幼稚園児向きのなぞなぞ50問!友達や大人と楽しもう!
なぞなぞは考えることが楽しいので、脳のトレーニングにぴったりの遊びです。幼稚園児でもわかる簡単ななぞなぞから少し難しい問題まで集めてみました。また、幼稚園でなぞなぞをするときの注意もご紹介します。家族や友達でなぞなぞを楽しみましょう。
目次
なぞなぞは脳を鍛える!
なぞなぞは言葉の力がつく幼稚園児にぴったりの知育の遊びで、幼稚園児の脳を鍛えてくれます。幼稚園のお子さんでもちょっと考えることでわかるような問題を出してあげれば、幼稚園児の考える力もつきますし、褒めることで嬉しくなり、解けることで幼稚園児の達成感も得られます。
なぞなぞが解けた時に大人が褒めることで、幼稚園の子でももっと難しい問題にチャレンジしてみようという気持ちにもなって楽しいでしょう。なぞなぞが幼稚園児の脳に良い理由や、幼稚園児になぞなぞを出すときの注意点やポイントを含めて、幼稚園児向けの楽しいなぞなぞ問題をご紹介していきましょう。
なぞなぞは脳にいいのはなぜ?
幼稚園児になぞなぞを出すと良い理由をポイントに分けて説明しましょう。
脳の活性化
幼稚園の子がなぞなぞを解こうと判断推理することで、幼稚園児の脳の活性化につながります。まずは幼稚園児向けの簡単な問題から始めて褒めることで達成感を得て、なぞなぞのレベルを上げていくことでさらに幼稚園児の脳が活性化されていきます。
考える脳に育つ
なぞなぞ問題をいろんな方向から考えたり、友達や大人と一緒に考えたりすることで、幼稚園児の考える脳を育てることにつながります。なぞなぞを解くことが大事なのではなく、考えることが幼稚園児にとって大事なのです。
家族でなぞなぞを出し合って解く習慣をつけるのも、幼稚園児の知育に役立って楽しいでしょう。褒めることで考えることが楽しいと幼稚園児に思ってもらえるようにすれば、幼稚園児の脳は育ちます。
幼稚園でもできるなぞなぞ【初級編】10選!
まずは、幼稚園児でも解ける簡単レベルのなぞなぞ問題をご紹介します。幼稚園児がわからなくてもすぐに答えを教えるのではなく、幼稚園児の友達同士で話し合ったり、大人や家族がヒントを出して答えに導いてあげると楽しいです。
①おにはおにでも ごはんでつくったおにって な~んだ?
おべんとうによくはいっているたべものです。
こたえは「おにぎり」です。
②うさぎや うまがすきな「じん」って なにじん?
オレンジいろのやさいです。
こたえは「にんじん」です。
③かければかけるほど とまってしまうものはなあに?
車とか自転車についているもので「かける」ものといえば何でしょうか。
こたえは「プレーキ」です。
④さかさまにたべると じゃりじゃりしてたべられないやさいって な~んだ?
むらさき色をした、1文字のやさいです。
こたえは「なす」です。さかさまによむと「すな」になって、食べられなくなります。
⑤いろんなものを くっつけることができそうなたべものって な~んだ?
海でとれるもので、うすくてくろい色をしているたべものです。
こたえは「のり(海苔)」です。かみなどをくっつけるのにつかうのも「のり(糊)」とよびます。
⑥くりはくりでも おどろいたときにでてくるくりって な~んだ?
おどろくことを何というでしょうか。
こたえは「びっくり」です。
⑦トマトをさかさまによんでもトマト がけをさかさまにおちたらどうなる?
「がけ」をさかさまによんでみましょう。
こたえは「けが」です。
⑧おしょうがつに おちてくる うれしいたまって な~んだ?
おしょうがつになったらこれをもらえるのを、たのしみにしているひとがおおいです。
こたえは「おとしだま(お年玉)」です。
⑨うにはうにでも お正月にたべる うにって な~んだ?
おしょうがつにたべる、おもちがはいっているたべものです。
こたえは「おぞうに(お雑煮)」です。
⑩ようふくやさんにも しんぶんしにもあるもの な~んだ?
「ようふくやさん」と「しんぶんし」にかんけいしている、いみはちがうけれどおなじことばがあります。
こたえは「きじ」です。ようふくやさんには「生地」があり、しんぶんしには「記事」がかかれています。
幼稚園でもできるなぞなぞ【中級編】10選!
幼稚園児でもできるなぞなぞの中級編です。初級編が解けるようになったらチャレンジしてみましょう。幼稚園児にはすぐに解けない問題もあるので、その場合は大人がヒントを出してあげて、考える道をつけてあげましょう。幼稚園の友達同士でなぞなぞの答えを相談してみるのを促すのも良いです。なぞなぞの答えを考えることが楽しいことにつながります。
①かわのちかくにある ひとがこけやすいばしょ ど~こだ?
ころんだらどんな音がするでしょうか。ころんだときのことを考えるとわかるかもしれません。
こたえは「土手(どて)」です。ころんだ時の音は「ドテッ」です。
②何回叩いても怒られないことって な~んだ?
大人にしてあげたことがあるかもしれません。「○○たたき」です。
こたえは「かたたたき」です。
③足が4本もあるのに歩いたり走ったり出来ないもの なぁに?
おうちのなかにあるものです。4本足のものをさがしたり考えるとわかります。
こたえは「つくえ」や「いす」です。
④外国の家みたいな日本のお菓子って なぁに?
外国の家をべつのことばでなんと言うか、考えるとわかります。
こたえは「ようかん」です。外国の家は「洋館(ようかん)」と言います。
⑤とうはとうでも ねばねばして いとをひくとうって な~んだ?
たべものです。朝ごはんにたべているひともおおいかもしれません。
こたえは「なっとう(納豆)」です。
⑥おうちでは ぜったいにたべられないひるごはんって な~んだ?
がっこうでおひるになったらたべるものです。
こたえは「きゅうしょく(給食)」です。
⑦点が4個ついてるのはだーれだ?
点が「4」を、いろんな言い方で言ってみるとわかります。
こたえは「てんし(天使)」です。
⑧いたずらっ子の中にまじっている動物 な~んだ?
「いたずらっこ」ということばをゆっくりよんでみましょう。
こたえは「ラッコ」です。
⑨サイコロの5と6を けしちゃいそうなぶんぼうぐ な~んだ?
「5(ご)」と「6(む)」をけすぶんぼうぐといえばなんでしょうか。
こたえは「けしごむ(消しゴム)」です。
⑩コーラに入っている 海の生き物 な~んだ?
コーラを「コウラ」とかいてみましょう。コウラのある海のいきものです。
こたえは「かめ(亀)」です。
幼稚園でもできるなぞなぞ【上級編】10選!
幼稚園でもできる上級編のなぞなぞ問題です。幼稚園児ひとりで解くのは難しいかもしれないので、友達や大人・家族と相談してなぞなぞを考えるなどすると良いかもしれません。
①丘の中に お味噌を入れるのって 何月何日?
「おか」の中に「おみそ」を入れます。
こたえは「12月31日」です。12月31日は大晦日(おおみそか)だからです。
②こわしてもバラバラにならないもの なぁに?
からだのなかにあるぶぶんです。
こたえは「おなか」です。
③ガラスの真ん中に 穴をあけたら 吹き出たもの な~んだ?
「ガラス」という文字のまんなかにあなをあけて、よんでみましょう。
こたえは「ガス」です。
④恨みのない食べ物って なぁに?
「うらみのない」をべつの言い方で言ってみましょう。「うらまない」「にくまない」…。
こたえは「肉まん(憎まん)」です。
⑤カツ丼やラーメンを食べるときにあらわれるブリってなに?
カツ丼やラーメンはなににはいって出てくるでしょうか。
こたえは「どんぶり」です。
⑥国語の時間にとんでくる鳥って どんな鳥?
国語の時間にやるべんきょうをおもいうかべてみましょう。ひらがなやかんじをおぼえるときには何をするでしょうか。
こたえは「かきとり(書き取り)」です。
⑦「ホホホホホ」と笑っている人 だ~れだ?
カタカナの「ホ」はいくつあるでしょうか。答えの人は画家です。
こたえは「ゴッホ」です。「5(ゴ)」「ホ」です。
⑧天気のいい日に乗るバイク なぁに?
天気のいい日はどんなお天気でしょうか。「くもーりー」ではありません。
こたえは「ハーレー」です。天気のいい日は「晴れ」です。
⑨「新線新」こののりもの な~んだ?
「新(しん)」という漢字のあいだに、「線(せん)」という漢字が書かれています。
こたえは「しんかんせん(新幹線)」です。「新」の「間(あいだ)」に「線」があります。「間」という漢字は「かん」ともよめます。
⑩「ぶりりりりりり~」って音がする野菜って な~んだ?
「り」はいくつあるでしょうか。
こたえは「ブロッコリー」です。「ぶ」と「六個(ろっこ)」の「り」です。
幼稚園でもチャレンジできるなぞなぞ【小学生編】20選!
小学生向けのなぞなぞ問題です。幼稚園の子でも、なぞなぞ問題に慣れてきた子なら解けるようななぞなぞ問題です。友達や大人と一緒になぞなぞを出し合って楽しみましょう。
①ある食べものが888個あります どんな味?
「8」はいくつあるでしょうか。
ある食べ物とは「ハチミツ(8が3つ)」なので、こたえは「あまい味」です。
②たてに割ったら3 よこに割ったら0 2で割ったら4 この数字な~んだ?
ある数字のかたちを、たてに割ったりよこに割ったりしてみましょう。
こたえは「8」です。
③目の前に見えているのに どんなに走っても 飛んでいっても たどり着けないものって な~んだ?
高い建物がない場所や海などで見ることができます。「目の前に大きく広がる○○○○○○(または○○○○○)」。
こたえは「地平線・水平線」です。
④ブラスバンド=2 吹奏楽=0 パントマイム=3 ミュージカル=◯ さて いくつ?
それぞれの言葉を口に出してみましょう。
こたえは「1」です。数字は、口に出した時にくちびるとくちびるがくっつく回数でした。
⑤雨乞いをすると 必ず雨を降らせることができる人がいます この人はなぜ必ず雨を降らせることができたのかな?
「継続は力なり」です。
こたえは「雨が降るまで雨乞いを続けたから」です。
⑥野球のピッチャーとキャッチャーで、かっこ悪いのはどっち?
かっこ悪いことを別の言い方で「○○○もない」と言います。
こたえは「ピッチャー」です。かっこ悪いことは「みっともない」とも言います。「ミットもない」ので、ミットを持っていないピッチャーとなります。
⑦ハブとマングースの激闘。道でばったりあった時に喧嘩せずに、道をゆずってケンカを避けたのはどちら?
ハブとマングースがどんな動物か考えるとわかってくるでしょう。
こたえは「ハブ」です。ハブは毒ヘビなので、道を「どく」からです。
⑧絶対に対面することができない金属って な~んだ?
対面することができないということは「会えない」ということです。
こたえは「亜鉛(会えん)」です。
⑨3分に1度 同じ人に同じ質問をしているのに 毎回答えが違う でもすべて正解 どんな質問?
常に進み続けているものです。
こたえは「今は何時何分でしょうか?」です。
⑩簡単ななぞなぞを出したら 感心して褒められまくったよ なんでかな?
「感心して褒められる」ことを別の言い方に変えてみましょう。
こたえは「感嘆(かんたん)されたから」です。
⑪線のなかに 粒を入れるのって 何月何日?
「せん」の中に「つぶ」を入れてみましょう。
こたえは「2月3日」です。2月3日は節分(せつぶん)です。
⑫ハロウィンのとき よく使われるお金って な~んだ?
ハロウィンのときにはみんな○○○をします。○○○のお金のことです。
こたえは「仮想通貨(かそうつうか)」です。ハロウィンには仮装(かそう)します。
⑬消防士が ポテトのサイズをS,M,Lのどれにするか悩んでいるよ どれかどれで?(理由も)
Sサイズ、Mサイズ、Lサイズを日本語に直してみましょう。
こたえは「SかM」です。日本語でSサイズは「小」、Mサイズは「中」となって、「小か中」→「消火中」となるからです。
⑭パーマのかみの毛で できていそうな野菜って な~んだ?
パーマはかみの毛をどんな風にしているでしょうか。答えの野菜はキノコ類です。
こたえは「舞茸(まいたけ)」です。パーマは「巻いた毛」だからです。
⑮カミナリがよぶさかなって だ~れだ?
これは漢字の問題です。
こたえは「鱩/鰰(ハタハタ)」です。
ハタハタは雷の多くなる晩秋から初冬に多くとれます。ハタハタの漢字の「鰰」は魚へんに神と書きます。雷を神にたとえた漢字です。また、魚へんに雷と書いてもハタハタとなります。
⑯中身がなくなると 「1」になる飲みもの な~んだ?
飲みものはお酒です。
こたえは「ワイン」です。「ワイン」の文字の中身、つまり真ん中の「イ」をなくすと「ワン(1)」になるからです。
⑰まわりを捨てて 中身を料理 そしてまわりを食べて中身を捨てる これな~んだ?
ゆでて食べるとおいしい野菜です。
こたえは「とうもろこし」です。とうもろこしには皮がついているので、皮をむいて料理します。とうもろこしには芯があるので、まわりの実だけをたべて、中身の芯を捨てます。
⑱大きなサルがはいているズボンって な~んだ?
大きいサイスは○サイズと言います。
こたえは「サルエルパンツ」です。「L」サイズの「サル」がはくズボン(パンツ)ということです。
⑲酔っ払い、貧血ぎみ、風邪野郎、満員のおみせにいったのは だーれだ?
満員のお店はどんな状態でしょうか。
こたえは「風邪野郎」です。風邪をひいている人はゴホゴホとせきこんでいます。満員ということは席が混んでいるということを表しているので、「席混む」=「咳こむ」となります。
⑳日=あす 治=めいじ じゃあ星は な~んだ?
それぞれの漢字の前に共通の漢字を付けて読んでみましょう。
こたえは「みょうじょう」です。それぞれの漢字の前に「明」を付けます。明日=あす、明治=めいじとなり、星は明星=みょうじょうとなるのです。
幼稚園でなぞなぞをするときの注意点3つ!
なぞなぞを幼稚園でも楽しい遊びにするために注意しておくポイントをご紹介します。
ゆっくり喋る
大人や家族がなぞなぞを出すときは、幼稚園児でもわかるようにゆっくりと喋るように注意しましょう。簡単ななぞなぞでも難しいなぞなぞでも、まずはなぞなぞ問題が幼稚園児に聞き取れて理解できることが大切です。
抑揚をつける
大人や家族がなぞなぞを出すときは、幼稚園児でもわかりやすいように抑揚をつけて喋るように注意しましょう。抑揚をつけてあげることで幼稚園児の楽しい気持ちも高まります。
正解でもしなくても発言したことを褒める
なぞなぞ遊びは正解することが大事なのではなく、脳を使って考えることが大事なのです。特になぞなぞに慣れていない幼稚園児は、簡単ななぞなぞでもなかなか正解できないかもしれません。
なぞなぞを出す大人や家族は、幼稚園児が正解できなくても答えを出そうと発言したことを褒めるように注意しましょう。褒めることで幼稚園児の楽しい気分が増して、次のなぞなぞにチャレンジしようという意欲が湧いてきます。
なぞなぞをして、大人も子供もみんなで楽しもう!
なぞなぞで遊ぶことは、幼稚園児の脳トレにもなって楽しい気持ちにもなれることにつながります。大人と幼稚園児、家族で友達も一緒になど、なぞなぞを出し合って遊びましょう。幼稚園児がなぞなぞで考えることを褒めることで、簡単ななぞなぞから難しいなぞなぞに挑戦しようという気持ちにもなって、幼稚園児の知育アップにもつながってくれます。
大人は、幼稚園でなぞなぞを出すときの注意点を踏まえて、幼稚園児に簡単ななぞなぞから徐々に上級レベルのなぞなぞに挑戦させてみましょう。