【六星占術】火星人プラスを徹底解説！性格・相性・2019年の運勢も！

「火星人」とは、六星占術の計算によって算出された数字が、「21」から「30」までのいずれかになった人を指します。

火星と言えば、ローマ神話の軍神「マルス」が有名でしょう。マルスは火星と男性の象徴とされ、火星の英語読み“Mars”の由来でもあり、男性を表す「♂」のマークは元々彼を意味する記号です。

マルスは男性の武勇や闘争心などを司り、勇猛果敢な性格は「青年の理想像」として篤く崇拝されていました。

火星人の性格にも、マルスのようなプラス面があるのでしょうか。六星占術によって導き出した、火星人プラスの占い結果を紹介します。

「六星占術」とは、有名な日本の占い師「細木数子」氏が、古来から中国に伝わる「万象学」「算命学」等の学術を基に編み出した占星術法の一つです。

六星占術は「火星」「水星」「木星」「金星」「土星」「天王星」の六星から、その人の「運命星」となる何れかの星を導き出します。さらに、生まれた干支によって「プラス」と「マイナス」の結果に分岐します。

生年月日から導き出された運命星と、干支によるプラス・マイナスの分岐、これらの結果を基に運勢を占うのが六星占術の基本です。

自身の運命星を調べるには、先ず「運命数早見表」を用意する必要があります。運命表は、占いを編み出した本人である細木数子氏のHPに掲載されています。

最初に、早見表から自身の生年月日に該当する運命数を確認します。見つけた運命数から1を引き、生まれた日を足した数字が「星数」になります。この星数から、自身の運命星を調べることが出来ます。

導き出された星数が21～30なら火星人となり、干支が「子」「虎」「辰」「午」「申」「戌」の何れかであればプラス、それ以外はマイナスとなります。

運命星や陰陽の他に複合する要素として、特別な条件を満たすことでなる「霊合星人」があります。霊合星人の条件は、自分の生まれた年(干支)が占命盤上で「停止」の位置になることです。

六星占術では、この停止の年を「大殺界」と呼びます。殺界は悪い運気の流れとされており、霊合星人の人は、波乱に満ちた人生を送りやすいとされています。

霊合星人の運勢は、占命盤上で対極に位置する運命星の影響を受けます。火星人の場合は、その対極となる「水星人」の影響を受ける事になります。

火星人の特徴をイメージで例えると、「推理小説の名探偵」のようなタイプです。良く言えばユニーク、悪く言えば気難しい、非常に癖の強い性格です。

マイペースでつかみどころがなく、更に常人よりも頭の回転が速いので、周囲を置き去りにしてしまう場合もあります。

しかし、決して我侭な性格ではなく、他者をぞんざいに扱う薄情者ではありません。親友や恋人と認めた相手には、一人の人間として尊重する義理堅さも持ち合わせています。

火星の象徴である戦神とは、真逆の性質を持った火星人プラスの性格。腹の底が読めない難儀な性格は、しばしば周囲の理解を妨げます。

付き合い難いタイプではありますが、一度気を許せば非常に頼れるパートナーとなります。火星人プラスの人が持つ難儀な性格の要素を、一つずつ紐解いてみましょう。

火星人プラスの人は思考の移り変わりが激しく、発言や行動に一貫性がないので、他者から見れば何を考えているのか見当が尽きません。

常に飄々としていて、所謂ポーカーフェイスに近い性質を持っており、ある種の才能と言っても良いでしょう。

周囲からズレた言動を行うことが多く、どことなく天然でユニークな一面を見せるのも、火星人プラスの人が持つ特徴の一つです。

しかし、本人は人見知りが激しく、傷付きやすいナイーブな内面を抱えています。その為、天然を指摘されたり、笑われれる事を非常に嫌がります。

人に合わせるのが苦手な故、他者に対する警戒心が強く、簡単に心を許すほど甘い性格ではありません。

普段のひょうきんな性格も、人を遠ざけるための処世術とも捉えられます。しかし、この慎重さは寧ろプラスで、人間関係で失敗することはまずないでしょう。

火星人プラスの人は明敏で頭が切れ、機転を働かせるのが得意な反面、知性に反して子供っぽい性格も合わせ持っています。

欠点のように見えますが、子供の独創性と冒険心を持ち続けている、というプラス面に繋がります。飽くなき好奇心による斬新な発想は、普通の大人には真似出来ないでしょう。

火星人プラスの人は、個人の自由を重んじる傾向が強い一匹狼です。その性格故、協調性を要求される集団行動は、本人にとってストレスの源でしかありません。

頑固で自分の考えを譲らない面もあり、他者に合わせるのが苦手です。言い方を変えれば、周囲にサポートが必要ない程に、自立しているとも言えます。

先に述べた様に、火星人プラスの人は集団を嫌い単独を好む為、常に自分のペースで行動しています。

基本的に、他人に自分のペースを崩される事は避けますが、「他人」と「自分」を区別できるタイプなので、自分の流儀を人に押し付ける事はしません。

火星人プラスの人の行動は衝動的な傾向にあり、突拍子もない言動が多く見られます。計画的に動くのは苦手で、その場の感情で行動を決めてしまいがちです。

つかみどころのない、マイペースで子供っぽい性格も合わさって、火星人プラスの人が「難儀」と感じてしまう原因の一つでもあります。

火星人プラスの人は、人付き合いの難しい性格に反して、意外にも恋愛対象としての高い魅力を持っています。

冒頭で述べたような大衆の理想像とは程遠いですが、自由奔放な性格には独特の愛らしさがあり、多くの人々を惹きつける不思議な魅力があるのです。

火星人プラスの人は、とにかく恋愛対象としての魅力に溢れています。マイペースで飄々とした性格は、他の星人にはないミステリアスさがあり、異性問わず多くの人を惹き付けます。

自由を愛し孤高を好む部分も、一匹狼としての格好良さがあり、この点も人が惹かれる一面でしょう。気難しく頑固で、苦手意識を持たれそうな性格ですが、独特のキャラクター性は十分魅力的な人物を演出しているのです。

火星人プラスの人は感受性が強く、傷付きやすいナイーブな一面があります。プライドが高い為に、精神へのストレス耐性が低く、他人に悩みを打ち明けるのも苦手です。

必要以上に傷つく事を恐れてか、自分から告白しようとはしません。相手に合わせる努力はしますが、その分恋愛が失敗してしまった際の落ち込みも激しいです。

火星人プラスの人は自由奔放な一匹狼であり、他者に束縛されることを嫌います。恋愛に関しても同じで、自分のペースで行動します。

相手に合わせようとは努めますが、それを強要される事は嫌がります。主導権を握りたがる相手とは、恋愛の相性が最悪と言ってよいでしょう。

火星人プラスの人は、親しい真柄の人間を人一倍大事にするタイプです。本人の感情が家族に向けば、衝動的になりやすい性格もあって、結婚後は「家庭第一」の考えで行動するようになります。

「家庭より仕事」の風潮が強まる中、この性格は貴重なプラス面と言えます。火星人プラスの人と相性の良い運命星であれば、より幸せな結婚生活を遅れる事でしょう。

変わり者でやや偏屈ともとれる、火星人プラスの性格と相性の良い運命星は、果たして存在するのでしょうか。

占いの結果、友達の距離なら良い関係を築けるものの、恋愛まで発展すると、相性が合わなくなってしまう人が大半のようです。

土星人との相性は、あまり良いとは言えません。土星人はプライドが高く頑固な一面を持ち、火星人プラスの人と同様に、自分の考えを譲らないタイプです。

加えて、土星人の性格は真面目で保守的な傾向にあり、マイペースで情緒的な火星人プラスの人とは噛み合わないのです。

火星人プラスと金星人は、非常に相性の良いペアです。金星人は性急かつ能動的であり、性格の面で噛み合いませんが、人懐っこく裏表がないので、人見知りが激しい火星人プラスの人でも関係を築けるのです。

また、仕事運や金運などの運勢面でも相性が良いので、ビジネスとプライベートの両面において、順風満帆な人生を送ることが出来るでしょう。

火星人同士での相性は良く、変わり者同士で理解し合える場面も多いです。遠慮なく意見を出し合うことができ、良い関係を築くことが出来ます。

しかし、この相性は「友達」という狭い枠組みに限定されます。これが恋愛まで発展すると、相手に合わせる必要も出てくるので、破局を迎えてしまう確率が高くなるでしょう。

天王星人の性格は、火星人プラスの人と性格が似ているため、火星人同士と同様に、友達の距離であれば良い関係を保つことが出来ます。

恋愛の相性も同じで、相性が良いとは言えません。自由が制限される事にお互いが耐え切れなくなり、やはり破局を迎えてしまいます。

木星人との相性も、良いとは言えません。控えめで奥ゆかしい性格の木星人では、火星人プラスの自由奔放な性格について行けず、好印象を持つのが難しい為です。

しかし、一度でも信頼関係を築くことが出来れば、その後はより良い方向へ向かうでしょう。問題は、そのきっかけをどう作るかという点にあります。

水星人の性格は、冷静且つ現金主義だが感性に乏しい、火星人とは真逆のタイプです。想像力の豊かな火星人と、稼ぐことが得意な水星人のコンビは、お互いの欠点を補える最高のビジネス仲間となります。

しかし、これが家庭になると金銭問題でトラブルを起こし、スピード破局してしまう可能性も高く、恋愛などの深い関係は望めません。

火星人プラスの人は、独創的で好きなことに対するこだわりが強いです。「職人気質」とも言えるプロ意識は、根気と努力が求められる世界でこそ才能を発揮します。

「研究家」「芸術家」「技師」など、専門的またはクリエイティブな職業が向いています。逆に、金融業をはじめとした利益やノルマを要求される仕事は、全くと言って良いほど向いていません。

長い時間をかけて才能を琢磨し、自身の独創性を世界に向けて表現する。そのクリエイターとしての高い適性は、思わぬ大成功を収めるかもしれません。

霊合星人の場合は、自身とその対極にある二つの運命星から影響を受けるため、火星人の対極に位置する水星人の性格も受け継ぎます。

水星人は利己的なクールな「現金主義」タイプで、非常に計算高い性格です。衝動的に行動する火星人とは真逆とも言え、その二つが合わさった結果、余計に複雑な人格を形成しています。

水星人の冷静な性格を受け継いだ為か、火星人プラスの霊合星人は感情表現が乏しく、自分が思った事や感じた事を表に出せません。

捉えどころがないという意味では同様ですが、クールな性格は「冷たい人」という誤解を与える事も多く、周囲の理解を遠ざけてしまいがちです。

霊合星人の場合、思考なネガティブな方向に傾きがちです。想像力に富んでいることもあり、ずるずるとマイナス方向に思考が引きずられてしまいます。

辛い心境であっても、表情には出ないので察してもらうのが難しく、本人も素直に苦悩を打ち明けられる性格ではない為、相手に理解がないと状況が悪化しがちです。

霊合星人の場合も、一匹狼で単独行動を好む点は変わりません。人見知りが激しいのも同様で、他者に対して気遣う事はしますが、本心を見せようとはしません。

同時に、寂しがり屋な一面も持つため、心を許した相手には素直になります。友人や恋人であれば、常に寄り添ってくれるパートナーとなるでしょう。

火星人プラスで霊合星人の場合、基本的に主導権を握ろうとはせず、相手任せの傾向が強いです。自己主張がないので、相手からは何を考えているのか理解されない場合も多いです。

さらに、感情表現の乏しさから他者とのトラブルを生みやすく、本人も落ち込みやすい性格の為、関係がネガティブな方向に進んでしまいがちです。

繊細で傷つきやすい性格からか、真剣な恋愛が出来ず長続きしません、短く浅い交際を繰り返してしまうタイプで、相手から良い印象を持たれないのもマイナスポイントでしょう。

元と性格の異なる霊合星人は、他星人との相性も大きく変化しています。相性の悪い相手が、最高のパートナーになる可能性もあれば、その逆も然りです。

大殺界という波乱の星に生まれた霊合星人。果たして相性の良い相手はいるのでしょうか。

火星人プラスの場合と打って変わって、相性の良いペアとなります。土星人は真面目で如才なく、火星人プラスの霊合星人を、上手くリードしてくれます。

しかし、余りにも相手が我侭だと、土星人の方が愛想を尽かしてしまいます。良い関係を築けますが、お互いの繋がりが脆いことを意識しましょう。

金星人の場合は運勢の相性がよく、一緒にいるだけで幸運が舞い込んできます。性格の面でも相性が良く、金星人は相手の心を開くのが得意なので、人見知りが激しく悲観的な霊合星人をサポートできます。

ただし、深入りしすぎると関係が拗れてしまい、お互いに依存してしまう可能性もあるので、ほどほどの距離を保つのがベストです。

霊合星人で火星人同士の相性は、可も不可もないと言った関係です。霊合星人はの性格は、客観的に物事を構える冷静さがあり、火星人プラスの抑えるブレーキ役も果たせます。

お互いの性格に助けられる場面もあるでしょうが、長い付き合いをするとなると、相手の性格に付いて行けなくなり、結局は短い関係で終わるでしょう。

天王星人との相性は、あまり良いとは言えません。最初はお互いの魅力に惹かれるものの、次第に飽きが来てしまい、時間が経過するにつれて関係が冷えてしまいます。

お互いの魅力を知っているので、すぐによりを戻しますが、再び別れてしまう「スピード破局」を繰り返してしまいがちです。ある意味で、最も最悪の相性とも言えるでしょう。

木星人との相性も、良いとは言えません。両者ともに「努力家」でという共通点があるものの、物事を進めるペースが異なります。

お互いを理解し「二人三脚」で進められれば良いのですが、相手の違いに苛立ちを感じてしまう事の方が多いです。相手を気遣える余裕が無い限りは、良い関係を築くのは難しいでしょう。

火星人プラスの霊合星人は、水星人の性格を受け継いでいるので、お互いに性格がよく似ており、何かと気の合うパートナーとして良い関係を築けます。


しかし、運気の波が激しいため、波乱を迎えてしまう可能性もあります。水星人が先導に立ち、霊合星人の人を上手く導くことが出来れば、安定の日々を遅れるでしょう。

火星人プラスの大殺界は、「2025年」から「2027」年までの三年間となります。月運ごとで見ると、毎年「5月」から「7月」の3ヶ月が大殺界に当たります。

先で解説したように、大殺界の年は縁起が悪く波乱が起こりやすいと言われています。大殺界の期間に起業や結婚を考えている人は、大きく失敗する事も覚悟しなければなりません。

大殺界が終わるまでの3年間(もしくは3ヶ月)は、準備に向けて控えめに行動するのがベストです。大殺界の期間が過ぎてから、活動を開始しましょう。

東京五輪の準備に消費税の改正と、慌ただしい2019年度。火星人プラスの運勢はどうなるのでしょうか。恋愛運や仕事運のほか、ラッキーカラー・アイテムなども紹介します。

また、月ごとの運勢を示す「月運」も紹介します。どのタイミングで行動を起こせばよいのか、という指針にもなるので、是非参考にして下さい。

火星人プラスのラッキーカラーは「水色」「黒色」です。ラッキーカラーは、自身の運勢を高める重要な要素なので、アクセサリ等に取り入れてみるといいでしょう。

逆に、アンラッキーカラーは「赤色」です。火星と言えば赤を連想しますが、アンラッキーカラーは却って不運を呼び込んでしまい、逆効果なので注意が必要です。

ラッキーアイテムは「本」「帽子」「骨董品」「アルコール」などです。読書やお酒を嗜む、ラッキーカラーの帽子をかぶるか骨董品を飾るなどすれば、運気が舞い込んでくるでしょう。

2019年の恋愛運は上昇傾向にあり、恋愛が成就する確率が非常に高いです。懇意の相手がいなければ、新しい恋を始めるチャンスになります。

ただし、結婚運はあまり良い運勢ではなく、家庭運に至っては最悪です。恋愛の幸運から一転して、パートナーとの衝突を繰り返してしまい、破局してしまう恐れがあります。

幸運のチャンスをふいにしない為にも、交際中や結婚後は軽はずみな行動をせず、パートナーを気遣うようにしましょう。

2019年度の仕事運は平々凡々で、成功の実現に向けて取り組む年になるでしょう。スキルアップに励み、目標の達成を目指して努力を積み重ねることが大事です。

仕事の基礎を覚えるだけでなく、同僚や先輩と良い関係を築くのも大事です。まずは、地盤を固めることから始めましょう。

火星人プラスの月運で安定している月は「2月」「3月」「4月」「8月」「9月」「10月」「11月」です。その中でも、運勢のピークになる4月と、今までの努力が実を結ぶ12月は、成功の月を迎えられるでしょう。

逆に、運勢の悪い月運は小殺界の「1月」「11月」、大殺界の「5月」「6月」「7月」です。大殺界の月運が続く5月～7月の3ヶ月間は、特に気を付けましょう。仕事や恋愛の失敗だけでなく、日常の悪運にも注意が必要です。

殺界にあたる月運は準備の期間とし、運勢が好転したら一気に行動しましょう。また、翌月の月運が殺界の場合、その一ヶ月で出来ることを済ませるのがベストです。

火星人プラスの人は難儀で付き合いづらく、孤立しやすい性格ですが、その明晰さや行動力は目を見張るものがあります。信頼関係を築きさえすれば、優秀なパートナーとなるでしょう。

仕事でも恋愛でも、自身の性格を把握して過ごすのが、運勢を高める為の方法です。2019年のこの1年を楽しく過ごすためにも、是非とも参考にしていただければ幸いです。