2018年07月23日公開
2019年11月17日更新
貼ってはがせる壁紙でDIY!賃貸や初心者でも簡単おしゃれに!
壁紙を変えられたら理想のお家に仕上がるのにな、と思ったことありませんか?実は今貼ってはがせる壁紙というのがあるんです!その名の通りはがせる壁紙なので、賃貸でも大丈夫です。この記事では、はがせる壁紙の特徴や貼り方、おすすめの柄などを詳しくご紹介します。
目次
貼ってはがせる壁紙で簡単DIY
賃貸でも壁紙チェンジOK!
リビングやキッチンというのはインテリアなどを工夫するだけでガラッと雰囲気が変わります。壁紙もその1つです。「けど壁紙って簡単に変えられないでしょ?」「うちは賃貸だし・・」と思われる方もいますよね。
確かに賃貸だと引き払いの時などを考えると壁紙を変えるのは勇気がいります。しかし実は賃貸住宅でも、簡単に壁紙をおしゃれに変えることが出来るんです!
それはなぜかと言うと、「貼ってはがせる」お手軽な壁紙だからです。はがせるのであれば賃貸でも安心ですよね。
初心者でも簡単
賃貸でも簡単に、とはいっても壁紙を貼る作業は初心者でも出来るものなのでしょうか。確かに一昔前までは壁紙は業者に依頼するもの、というものでした。
けれど今は初心者でも簡単におしゃれな壁紙をDIYすることが出来るんです!その秘密は「貼ってはがせる」壁紙の手軽さにあります。まずは貼ってはがせる壁紙について詳しくお話します。
貼ってはがせる壁紙の種類
貼ってはがせる壁紙には大きく分けて3つの種類があります。それぞれ必要な道具や作業工程が少し変わってくるので詳しくご紹介します。
シールタイプのはがせる壁紙を使う
まず1つ目はシールタイプの壁紙です。専用のノリなどは必要なく、名前の通り裏紙を外してシールを壁に貼り付けるだけなんです。とても簡単ですよね。種類も本当に色々ありシンプルな無地のものから木目やレンガ調などお家の雰囲気に合った壁紙を選べます。100均で購入することも出来ます。
ではこのシールタイプの壁紙、どのような流れで貼れば良いのでしょうか。
はがせるシールタイプ壁紙の貼り方
【準備するもの】
貼ってはがせる壁紙
タオル
ヘラ
カッター
ハサミ
【壁紙を貼る手順】
1、貼ってはがせる壁紙を貼る箇所の壁の汚れをタオルで拭き取る
2、壁の寸法に合わせて壁紙をハサミでカットする
3、壁紙を少しずつ裏紙から外し、上から下に向けて壁に貼っていく
4、壁紙に貼る時はヘラを使い、空気が入らないように少しずつ貼っていく
5、下まで貼り付けたら余った壁紙をカッターでカットする
シールタイプの壁紙の貼り方はこのように貼ります。とても簡単にDIY出来ますね。壁紙を裏紙から外す時は、くれぐれも少しずつ慎重に外していきましょう。一気に外すと壁紙同士がくっつきやすいですし、一気に壁に貼ろうとすると歪みの原因になります。
はがせる両面テープ・のりを使って貼る
2つめ3つめの種類は「はがせる両面テープかのりを使う」壁紙です。はがせる両面テープ、のりは、壁紙自体に接着材が付いていない場合に使います。でははがせる両面テープとのりの用途は何が違うのでしょうか。
ツルツルな面にも使える「はがせる両面テープ」
まずははがせる両面テープです。はがせる両面テープの特徴は、裏表の粘着力の違いです。壁に接着する裏側は、すぐにはがせるように「弱粘着」、壁紙に接着する側は軽く押さえると「微粘着」で強く押さえると「強粘着」になります。
この特徴により、まずは軽く押さえて位置を見ながら微調整も出来るんですね。その為初心者でも安心してDIY出来ます。またのりが使えないツルツルな面にも使えます。キッチンの扉などにも使える、ということです。賃貸でキッチン仕様が変えられない方に嬉しいですね。簡単な使い方の手順をご紹介します。
【用意するもの】
はがせる壁紙(フリース素材や紙素材のもの)
タオル
はがせる両面テープ
ローラーなど(壁紙をしっかり貼る為に使います)
【壁紙を貼る手順】
1、シールタイプと同様、タオルで壁の汚れを落とす
2、壁紙を壁の寸法に合わせてカットする
3、はがせる両面テープを、貼る壁紙のサイズに合わせて直接壁に貼る
4、はがせる両面テープの上に壁紙をゆっくり貼り合わせる
5、位置がずれていないか確認し、ローラーで壁紙の上からギュッと接着する
やり直しは1番ききやすい「はがせるのり」
続いてははがせるのりです。はがせるのりの特徴は、今までご紹介してきた中で1番「やり直しがききやすい」方法ということでしょう。販売されている多くのはがせるのりが速乾性ではないので、1度壁に貼った後に調整がしやすいんですね。のりと言っても賃貸でも使えます。
でははがせるのりを使った、壁紙を貼る手順をご紹介します。使う壁紙の素材によって少し手順が変わるので注意しましょう。
【準備するもの】
バケツ
刷毛
タオル
はがせる壁紙(フリース素材や紙素材)
ローラー
【壁紙を貼る手順】
1、壁の汚れをタオルで拭き取る
2、はがせる壁紙を壁の寸法に合わせてカットする
3、バケツを使い、水とはがせるのりを混ぜてのりを作る
4、(壁紙がフリース素材の場合)壁に直接のりを多めに塗る
4、(壁紙が紙素材の場合)壁紙にのりを多めに塗る
5、位置を見ながら壁紙を貼っていく
6、乾いたら完成!
のりが乾くまでであれば、位置の微調整が出来ます。壁紙の素材によって、壁に直接塗るかどうかが変わってくるので壁紙素材をよく見るようにしましょうね。
【シールタイプ】はがせる壁紙の特徴
はがせる壁紙にはシールタイプと両面テープやのりを使うタイプがあることをお話してきました。では、それぞれのタイプのメリットデメリットは、どのような点なのでしょうか。
【シールタイプ】のメリット
まずはシールタイプのメリットは何かと言うと、やはりその手軽さが1番のメリットでしょう。小さなサイズの壁紙であれば100均でも木目やレンガ調のおしゃれな壁紙を購入出来ます。また事前準備の必要なく貼りたいところにすぐ貼れる、というのはDIY初心者には嬉しいですよね。
【シールタイプ】のデメリット
反対にデメリットは何かと言うと、貼る時に歪みやすいという点でしょうか。シールタイプは100均などですぐに買えてすぐに貼れる、というメリットの反面、シールがゆえに貼る作業は少し難しいんです。壁紙を貼る時は慎重に少しずつ貼ることをおすすめします。
また、長期間使用や高温湿気などにより少しずつ劣化し、はがす時に裏紙が壁に残る場合もあります。もし残ってしまった場合は、水でふやかしてはがしたりする対処が必要となるでしょう。
はがせる【両面テープ・のり】の特徴
はがせる【両面テープ・のり】を使うメリット
シールタイプにはデメリットもありましたが、両面テープやのりを使う方法はどうでしょうか。まずはメリットですが、壁紙の選択肢が広がるというのはシールタイプ以上だと思います。国産のものから輸入もの、お値段も様々でおしゃれな柄もたくさんあります。本格的にDIYしたいという方は、こちらのほうがおすすめです。
また壁紙を貼る作業の際、微調整もシールタイプよりしやすいと言えます。両面テープとのりで比べると、のりのほうが調整しやすいですよ。はがす際も、のりを使うと裏紙も残りづらく、綺麗にはがれる確率が高いそうです。
本格的に壁紙をDIYしよう、という方こそ両面テープやのりを使う壁紙を選ぶことをおすすめします。
はがせる【両面テープ・のり】を使うデメリット
両面テープやのりを使う方法は良い面が多い印象ですが、デメリットもいくつかあります。まずは、やはりシールタイプと比べると手間と時間がかかるという点があります。シールはそのまま貼るだけですからね。
また紙素材の壁紙とのりを使う場合は、壁紙にのりを塗ることになるので場所の確保も必要になります。また紙素材の場合は、シールタイプと同様はがす時に裏紙が残りやすいので後処理が大変な場合もあります。壁紙を選ぶ時は、フリース素材のほうがDIYに向いているかなと思います。
そしてのりを使う場合は道具もいくつか必要になるので、あまり手軽さは感じられないかなと思います。もしのりを使って壁紙を貼る場合は、道具とのりがセットになっているものを購入すると分かりやすくて良いですよ。
はがせる壁紙はどこで買うのがおすすめ?
はがせる壁紙の特徴をお話しましたが、実際におしゃれではがせる壁紙はどこで購入出来るのでしょうか。おしゃれな壁紙が見つかるおすすめのお店をいくつかご紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
【100均】ではがせる壁紙を買う
まずは手軽さの代表100均です。100均で購入出来る壁紙の特徴は、サイズの小ささとシールタイプということでしょうか。サイズが小さいので、比較的高いところにも貼りやすいですね。
また100均の壁紙は意外と柄も豊富です。木目調ひとつとっても白いものや茶色いものと色々あります。100均なので劣化してきたとしても、仕方ないかな・・と諦めもつきそうですし100均なら買い替えも手軽に出来ますね。
【ホームセンター】ではがせる壁紙を買う
はがせる壁紙はもちろんホームセンターでも購入出来ます。こちらはカインズホームで購入できるレンガ調の壁紙です。幅46cm、長さ2.5mでお値段は1,280円です。シールタイプではないですね。サイズもお値段も100均と比べるとかなり違うと思います。
ただ、100均よりも種類が豊富なのは間違いないと思います。壁紙と一緒に道具も色々と購入出来るので手間が省けそうです。
【IKEA】で買える貼ってはがせる壁紙
お手軽おしゃれ家具の定番といえばIKEAでしょう。そんなIKEAでもシールタイプの壁紙を購入出来ます。こちらは10mで799円とお値段も安めです。IKEAらしい個性的な柄もあるので、アクセントとして使うのに良いかなと思います。
【ニトリ】で買える貼ってはがせる壁紙
「お値段以上」のニトリでもはがせる壁紙が購入出来ます。幅52cm、奥行き250cmでお値段は1,990円です。シールタイプの壁紙になります。ホームセンターと比べるとあまり種類は多くないようですが、空気が入らないように貼れるスキージーも一緒に購入出来ます。
ニトリであれば他の小物などの買い物のついでに購入しても良いですね。
はがせる壁紙を使ったインテリアアイデア集
はがせる壁紙で【キッチン】をリメイク
さて、はがせる壁紙を購入した皆さんは、実際にどのようにDIYしているのでしょうか。まずはキッチンをリメイクした方の画像です。こちらは、ダイソーの木目調のシートを大量に使ってリメイクしています。
ほぼ全面を木目調シートで統一しているので、時間はかかりそうですが統一感が出て良いですね。また木目調の壁紙を使うと、温かみが出るのも特徴と言えます。
はがせる壁紙で【リビング】をリメイク
こちらも同じくダイソーの木目調シートを使って、リビングをリメイクしています。前面ではなく下半分だけシートを貼り付ける、というのもおしゃれですね。ブルーの色味を使うことで、爽やかな印象のお部屋が出来上がっています。
はがせる壁紙なら賃貸でも簡単模様替え
1人暮らしの方は賃貸住宅の場合も多いですよね。はがせる壁紙を使って、簡単に模様替えをするのもおすすめです。こちらはコツコツと数日かけてレンガ調の壁紙を貼り付けた方の画像です。「簡単にはがせる」と思えば、一旦貼っても気軽に模様替え出来ますね。
はがせる壁紙おすすめ人気の柄を紹介
貼ってはがせる壁紙【木目柄】
ここからははがせる壁紙の人気柄をご紹介していきます。まずは王道の木目柄です。木目柄とひと口に言っても茶色や白、レトロな感じなものなど様々です。好みに合ったものを選びたいですね。
貼ってはがせる壁紙【レンガ柄】
木目と同じくらい人気なのがレンガ柄でしょうか。本物のレンガを積み上げるのはかなり難しいので、レンガ柄のシートがあるのは有難いですね。また、レンガ柄も木目柄と同様、茶色のものや画像のような白いものもあります。
レンガの形が1つ1つ違う柄もあったりします。白いレンガ柄だと、どことなく高級感が出ますね。
貼ってはがせる壁紙【北欧柄】
少し個性的なものがいいな、という方には北欧柄もおすすめです。北欧柄は草木の柄や動物の柄など、インパクトがかなりあり無地のものは無いかと思います。なので、子供部屋のリメイクなどに向いているかもしれませんね。
貼ってはがせる壁紙【無地】
最後は壁紙全体の代表ともいえる無地の壁紙です。日本の住宅に標準的に貼られているのはだいたい無地の壁紙ですよね。無地の壁紙は個性が無いからDIYする意味ないんじゃない?と思う方もいますよね。
しかし無地の壁紙も意外と種類があるんですよ。表面がツルっとした無地やデコボコした無地、少し色がついた無地など色々です。シンプルが好きだけど、あと1歩アクセントが欲しいな、と言う方は無地の壁紙を選ぶと良いでしょう。
はがせる壁紙で簡単おしゃれに
はがせる壁紙の特徴や貼り方、おすすめの柄などをご紹介してきました。狭い範囲を手軽に変えたいのであればシールタイプ壁紙、本格的に広範囲を綺麗に仕上げたいのであればのりを使う壁紙を選ぶのが良いと思います。
お家の状況や雰囲気に合わせて、レンガ柄や無地など壁紙を選びましょう。はがせる壁紙で簡単おしゃれにお家が生まれ変わりますよ。