せいろの使い方&裏ワザ7選!注意点やお手入れ&保管方法なども!

せいろを使うのって料理上手な人だけだと思っていませんか?使い方が難しそうなイメージのあるせいろですが、実はとっても簡単!せいろを使えば料理の幅が広がるのでおすすめです。ここでは使い方だけでなく、お手入れや保管方法、おすすめレシピも紹介します!

せいろの使い方&裏ワザ7選!注意点やお手入れ&保管方法なども!のイメージ

目次

  1. 1せいろの【使い方】は?
  2. 2せいろを使うときの【裏ワザ】7選!
  3. 3せいろを使うときの【注意点】
  4. 4せいろの【お手入れ】はどうする?
  5. 5せいろの【保管方法】はどうする?
  6. 6せいろの【種類と選び方】
  7. 7せいろを使ったレシピ5選
  8. 8せいろの使い方をマスターしよう

せいろの【使い方】は?

せいろって聞いたことあるし見たこともあるけれど、使ったことがない!という人も多いのではないでしょうか。初めての人ならどんな風に使えばいいのか分かりませんし、何となく難しそうなイメージのあるせいろですが使い方はとっても簡単なんですよ。

せいろに入っている肉と野菜

せいろの使い方①準備する

せいろを使う前には準備として、まずせいろを水で濡らします。

水道の水

せいろの使い方②お湯を沸かす

鍋にたっぷりのお湯を沸かします。お湯が少ないとすぐに減ってしまうので、特に小さめの鍋を使う時には9分目くらいまで水を入れておきましょう

鍋でお湯を沸騰させる

せいろの使い方③蒸す

濡らしておいたせいろに食材をセットしたら、お湯を沸騰させた鍋の上にセットして蒸します。

せいろの使い方④蒸気が上がる火加減を保つ

せいろは蒸気で食材を温めますが、余分な蒸気がふたから出ていくので食材が水っぽくなることはありません。せいろから十分に蒸気が上がる火加減を保っておきましょう。

ガスコンロの火

せいろの使い方⑤蒸し加減をチェック

竹串を刺してみるなどして蒸し加減をチェックします。

蒸し野菜

基本的なせいろの使い方はこれだけ!これなら初めてだという人でも簡単にせいろを使う事が出来そうですよね。

せいろを使うときの【裏ワザ】7選!

せいろはちょっとした裏技でグンと使いやすくなります。そんなせいろに関する裏技を7つ紹介しちゃいましょう!

OKサインの女性

せいろの裏ワザ①くっつき防止にクッキングシート

せいろでシュウマイや餃子、肉などを蒸すときにはせいろの底にクッキングシートを敷くと食材がくっついてしまうのを防止出来ます。クッキングシートがないときは、キャベツなどの葉物野菜を敷いてもくっつき防止になります。

せいろに入ったしゅうまい

せいろの裏ワザ②小さい材料は蒸し布を使おう

せいろはお米なども蒸すことが出来ますが、こういった小さい材料の場合には蒸し布を使います。蒸し布を使うと、蒸し終わった後に布ごとせいろから取り出すことが出来るので便利なのです。お米だけでなく、もやしなどの細かい野菜にも蒸し布を使うといいでしょう。

お米

せいろの裏ワザ③本体を重ねて背の高いものを蒸す

背の高い食材や、高めの器などに入れて蒸すときには本体を重ねて蒸すことが出来ます食材などは下のせいろに入れて、上のせいろを反対向けて重ねることで背の高い食材も蒸せるというわけです。そんな時のためにもせいろ本体は2つ持っておくことをおすすめします。

せいろの裏ワザ④ふきんを敷いて器ごと蒸す

せいろは食材を器に入れて、器ごと蒸すことも出来ます。器ごと蒸す場合は、器の下にふきんを敷きましょう。蒸しているときには、ふきんが火にかからないようにふたの上に乗せておきます。蒸し上がったらふきんの両端を持って器ごと取り出しましょう。

せいろの裏ワザ⑤せいろを裏返して使う

浅いお皿に食材を入れて蒸すときにはせいろを裏返して使います。裏返して使う事で出来上がったときに取り出しやすくなるのです。もちろん、裏返してもふたを閉めることが出来ますよ。

浅いお皿に乗った野菜

せいろの裏ワザ⑥蒸し板を使えば専用鍋以外でも

せいろを使うには「専用の鍋がないといけないの?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。普段使っている鍋の上にせいろを置いて使用することが出来ます。ポイントとしては、せいろの直径よりも1cm~2cm小さい鍋を選びましょう。もしも、適した鍋がない場合には「蒸し板」を使う事をおすすめします。

鍋とせいろの直径が同じだと、せいろがぐらついたり端が焦げてしまったりする可能性があるのです。そんなとき蒸し板を使う事によってせいろを安定させてくれ、焦げ付きも防止してくれるのです。蒸し板の使い方はとっても簡単!せいろと鍋の間に蒸し板を挟むだけなので初めての人でも失敗なく使う事が出来るでしょう。

中華鍋

せいろは中華鍋でも使う事が出来ます。ただし、焦げ付きやすいので中華鍋を使う時にも蒸し板で焦げ付き防止した方がいいでしょう。蒸し板を使えば中華鍋だけでなく、せいろよりも大きな鍋や取っ手が邪魔になりそうな片手鍋でも使う事が出来るので、せいろを買うときには蒸し板も一緒に買っておくと便利ですよ。

せいろの裏ワザ⑦鍋やフライパンで代用できる

蒸し料理をしてみたいけれど、すぐにせいろを買う気になれない…という人もいるでしょう。実はせいろを鍋やフライパンで代用することが出来るんです。例えば、フライパンを使うと茶碗蒸しやプリンなどの蒸し料理が出来ます。深めのフライパンにカップが浸るくらいの水を入れて火に掛けて、沸騰したらアルミホイルでふたをした材料を入れたカップをフライパンに並べます。弱火でじっくりと火を通せば出来上がりです。フライパンに入れたお湯がなくならないように注意しましょう。

フライパン

鍋を代用する場合は底に平らなお皿を逆さにして置き水を入れて沸騰させたら、その上にカップなどを並べます。並べたらふたをしますが、ふきんでふたを包んで使いましょう。ふきんで包むことによって、ふきんが水分を吸ってくれるので料理が美味しく出来上がります。もちろん、ふきんがなくても作れますが料理が少し水っぽくなってしまう可能性があるので注意しましょう。

せいろがなくても、鍋やフライパンならどのご家庭にも一つはありますよね。せいろを買う前に、蒸し料理を一度試してみるというのもいいでしょう。

せいろを使うときの【注意点】

せいろの使い方は簡単ですが、使うときに注意しなければならないことがあります。ここでは、せいろを使うときの注意点を2つ紹介します。

注意マーク

せいろの注意点①空焚きに気を付けよう

せいろの蒸し時間は食材によって変わってくるので、長い時間かかる食材の場合にはお湯がなくなって空焚きにならないように気を付けましょう。お湯が少なくなってきたら足すことが出来るように、別でお湯を沸かしておきます

お湯を沸かす

せいろの注意点②蒸気でやけどに気を付けよう

蒸している間や食材を取り出すときも、せいろから蒸気が出ているのでやけどの危険性があります。ふたを開けたりせいろを鍋から下ろすときには鍋つかみを使用して、食材を取り出すときにはトングを使用してやけどに気を付けましょう。

トング

せいろの【お手入れ】はどうする?

せいろの使い方が分かったら、お手入れの方法も知っておきましょう。せいろは普通の鍋などとはお手入れ方法が違うので注意が必要です。

ハテナマーク

せいろを使った後は、軽い汚れであれば濡れたふきんで拭く程度で大丈夫です。底に付いた汚れが気になるのであればたわしなどでこすって汚れを落とすのですが、せいろは洗剤を使わないようにしましょう。洗剤を使うと匂いが付いたりゆがんでしまったりする可能性があるので、ふきんなどで拭く程度でいいのです。その後は、風通しのいい場所で陰干しします。カビが発生しないように、しっかりと乾かしましょう

せいろの【保管方法】はどうする?

せいろは風通しのいい場所に保管しておきます。長期間使わないときには新聞紙に包んでおきましょう。カビ・ゆがみ・虫食いの原因になってしまうのでビニール袋には入れないようにして下さいね。

キッチン

せいろの【種類と選び方】

せいろは杉・竹・ひのきの3種類の材質から出来ており、杉や竹と比べるとひのきが強度や耐久性が一番あり価格も高いのですが、初めてせいろを買うというのであれば竹製がおすすめ竹製のせいろは価格も手頃で杉製のように蒸しても竹の匂いがすることはありません。ただ、竹製は30分以上加熱すると耐久性が弱まってしまうので注意が必要です

また、せいろには「中華せいろ」「和せいろ」の2種類があります。それぞれの特徴を見てみましょう。

せいろの種類①中華せいろ

シュウマイ、中華まん、温野菜などを作るときに使いやすいのが中華せいろです。中華せいろは重ねて使う事も出来るので便利!初めてせいろを使うのであれば、中華せいろがおすすめです。

竹製 中華せいろ

竹セイロ 本体・蓋 本体2個セット 27cm 業務用 せいろ蒸し器_FH850292930の画像
竹セイロ 本体・蓋 本体2個セット 27cm 業務用 せいろ蒸し器_FH850292930
蒸し料理や中華料理にピッタリの竹製の中華せいろです。

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せいろの種類②和せいろ

おこわや赤飯などを作るのに適しているのが和せいろです。和せいろは中華せいろより丈があり、蒸気が抜けにくいので結露しやすいという特徴があります。和せいろを使う時には、ふきんを掛けて水分を吸収させるなど注意が必要です。

竹製 和せいろ

竹の精(Takenosei) 和セイロ 15cm 蓋・本体・底板セット 19012の画像
竹の精(Takenosei) 和セイロ 15cm 蓋・本体・底板セット 19012
ふたや底板がセットになったお得な竹製和せいろです。

2,709円

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せいろを使ったレシピ5選

初めてせいろを買ってみたけれど、「何を作っていいのか分からない」という人の為にせいろを使ったおすすめレシピを5つ紹介したいと思います。

おすすめレシピ① 温野菜

野菜をたっぷり食べたいならサラダよりも温野菜がおすすめ!初めての人にも作り方はとっても簡単で、人参・ブロッコリー・さつまいもなど温野菜に出来そうなものなら何でもよし。クッキングシートを敷いたせいろに野菜を入れて15~20分程蒸して、竹串が刺されば完成です。ポン酢やごまダレ、焼き肉のタレなどお好みの味で食べましょう。

おすすめレシピ② 豚肉とたっぷりもやし

せいろでの蒸し料理はダイエット中の人にもおすすめ!せいろにたっぷりともやしを入れて、その上に薄切りの豚肉を乗せます。15分程蒸して、豚肉に火が通れば出来上がりです。もやしをたっぷり入れることで食べ応えがあるので豚肉が少しでも満足できるでしょう。

おすすめレシピ③ さつまいものおこわ

さつまいもの美味しい時期にはおこわを作りましょう。せいろに濡らして絞った布を広げ、4時間以上水に浸しておいた餅米(2合)を入れて20分程蒸します。餅米を取り出して、昆布だし-150cc、塩・薄口醤油-各小1/2を入れてしゃもじで切るようにまぜる。1cm角に切ったさつまいも(1本分)を混ぜたらせいろに戻して約20分蒸せば完成です。

おすすめレシピ④ 蒸しパン

せいろはおやつだって簡単に作れちゃいます。卵(1個)牛乳(60cc)サラダ油(小2)を混ぜたら、ふるいにかけた薄力粉(100g)、砂糖(60g)、ベーキングパウダー(小2)を入れてさっくりと混ぜます。クッキングシートを敷いたせいろに流し込んで竹串に生地がつかなくなるまで蒸せば出来上がりです。

おすすめレシピ⑤ 白身魚と野菜のせいろ蒸し

せいろは肉や野菜だけでなく魚料理も作れます。タラや鮭などの白身魚と野菜やキノコをクッキングシートを敷いたせいろに並べて20~25分蒸せば出来上がり。ポン酢ならさっぱり食べる事が出来ますよ。

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せいろの使い方をマスターしよう

せいろは難しいように見えて、初めての人にも簡単に使える調理器具です。鍋やフライパンでも代用することが出来ますが、せいろを一つ持っておくだけで料理の幅がグンと広がるので、是非使ってみて下さいね。

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この記事のライター
mooeit
男の子2人の母です。

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