子供が布団を蹴る・かけない原因とデメリットとは?寝冷え対策をしよう!

夜中に何度も布団を直しても、気がつくと子供は布団を蹴るのでキリがないと思うことがないでしょうか。子供が布団をかけないのには理由があります。また、布団を蹴ることで起こるデメリットもあるのです。子供が布団を蹴る・かけない原因について調べてみました。

子供が布団を蹴る・かけない原因とデメリットとは?寝冷え対策をしよう!のイメージ

目次

  1. 1何度かけても子供が布団を蹴ってしまう!良い対策はある?
  2. 2そもそも子供が布団を蹴る・かけない原因は?
  3. 3子供が布団をかけないとどんなデメリットがあるの?
  4. 4子供が布団を蹴る時の効果的な3つの対策
  5. 5【季節別】子供が布団を蹴るのを防ぐ!快適な寝室の室温・服装を解説!
  6. 6子供の寝冷え・寝相対策に使えるおすすめグッズ4選
  7. 7子供が布団を蹴ってしまうのは自然なこと!対策をして寝冷えを防ごう

何度かけても子供が布団を蹴ってしまう!良い対策はある?

寝る時はしっかりと布団をかけていたのに、気がつくといつの間にか子供が布団を蹴っていることがあるでしょう。また、そのたびに布団をかけなおしても何度も何度も蹴ってしまい、親が熟睡できないということもあるのではないでしょうか。なぜ子供は布団をかけないのか、親ならば誰もが悩まされた布団の悩みについて対策や季節ごとの注意点などを調べてみました。

赤ちゃんと子供

そもそも子供が布団を蹴る・かけない原因は?

そもそも子供はどうして布団を蹴るのでしょうか。布団をかけないのには原因があります。子供だから寝相が悪いというだけが原因ではありません。子供が布団をかけない原因について、詳しく調べてみました。

【原因①】子供はレム睡眠のほうが長い

眠っている時は、眠りが浅い状態のレム睡眠と熟睡した状態のノンレム睡眠を繰り返しています。大人はレム睡眠の状態が20パーセントなのに対し、赤ちゃんは50パーセントもあります。つまり、子供のほうが大人よりも眠りが浅い状態が多いのです。レム睡眠の時は寝返りをうつことが多くなり、子供が布団を蹴る原因になります。

ベッドとクマのぬいぐるみ

【原因②】布団が重いと感じている

大人にとってはちょうど良い布団でも、子供にとっては重いと感じている場合もあるでしょう。寝ている時に窮屈だと、寝返りをうって布団をかけない状態になってしまいます。寝冷えをしないように、あたたかくしてあげようと思ってしっかりと布団をかけても重たい布団だと子供が嫌がってしまい、結局布団を蹴ることになってしまいます。

ベッド

【原因③】子供は体温が高くて暑がり

子供は大人よりも体温が高く、暑がりであることも原因のひとつです。たしかに、大人は寒いと感じる日でも、子供は薄着でも平気で過ごしているのを見かけることがあるでしょう。体温が高い子供は、寝ている時に布団の中で体温がこもってしまいます。寝返りをうつことで、こもった体温を逃がします。そのため、布団を蹴ってしまうのです。

赤ちゃん

子供が布団をかけないとどんなデメリットがあるの?

子供が布団をかけないとどのようなデメリットがあるのでしょうか。布団をかけないと寒くて風邪をひく心配をしてしまうと思いますが、デメリットはそれだけではありません。布団をかけないデメリットにはどんなものがあるのか確認してみましょう。

布団をかけないと寝冷えすることがある!

布団をかけないことで一番心配になるのは寝冷えをすることです。寝ている間に汗をかいて、汗が冷えると寝冷えになります。寝冷えの症状には腹痛や下痢だけではなく、頭痛や発熱・喉の痛み・咳などの様々な症状があります。寝冷えの原因は汗なので、冬だけではなく夏や秋にも寝冷えをすることがあります。

赤ちゃん

子供が布団を蹴る時の効果的な3つの対策

入浴は早めに済ませる

子供が布団を蹴るのを防ぐためには、入浴は眠る直前にしないほうが良いでしょう。入浴後は体温が上がっていて、寝つきが悪くなってしまいます。また、眠ったとしても体温が高いので布団を蹴ることになってしまうでしょう。入浴してから体温が下がるまでは2時間ほど時間がかかります。眠る2時間前には入浴は済ませておきましょう。

赤ちゃん

通気性の良い寝具にする

子供の寝冷えばかりを気にして、保温性の高い布団にしていると子供の体温が上がってしまい寝返りが多くなってしまいます。大人と子供の体温は違いますので、保温性よりも通気性の良い寝具にしてあげましょう。通気性の良い寝具にすると子供は汗をかきにくくなります。汗をかいたほうが寝冷えすることがあるので、その点でも通気性の良い寝具のほうが良いでしょう。

ベビーベッド

寝室の温度・湿度を確認する

眠る時以外は寝室に行くことが無い場合、寝室の温度や湿度はあまり確認したことがないでしょう。しかし、子供が布団を蹴る原因には温度や湿度が大きくかかわってきます。寝室の温度が暖かすぎると寝つきが悪くなり汗もかいてしまいます。また、湿度が高いとさらに汗をかいて寝冷えの原因になります。子供にとって適切な温度と湿度に保つことが大切です。

温度計

【季節別】子供が布団を蹴るのを防ぐ!快適な寝室の室温・服装を解説!

子供が布団を蹴るのは、子供特有の原因だけではありません。眠る時の寝室の室温や服装が大きくかかわってきます。春夏秋冬で快適な室温や湿度も変わります。眠りやすい室温に整えて、子供が布団を蹴るのを防ぎましょう。

春・秋の室温・服装は?

春・秋に快適に眠るための室温は、20~26度です。湿度は50~60パーセントが快適でしょう。しかし、同じ室温でも湿度が高いと不快に感じることがあります。湿度が高いと汗もかきやすくなるので、その時の体調や環境に合わせて調整しましょう。

服装は、あまり暖かくすると汗をかく原因になりますので汗を吸収しやすい天然素材のものにしましょう。

ちょうちょ

夏の室温・服装は?

子供が布団を蹴るのを防ぐ夏の場合の室温は、26~28度です。夏の間は自然に20~26度を保つのは難しいので、エアコンで調整することが必要です。エアコンを使うことで冷えすぎないように注意することも大切です。タイマーを上手に使って、室温が冷えすぎないようにしましょう。湿度は50~60パーセントが快適ですが、湿度もエアコンのドライ機能を使って調整しましょう。

服装は、暑いといって薄着をしてしまうと寝冷えの原因になります。手足は冷えても構いませんが、お腹は冷やさないようにしましょう。

砂浜

冬の室温・服装は?

冬だからといって必要以上に室温を上げてはいけません。室温は14~21度で良いでしょう。冬は布団をたくさんかけるので、室温を上げると布団の中も熱くなってしまいます。しかし、布団をたくさんかけすぎると途中で重たく感じて布団を蹴る可能性も出てきます。室温を適度に暖めて、布団をかけすぎないようにしましょう。湿度は50~60パーセントが快適です。冬はあまり乾燥しすぎないようにしましょう。

冬の服装は、肌触りがよく暖かいものを選びましょう。しかし、重ね着などを何枚もすると暑すぎて汗をかいてしまいますので注意しましょう。

雪
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子供の寝冷え・寝相対策に使えるおすすめグッズ4選

何度直しても布団をかけない子供につきあっていては、自分はいつまでも眠ることができません。布団をかけない子供に対して寝冷えを防ぐグッズはたくさんあります。ここでは、布団をかけない子供対策に使えるおすすめグッズを4つご紹介します。

スリーパー

寝相の悪い子供の寝冷えを対策には、スリーパーが便利です。寝相が悪くてもお腹が出ることはなく、寝返りをうっても安心です。夏は半袖のパジャマ、冬は長袖のパジャマを着ることで体温の調整をすることも可能です。ガーゼ素材の汗を吸収しやすいものを選ぶと良いでしょう。

脇ボタン付きパジャマ

上で紹介したスリーパーはパジャマの上に着せるものでしたが、こちらはパジャマの脇にボタンがついていて寝相が悪くてもお腹が出にくい工夫がしてあります。パジャマの上着とズボンをボタンで留めるので、簡単に着せることができます。

ベッドガード

ベッドガードをつけることで、寝相が悪かったり子供が蹴ってしまった布団が床に落ちてしまうことを防げます。布団が床に落ちてしまうとかけなおすのも大変ですが、ベッドの上にあれば安心です。また、寝相の悪い子供がベッドから落下するのも防げます。

腹巻き・腹巻き付きパジャマ

お腹が冷えないように、腹巻き・腹巻き付きパジャマを着せるのも良いでしょう。季節にあった服装の上に腹巻きをしても良いですし、腹巻きの付いたパジャマだと手間も省けます。腹巻きだけだと寝相の悪い子供ははだけてしまう可能性がありますが、腹巻き付きのパジャマだと安心です。普通のパジャマと同じように着せるだけなので、簡単です。

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子供が布団を蹴ってしまうのは自然なこと!対策をして寝冷えを防ごう

子供が布団を蹴る・かけないということで悩んでいる方はたくさんいるでしょう。しかし、子供が布団を蹴るのは子供の特徴からみても自然なことなのです。布団を蹴るのをみてしまうとどうしても気になってしまいますが、布団を蹴る・かけないということよりも心配すべきは寝冷えです。パジャマや腹巻きなどで寝冷え対策をすることが大切です。

寝冷えの対策や夏・冬の室温や服装に気を配っていれば、布団をかけないことはあまり気にならなくなるかもしれません。必要以上に神経質にならずに、しっかりとした対策をとりましょう。

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この記事のライター
朔実
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