『白』を使った男の子&女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
赤ちゃんの名付けは、響きはもちろん、漢字の意味や由来、そして字画数にもこだわりたいですよね。『白』を使った名前は、ピュアで清純なイメージを与えます。今回は、そんな混じりけのない色である『白』を使った男の子&女の子の名前をご紹介します。
目次
【白】どんなイメージの漢字?
赤ちゃんの名付けに、色の名前を使うことはめずらしくありません。「青」、「藍」、「桃」、「橙」など、色の持つイメージを活かした名前はたくさんあります。無数にある色の名前の中でも、混じりけのない『白』は、穢れのない清純な色です。清潔感のある純白のイメージ、光にあふれた明るいイメージ、深々と降りつもる雪のイメージなど、『白』の持つ美しい印象は、純真無垢な赤ちゃんの名前にもぴったりです。
『白』は、赤ちゃん、そして花嫁さんのイメージもあります。まっさらな状態の誕生や結婚から始まり、これから様々な色に触れていくことが連想されます。それはつまり、赤ちゃんの成長を願う気持ち、赤ちゃんの将来を祈る想いを名前に込めることができるということです。
赤ちゃんは成長とともにたくさんの物に触れ、たくさんの人と出会い、影響を受けることになります。赤ちゃんの頃の純真無垢なままで大人になることはないかもしれません。ですが、名前に『白』を付けることで、生まれ持った純真な心をいつまでも大切にしてほしいという想いを込めることができ、成長したお子様も、自分の名前から両親の想いを知ることができるのです。
【白】漢字の字画数
赤ちゃんの名付けで、字画数を気にする方も多いでしょう。姓名判断がすべてではない、字画数で運命が決まるわけではないと思ってはいても、悪い字画数は避けたいと思うのが親心というものではないでしょうか。
『白』の字画数は、5画です。字画数が少ないので、他に組み合わせる漢字の字画数が多くてもバランスが整います。字画数の少ない漢字とも多い漢字とも、バランス面での相性が良い字です。『白』という字は、色のイメージも漢字のイメージも同様にシンプルで美しいのが特徴です。
【白】漢字の読み方
『白』の読み方は、音読みで「ハク」、「ビャク」、訓読みで「しら」、「しろ 」です。名前に使用する場合は、「あき」、「あきら」、「きよ」、「きよし」、「し 」とも読むことができます。「あき」、「きよ」のような読みに当てはめることで、『白』の字の持つ、明るい、清い印象を強める効果があります。
【白】漢字の意味と由来
『白』はクレヨンや絵の具でおなじみの色の一種ではありますが、光を反射した際の明るく感じられる色という意味もあります。また、清い、正しい、賢い、という意味もあり、まっすぐ育ってほしいという想いを名前に込めたい際にぴったりの字と言えます。
『白』の由来は、形容詞である「白し」の語幹です。夜が明けて空が白んでくる様を表す言葉であり、太陽がもたらす明るさを表しています。また、『白』の字の形は、どんぐり状の実に由来するという説や、太陽を意味する「日」に由来する説があります。
赤ちゃんの名付けに、漢字の意味や由来を気にかける方も多いと思います。『白』と組み合わせる漢字の意味や由来も調べて、両親の愛情をたっぷり込めた名前をプレゼントしてあげてくださいね。
【白】を使った男の子の名前15選
『白』は、男の子にも女の子にも使える漢字です。まずは、『白』の字を使った男の子の名前を、読み方別にご紹介します。ぜひ赤ちゃんの名付けの参考にしてみてくださいね。
読みが「しろ」、「しら」の名前
①眞白(ましろ)…「ましろ」は男女両方に合う名前です。「眞」や「真」の漢字には真実という意味があり、潔白な人生を歩んでほしいという想いを込めることができます。
②耶白(やしろ)…「や」は、男の子の名前の最後に付けられることが多いですが、最初に付けても男っぽい響きになります。
③白兎(しらと)…「と」は、「人」や「斗」を使うこともできます。
④白羽(しらは)…白い羽という名前は、美しい鳥を連想させ、清純な印象を与えます。
⑤白銀(しろがね)…銀色、もしくは降りつもった雪という意味があります。芯の強さが感じられる名前です。
読みが「はく」の名前
⑥白(はく)…字面も響きもシンプルで美しい名前です。
⑦虎白(こはく)…強さを連想させる「虎」の字は、男の子の名前に人気の漢字の一つです。
⑧白亜(はくあ)…美しく立派な白い建物を連想させる、清純な響きの名前です。
⑨白斗(はくと)…「はく」という読み方に「と」を最後に付けることで、男の子らしい格好良い名前になります。
⑩白馬(はくば、はくま)…誰もが憧れる、美しく賢い白馬になぞらえた名前です。
⑪李白(りはく)…すももという意味の「李」の字は、女の子の名前にも使える漢字ですが、「白」を「はく」と読むことで男の子らしい響きになります。
⑫白瑛(はくえい)…「瑛」は、水晶のような澄みきった透明の石を意味し、人気のある漢字です。まっさらな「白」の清純なイメージをさらに強調してくれる名前です。
⑬白龍(はくりゅう)…「虎」と同様、「龍」は強さを感じさせ、男の子に人気の漢字です。「白」と組み合わせることで、神聖な印象を与えます。
その他の読みの名前
⑭白水(いずみ)…清らかで明るい「白」に、「水」を組み合わせたることで、清純なイメージが強調された名前です。
⑮白彦(きよひこ)…響きこそ古風ではありますが、「白」の漢字を使うことで、古臭い印象を与えない名前になります。
【白】を使った女の子の名前15選
次は、『白』の字を使った女の子の名前をご紹介します。男の子同様、清らかで清純なイメージの名前が多いので、ぜひ赤ちゃんの名付けの参考にしてみてくださいね。
読みが「しろ」、「しら」の名前
①茉白(ましろ)…男の子の名前にもある「ましろ」ですが、「茉」や「麻」のような漢字を使うことで、女の子らしくなります。
②深白(みしろ)…深々と降りつもる雪を連想させる、美しい名前です。
③華白(かしろ)…華やかでありつつ、清純さを併せ持つ女の子らしい名前です。
④千白(ちしろ)…可愛らしい響きとシンプルな字面で、いつまでも可愛い女の子でいてほしいという想いが感じられる名前です。
⑤咲白(さしろ)…花が咲く、というイメージを含み、可憐な印象を与える名前です。
⑥白奈(しろな)…女の子の名前で定番の「奈」を付けた、可愛らしい名前です。
⑦白雪(しらゆき)…雪のような清廉な白さをイメージした名前です。冬生まれの女の子にいかがでしょうか。
⑧白花(しろか)…美しい白い花のように、清純さを感じさせる素敵な名前です。
読みが「はく」、「はっ」の名前
⑨湖白(こはく)…澄みきった湖を思わせる、美しい名前です。
⑩白華(はっか)…清純さと華やかさを合わせた名前は、美しく気高く育ってほしいという想いが感じられます。
その他の読みの名前
⑪彩白(いろは)…古風な響きの名前ですが、「彩」という漢字が華やかな印象を与える名前です。
⑫白香(きよか)…いつまでも清い心でいてほしいという想いが感じられる名前です。
⑬白音(しおん)…静けさの中の澄んだ美しい音を思わせる、現代的な響きの名前です。
⑭白羽(きよは)…清い心で羽ばたいてほしいという、赤ちゃんの成長への想いが感じられる名前です。
⑮白帆(あきほ)…「帆」という漢字は、大海原へ向かう強さが感じられ、自分の意志で未来へ向かうイメージを与える名前です。
【白】どんな想いや願いを込める?
『白』という漢字を赤ちゃんの名付けに使う場合、そこには「まっさらな自分を大切にしてほしい」、「いつまでも清い心でいてほしい」、「穢れのない、美しい子に育ってほしい」、「人々を照らすような明るい子になってほしい」というような願いを込めることができます。清らかであるということは、自分にも他人にも嘘がない人であるということです。そういった願いや想いを込めることは、お子様のまっすぐな成長を願うということになります。
名前が持つ力、そして名前が他人に与える印象は、案外大きいものです。「外からの悪に染まらないでほしい」、「自分を偽らない大人になってほしい」という親の想いや願いを『白』という漢字、そして名前に込めることで、お子様の未来を守ってあげたいですね。
【白】を使って素敵な名前をつけよう
これから生まれてくる赤ちゃんの名付けに悩んだり、漢字選びに慎重になるのは、当然のことです。名付けは、響きだけでなく、字画数や漢字の意味も大切です。『白』という字は男の子にも女の子にも使えるので、名前の響きや、組み合わせる他の漢字をよく考え、素敵な名前を付けてあげましょう。
『白』という漢字を使った名前には、素敵なものがたくさんあります。『白』という漢字を含んだ名前を付けてもらったお子様は、きっと清らかで明るい子に成長し、両親からもらった名前の意味を大切にしてくれると思いますよ。