運動会向けお弁当の詰め方のコツは?おしゃれな例も写真付きで紹介!
近年、春運動会も多くなる中、夏休みが終われば運動会というところもあるのではないでしょうか。普段お弁当を作っていても、家族全員分のお弁当を作るのは大変です。時には、祖父母の分までという人もいますよね。詰め方のコツやおしゃれな詰め方をいっしょに学んでいきましょう。
目次
運動会のお弁当ってどうやって詰める?
運動会のお弁当は量も多いし、詰め方も工夫しなければならないので、大変ですよね。運動会はお弁当を作るだけでなく、子供の持ち物も確認しなければならないし、レジャーシート等の運動会で使うグッズの用意もしなければならないし、せっかくの子供の運動会の成長記録をとるために、カメラの用意ビデオカメラの用意、充電、三脚…考ええただけでも運動会はお弁当以外の準備もたくさんあります。
その運動会の忙しさを少しでも軽くするために、今回はお弁当の詰め方のアイデアを調べてみました。毎年、同じような詰め方で、「もう少し楽になる詰め方はないかな」と思っていたのなら、そんなあなたにぴったりです。
たくさん詰める必要がある
主婦の方で毎日ご主人やお子さんのお弁当を作って、お弁当作りに慣れてらっしゃる方は多いとおもいます。
しかし、特別な運動会のお弁当は格が違います。なぜなら運動会のお弁当は作るおかずの量が格段に違うからです。
普段のお弁当であれば、お弁当箱に入る分だけのおかずの量。時には前日の残り物も使うでしょう。
運動会のお弁当となると、親+子供に加えて多い人なら運動会に来てくれる祖父母の分、または運動会にきてくれる親戚の分までというのも多かれ少なかれあります。おにぎりは握るだけだし、お米の量を調整するだけならいいですが、運動会にきてくれる家族の分のお弁当のおかずともなるとそうはいきませんよね。簡単アイデアでコツをつかみましょう。
運動会の朝は忙しい
とは言うものの、運動会は園児や児童の数にもよりますが、だいたいが9時や10時に運動会開始のところが多いでしょう。子供たちだけ先に送り出してから、親だけがあとで行くという場合もあります。
園や学校によっては、運動会の場所取りの時間が運動会開始時間の前に決められている場合もあるでしょう。パートナーが運動会の場所取りに行ってくれる場合もあるでしょうが、そうでない時はお弁当を作った上で、運動会場所取りに行かなけれなならなかったり。
朝はただでさえ忙しい主婦(夫)には運動会の日は時間との戦いです。様々なアイデアでコツをつかんで、詰め方を工夫し、簡単で楽しくおしゃれな運動会のお弁当を作りましょう。
後片付けが大変
普段のお弁当であれば、小さいお弁当箱が数個なので、作り終わったあとの後片付けも、食べ終わったお弁当箱の後片付けも、普段の食事と同様にできるので、さほど手間ではないと思います。
ですが、運動会のお弁当は大量におかずを用意しなければならず、いつもよりも多くの食材を調理しなければなりません。いつもより量の多いおかずを用意するため、大きなお鍋やフライパンを使用したり、お弁当箱も普段とは全く違う、家庭によっては運動会にだけ登場する大きなお弁当箱なんてものもあるかもしれませんね。お弁当の後の後片付けにもアイデアとコツが必要です。
運動会で太陽の下、我が子を追うのに必死になってくたくたになって帰ってきたのに、帰宅後のキッチンを見てがっくりくる人も多いと思います。作る前から、運動会帰宅後のことを考えて嫌な気持ちになってしまう人もいるかもしれませんね。詰め方にも様々な方法があり、便利なグッズを利用して、運動会のお弁当を詰め方で楽して楽しみましょう。
運動会のお弁当を簡単にするコツは?
おかずは市販品を活用する
近年、共働き世帯が増えているおかげか、冷凍食品や冷蔵食品も日々進化しています。実際、私もお弁当に関しては随分と冷凍食品のお世話になっています。
運動会のお弁当で冷凍食品は割高になってしまうので使用はおすすめできませんが、おかずは市販品を使用するというのもひとつの手です。スーパーのお惣菜コーナーにもおいしそうなおかずがいっぱい並んでいますよね。または、前もってオードブルを頼んでおいたら配達してくれるお店もあります。
業務スーパーやコストコなどの業者も利用するような大量に食材が購入できるスーパーで、「揚げるだけ」「焼くだけ」「煮るだけ」等の商品を購入して、おかずの下ごしらえの手間を最小限に抑えるというのもおかずを1品増やすひとつの手です。
そのまま食べられる食材が便利
そのまま食べられる食材で下ごしらえの手間を抑えるというのも時間短縮のカギです。
ちくわやかまぼこなどの練り物製品は調理してもおいしいですが、そのままでももちろんおかずになります。
きゅうりやレタス、アボカドなどの野菜も使えますし、チーズもアレルギーや好き嫌いに心配がなければそのままおかずとして食べることもできます。
ちくわを使ったアイデアおかずが便利
私のおすすめは、ちくわに何でも詰めちゃうというものです。みなさんご存知の通り、ちくわには穴が開いてますよね?そこにあなたの好きなものや子供の好きなもの、家族の好きなものを詰めるんです。
例えば、ちくわ+きゅうり。きゅうりをちくわの穴の大きさにカットし、中に入れるだけです。何もつけなくてもそれだけでおかずになります。
ちくわ+チーズもおいしいですね。ひと手間かけて、てんぷら粉にくぐらせてさっと揚げるのもとってもおいしいです。
ミニトマト・ブロッコリーは彩りの味方
子供の好きなものって、からあげやハンバーグと比較的茶色いものが多い気がします。お肉のおかずはどうしても茶色くなってしまうんですよね。でも、好きだからと茶色いおかずばかりを詰め込んでいると、お弁当箱を開けた時の感動が薄れてしまいませんか。やっぱり食は食べておいしいのはもちろんですが、見ておいしいのも重要なんです。お弁当(普段の食事)をおいしく見せるには「赤・黄・緑」のおかずを入れると簡単に彩り鮮やかでおいしそうなお弁当が出来上がりです。
「様々な食材を使わないと無理なんじゃ…」と難しく考えず、彩り鮮やかにするには簡単なコツがあります。ミニトマトとブロッコリーを利用しましょう。
ブロッコリーはゆでるだけで、鮮やかな緑になります。緑色が色あせにくいのも特徴です。
そして、もっとも彩りの強い味方ミニトマト。そのままでOKです。また、最近トマトブームがきたおかげか、スーパーでも大きさ、色さまざまなトマトが売られています。赤いトマトだけでなく、黄色いトマト、オレンジ色のトマト、細長いトマト。見ているだけで楽しくなってきます。前日の運動会のお弁当のおかずのお買い物の際、トマト売り場を一度チェックしてみてください。
前日の準備で朝に余裕を
詰め方次第で運動会のお弁当作りが格段にラクになります。普段の詰め方とは違うかもしれませんが、普段の詰め方にも応用できます。運動会のお弁当の詰め方を工夫して、お弁当の詰め方のスキルアップを目指しましょう。
あとは詰めるだけの状態にする
さあ、お弁当を作ろうと思った時に、朝から下ごしらえからすると、いくら時間があっても足りません。
前日までにできることはしておき、「あとは詰めるだけ」にしましょう。
からあげの下準備
からあげであれば、前日に下味をつけておいて、当日の朝に片栗粉をつけて揚げる。下味をつけて前日から寝かせることで、からあげもしっかり味がつきますし、鶏肉もやわらかくなってジューシーでおいしい唐揚げになります。
ハンバーグの下準備
ハンバーグであれば、前日までにタネを作っておきます。余裕があるならば、形成まで行っていれば、朝は簡単!焼くだけです。
エビフライの下準備
エビフライ等のフライ物であれば、前日に食材の下ごしらえをして、小麦粉・卵・パン粉までつけておくと、朝は揚げるだけになります。これで朝の揚げ物が簡単になりますね。
副菜の下準備
あとは副菜。主菜だけでなく、副菜も彩りを加えるために重要です。おひたしやきんぴら、ひじきの煮物など前日までに作っておいて「詰めるだけ」に適した副菜がたくさんあります。
「揚げるだけ」「焼くだけ」「煮るだけ」「温めるだけ」の状態にして、簡単に「詰めるだけ」アイデアで楽しましょう。
詰め方を決めておく
いざ、お弁当箱に詰めようとしたときに、どこに詰めようか詰め方に悩んで時間が過ぎていった、という経験が誰しもあるのではないでしょうか。
小さなお弁当箱でも、大きなお弁当箱でも、バランスは難しくコツがいりますよね。
前日から下ごしらえをしておくのであれば、すでに何を詰めるかメニューは決まっていますよね。同時に詰め方も決めておきましょう。小さいお弁当箱だと詰めるおかずも少量なので、バランスにとても気を使い、毎日のことで同じお弁当箱ならば、コツもつかんでいるかと思いますが、運動会のお弁当となると家族全員分なので量が違い、いつものコツは使えません。
お弁当箱ごとに「主菜」「副菜」「主食」を分ける
思い切って、お弁当箱ごとに「主菜」「副菜」「主食」に分けてみるのもひとつのアイデアです。その時のコツは、やはり彩りです。特に主菜は色が茶色になりがちなので、ここでミニトマトやブロッコリーを隙間に埋めることで、格段に彩りがアップします。またひとつのアイデアとして、カラフルな紙コップ、ワックスペーパー、カップを使うのも彩りをアップさせるためのコツです。
早く作りすぎには注意
しかしながら、衛生面を考えるのではあれば、あまり早く作りすぎてもダメです。
当日は簡単に詰めるだけにしたいからと、前日までに焼いたり揚げたりも終えてしまっていると、おいしさも半減してしまう場合もありますし、衛生面でも心配です。朝から運動会に参加し、いくら初秋だといえども、炎天下のなか数時間も置いておくので、しっかりアイデアで対策も必要です。
できるだけ、お肉やお魚などの加熱しなければならないものは前日に加熱せずに、当日に加熱しましょう。お魚は生でも食べられ簡単ですが、できるだけ主菜にお魚の生ものは入れないようにしましょう。簡単を最優先しすぎて、運動会のお弁当で食中毒になったなんて、楽しい思い出が嫌な思い出になってしまいますからね。
後片付けをラクにする詰め方アイデア
運動会が終わって疲れているのに、主婦(夫)を悩ませるのは後片付けです。揚げ物で油がべっとりついたお弁当箱。食材の汁が混ざったお弁当箱。取り皿の汚れ。考えただけでがっかりします。使い捨ての容器やお皿を準備するのもひとつのアイデアですが、味気ないし、エコではないし、ゴミも増えてしまいます。
今回はワックスペーパー、紙コップ、カップを利用して、後片付けも簡単にでき、なおかつおしゃれに見えるお弁当のアイデアをご紹介します。
ワックスペーパーを仕切りにすれば汚れにくい
みなさん、ワックスペーパーはご存知でしょうか。正直、私は存在は知っていたのですが、どう使ったらいいのかわからなくて、使ったことはありません。ですが、調べてみて、次の運動会には使ってみようと思うぐらい、おしゃれなアイデアであふれていました。
ワックスペーパーとは
ワックスペーパーとは、ワックス(蝋)を染みこませた紙のことで、耐水性・耐湿性に優れています。また、油も染みこみにくいので、食品を包むのに最適です。最近ではラッピングにも使用されていたりと、いろいろな用途で使用されています。また、100円均一にも様々な色や形のワックスペーパーが販売されていますので、一度見に行ってみましょう。そして、ワックスペーパーを使うことでおしゃれ度が簡単にアップします。
ワックスペーパーはこんなところが便利
昔はお弁当の仕切りといえば、バランやアルミカップ、アルミホイル、ラップでしたよね。それをワックスペーパーにすることで、おしゃれさも彩りもアップできます。お弁当の中に彩りが少ないとかんじたら、色とりどりのワックスペーパーを使うことで、一気におしゃれで華やかになります。また、耐水性、耐湿性、油が染みこみにくいという特性を生かして、ワックスペーパーを箱のようにして食材を入れることで、食材が直接お弁当箱につきにくくなるので、お弁当箱に油がこびりついて洗いにくい、なんていう心配が激減します。洗い物の手間がはぶけるのは、主婦(夫)にとってはとっても嬉しいですよね。
紙コップを仕切りにして取り皿いらず
ワックスペーパーと並んで耐水性にすぐれているのは、紙コップです。アルミカップや紙カップ、最近ではシリコンカップもありますが、カップは高さもないので、結局汁がこぼれたり、おかずが飛び出てしまったりしますよね。その点、紙コップはもともとは飲み物を入れるための容器ですし、高さもあるので、カップよりも丈夫です。紙コップも大小さまざまな大きさやおしゃれなデザインが100円均一に並んでいます。
紙コップはこんなところが便利
紙コップはコップなので、少しの汁物であれば、こぼれにくくなります。また、ひとつひとつにすることによって、取りやすく食べやすく、食べ終わればその紙コップが取り皿にもなります。紙コップなので丈夫ですし。取り皿の洗い物も減ります。また、紙コップの中に入れた食材にかわいいピックをさせば、おしゃれ度も格段にアップします。からあげを紙コップにいれてかわいいピックをさせば、おしゃれでかわいいおかずになります。ピックでそのまま食べらますしね。
蓋つきカップはデザートや汁気の多いおかずに便利
汁気の多いおかずや、味移りのしてほしくないデザートは、ワックスペーパーや紙コップを使っても、汁気が出てしまったり、味移りがしてしまったりしてしまいます。そういう時は、蓋つきのカップを使用しましょう。また、ケチャップやマヨネーズなどのソース類を入れておくにも蓋つきカップはぴったりです。
100円均一で大きさもいろいろあり、透明なカップや、柄のついたカップなどが売っています。私は家にあるスクリュータイプのジップロックを利用したりしています。これだと、自宅での食品保存にも使えますし、普段使いもできます。
真似したい!おしゃれな運動会向けお弁当の詰め方を写真付きで紹介
おしゃれな運動会のお弁当を集めてみました。アイデアがいっぱい詰まっています!
やはりみなさん、運動会のお弁当にはワックスペーパー・紙コップ・蓋つきカップをうまく使用して、鮮やかでおいしそうなお弁当です。
また、重箱の隙間を埋めるようにしっかり詰めているのがわかりますね。前日までに食材を考え、詰め方も考えておくことが、楽しい運動会弁当の決め手です。
詰め方を工夫して運動会のお弁当作りをラクにしよう
いかがでしたでしょうか。運動会に向けて、お弁当へのやる気が出たのではないでしょうか。運動会は子供の成長が間近に見られるので、とても楽しみな行事ですが、親にとっては大変な行事でもあります。運動会のお弁当作りの負担が少しでも減ったら嬉しいです。私も今回の運動会で使えるアイデアが満載で、運動会のお弁当で使いたいと思います。