2019年08月15日公開
2019年08月15日更新
保育園は何歳から入れるの?入りやすい年齢や保育園に通う費用も!
初めての子供の場合、保育園は何歳から入れるのか疑問になるでしょう。今は待機児童があるため早めに保活を始めると入りやすいと言われております。しかし、具体的に何歳から入れるのがいいのか迷うことでしょう。そんな保育園に預けるメリットやデメリットも併せてご紹介します。
目次
保育園には何歳から入れるの?
子育てをしていると、そろそろ仕事復帰がしたいと思うママやパパがいますが、仕事復帰をするなら子供を保育園や幼稚園に預ける必要がでてきます。保育園や幼稚園は身近な存在でありながら、何歳から入れるのかわからないママやパパがいることでしょう。また、何歳になったら預けるのがいいのか、初めての子供の場合は悩むことがたくさんあります。保育園に入れる年齢や、預けるメリットやデメリットなども併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも保育園とは?幼稚園との違いは?
保育園の目的とは
保育園は仕事や病気などが原因で自宅での保育が難しい場合に、子供を受け入れて保育してくれるのが目的です。国家資格を取得した先生が子供の面倒を見てくれて、お世話をしてくれます。最近では保育園と幼稚園のそれぞれの機能を取り入れた「認定こども園」が増えているのが特徴です。
保育園でのイベント
自宅の代わりに保育してくれる保育園は、1日の大半を保育園で過ごすことになります。しかし、運動会や親子遠足といったイベントも用意されているので、早い段階で情報を得るようにしましょう。仕事の調節をするためにも早めに情報を得て、イベントに参加できるようにしたいものです。
保育園と幼稚園の違い
先程ご紹介したように、保育園は自宅での保育が難しい場合に代わりに保育してくれる場所です。幼稚園は保育園とは違い、教育を目的とした学校になります。そのため、入れる年齢も保育園と幼稚園では異なるのです。
保育園は何歳から入れるの?
保育園は何歳から入れるのでしょうか。保育園に何歳から入れるのかや条件などをご紹介しますので、チェックしてみましょう。
保育園に入れる年齢は?
それぞれの保育園で入園できる年齢は違います。1歳以上を対象にしている場合や産後休暇明けの生後57日後から入園できる保育園もあるのです。
保育園に入れる条件は?
保育園に入園するためには、仕事や家族の介護、妊娠や出産などが原因で保育園に預けなければならない理由があるかどうかがポイントになります。入園の申し込みの際に預ける理由が確認できる書類を一緒に添付しなければいけません。認可保育園の場合は主婦の場合でも申請はできますが、認定が受けにくいです。無認可保育園の場合は特に条件がないため、定員に余裕があれば入園できます。
子供が体調不良になったら?
保育園では集団で生活しているため、病気をうつされる頻度が高くなります。37.5度以上の熱があると子供を預けることができないため、仕事を休まなければいけません。子供が熱をだすのは急なことが多いため、近くに両親や親族が住んでいる場合は対応できるかどうか事前に確認しておくといいでしょう。また、病気になった子供の面倒を見てくれる「病児保育室」が近くにあるかどうかも確認しておき、病気になったときに対応できる複数の選択肢を用意しておくといいです。
保育園は何歳からが入りやすい?
保育園は何歳からが入りやすいのでしょうか。入りやすい年齢があるため、保育園に預けようか考えている方は参考にしてみてください。
地域差が大きい
何歳から保育園に入りやすいかは、地域差があるため一概に何歳とは言えません。育休期間中のママが多い0歳児が入りやすい地域もあれば、定員枠が増える1歳や3歳が入りやすい地域もあります。
どの年齢も激戦区
待機児童が増えているので、どの年齢も激戦区だと言えるでしょう。そのため自分の住む自治体の窓口に、何歳が入りやすいのか確認するといいです。
0歳から保活を始めよう!
0歳から保活を始めると、1歳や2歳からよりも入りやすいと言われています。0歳から入園した子供はそのまま進級して1歳児の枠に入るため、定員数が増えてもわずかな人数しか追加で入園できないのです。そのため0歳から保活を始めるといいでしょう。
保育園には何歳から預けるべき?
保育園には何歳から預けるべきなのでしょうか。3歳児神話などがあるため、何歳から預けていいのか迷っているママやパパがいます。何歳から預けるのか、ぜひ参考にしてみてください。
育休の期間はどのくらい?
育児・介護休業法では1歳未満の子供を養育するために、労働者は子供が1歳になる前日まで育児休業をとることができます。そのため1歳になる前後から保育園に入園させたいと思っているママやパパが多いです。入園できない場合は1歳6ヶ月まで保活することができます。ただし、企業によっては独自の育児休業法を設けているところもあり、3年間の育児休業がとれる企業もあるのです。
1歳or3歳が多い
多くのママやパパは1歳から保育園に通わせる場合が多いようです。1~2歳になると0歳に比べて入園している子供の割合が多くなります。3歳になると保育園以外にも幼稚園の選択肢が増えるため、割合で見るとそれほど伸びているわけではないのです。
保育園はかわいそう?3歳児神話とは?
3歳児神話とは、3歳まで母親が育児に専念することを理想とした心理学者の考えです。母親が育児に専念しない場合は充分な愛情を受け取ることができず、脳や心の成長によくないと言われています。しかし、3歳になる前に保育園に預けたとしても必ずしも愛情不足だとは言い切れません。早いうちに保育園に入園することで、人見知りがなおったケースもあり、協調性も身につくでしょう。必ずしもデメリットばかりではないと言えます。
保育園に預けるメリット3選!
子育ての負担を減らせる
子供を育てるのはとても大変であり、自分の時間を思うように取れないことも多いです。その中で子供を保育園に預けることができたら、子育ての負担を減らすことができます。
コミュニケーション能力が培われる
早い時期から保育園に入園するとコミュニケーション能力が培われます。様々な人と会話をすることで、色々な言葉を覚えることでしょう。コミュニケーションは数多くの人と接することで培われるのです。
独自の教育を受けられることも
保育園は差別化をはかるために、独自の教育に力を入れている保育園もあります。そういった保育園を選ぶことで、独自の教育を受けられるのはメリットでしょう。
保育園に預けるデメリット2選!
子供にストレスになることも
今までママと家で過ごしてきたのに、急に保育園に預けられると子供はストレスを感じる場合があります。環境の変化やママが傍にいないことなど、様々な要因でストレスを感じることもあるためデメリットと言えるでしょう。
子供の成長を見逃す可能性が高くなる
1日の大半を保育園で過ごしているので、子供の成長を見逃す可能性が高くなるのはデメリットです。親としては子供の成長を見逃したくありませんが、保育園に早い段階で通うとたくさんの成長を見逃している可能性があるでしょう。
保育園に通うための費用は?
年齢別の保育料
保育園に通うための保育料は、子供の年齢と所得状況で決まります。保育料は市区町村によって違いますが、0~2歳までは高めに設定されており、3歳以上になると安くなる傾向があるのです。世帯収入の高い家庭では0~2歳までは月額5~7万円程度になりますが、3歳以上になると世帯収入が高くても2万円程度まで下がります。
2019年10月から幼保無償化が始まる
2019年10月から幼保無償化の制度が始まり、3歳以降の子供の場合は月額3万7,000円を上限とした保育料が幼保無償化で受けられます。0~2歳までの子供は住民税非課税世帯だけが幼保無償化を受けることができるのです。
保育園に何歳から入れた?みんなの体験談!
0歳から入れた
0歳から保育園に入れた場合の体験談です。0歳の子供を保育園に入れた場合のメリットやデメリットも確認してみましょう。
9ヶ月から預けたのでよく風邪を引いてしましたが、免疫がついたのか2歳になると全然風邪も引きません。やっぱりお兄ちゃんお姉ちゃんに刺激され保育園に行っての成長も凄まじいです。私自身18歳で上の子を出産し周りのサポートしてくれるのは旦那のみでした。相談相手が居ず悩みましたが、保育園に入れてからは先生が相談相手。ママ友もたくさんできて本当に良かったです。1番保育園に入れて良かったなぁと思うのは、お遊戯会や運動会などの行事です。可愛く頑張ってる姿を見ると私も頑張ろうと思えます。
保育園では団体生活になるので、年上の子供に刺激されて成長を早く感じているようです。ママの子育ての悩みも保育園の先生に相談できたり、サポートしてくれる周りの人が増えることは本当に助かることでしょう。行事もたくさん参加できるので、子供の可愛い姿を見られることも親としてはとても嬉しいことです。
1~2歳に入れた
1~2歳の子供を保育園に入れた場合の体験談です。1~2歳で保育園に預けたいと考えているママやパパは参考にしてみてください。
せっかくの才能を親だけでは伸ばしきれない気がしたので、早めに保育園に預けたいと考えていました。私の中で思いつかないことを先生が見つけてくれたりもします。保育園も一生懸命大事に預かってくれるので、安心して任せることができるのです。また、空気を読む力など団体生活でしか鍛えられないものはかなり伸びると思います。
子供の才能を伸ばすために1歳半で保育園に預けています。団体生活で得られる力を身につけるのは素晴らしいです。保育園に通っているからこそ得られるものなので、早めに預けてもメリットがあります。
3歳以降に入れた
3歳以降に保育園に預けた場合のママやパパはどのような考えがあるのでしょうか。何歳から預けたらいいのか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
3歳過ぎまで家で見たことを後悔はしていませんし、親子でいろいろな経験ができて良い思い出にもなりました。ゆとりをもって子育てができたと思います。また、1歳ぐらいから外遊びに興味を持ち始めますが、安全面の配慮をしなければいけないので外で遊べる時間が家庭に比べて少ないです。
3歳まではしっかりと子供の成長を見ることができるのは、とても素晴らしいことです。親子で色々な経験ができるのも保育園に通う前なので、この期間で親子の絆を深めることができるのは、理想ではないでしょうか。
保活は早めに始めよう!
保育園には何歳から入れるのがいいのかをご紹介しました。保育園に預けることで得られるメリットやデメリットなども確認した上で何歳から入れるのか、考えてみてはいかがでしょうか。早めに保活を始めることで、保育園に入りやすいと言われています。そのため保育園に預けることを考えているなら早めに保活を行うといいでしょう。保育園に何歳から入れるのか迷っている場合は、こちらの記事を参考に考えてみてはいかがでしょうか。