9割以上が間違う「毛布の正しい使い方」とは?掛け布団とどっちが上?

毛布の正しい使い方をご存知ですか?毛布の敷き方は掛け布団の上だったり下だったりと人によって様々ですが正しい使い方が存在します。今回はそんな毛布の正しい毛布、一番暖かい敷き方、順番、裏表などをご紹介しますので今冬の寒さ対策に役立てて下さい。

9割以上が間違う「毛布の正しい使い方」とは?掛け布団とどっちが上?のイメージ

目次

  1. 1毛布の正しい使い方とは?
  2. 2かつての毛布の使い方
  3. 3毛布の正しい使い方は上?下?どっち?
  4. 4掛け布団の敷く順番はどっち?
  5. 5一番暖かい毛布と掛け布団の使い方
  6. 6掛け布団の種類によって変わる
  7. 7毛布には裏表があった
  8. 8冬の寒さ対策に適した毛布
  9. 9おすすめの毛布「着る毛布」
  10. 10毛布の正しい敷く順番と使い方:まとめ

毛布の正しい使い方とは?


冬の寒い時期は毛布が欠かせなくなります。眠る際も掛け布団だけでは物足りないのでほとんどの人が毛布を敷くと思われます。多くの人が何となく使用している毛布ですが実は正しい使い方が存在します。

毛布の敷き方はどっち?


今回はそんな毛布の正しい使い方をご紹介します。毛布と掛け布団の敷く順番によって暖かさが違ってきます。今年の冬を少しでも暖かく過ごすために一番暖かい毛布の敷き方もご紹介しますので是非参考にしてみて下さい。

かつての毛布の使い方


ほとんどの人が冬の寒い時期に入ると掛け布団に合わせて毛布も敷くと思われます。その毛布ですがどっちに敷きますか?上ですか?下ですか?

かつての使い方「掛け布団」→「毛布」→「人」→「敷布団」

出典: http://every-day-life.com


ほとんどの人が掛け布団の下に敷くと思われます。よって順番としては「掛け布団」→「毛布」→「人」→「敷布団」という敷き方になると思われます。
その理由は恐らく掛け布団よりも毛布の方が肌触りが良く暖かいからだと思われます。羽毛布団などは断熱性能には優れていますが肌触りが寒いので寝る前に体の上に掛け布団を直接敷くのは嫌がるでしょう。

毛布の正しい使い方は上?下?どっち?


多くの人が掛け布団の下に毛布を敷くタイプですが、正しくは違う順番で敷くのが良いとされています。

正しい使い方「掛け布団」→「人」→「毛布」→「敷布団」

出典: http://tassofirst.com


布団や寝具のメーカーが推奨している正しい毛布の使い方は人の下に敷く方法です。そのため「掛け布団」→「人」→「毛布」→「敷布団」という使い方になります。ほとんどの人が掛け布団の下もしくは上のどっちかに敷いていると思われます。しかし正しくは人の下に毛布を敷くのが正しい使い方です。

掛け布団の敷く順番はどっち?


毛布の正しい使い方は人の下に敷く方法ですが。この順番は羽毛布団を使用している場合に効果を発揮します。

正しい敷き方に気付かなかった理由

出典: http://tokyo-upohs.blog.jp


羽毛布団は毛布と違って表面が冷えやすいので羽毛布団を直接体の上に敷くのは嫌がる人が多いかもしれません。しかし羽毛布団は断熱性能が高いので冷たく感じるのは最初の頃だけです。羽毛布団を体の上に敷くことで次第に体温が掛け布団と毛布の間を全体的に伝わりますので暖かくなります。

正しい敷き方で上下両方から断熱効果

出典: https://www.rakuten.ne.jp


それに加えて毛布を体の下に敷くことで保温性能がさらに高まります。毛布も羽毛布団と同じく断熱性能に優れているので体の下に敷くことで下から体温が逃げていくのを防いでくれます。よって羽毛布団を体の上に敷いて毛布を体の下に敷くことで上下両方から断熱効果を得ることが出来るので布団の中でとても暖かく過ごすことが出来ます。

一番暖かい毛布と掛け布団の使い方


「掛け布団」→「人」→「毛布」→「敷布団」という使い方が毛布の正しい使い方ですが、これを応用した使い方が一番暖かい毛布の使い方と言われています。

一番暖かい使い方「毛布」→「掛け布団」→「人」→「毛布」→「敷布団」


それは掛け布団の上にもう一枚毛布を敷く方法です。よって「毛布」→「掛け布団」→「人」→「毛布」→「敷布団」となります。これによって掛け布団と毛布の間に挟まれた人が暖かくなるだけでなく掛け布団の上から毛布で蓋をすることで外から冷気が入って来ることを防ぐことが出来ます。

上下どっちにも敷く

出典: https://item.rakuten.co.jp


よって「毛布」→「掛け布団」→「人」→「毛布」→「敷布団」という毛布を上下どっちにも敷く敷き方が一番暖かい毛布の使い方となります。寒がりな方や冬に寒さ対策を施したい人は試してみて下さい。

掛け布団の種類によって変わる


これまで正しい毛布の使い方や一番暖かい毛布の使い方などをご紹介してきましたが一つだけ注意点があります。それは正しい毛布の使い方は掛け布団の種類によって左右されるという事です。

正しい使い方は羽毛布団のみ

出典: http://b-log-b-log.blog.so-net.ne.jp


前述の「掛け布団」→「人」→「毛布」→「敷布団」という正しい使い方ですが、これは掛け布団が羽毛布団だった場合に限ります。掛け布団の中身が「ポリエステル」や「合成繊維」だったり綿布団を使用している場合は正しい使い方をしてもあまり効果がありません。

出典: http://fujidana.exblog.jp


なぜ羽毛布団にしか毛布の正しい使い方が適用されないかというと羽毛布団だけは断熱性能に優れているからです。羽毛布団は他の掛け布団よりも層が厚いので毛布を使用しなかったとしてもある程度は冷気の侵入を防いでくれます。その状態で人の下に毛布を敷くことで上下ともに保温効果を出すことが出来ます。

出典: http://www.e-futonyasan.net


しかし羽毛布団以外の掛け布団はそこまで保温効果がありませんので単体で体の上に敷くと体温が上から逃げてしまいます。勿論毛布を下に敷けば下の断熱効果は出ますが、その状態だと下は暖かいけど上は寒いという不完全な寒さ対策になってしまいます。
ちなみに日本では羽毛布団よりも綿布団の方が世間一般には広まっていました。そのため羽毛布団用の正しい使い方では暖かくならないので毛布の正しい使い方があまり浸透していないのではないかと推測されます。

その他の布団は一番上に敷く

出典: http://blog.huton-tabataya.com


もし「ポリエステル」や「合成繊維」の掛け布団や綿布団を使用している場合は掛け布団の上に毛布を敷く事をお勧めします。よって順番は「毛布」→「掛け布団」→「人」→「敷布団」となります。冷気は下より上からの方が入ってきてしまいますので一番上に毛布を敷くことで蓋をしてしまえば十分な寒さ対策となります。

毛布には裏表があった


冬の季節になると必需品となる毛布ですが、実は裏表が存在するのはご存知ですか?

ラベル付きが表

出典: http://blog.livedoor.jp


あまり知られていませんが毛布には裏表が存在します。毛布の裏表はラベルの位置を見ることで確認することが出来ます。全ての毛布には表側の端っこにラベルが存在します。特別な絵柄がデザインされている毛布の場合絵柄でも裏表を判別することが出来ますが、両面共に同じ色の場合はラベルだけが裏表を判別する要素となります。

表を体に着ける

出典: http://blog.livedoor.jp


毛布の正しい使い方は表裏も関係していて、体にかける方に表面を向けるのが正しい使い方です。よって毛布の正しい使い方に則るならば表面を上にして敷布団の上に敷く形となります。この方が暖かくなると言われていますが、裏表は間違っていてもそれほど変わらないと思われます。


ちなみに毛布の中には二重構造になっている製品もあります。2枚の生地が縫い合わさっている物は合わせ毛布と呼ばれていて、このタイプの毛布は両面共に表面となりますのでどちらを上に向けても大丈夫です。

冬の寒さ対策に適した毛布


寝る際に毛布を利用する事で暖かさが格段に上がるので冬の季節になると毛布は必需品と言えるでしょう。


そんな毛布ですが敷布団の種類に合った種類を合わせることでより快適に過ごすことが出来ます。毛布は大きく分けて「厚手の物」か「軽い物」のいずれか、掛け布団は「羽毛布団」か「それ以外」が判断基準となります。

厚手の毛布は下に敷く

出典: https://plaza.rakuten.co.jp


基本的に厚手の毛布の方が当然断熱性能に優れているので寒さ対策としてはお勧めです。前述の正しい毛布の使い方に則って人の下に毛布を敷くのであれば厚手の毛布の方がお勧めです。よって羽毛布団を使用している方は厚手の毛布を使用すると良いでしょう。

薄手の毛布は上に敷く

出典: http://suya2.com


しかし羽毛布団以外の掛け布団を使用している場合は掛け布団の上に毛布を敷く形になります。その場合厚手の毛布を敷くと掛け布団が潰れてしまったり重苦しくなってしまうので軽い素材の毛布をお勧めします。また一番暖かい使い方として羽毛布団の上に敷く場合も軽い素材の毛布が好ましいです。

おすすめの毛布「着る毛布」


毛布と言えば基本的に布団あるいは体の上に敷いたりかけて使用することが多いですが、現在は別の用途を目的とした毛布も存在します。それが「着る毛布」です。

前開きタイプ

出典: https://prw.kyodonews.jp


着る毛布とはその名の通り体に着用するタイプの毛布です。形状は大きく分けて2種類あって「前開きタイプ」と「ポンチョタイプ」の2種類があります。「前開きタイプ」は上着の様に羽織って着るので簡単に脱ぎ着することが出来ます。
ポンチョタイプは上から被って頭を出すタイプです。よって上半身全体を温めることが出来ます。

ポンチョタイプ

出典: https://www.amazon.co.jp


着る毛布はマイクロファイバーを使用しているので薄手の生地にも関わらずとても軽いです。また吸水性と通気性と保温性に優れているので暖かさを保ちながら汗で蒸れることなく長時間着続けることが出来ます。その暖かさから冬場にもかかわらずエアコンを着けずに部屋で過ごせるという使用者の声が続出しています。値段は種類にもよりますが2500円~4000円程が相場となっています。

毛布の正しい敷く順番と使い方:まとめ


今回は毛布の正しい敷く順番と使い方等をご紹介しました。多くの人が毛布は上から体に直接かけていますが、羽毛布団の場合は体の下に敷いた方がより暖かく過ごすことが出来ます。ただし羽毛布団以外の掛け布団の場合は一番上から蓋をする形で敷くことでより暖かくすることが出来ます。
このように掛け布団の種類によって正しい使い方が異なって来るので注意して下さい。

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