2018年09月09日公開
2018年09月09日更新
コストコのオキシクリーンまとめ!値段や使い方は?簡単に落ちるの?
コストコで大人気の「オキシクリーン」という万能洗剤をご存知ですか?値段が安いにも関わらず大容量のオキシクリーンは、衣類の漂白や家全体の掃除、臭いの除去など、とにかく幅広いシーンで活躍してくれます。今回はコストコのオキシクリーンの値段や使い方等をご紹介します。
目次
コストコ オキシクリーンはお得!
コストコで購入できるオキシクリーンはアメリカ製!
掃除や洗濯に大人気の万能洗剤「オキシクリーン」ですが、日本で購入できる種類は大きく分けるとアメリカ製と日本製の2つになります。コストコで購入できるオキシクリーンはアメリカ製です。
最近ではドラッグストアやホームセンター、通販等でもオキシクリーンを見かけることがありますが、そのほとんどが日本製です。また、アメリカ製の物であっても高い値段で販売されているため、コストコで購入した方がよりお得というわけなのです。
コスパ最強!大容量なのに値段の安さが魅力のオキシクリーン
気になるオキシクリーンの値段ですが、コストコの製品は4.98kgも入っておよそ2,000円前後の値段設定です。また、大掃除シーズンの年末年始にはよりお得な1,500円前後の値段設定になることもあります。
さらに、オキシクリーンがストアークーポンの対象になっていれば、もっと低い値段でオキシクリーンを手に入れることができるのです!コストコ会員の方はメルマガを登録して、お得にお買い物しましょう。
そもそもオキシクリーンとは?
コストコで購入できるオキシクリーンの成分
コストコで購入できるオキシクリーンの主な成分は酸素系の過炭酸ナトリウムで、洗浄助剤として炭酸ナトリウムが入っています。これは、アメリカ製も日本製も同様です。
しかし、アメリカ製のオキシクリーンはこれらの成分にプラスして、界面活性剤という成分が配合されているため、日本製に比べるとシミや汚れを落とす力が強いのです。
塩素系の漂白剤をは漂白力も優れていますが、気になるのは色落ちです。それに対し、色柄ものにも気兼ねなく使用できるのが酸素系の漂白剤、つまりオキシクリーンの主な成分である過炭酸ナトリウムです。
また、酸素系漂白剤には塩素系漂白剤独特のツンとした嫌なニオイもありません。シミや汚れを落とす力は塩素系漂白剤に劣らず、それでいて換気するほどの嫌なニオイが発生しないのでお得に感じますね。
オキシクリーンの魅力は驚きの洗浄力!
コストコのオキシクリーンが人気な理由は、驚きの洗浄力にありました。
水と油は混じり合うことがありませんが、界面活性剤という成分が配合されることによって混ぜ合わせることができるため、スニーカーや衣服についた泥やキッチン周りの油汚れが綺麗に落ちるのです。
日本製のオキシクリーンは泡立ちがよくありませんが、アメリカ製のオキシクリーンがモコモコと泡立つのは、この界面活性剤が理由です。
コストコ オキシクリーンの使い方
使い方は箱の側面を参考に!スプーン1杯は「4オンス」
気になるコストコのオキシクリーンの使い方ですが、目安は箱の側面に記載されてあります。英語表記だけでなく、日本語での説明も側面にシールで貼ってありますよ。
また、コストコで購入できるオキシクリーンの中には計量用の青いスプーンが入っています。よく、オキシクリーンの使い方を調べると「1オンス入れましょう」といった説明がありますが、この1オンスというのはスプーン1目盛分なので注意してください。
オキシクリーン専用の青いスプーンは、スプーン1杯が4オンスです。
使い方次第!使用量によって得られる効果が違う
オキシクリーンは漂白剤なので、衣類やキッチン周りの小物類等を漂白するイメージがありますが、使用する量によって得られる効果は違ってきます。
よく耳にするオキシ漬けは、オキシクリーンを溶かした水に漂白したい物を漬け置きしてシミや汚れが落ちる仕組みですが、オキシクリーンを少量だけ使用するだけでもニオイを除去する効果が得られるのです。
まとめてオキシ漬けするだけでなく、気になる物があったらサッと使えるのが嬉しいポイントですね。
オキシクリーンの使い方を間違えると効果が出ないので注意
メリットだらけのように思えるコストコのオキシクリーンですが、実は使い方を間違えると全くと言って良いほど効果が出ないので注意が必要です。
中には誤った使い方をして漂白した物を傷つけてしまった、塗装を剥がしてしまった、なんて失敗例もあるので注意しましょう。使用する際は必ず箱側面にあるオキシクリーンの使い方を読んでください。
コストコ オキシクリーンは面白いほど汚れが落ちる
衣類の洗濯、シミ取り
コストコのオキシクリーンは衣類の洗濯時にも使用することができます。通常の洗濯時には洗濯機に水を入れ、洗濯物を入れる前にオキシクリーン1オンスと洗濯用洗剤を入れます。あとは洗濯コースで回すだけです。
シミや汚れのひどい時にはそれ以上のオキシクリーンを入れると汚れが落ちるようになります。
シミ取りや漂白をする場合は、4ℓのお湯にスプーン半分〜1オンス程度入れて数時間漬けておきましょう。これでほとんどのシミや汚れが落ちますが、万一取れていない場合はスポンジや歯ブラシ等で軽く叩くと汚れが落ちます。
布製のスニーカー
布製のスニーカーは、4ℓのお湯に2〜4オンス入れて数時間漬け置きします。スニーカーの中敷や靴紐を一度取り外してから漬けた方が、隅々までシミや汚れが綺麗になります。
スニーカーを漬けた後は必ず靴用ブラシで全体をブラッシングしてください。この工程を省くと汚れを落としきることができないので注意しましょう。
オキシ漬けをしたあとは、表面についたヌルヌルが落ちるまでスニーカーを洗いましょう。手洗いが面倒な方は洗濯機の弱水流モードで通常洗濯をするとラクですよ。
ただし、通常洗濯をするとスニーカーに含まれたオキシ溶液によって洗濯槽の汚れまで落ちてゴミが付着する可能性があります。洗濯機で洗う場合は必ず専用ネットに入れるようにしましょう。
洗濯槽の掃除
コストコのオキシクリーンを使用して洗濯槽の掃除をする際は、まずお湯を洗濯槽の最高位まで張ります。湯量が多いので、お風呂の残り湯を使うのがおすすめです。そこへ、オキシクリーンを4〜5オンス入れます。
オキシクリーンがダマになってしまう可能性もあるため、洗濯槽に直接オキシクリーンを入れるのではなく、バケツや洗面器等で事前にオキシクリーンを溶いておくと尚良いです。
また、洗濯槽の汚れをすくい取る、拭き取る際は、必ず洗濯槽の電源が切れていることを確認してから行ってください。
洗濯機の洗いコースで5〜10分ほど洗濯槽を回します。この時点で蓋を開けると、泡と濁ったお湯の中から汚れが浮き出てくるので、その汚れをゴミすくいネットで取り除きます。これが洗濯槽の中に潜んでいた汚れです。
これを何度か繰り返し、程よく綺麗になったところで今度は数時間待ちます。そしてもう一度洗いコースで5分洗濯槽を回すとさらに汚れが浮き出てくるので、ゴミすくいネットで取り除きます。
その後、通常の洗濯コースで洗いから脱水まで終わらせ、洗濯槽に残った汚れをキッチンペーパー等で拭い取ったら完了です。
お風呂掃除
お風呂の掃除には、浴槽を使用しましょう。湯を張った浴槽に、浴槽の蓋や洗面器、風呂椅子等、シミや汚れの落としたい物を入れ、コストコのオキシクリーンを専用スプーンで5杯ほど入れます。
あとは数時間漬け置き、浮いたシミや汚れをこすり落とします。ヌルヌルとしているので、しっかりめに水で流してください。また、浴槽に残ったオキシ液をスポンジに含ませて磨くと、浴槽の床や壁まで汚れが落ちるのでお得です。
台所回りの掃除
キッチン周りの掃除もお風呂掃除と同様に、シンクに漬け置きしましょう。排水口に専用の蓋がない場合は購入しておくと便利です。ホームセンターや通販で安い値段で手に入れることができます。
漬け置きしたい物を入れてスプーン2杯のオキシクリーンを入れたら、お湯を溜めます。数時間放置して、シミや汚れを磨いたら完了です。
換気扇のファン等の頑固な油汚れもオキシ溶液に漬けてからブラッシングすると、スルスルと汚れが落ちるので面白いですよ。
また、バケツいっぱいのお湯にコストコのオキシクリーンをスプーン1杯溶かすと、オキシ溶液の完成です。この溶液を雑巾につけてキッチン周りの台や壁、換気扇周りを拭くと汚れがごっそり落ちるのでピカピカになります。
窓や網戸の掃除
窓の掃除には、バケツいっぱいのお湯にコストコのオキシクリーンを1杯分溶かして、オキシ溶液を作っておきます。オキシ溶液を含ませた雑巾で窓を拭き、普通の水を含ませた雑巾でオキシ溶液を取り除くように窓を拭きます。最後に乾拭きしたら完了です。
網戸の掃除は高圧洗浄機を使うと早いのですが、マンションやアパートではそうもいきませんよね。そこで、窓の掃除で使ったオキシ溶液を雑巾2枚に含ませて、両サイドから挟み込むようにしてふき取ると汚れが面白いように落ちるので試してみてください。
タイルやベランダの掃除
コストコのオキシクリーンはタイルやベランダの掃除にも有効です。まずはベランダの床を綺麗に掃き掃除します。その後、バケツいっぱいのお湯にオキシクリーンをスプーン1杯入れてオキシ溶液を作り、汚れている箇所にオキシ溶液をかけてブラッシングします。
汚れの酷い箇所はオキシ溶液をかけて3〜5分ほど置くと、こすった時に汚れが落ちるようになります。ベランダの手すり等はオキシ溶液を含ませた雑巾で汚れを拭き取りましょう。汚れが落ち切ったら最後にホースで水を撒いて、ベランダ掃除の完了です。
ペットグッズの洗濯
室内でペットを飼っている方にもコストコのオキシクリーンがおすすめです。ペットのおもちゃやお気に入りのぬいぐるみ、マット等のシミや汚れが落ちるだけでなく、ニオイの元を除去してくれます。
4ℓのお湯にコストコのオキシクリーンを2〜4オンス入れて数時間漬け置きし、軽くもみ洗いしたら洗濯機の通常洗濯コースで回します。あとは天日干し(物によっては陰干し)をしたら完了です。
ただし、スニーカーの洗濯と同様に洗濯機で洗うと洗濯槽の汚れまで落ちてペットグッズに付着する可能性もあります。洗濯機で洗濯する際は必ずネットに入れるよう注意してください。
コストコ オキシクリーンを使う際の注意点
お湯で溶かす
コストコのオキシクリーンを使用する際は、必ず40〜60度のお湯で溶かすようにしましょう。ここで水を使用すると失敗の原因となるので注意が必要です。大体の方は48〜50度の火傷しないギリギリの温度でオキシクリーンを溶かしています。
ただし、漂白する物によっては熱すぎるお湯だと変形・色落ちの原因ともなるので、必ず素材を確認してからオキシクリーンを使用するように注意しましょう。
コストコのオキシクリーンはモコモコの泡がシミや汚れを落とす効果を発揮してくれるのですが、お湯を使用しても泡が立ちにくい場合は、別容器にオキシクリーンとお湯を入れて泡立て器でかき混ぜると泡が立ちます。
泡立器でかき混ぜるのが面倒な方は、漬け置きする容器に漂白したい物を入れてその上からオキシクリーンをまぶすようにかけ、50度のシャワーを勢いよくかけるとモコモコとした泡が立つのでおすすめです。
どちらの方法でも、くれぐれも火傷には注意してください。
使用時は密閉禁止!
コストコで購入できるオキシクリーンが密閉禁止という情報が多々出てくるのですが、これはあくまでも使用時の話です。オキシクリーンを溶かしてみると、次第にシュワシュワと発泡していくのが分かります。
そのため、使用時に密閉した容器に入れてしまうと、このシュワシュワが密閉容器を圧迫し、爆発につながる恐れがあるのです。
とはいえ、粉の状態でも酸素は微量ながら排出されているため、心配な方は高気密な容器に詰め替えて保存するのは避けましょう。
肌が荒れるのでゴム手袋着用
塩素系の漂白剤ほど強く手荒れすることはまずありませんが、オキシクリーンに含まれている界面活性剤が肌荒れを起こす可能性があります。
肌に優しい成分で作られていると言われているので、気にならなければ素手で使用しても構いませんが、日頃から手荒れのしやすい方は注意し、必ずゴム手袋をしましょう。
また、オキシ溶液を触ってみるとヌルヌルとした手触りなのが分かります。これも肌荒れの原因となるので、オキシ溶液を使って掃除や洗濯をした際は、ヌルヌルが取れるまで綺麗に磨いたり、すすいだりしましょう。
作り置き不可
オキシクリーンはお湯で溶かしてからおよそ6時間で効果が切れます。これ以上漬けても効果は発揮されませんので、逆を取れば漂白が6時間で自動的に終わるため、一晩漬け置きしておいても安心です。
最近では手作り洗剤をスプレー容器に入れて使用・保存するという方が多いですが、オキシ溶液をスプレー容器に保存すると6時間で効果が切れるほか、爆発する恐れもあるので絶対に作り置きはしないでください。
色落ち注意
オキシクリーンは、シルクや革製品に使用することはできません。また、塩素系の漂白剤に比べるとほとんど色落ちすることはありませんが、洗剤や水洗いで色落ちしてしまう物は色落ちする可能性があります。
ウール製品や麻製品にも使用不可ということが箱側面の説明書きにもありますが、本当に使用することができません。万一オキシ溶液に漬けてしまうと、ヌルヌルとした手触りと一緒に素材が剥がれてきてしまいます。
オキシクリーンで掃除・洗濯をする場合は使い方を確認し、必ずその製品のタグを見て素材を確認しましょう。
コストコ オキシクリーンは詰め替えて保存
コストコのオキシクリーンは大容量なので、一度で使い切ることはできません。かといって箱のまま保存をしておくと粉が湿気を含んでしまうため、次に使う頃には塊ができている…なんてこともあります。そんな時は、詰め替え容器に保存しましょう!
わざわざ詰め替え用の保存容器を購入するなんて…と思いがちですが、近頃は100均にもおしゃれな容器が多く販売されています。
オキシクリーンの詰め替え保存用容器として中でも人気なのは、セリアで購入できるアルミキャップPETキャニスターというシリーズと、LOCK PACKシリーズです。
ガラス瓶にも見えるアルミキャップPETキャニスターは、実はPET製。透明感があって、パッと見ただけでは100均の商品とは思えません!さらにガラス瓶と違って軽量で、広口でお手入れがしやすいという点も嬉しいポイントです。
小さな物は160ml、大きな物だとなんと1600mlもあるのです。ここまで大容量にもかかわらず、小さな物と変わらない値段で購入できるのはかなりお得ですよね!
また、LOCK PACKシリーズは蓋の開閉が片手ででき、さらに蓋が立つので中身を取り出すのにストレスを感じません。広口なので、オキシクリーンの中に入っている専用スプーンを一緒に保存しても問題なく使用することができます。
このシリーズも様々な容量がありますが、オキシクリーンを詰め替えて保存するのにWide L(2.6L)を購入する方が多いです。
大容量のオキシクリーンをLOCK PACK3つに詰め替えて、キッチン用・掃除用・予備というように分けて保存しておくと、気になったときすぐに使用することができますね。
コストコ オキシクリーンで家中をキレイにしよう
破格の値段で手に入れることのできるコストコのオキシクリーンは、家中掃除してもまだまだ余るほどとにかく大容量!湿気を防ぐための保存用容器も100均で手に入れることができ、また繰り返し使えるのでお得ですよね。
とにかく得づくしのオキシクリーン、まだ試されていない方はぜひ挑戦してみてください。