを入れる際は、ドボドボと注ぐように入れてはいけません。せっかく綺麗に配置した花材に重さなどの力が加わると、全体的なバランスが崩れてしまう恐れがあるからです。チョロチョロと少しずつ流し入れるのが正しい入れ方となります。もしも少しずつ流し入れるのが難しい場合は、先の細いジョウロなどを使うと、粘土の高いオイルと出口の狭いジョウロの効果で少しの量しか出ないようになります。

また、ハーバリウムに使用するオイルは、温度変化によって膨張したり収縮する性質をもっています。冬場に作ったハーバリウムが、夏場になるとオイルがパンパンに膨張してフタからオイルが漏れだしてしまったり、最悪の場合容器が破裂してしまうこともあります。フタと液面に余裕を持たせるのもコツです。オイルを出すことは難しいですが、足すことは簡単なので、不安な人は気持ち少なめに入れてもいいでしょう。

手作りハーバリウムの制作アイデアを紹介!

ハーバリウムの作り方は以上のようになりますが、他の人はどんなハーバリウムを作っているのか気になりますよね。ハーバリウムのアイデアやについて実例を交えながらご紹介していきますので、ハーバリウム作りに慣れた頃にチャレンジしてみてください!

ハーバリウムのディフューザー

おしゃれインテリアとして外せない存在となってきたディフューザー。いい香りがするインテリアフレグランスのディフューザーとハーバリウムと合体させることで、更に素敵なインテリアとなってくれます。

作り方はハーバリウムと同じ要領で花材を入れていき、オイルの代わりに無水エタノールを入れるだけです。そして精油やエッセンシャルオイルを好みの量入れて、リード用の竹串を入れたら完成です。普段使っていない香水などを精油代わりに使用しても良いと思います。ただし、必ず無水エタノールを使用しましょう。

ハーバリウムのピアス

ハーバリウムをピアスにすることもできます。容器に使用しているのはガラスドームと呼ばれる手芸用のパーツで、その中にハーバリウムとオイルを詰めることで、ハーバリウムがゆらゆらと揺れる素敵なオリジナルのピアスが作れます。

ピアス用パーツなだけあってガラスドームは小さいので、花材やオイルが入れづらいという難点もあります。そのため、先の細いピンセットやオイルをこぼさないように入れるスポイトなどを準備して作ると良いと思います。また、ガラスドームに花弁と呼ばれるピアスパーツで蓋をするのではなく、レジンで膜を作るように蓋をしてから、花弁に接着剤をしっかりと付けるようにして制作します。

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ハーバリウムのソープディスペンサー

ハーバリウムのソープディスペンサーは、見た目のおしゃれさは当然ですが、実用性も兼ねている素敵なインテリアグッズです。バスタイムや色味が少なくなりがちな洗面所を素敵に彩ってくれます。また、ヘッド部分を付け替えることで歯ブラシスタンドやペンスタンドにすることもできますよ。

こちらはシャンプーなどを入れるボトルとハーバリウムを入れる二層構造の専用容器が必用となりますが、作り方に関してはボトルのハーバリウムと変わりはありません。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ハーバリウムのボールペン

ハーバリウムのボールペンの良いところは、おしゃれなハーバリウムを身近に持ち歩けるという点にあります。どうしてもやる気の出ない昼下がりの事務仕事なども、こんな素敵なボールペンがあれば捗るかもしれませんね。

こちらも作り方はボトルのハーバリウムとそれほど変わりはありません。しかしボールペンのため内径が7mm程度しかないため、花材が入るかどうかを確認しながらシミュレーションをすることが大切になります。また、オイル漏れの可能性もあるため、あらかじめ水を入れてみて漏れがあるかどうかも確認しておきましょう。もしもオイル漏れが心配な場合は、最後に接着剤でしっかりとくっつけると安心ですよ。

ハーバリウムを手作りしておしゃれなインテリアにしよう!

ハーバリウムを手作りする方法についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?あんなにおしゃれで綺麗なものが簡単にできることが意外だと思った人もいるかもしれませんね。DIYや手作りインテリアが流行っている時代ですが、自分は不器用だからと諦めている人にもおすすめなのがハーバリウムです。

ハーバリウムの手作りに慣れてきたら、作品集でも紹介したような様々なハーバリウム作りにチャレンジしてみてください。ぜひ、お花のある素敵な生活を過ごしてみてくださいね!

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この記事のライター
ほり
3児のお父さんをしています。

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