大切な幼稚園の上手な選び方と注意すべきポイントは?先輩ママの失敗例も!

大切な我が子を託す幼稚園の選び方、悩みますよね。どうすればいいのとお困りの方も多いはずです。子供の成長の上でも、サポートするママたちにとっても、その選び方がとっても大切です。後悔しない幼稚園の選び方について、ポイントをしっかりご紹介します。

大切な幼稚園の上手な選び方と注意すべきポイントは?先輩ママの失敗例も!のイメージ

目次

  1. 1大切な幼稚園選び!失敗しないためには?
  2. 2幼稚園の選び方①知っておきたい基礎知識3選!
  3. 3幼稚園の選び方②幼稚園の種類6選!
  4. 4幼稚園の選び方③通園方法の種類3選!
  5. 5幼稚園の選び方④確認すべきポイント8選!
  6. 6幼稚園の選び方⑤注意すべきポイント8選!
  7. 7幼稚園選びの失敗体験談3選!
  8. 8子供のためにも自分のためにもいい幼稚園を選ぼう!

大切な幼稚園選び!失敗しないためには?

幼稚園選びは子供にとってもママにとっても大切です。「絶対に選び方で失敗したくない!」でも「まず何をすればいいの?」とお困りのあなたにとっても役立つ選び方のポイントをご紹介します。しっかりポイントを押さえて、メリット・デメリットを考慮すれば、きっとお子さんや、ママにぴったりの幼稚園が見つかりますよ。

スーパーママ

幼稚園の選び方①知っておきたい基礎知識3選!

「そもそも保育園と幼稚園の違いって何?」「入るためにはどうすればいいの?」「どんな種類があるの?」とたくさん疑問がある方に知ってもらいたい、幼稚園の選び方の基礎知識3つをご紹介します。

親子

幼稚園と保育園の違い

まず、幼稚園と保育園の一番の違いは、施設を管轄する省と法律が異なることです。幼稚園は、文部科学省が管轄する「教育施設」で、学校教育法に基づいて運営されています。先生たちは幼稚園の教諭免許を持つ教員です。幼稚園の種類によっても異なりますが、主に3歳から保護者の就労の有無にかかわらず利用することができます。

一方、保育園は、厚生労働省が管轄する「児童福祉施設」で、先生たちは保育士の資格を持っています。0歳から入園できますが、保護者が就労しているなどの理由により子供を預ける必要があるとみなされた場合にのみ入園することができます。

クエスチョンマーク

入園の時期や方法

幼稚園は、入園に関する案内が自治体から届くことはありません。親が自主的に調べて、入園の準備をし、希望する幼稚園に直接入園の申し込みをする必要があります。

だいたい入園する前年の9月ごろから、入園に向けた準備が始まります。ただし、幼稚園の種類や地方によっても異なるため、希望する幼稚園の入園の流れを事前にしっかりチェックしておきましょう。

入園

入園は2歳から?プレクラスとは

ひと昔前は、2年保育が一般的だった幼稚園も、最近は年少からの3年保育が主流となってきました。そして、2歳頃から週に数回から月に数回の頻度で通うことができるプレクラスを開設している幼稚園も多くなってきました。特に人気の園では、プレクラスに入っていないと、入園が難しいという幼稚園もあるほどです。

プレクラスの有無や内容や頻度、費用などは園によって異なるため、希望する園に詳しく問い合わせる必要があります。プレクラスのメリットは、何といっても入園前に親子で幼稚園のことを知ることができ、選び方の参考にできることです。中には複数の幼稚園のプレクラスを利用したり、入園前にママ友を作り情報収集したりと、しっかり時間をかけた選び方をするママもいるようです。

男の子
Thumbお名前スタンプのおすすめ人気11選!保育園や幼稚園の準備に!
保育園、幼稚園、小学校と入園入学準備やその後も新しいものが増えるたびに「全ての持ち物に名前を...

幼稚園の選び方②幼稚園の種類6選!

小学校前の幼児教育は義務教育ではなく、幼稚園の種類や形態もさまざまです。選び方のポイントでもある、どんな種類の幼稚園があるのかしっかり押さえましょう。

親子

公立幼稚園

公立幼稚園は、幼稚園全体の約4割で、国や地方自治体によって運営されています。その特徴としては、私立に比べ費用が安いこと、先生が公務員であること、園ごとの教育方針の違いが少ないことが挙げられます。また、3年保育ではなく、2年保育が主流であること、通園バスなどがなく送迎は保護者が行うところが多いのも特徴です。保育年数が短いことや、距離が遠い幼稚園の送迎をどうするのか考える必要があり、その点がデメリットとして感じられる人もいるかもしれません。

女の子

私立幼稚園

私立の幼稚園は、各学校法人によって運営されており、最近ではその割合が全体の4割を超えています。私立の幼稚園は、運営法人ごとに教育方針やプログラムがさまざまです。仏教系やキリスト教系など宗教法人が運営している幼稚園があったり、私立大学附属の幼稚園はお受験必須など、個性が際立っているのでお子さんに合った幼稚園をしっかりリサーチしたいところです。通園方法は、保護者の送迎か、多くの幼稚園では送迎バスを利用して通園することもできます。送迎バスが利用できれば、距離が少し遠い幼稚園も選択肢として考えられるので便利です。

遊ぶ子ども

認定こども園

認定こども園は、内閣府が管轄する施設で、保育園と幼稚園の良さを併せ持った施設です。もともとは待機児童緩和のために、公立の幼稚園や保育園を統廃合する、または既存の施設に保育園と幼稚園の両方の役割も持たせた新しい施設です。

3歳未満については、保育が必要と認定された子供のみを対象としていますが、3歳以上は誰でも利用することができます。また、先生も保育士と幼稚園教諭の先生がおり、同じ施設の中に幼稚園と保育園が共存し、施設やプログラムを共有しているハイブリッド型の施設です。

砂場

認可外の幼児教育施設

幼稚園は、学校教育法を元にした「幼稚園設置基準」において設置基準が定められています。その規定の人数や広さなどの条件を満たした幼稚園が申請し、自治体から認可されると「認可幼稚園」となり、国や自治体から補助金をもらうことができます。

認可を受けていない施設が「認可外」となるわけですが、認可外の幼児教育施設の場合も、それぞれの個性をいかしたユニークな教育方針を打ち立てているものや、あえて少人数保育・小規模保育を行うために認可を申請していないところなどもあります。補助金が出ていないため学費が割高ですが、独自の教育方法の園やアットホームな雰囲気の園など、認可幼稚園とは異なる魅力があります。

女子

自主保育

自主保育とは、ママたちが交代または当番で子供を見守るというかたちの保育です。グループを作って、毎日~週何回かどこかに集まって子供達を遊ばせたり、親や子供が企画した活動を行います。

ママ同士が交代で子供を見ること、主に野外活動を活動拠点とすること、幼稚園などには通わず就学前まで活動することが特徴です。ママ同士で子育ての相談ができたり、施設よりも子供たちが自由に活動しているようです。興味があるママは地域の自主保育サークルを探してみてくださいね。

子どもたち

その他の幼稚園

その他にも、子供と一緒に活動する幼児教育の場をご紹介します。

「友の会 幼児生活団」は、日本で女性初のジャーナリストと呼ばれる羽仁もと子さんによって提唱され全国に広まった教育活動です。全国に拠点があり、週に1~2日だけ「集合日」があります。子供が小学校に入る前の3年間、同じ年齢の子供たちが集まりさまざまな活動を通して、生活習慣の基礎を身につけていきます。

また、「幼児生活団 通信グループ」では、実際に自由学園幼児生活団幼稚園で行われている教育を通信教育で、受けることができます。手作りの教材やお便りなどが2週間に1回に届き、各家庭で学ぶことができます。

手形

幼稚園の選び方③通園方法の種類3選!

園によって、通園方法は異なってきます。自宅から幼稚園の距離はどれくらいかも考慮し、どんな通園方法があるか、メリット・デメリットをしっかりチェックして選び方の参考にしましょう。

徒歩通園のメリット・デメリット

自宅から徒歩圏内にある幼稚園の場合、徒歩での通園を利用することができます。必ず、子供の足で歩ける距離で考えてあげてください。そして、メリット・デメリットも考慮してくださいね。

徒歩通園のメリット

  • ママやパパと一緒に歩くことで、子供が安心する
  • 一緒に歩く間に、子供とコミュニケーションをとることができる
  • 費用がかからない
  • お迎えのときに、先生とコミュニケーションをとることができる
徒歩通園のデメリット
  • 遠い距離の園には向かない
  • 気候に左右される(天候が悪いときに子供の足だと通園に時間がかかり、大変)

散歩

自転車通園のメリット・デメリット

自転車がある場合、徒歩だけでなく自転車通園も選択肢として考えることができます。以下の点をしっかり考慮しましょう。

自転車通園のメリット

  • 徒歩通園よりも、ある程度の距離であれば通うことができ、親子に負担が少ない
  • お迎えのときに、先生とコミュニケーションをとることができる
  • 費用がかからない
自転車通園のデメリット
  • 子供を乗せての通園のため、転倒や事故などへの注意、保険の準備などが必要
  • 天候に左右される
  • 幼稚園に駐輪できる場所が必要

送迎バスのメリット・デメリット

送迎バスが出ている幼稚園では、バスでの送迎を頼むことができます。送迎バスにもメリット・デメリットがありますので、注意してください。

送迎バスのメリット

  • バスが出ている範囲であれば、徒歩や自転車で通うことができない距離にある幼稚園でも通うことができる
  • 自宅前または幼稚園で指定されたバス停に送迎するだけなので、保護者の負担が少ない
送迎バスのデメリット
  • 費用がかかる
  • 乗り物酔いをしやすい子供には向いていない

バス

幼稚園の選び方④確認すべきポイント8選!

幼稚園の選び方を考える際に、必ず確認しておきたいポイントをまとめました。園や園の種類によって個性がさまざまですので、ぜひ比較時の参考にしてみてくださいね。

チェック

保育年数

公立幼稚園の多くは2年保育私立幼稚園は3年保育が主流です。私立の場合は、2年保育の募集は若干名とする園が最近は多いようです。3年保育が一般的となっていても、3歳になったばかりの早生まれの子やのんびりとした子などはあえて2年保育という選び方をするママもいます。ぜひ、希望する幼稚園の保育年数やお子さんの状態をみて判断してみてくださいね。

園の場所や家からの距離

幼稚園は延長保育をしない場合、1日保育の場合は14時過ぎに、午前保育の場合は11時過ぎにはお迎えが必要です。バスで通園していたとしても、行事や面談の際は直接親が園を訪れることが少なくありません。親が幼稚園に通うことを考慮し、徒歩や自転車で行ける距離なのか、車で通う必要がある距離の場合、車を停めるスペースがあるのかなども要チェックです。

園児の人数

園児の数によって園の雰囲気や行事の規模ががらりと変わってきます。園児の数が少ないと先生の目が行き届きやすくアットホームな雰囲気で過ごすことができます。一方、園児の数が多いとおとなしい子が目立たなくなってしまう心配もありますが、運動会やお遊戯会が大きな会場で盛大に行われるなど、それぞれのメリット・デメリットが出てきます。ぜひ、お子さんの特徴やイベントの内容などを考慮した選び方をしてみてくださいね。

給食かお弁当か

幼稚園は、必ずしも給食である必要がありません。基本はママのお弁当を持参する幼稚園が多いですが、独自に給食室を設置して完全給食の幼稚園もあれば、給食業者へ子供用のお弁当を注文できる幼稚園など、お弁当や給食の頻度、種類や形態はさまざまです。

食育に力を入れている幼稚園では、園児の手作り味噌で作った味噌汁が給食に並ぶ園もあります。お弁当を作ることのママの負担ももちろん、お子さんの食べられる量やアレルギーの有無なども総合的に判断した選び方をしたいところです。

Thumb子供用お弁当箱のおすすめ23選!幼稚園・保育園で人気のものは?
子供のお弁当箱は、入園や進級のタイミングで購入することが多いものです。子供用のお弁当箱は、機...
Thumb幼稚園のお弁当作りの12個のコツ&工夫!おかず人気レシピ9選も!
毎日の幼稚園のお弁当作り、楽しみな幼稚園の遠足のお弁当。ママはメニューに頭を悩ませますよね。...

園舎の大きさや広さ

ついついかわいいデザインの園舎に目を引かれがちですが、園舎の大きさや広さも選び方の大切なポイントです。ぜひ以下のポイントをチェックしてみてください。
 

  • 園舎は園児の人数に合った大きさか
  • 園庭の広さや遊具は、子供に合ったものか、危険な遊具はないか
  • すべての出入り口は、常時閉まっているか
  • 園庭で子供たちが遊んでいるとき、先生がしっかり監視しているか

滑り台

幼稚園の雰囲気や子供たちの表情

見学などで直接足を運んだときは、ぜひ幼稚園全体の雰囲気や子供たちの表情に注目してください。外遊びをしている際は、園児が楽しく遊んでいるか、先生も一緒に遊んでいるかまたはしっかり見守っているかを見てみましょう。

また、歌や楽器の演奏を聴くことができれば、どんな歌をどのように歌っているか、演奏しているかチェックしてみてください。中にはびっくりするような難しい曲を歌ったり、演奏していることもあるでしょう。しっかり練習している賜物ですが、中にはついていけないと感じる子もいるかもしれません。

勉強中

近所や保護者の噂話

幼稚園の選び方で迷っているママにとって、実際に園に子供を通わせているママの意見は大変参考になります。直接の知り合いがいない場合は、事前にプレクラスに通ってみたり、地域の育児サークルやキッズルームなどに行くと、園の先輩ママが来ている場合もあり有益な情報がもらえることもあります。どんな幼稚園の選び方をしたのかもぜひ参考に聞きたいところです。

幼稚園は、保育園と違って保護者の就労を条件としていないので、どうしても平日の日中に園に行く必要があったりとママへの負担が大きくなりがちです。加えて、園の種類によって個性や特色が異なるため、雰囲気も園によって変わってきます。子供に合った幼稚園であることも大切ですが、ママに合った幼稚園かどうかも選び方を考える上で大切にしてみてくださいね。

入学する小学校の事情

先の話ですが、入学する小学校ついても幼稚園の選び方のポイントとして頭の片隅に置いておきたいところです。中には出身幼稚園別に入学する前にしっかりママたちの派閥が出来上がっているなんて小学校もあるようです。また、こだわって遠くの幼稚園に通わせたところ、学区内の小学校にはお友達が1人もいない状態になってしまう可能性もあります。子供はすぐにお友達ができても、ママのママ友づくりが難航してしまうこともあるので要注意です。

幼稚園の選び方⑤注意すべきポイント8選!

幼稚園の選び方で押さえておきたいポイントがはっきりしてきたのではないでしょうか。希望の幼稚園が見えてきたところで、ちょっと踏み込んで考えてほしいポイント8つをまとめました。

ポイント

掃除がしっかりされているか

子供が日中園で気持ちよく過ごすためにも、しっかり整理整頓を身につけるためにも、アレルギーなどの悪化、体調不良を防ぐためにも幼稚園自体がしっかり清掃、管理されている環境が望ましいです。ぜひ以下のような状態になっていないかチェックしてみてください。
 

  • 教室や玄関、廊下のすみにほこりが残っている
  • トイレがきちんと清掃されていない、換気扇に埃がついたままになっている
  • 来客用スリッパが汚い
  • 玄関や廊下に段ボールなどの荷物が放置されている
  • 前月のカレンダーが貼りっぱなしになっている
  • 季節を過ぎた飾りつけがそのままになっている
  • クラスにより整理整頓、清掃のばらつきがある

そうじ

職員はいい先生かどうか

やはり、子供が長い時間一緒に過ごす先生との相性や、先生たちの雰囲気は大切です。先生についての、入園前のチェックポイントをまとめました。
 

  • 先生が暗い顔、疲れた顔をしていないか、子供と笑顔で接しているか
  • 悪いことやいけないことをしたら、しっかり躾をしているか
  • 不必要に園児を怒っていないか
  • 園児に対してだけではなく保護者や外部の人へもしっかり挨拶しているか
  • 電話のかけ方、とり方など園児のお手本となる行動ができているか
  • 先生同士のコミュニケーションがしっかりとれているか、ギスギスした雰囲気が園児の前で出ていないか
  • えこひいきをしたり、特定の園児だけを相手にしていないか

先生

保護者と園とのコミュニケーション方法

保護者と園がどのようにコミュニケーションをとるのかは、園側の姿勢が見られる幼稚園の選び方の大切なポイントです。通常は、お便り帳がありますが、以下のコミュニケーションもとられているか気になるところです。
 

  • 園便りやクラス便りがどれくらいの頻度で発行されているか
  • 園長または園の代表者に、保護者が直接話す機会があるか
  • 保護者面談はどれくらいの頻度で行われているか

安全対策が万全かどうか

園舎の見た目が素敵でも、大切な我が子を預けるわけですから、安全対策がしっかり行われているかどうかは幼稚園の選び方の重要なポイントです。以下の点をぜひチェックしてみてください。
 

  • 子供が外に出ないように門はしっかり施錠をされているか
  • 不審者が入らないよう、訪問者がしっかりチェックされているか、セキュリティが整っているか
  • 避難訓練は定期的に実施されているか
  • 園舎の耐震強度が基準を満たしているか
  • 食物アレルギーの子供にしっかり対応しているか

教育観にあっているか

幼稚園はそれぞれ教育方針を掲げていますので、幼稚園の教育方針を確認しましょう。教育方針をしっかり確認することが幼稚園の選び方にかかせません。そして、この機会に改めて自分自身や家庭の教育方針も確認することが大切です。

ライフプランに適しているか

幼稚園の選び方でついつい抜け落ちてしまうのが、幼稚園の選択が今後のライフプランと合っているかという点です。幼稚園の選び方は、少なからず家族やママ自身のライフプランに影響してきます。今後仕事をするのか、引っ越しや転勤、妊娠や出産の予定など、ライフプランが変わる可能性も事前に話しておくとよいでしょう。

家族

夫婦で教育観を共有しよう

幼稚園の教育方針と家庭の教育方針のズレは、ママだけではなく実際に園で生活する子供にとって難しい問題です。幼稚園の選び方を考える際、まずは、ママ自身の教育観について改めて考え、そして、夫婦でお互いの教育観について話し合いましょう。まったく同じ教育観を持っている夫婦はそういません。共通する部分や異なっている部分をはっきりさせておくことは、今後一緒に子育てするうえでも大切になってきます。

体験や見学を活用しよう

幼稚園の選び方で大切な教育方針や理念については、パンフレットや説明会で知ることはできます。でも、本当に教育方針に沿って教育されているのかどうか、気になるところです。見学や一日体験など、積極的に出かけて実際の雰囲気を感じてみてください。自由な教育方針のはずなのに、園児たちが先生の指示通りにしか動けていない、のびのびしていないなど、期待とは違うと感じることやその逆もあるはずです。

ファミリー

幼稚園選びの失敗体験談3選!

幼稚園の選び方で失敗してしまったというママの失敗談をご紹介します。選び方でつまずくと、こんなこともあるんだなと参考にしてみてくださいね。

幼稚園の選び方失敗談①園の教育方針が子供に合わないことに気づき、途中で退園

プレクラスに1年通わせ、特に不満もなく、子供にとっても慣れた園が良いだろうと思ったので、そのまま年少クラスに正式に入園しました。でも、プレクラスの先生と年少クラスの先生が違うこともあり、子供があまりなじめず、送迎バスでの通園も嫌がるようになりました。のびのびした教育方針のはずが、先生の指示通りに動けていない子には風当たりが強いようにも感じました。のんびりしていて、何をするにしてもワンテンポ遅い息子には合わない雰囲気の園だったと気づき、私の選び方が甘かったなと後悔です。

入学金なども考えるとかなりの出費になってしまいましたが、認可外、小規模アットホームな雰囲気の息子に合った園があったので、迷った末にそちらに転園しました。学費が割高、家からの距離が遠く、車での送り迎えがきついなどデメリットもありますが、息子が楽しく通っているので卒園まで後もう少し頑張ろうと思います。(30代後半、専業主婦のママ)

幼稚園の選び方失敗談②途中で仕事を始めることになり、保育園に転園

上の子が幼稚園の年少クラスに入ったころ、下の子が1歳になり、急に仕事を再開したい気持ちがむくむくとわいて抑えられなくなりました。幼稚園に入る前に夫とも今後についてちゃんと話し合っておけばよかったと後悔しましたが、気持ちは抑えられず仕事もすんなり決まりました。せっかく高い入学金や、制服なども買いそろえたし、上の子をそのまま幼稚園に通わせて延長保育を依頼し、下の子だけ保育園に通わせようかと思いました。でも、自宅、幼稚園、保育園の送迎距離を考えると非現実的なプランでした。

結局、上の子は通って半年ほどで幼稚園を退園させ、2人とも保育園に入ってもらい、フルタイムでしっかり働くことにしました。子供たちはすぐに保育園にも慣れて毎日楽しく通っていますが、幼稚園に入る前にしっかり私の今後のライフプランを考えておくことも、幼稚園の選び方には必要だったと反省しています。(20代後半、事務職のママ)

幼稚園の選び方失敗談③慣れない地域でママ友の派閥に入れない

主人の転勤であまり土地勘がない地域の幼稚園に子供をいれることになりました。選べる幼稚園の種類もそんなにない地域だったこともあり、自宅から近い幼稚園にしたところ、安易な選び方がまずかったです。

年少クラスから幼稚園に通い始めたのですが、とにかくママ同士の派閥がすごい。プレクラスに子供を通わせていたママさんグループに、すでに上の子が幼稚園に入っていて顔見知り同士のママさんグループ、PTA役員のグループなど、グループがしっかりできていて途中からでは全然入り込めない雰囲気がありました。

引っ込み思案で、人見知りの性格もあり、いまだに皆さんとは挨拶をする程度。ママ友といえる人がいなくてあせりますが、幸い子供同士が仲良くなり始めたので、これを足掛かりに何とかママ友と良好な関係を作ろうと頑張っています。(30代前半、専業主婦のママ)

ブー

子供のためにも自分のためにもいい幼稚園を選ぼう!

幼稚園の選び方のポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。幼稚園の種類もたくさん、押さえるべきポイントもたくさんありますが、一番大切なのはお子さんとママに合った幼稚園を選ぶことです。

まずはお子さんが楽しんで幼稚園に通うことができるか、ママやパパが無理なくサポートできるかを大切にしてくださいね。その上で、今回ご紹介したポイントを確認しておくと、後悔しない幼稚園の選び方ができるでしょう。

子どもたち
Thumbママ友との上手な付き合い方まとめ!周囲にドン引きされてない?
子どもが保育園や幼稚園、学校に通うようになると大人同士の付き合いも始まります。子供は同年齢で...

関連するまとめ

Noimage
この記事のライター
やぱにらいねん
ぼちぼち子育てやってます。北欧が大好きです。

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ