生後2ヶ月の赤ちゃんの体重の目安は?体重が増えない原因も詳しく解説!

あっという間に新生児期が過ぎ、赤ちゃんとの生活に少し慣れた生後2ヶ月頃になると赤ちゃんの体重が気になる人も多いのではないでしょうか。この記事では、生後2ヶ月の赤ちゃんの体重増加を妨げている可能性が高い原因について詳しく解説していきます。是非参考にしてください!

生後2ヶ月の赤ちゃんの体重の目安は?体重が増えない原因も詳しく解説!のイメージ

目次

  1. 1生後2ヶ月の赤ちゃん…体重が増えない原因は?
  2. 2生後2ヶ月の赤ちゃんの体重増加目安は?
  3. 3【体重増加を妨げている可能性が高い原因①】母乳・ミルクを十分に飲めていない
  4. 4【体重増加を妨げている可能性が高い原因②】赤ちゃん自身の体質
  5. 5【体重増加を妨げている可能性が高い原因③】風邪や病気の影響
  6. 6【体重増加を妨げている可能性が高い原因④】一時的なもの
  7. 7体重を増やすにはどうすればいい?
  8. 8体重増加量は赤ちゃんによって違う!心配なら医療機関へ相談しよう!

生後2ヶ月の赤ちゃん…体重が増えない原因は?

赤ちゃん

生後2ヶ月になると新生児の頃と比べると少し授乳間隔が空いてくるようになる赤ちゃんも多いのではないでしょうか。とは言っても個人差があり、まだまだ1時間~2時間に1回という赤ちゃんもいますよね。生後1ヶ月頃までは順調に体重が増えていたのに、生後2ヶ月になって急に体重があまり増えなくなった赤ちゃんもいます。

「頻繁に授乳してるはずなのになんで?」「何か病気なのかな?」など不安に思うママも多いのではないでしょうか。検診などで体重を指摘されると更に不安になってしまいますよね。しかし、体重が増えないからといって必ずしも病気とは限りません。体重の増え方は赤ちゃんそれぞれで違います。

同じ月齢の赤ちゃんがみるみる大きくなっているからと言って焦ってしまうのは赤ちゃんのためにもママとためにも良くありません。とは言っても、やはり大切な赤ちゃんのことなので気にしてしまうのが実際のところ…。今回は、そんな体重増加を妨げてる可能性が高い原因について詳しく解説していきます。

生後2ヶ月の赤ちゃんの体重増加目安は?

赤ちゃん

生後2ヶ月の赤ちゃんの平均的な体重は男女ともに5kg前後で、体重の幅は4kg~7kgとかなり差があります。一般的には男の子の方が少し重いと言われていますが、出生時の体重や体質などによっても違うのであまり体重は気にしなくても良いでしょう。

体重増加量は1日およそ25~30gと言われています。毎日必ずこれだけ増やさなければならないということではないので、大体の目安として知っておく程度にしておきましょう。生後2ヶ月の赤ちゃんは体重増加量も日によってムラがあります。1週間ほとんど体重が変わらない時もあれば、1週間でみるみる体重が増える時もあるので、毎日体重をチェックして無理にミルクを与えたりするのはやめましょう。

1日の哺乳量目安は?

赤ちゃんの1日の哺乳量の目安は1kg当たり約150mlと言われています。なので例えば5kgの赤ちゃんであれば1日約750mlと考えられます。これはミルクか母乳かによっても差が出てきます。ミルクはあまり与えすぎると、赤ちゃんの胃に負担がかかるのでなるべく授乳間隔を空けて与えるのが良いと言われています。

しかし、一度にあまりミルクを飲んでくれない赤ちゃんもいますよね。筆者の子供も完全ミルクでしたが、ミルクを一度にたくさん飲むことができずに、短い授乳間隔で少しずつあげていました。それでも生後半年頃にはミルクを一度にガブガブ飲めるようになっていたので、赤ちゃんのペースに合わせた授乳間隔や授乳量でも特に問題はないでしょう。

【体重増加を妨げている可能性が高い原因①】母乳・ミルクを十分に飲めていない

赤ちゃん

赤ちゃんの中には生後2ヶ月であっても新生児のようによく眠る赤ちゃんいます。赤ちゃんがよく眠るので授乳間隔が空いて、1日に摂取する母乳やミルクの量が少なくなっている場合もあります。1日の睡眠時間も赤ちゃんによってそれぞれ違うので、よく眠るからといって無理に起こす必要はありません。

いつもよりぐったりして眠り続けているのであれば、病気の可能性もありますが特にいつもと変わりなく眠っているのであれば、赤ちゃんが起きたタイミングで授乳するのが良いでしょう。しかし、体重があまりにも変わらないと気になってしまいますよね。体重以外で母乳やミルクが足りていないかをチェックするポイントは以下の通りです。

・おしっこの回数・量が少ない(1日に5~6回以下)
・うんちの回数が少ない(3~4日に1回程度)
・20~30分以上授乳している


赤ちゃんの授乳時間は基本的に10分程度と言われています。毎回20~30分以上かかるのであれば、赤ちゃんが上手く母乳を吸うことができていない可能性が高いです。また、ママが陥没乳頭などの場合は、ママも赤ちゃんも授乳に慣れるまでに時間がかかります。先に母乳を飲ませた後にミルクを足してあげるのも良いでしょう。

母乳やミルクが足りていないのは体重が増えない原因とも考えられますが、基本的に母乳やミルクが足りなければ体重以外にも何らかのサインがあります。「もしかしてミルクが足りないのかな?」と思ったら、おしっこやうんちの回数を気にかけてみると良いかもしれません。

母乳の場合は体重が増えにくい傾向がある

母乳はミルクよりも消化が良く体重が増えにくいと言われています。頻繁に授乳しているのになかなか体重が増えないと、母乳の出が悪いのではないかと不安に思ってしまうママもいますよね。しかし、赤ちゃんが十分に母乳を飲んでいても消化が良いのでおしっこやうんちとして排出されるスピードも速いです。

なので母乳をあげているのに体重が増えないからといって、母乳の量が足りていないというのは一概には言い切れません。ただ、授乳後も赤ちゃんの機嫌が悪かったり、すぐにまた母乳を欲しがるようなら一度ミルクを足して様子を見ても良いかもしれませんね。

無理にあげる必要はない

体重増加量の目安や、一般的な1日の哺乳量などを見ると「このくらいあげないといけないんだ」と必死になって母乳やミルクをあげるママもいます。しかし、これはあくまでもおよその目安です。育児は参考書通りにいかないことがほとんどです。

赤ちゃんそれぞれに性格があるように、赤ちゃんの成長スピードもそれぞれ違います。赤ちゃんがぐっすり眠っているのに無理に起こして授乳をさせたりすると授乳自体を嫌がるきっかけにもなってしまうのでやめましょう。母乳もミルクもあまり飲まずにほとんど寝てばかりいるようであれば、一度医療機関に相談してみるのも良いかもしれません。

【体重増加を妨げている可能性が高い原因②】赤ちゃん自身の体質

赤ちゃん

大人でもたくさん食べてもあまり太らない体質の人がいるように、赤ちゃんにも体重があまり増えにくい体質の子もいます。母乳やミルクはしっかりと足りているものの、体質的に太りにくいという場合があります。この場合は、元々の体質なので生後2ヶ月以降も一般的な成長曲線よりは少し痩せ気味のラインをたどることが多いです。しかし、それは元々の体質なのであまり気にする必要はないでしょう。

また、生後2ヶ月頃になると手足をバタバタさせたりと赤ちゃんの運動量も少しずつ増えてきます。今までは順調に増えていたのに、最近になってあまり増えなくなったのであれば、運動量が増えてエネルギーを消費する量が増えたということも考えられます。その場合も、筋肉が付くことで徐々に母乳やミルクを吸う力や飲む量も増えてくるので、あまり気にする必要はありません。

それでも気になるようならミルクに切り替えてみるのもアリ

母乳は1日どのくらい飲んだかを目で見ることが難しいですよね。いくら赤ちゃんの体質であっても、毎日たくさん母乳を飲んでいるはずなのに赤ちゃんの体重がなかなか増えないと「母乳が足りないのかな…」と気にしてしまうママも少なくありません。

ミルクだと赤ちゃんが1日に飲めている量が目に見えてわかるので、どうしても気になるようであれば、一度ミルクに切り替えて様子を見てみるのも良いかもしれません。また、ミルクは母乳よりも少し太りやすいとも言われているので、体重が気になる場合にもおすすめです。ただ、体重は成長過程で自然と増えてくるものなので、あまり気にしすぎないようにしましょう。

【体重増加を妨げている可能性が高い原因③】風邪や病気の影響

赤ちゃん

赤ちゃんの体重が増えない原因で一番怖いのは、やはり病気ですよね。体重がほとんど増えない場合は病気の可能性も考えられます。風邪をひいていたり、熱を出している場合は体内のエネルギーを消耗しやすいです。赤ちゃんの頃は小さな風邪でもかなりのエネルギーを消耗するので、それが原因で体重が増えにくくなっている場合もあります。

特に高熱が出ている場合は母乳やミルクをあまり飲まないことも多いです。赤ちゃんの時期は高熱を出すこと自体はあまり珍しくありませんが、母乳やミルクをあまり飲まない状態が続くと脱水症状を起こす場合もあります。高熱が続き、母乳やミルクもあまり飲まないのであれば医療機関に診てもらうようにしましょう。

肥厚性幽門狭窄症

母乳やミルクを吐くことが多い赤ちゃんの場合、既に調べたことがあるママも多いのではないでしょうか。この病気は、生後2週間~3ヶ月頃に発症しやすく母乳やミルクを噴水のように吐く症状が続くのが特徴です。

赤ちゃんが母乳やミルクを吐く母乳やミルクを吐くこと自体はあまり珍しいことではありません。特にはたくさん吐いてしまうこともよくあることです。この病気の場合は明らかに量が多く、噴水のようにピューっと吐くので比較的症状がわかりやすい病気と言われています。

胃の出口の筋肉が分厚くなり、母乳やミルクの通り道を塞いでしまうことが原因で、腸に届く前にミルクを吐いてしまうので栄養が行き届かず、体重が増えないという現象が起きます。基本的にはとても症状がわかりやすい病気ではありますが、稀に通り道がわずかに空いている場合は症状が緩やかなので気付きにくい場合もあります。母乳やミルクを吐くことが多く、体重が増えない症状が続く場合は、一度医療機関を受診してみると良いでしょう。

【体重増加を妨げている可能性が高い原因④】一時的なもの

赤ちゃん

母子手帳や参考書などには目安となる成長曲線が描かれていますよね。しかし、それはあくまでも目安であって必ず曲線の範囲内に収まっていなければならないという訳ではありません。体重が一定期間増えずにある時から急に増えだすということもよくあるんです。

なので、体重が増えないのも一時的なものと捉えて様子を見ても良いでしょう。今は赤ちゃんの体重が増えない時期もあるということがネットなどで情報として取り入れることができますが、年配の方などは「赤ちゃんの体重は増えて当然」と思っている方も多いです。

近くに年配の親せきなどがいて、体重が増えないことに対して指摘されると気になってしまいますよね。しかし、体重増加量は赤ちゃんによって違います。あまり周りからの意見に惑わされないようにすることも大事です。

気になる場合は医療機関を受診してみる

最近はネットで色んな情報を手軽に調べることができるようになりましたが、便利な反面不安になる情報を目に入れてしまうことも多いです。「病気のせいで体重が増えなかった」などの情報があると、どうしても不安になってしまいますよね。

やはりどうしても気になる場合は医療機関を受診するのが一番安心です。何も異常が見つからないのであれば、一時的なものと自分自身も納得することができます。不安に思いながら育児をするよりも、少しでも安心して育児をする方が楽しんで育児をすることができますよね。不安はママのストレスにもなりますので、一度医療機関を受診してみると良いでしょう。

体重を増やすにはどうすればいい?

出典: https://jp.freeimages.com/search/baby/9

生後2ヶ月の赤ちゃんの体重がふえないのには様々な原因が考えられますが、やはり体重を増やすためにはエネルギーを口から取り入れることが基本ですよね。体重を気にして無理に母乳やミルクを与えるのは良くありませんが、母乳やミルクの感覚を少し開けてみるのも効果的です。

筆者の子供の場合は完全ミルクでしたが、生後2ヶ月頃は少量を20~30分かけてダラダラと飲むことが多かったです。しかし、外出した時などになかなかミルクをあげられず授乳間隔が空いた時、ミルクをすごく飲むようになりました。どれだけ食に対して興味のない赤ちゃんであっても、お腹が空けばしっかりと補給しようとします。だからといって、授乳間隔を極端に空けるのはよくありません。

今まで2時間おきに1回だったところを3時間おきに1回に変えてみて様子をみてみるのも良いでしょう。ただ、母乳は消化が早いので、エネルギーを消費しやすい体質の赤ちゃんはすぐにお腹が空いてしまいます。なので、授乳間隔が短くても赤ちゃんがしっかりと飲んでいるようであれば、気にする必要はないでしょう。

赤ちゃんは授乳して最初の5分ほどで空腹を満たすと言われています。授乳に20~30分かかるようであれば、一度授乳間隔を空けて様子を見てみるのも良いかもしれません。

体重増加量は赤ちゃんによって違う!心配なら医療機関へ相談しよう!

出典: https://jp.freeimages.com/search/baby/5

生後2ヶ月の赤ちゃんはまだ意思疎通があまりできないので、体重が増えていないと色々と不安に思うこともありますよね。しかし、いくら参考書を眺めても正解はありません。赤ちゃんそれぞれで体重増加量は違うんです。体重が増えないことを悩んで色々と調べていくと、不安になることもたくさん書いてあります。

しかし、実際にはあまり気にする必要がないことがほとんどです。それでも気になる場合は一度医療機関へ相談してみましょう。不安を取り除くことできっと今よりももっと子育てを楽しめるはずですよ。

関連するまとめ

Original
この記事のライター
どれみさん
一人息子溺愛中の33歳主婦です。 特技は妄想。 ただいま絶賛妄想中の恋人は松坂桃李君です。

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ