赤ちゃんの歩行器はいつから?使い方や注意点も解説!

赤ちゃんの歩行器はいつから使い始めるものか疑問に思うパパやママは多いのではないでしょうか。歩行器は赤ちゃんにどんな影響を与えるのか、いつからいつまで使うものなのか、使い方や注意点をメリット・デメリットを含めてご説明します。

赤ちゃんの歩行器はいつから?使い方や注意点も解説!のイメージ

目次

  1. 1赤ちゃんの歩行器って何?
  2. 2赤ちゃんの歩行器はいつからいつまで使えるの?
  3. 3赤ちゃんの歩行器は本当に必要?メリット・デメリットを紹介!
  4. 4赤ちゃんが歩行器を使うときの注意点もチェック
  5. 5歩行器は買った方がいいの?それともレンタル?
  6. 6赤ちゃんの歩行器は子育ての便利グッズとして活用しよう

赤ちゃんの歩行器って何?

歩行器に乗ってちょこちょこと歩き回る赤ちゃんの姿はとっても愛らしいです。自分の赤ちゃんにも歩行器を使ってあげたい!と思う前に、歩行器とはどんなものなのかをまず理解しておく必要があります。

赤ちゃんは産まれて8~9ヶ月経つとハイハイが上手くなってきて、つかまり立ちや伝い歩きを始めるようになります。この時期に赤ちゃんの歩行をサポートするのが歩行器です。

歩行器は両足を入れる2つの穴が開いた布と、テーブルが合体したような作りになっています。赤ちゃんを軽く座らせるような形で、体のバランスを取れるようになっていて、車輪も付いているので、歩くのに不慣れな赤ちゃんも歩行器があれば自分の足を使って動くことができるのです。

歩行器にはストッパーやベルトが付いているので安全面にも配慮されています。また、折りたたみができるタイプやおもちゃが付いている歩行器など、色んな種類の歩行器があるので、最適なものを選びましょう。

赤ちゃんの歩行器はいつからいつまで使えるの?

では、赤ちゃんの歩行器はいつからいつまで使えるのでしょうか。歩行器を使いはじめる時期や卒業する時期の目安をご紹介します。

歩行器は腰がすわってから使おう

歩行器はいつから使い始めるのが良いかというと、腰すわりができるようになった時期です。「腰すわり」とは、赤ちゃんが支え無しに一人で、背筋を伸ばして両足を前に突き出した状態で座る状態を言います。
腰すわりができるようになると、首がすわって、腰もしっかりとすわってきている証拠なのです。
個人差がありますが、一般的にはだいたい8~9ヶ月頃の時期にバランスよく腰すわりができるようになってくるので、いつから歩行器をスタートさせたらよいかの時期はこのあたりになるでしょう。

赤ちゃんによって成長は違うので、目安の時期になっても腰がすわらない子もいます。焦らずに成長をしっかりと待ってあげてください。

腰すわりができない時期に歩行器に乗せると、足腰の周りの筋肉が未発達なので、歩行器に頼った歩き方になってしまうのです。
腰がすわってきたら、短時間から歩行器に乗せて様子を見てみましょう。

歩行器の卒業は生後15カ月くらい

歩行器はいつから使うと良いかは腰すわりができるようになる時期ということがわかりました。
では、だいたいいつまでが歩行器を使い終わる時期の目安になるのでしょう。
歩行の成長過程によって差がありますが、だいたい生後15ヶ月頃の時期が、いつまで使えばよいかの目安となります。

歩行器についている取扱説明書にも対象月齢が記載されているので、いつからいつまで使えばよいかは、取扱説明書をよく読んでこちらも参考にすると良いでしょう。

赤ちゃんの歩行器は本当に必要?メリット・デメリットを紹介!

赤ちゃんの歩行器については、最近では使う方がよいという意見とよくないという意見に別れており、歩行器を使うべきなのか迷う部分もあるでしょう。

そこで、歩行器を使う必要性やその影響、デメリットについてもご紹介していきましょう。上手く使えば大活躍してくれる育児アイテムとなってくれます。
購入を考えているパパやママは、ぜひとも参考にしてみてください。

【メリット】赤ちゃんの世界が広がる!

歩行器に乗せることで、赤ちゃんがお座りしている時よりも目線が高くなって、見える世界が格段に違ってきます。動ける範囲も広がるので赤ちゃんの世界が一気に広がって、好奇心を育てるのにも一役買ってくれるのです。

少しでも早い時期に好奇心を育むことは赤ちゃんにとって良い影響を与えるため、教育面でも良い影響を与え必要性が高いと言えるのではないでしょうか。

【メリット】赤ちゃんのお世話が楽になる!

赤ちゃんだけでなくママにとっても便利で必要なポイントもあります。歩行器を使えば、歩き始めの赤ちゃんの転倒を防止する役割があるので、ママがちょっと目を離してしまった隙に転倒して怪我をしてしまう心配がありません。

歩行器はある程度のサイズがあるので、赤ちゃんが狭いところに入り込めないので、身の回りの危険を減らせることも安心ポイントです。

ママが家事やトイレで手が離せない時間でも安心して座らせておくことができるので魅力的です。歩行器に乗せることでいつもより目線が高くなって、それだけで上機嫌になる赤ちゃんもいます。見える景色だけで楽しめる赤ちゃんもいるので、ひとり遊びの練習にもとっても良いです。
ですので、赤ちゃんが歩き始めて目が離せない時期に入ったことも、歩行器をいつから使ったら良いかの目安となります。

テーブルがついているタイプの歩行器であれば、座らせている状態で食事やおやつを食べさせてあげることもできるので、赤ちゃんのお世話が楽になって育児にも良い影響を与えると言えるでしょう。

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【デメリット】ケガや事故を引き起こす可能性も

歩行器のデメリットとしてまず一番に挙げられるのが、怪我や事故を起こす可能性があることです。

考えられる怪我や事故として、配線コードや段差によって転倒することや、階段から落ちてしまうことなどがあります。段差などで転倒しないように長時間目を離さず、見守れる環境を整えることでデメリットを減らすことができます。また、階段から落ちてしまうリスクには、2階で使用しないか、どうしても使用する場合には柵を設置するなど対策を講じましょう。

手が届く高さがお座りしている時よりも高くなるので、よくないものに手が届いてしまう可能性もあります。歩行器に乗ると手が届いてしまいそうな高さには危険なものを置かないように注意する必要もあります。

ドアノブに手が届いてしまうこともあるので、ドアを閉めているから大丈夫と油断するものよくないです。開けられないように工夫するか目を離さないようにするか、気を付ける必要があります。

【デメリット】体の成長に悪影響が出ることも

赤ちゃんの発育をサポートしてくれるアイテムとして考えられている歩行器ですが、歩行を遅らせ悪影響を与える可能性があるというデメリットを唱える意見もあります。

赤ちゃんはハイハイやズリバイを行うことで、腰の周りや手足の筋肉を発達させていき、体全体のバランスを取ることを覚えます。
また、体全体を使って運動することは脳に刺激を与えて知育に影響を与えることにつながります。

そのため、歩行器を使って赤ちゃんを歩かせることは、全身運動ではなくつま先だけを動かすことになるので、赤ちゃんの発育に悪影響を与えるのではと言われているのです。

また、長時間の歩行器の使用は、赤ちゃんの骨に負担がかかりよくないともされています。赤ちゃんの骨は未完成なため、骨によくない負担がかかってしまい、背骨が曲がったり、股関節が開いてO脚になってしまったりの悪影響があるとされているのです。

適度な使用については問題ないので、このようなデメリットを減らすためには、長時間の使用は避けていつまでも座りっぱなしにさせないようにすると良いです。

赤ちゃんが歩行器を使うときの注意点もチェック

歩行器を赤ちゃんに使うには、デメリットや悪影響を踏まえたうえで、注意点をチェックしておき、正しく使う必要があります。
歩行器を使う時に注意すべきポイントを挙げますので、事前に確認してよくないデメリットを無くして、安全に健やかに使えるようにしましょう。

安全な場所で使おう

歩行器は安全な場所で使用する必要があります。
具体的には、段差のある部屋や床に配線や物が多く置いてある部屋、窓が開けっぱなしになっている部屋などでの使用はよくないです。
歩行器を使うと加速がつくので、赤ちゃんが万が一転倒してしまうと危険性が増します。

デメリットで述べたように、歩行器に乗せることで手が届かなかった場所に手が届いてしまうようになるので、手が届いてしまいそうな場所に危ないものがないかの安全対策も必要になってきます。

目を離さないようにしよう

赤ちゃんを歩行器に乗せておけば、赤ちゃんがひとり遊びしやすく、ママのお世話も楽になります。とは言っても、常に目が届くところに赤ちゃんを置いておき、危ない動きをしていないかを気に掛ける必要があります。

また、絶対に行かせたくない場所、危険な場所の周りには赤ちゃんがうっかり入ってしまわないようにベビーゲートやフェンスなどを取り付けて、目視をサポートしてあげる方法を取り入れるのも良いでしょう。

長時間の使用は厳禁

赤ちゃんは自由に動けることも大事です。長時間の拘束は歩行機能や骨の形成などの身体面だけでなく、脳の発達にもよくないとされ、心身ともに悪影響を及ぼす可能性があるので、歩行器に長時間乗せておくことはよくないので避けるようにしましょう。

歩行の練習のためにとついつい長時間乗せてしまいがちですが、歩行器は基本的におもちゃと考えると良いです。赤ちゃんが気分転換する時に乗せてあげる、くらいの感覚で使うくらいがちょうど良いかもしれません。

赤ちゃんが嫌がったらいったんストップ

歩行器の基本は赤ちゃんが好奇心を持って楽しく乗れることです。嫌がる赤ちゃんを乗せるのはよくないのです。
赤ちゃんが歩行器に乗るのを嫌がる時に、無理に大人の都合で乗せたりいつまでも使いすぎたりすることは絶対に避けましょう。

赤ちゃんはつかまり立ちができるようになってくると、歩きたい気持ちが出てくるものです。歩きたい気持ちを感じられた時に使ってあげると、嫌がらずに乗ってくれるかもしれません。

歩行器は買った方がいいの?それともレンタル?

赤ちゃんの歩行器は購入する方法もありますが、レンタルする方法もあります。
どちらを選んだ方が良いかは、パパやママのライフスタイルや、いつからいつまで使用する予定なのかなどを考えたうえで必要な方を選ぶと良いでしょう。

歩行器を置くスペースがあるか確認しよう

まずは家に歩行器を置いておけるスペースが十分にあるかをチェックしておく必要があります。店頭ではあまり大きさが気にならなくても実際に家に置いてみると意外と大きく、使い勝手がよくない・・・ということもあるので、しっかりと事前にサイズを測ってから決めましょう。

おもちゃ付きのものやテーブル付きのものまで色々ある

歩行器には、おもちゃ付きのタイプやテーブル付きのタイプなど、さまざまな歩行器が販売されています。色んな機能が付いている高機能タイプのものは優れていますがお値段も張るものです。

赤ちゃんの好みやパパママがどんな目的やシーンで歩行器を使いたいかによって、どんな機能を持った歩行器を必要とするかが変わってくるでしょう。

使用したいシーンでは具体的には、「赤ちゃんと一緒に遊びたい」「家事をしている間だけ乗せておきたい」「ひとり遊びしていてほしい」「食事にも使いたい」などが挙げられます。
赤ちゃんの好みに合わせるなら、アンパンマンなどの人気キャラクターがついた歩行器や、車の形をした歩行器など、見た目に赤ちゃんの興味や好奇心をくすぐる歩行器を選んであげると良いです。
 

機能面で言うと、転倒防止のためのストッパーや肩ベルト、動かないようにするためのボトムマットなどの機能が付いている歩行器もあります。
もし、機能性抜群の歩行器を短期間使用したいのであれば、購入するよりもレンタルサービスを利用した方がお得な場合もあります。このような場合、いつからいつまで使うのかを考えてみましょう。

使用期間によってはレンタルの方がお得

赤ちゃんの歩行器は購入するとなると安いもので3,000円で、高いものになると10,000円以上になります。対して、歩行器をレンタルするとなると、レンタルサービス会社により値段が違いますが、だいたい1ヶ月で1,500~2,500円が相場とされています。

購入するとなると高価な歩行器もレンタルすると安く抑えられるケースもあります。レンタル料金にもよるのですが、4ヶ月以上連続して使いたいという場合、レンタルよりも購入する方が安くつくケースが多くなってきます。

また、1~2日ほどお試しとしてレンタルできるサービスを導入している会社もあります。せっかく歩行器を買っても赤ちゃんがまったく気に入らずに使ってくれないという場合もあるので、赤ちゃんの好みを確認するためにレンタルサービスを利用するという手もあるでしょう。

このように、いつからいつまで使いたいか、赤ちゃんが気に入ってくれるかを試すかどうかによって、購入するかレンタルするかを決めると良いです。

赤ちゃんの歩行器は子育ての便利グッズとして活用しよう

赤ちゃんの歩行器はいつからいつまで使うのか、赤ちゃんにどんな影響を与えるのか、よくない使い方や注意点など、購入をする前に押さえておきたいポイントをご紹介しました。

赤ちゃんの歩行器は、使用時間と環境を守って上手に使えば赤ちゃんの歩行と成長をサポートしてくれるとともに、パパママの子育てを楽にしてくれる、子育ての便利グッズと言えるでしょう。

そろそろ歩行器を使い始める時期かなと思ったら、いつからいつまで使いたいか、どんな機能を持った歩行器を赤ちゃんに使ってあげたいかを、パパとママでしっかりと話し合って決めてあげると良いです。

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この記事のライター
MegT
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