【六星占術】大殺界で転職しない方がいい？成功する人もいるの？

大殺界とは、六星占術におけるよくない運気の流れる周期を事をいいます。【大殺界】という文字だけでその恐ろしい雰囲気が伝わって来ますよね。

まず六星占術のしくみとして、12進法が用いられています。身近な所で言うと時計の時間は12区切りですよね。その法則が六星占術など様々な占いなどでも用いられているのです。そして大殺界とは六星占術での良くない周期の流れる3年間の期間の事を言います。

一般的にあまり運気が良くない時期だと恐れられている大殺界ですが、ちょうど大殺界が来ているタイミングにも関わらず「転職を考えている」「転職したい」という方もいらっしゃることでしょう。

今回はその【大殺界】の時期に転職をするのは果たしてどうなの？という疑問についてお答えしていきます。

大殺界について少し理解はできたけど、でも一体どう過ごしたらいいの？そして転職は避けた方がいいの？そうお悩みの方もいらっしゃる事でしょう。

そこで一般的に六星占術では良くない時期とされる大殺界のより良い過ごし方とその理由を4つ、まとめてみました。

大殺界の時期は自分の本来の性格や生き方や考え方などを抑えるという、運気の低迷を防ぐ過ごし方が良いと言われています。

六星占術では自分の星によって性格や自分合った生き方等々が大方現れてくるかと思いますが、大殺界の時期はその星らしく振舞うというのはあまりよくありません。大殺界で良いとされる過ごし方は、自分を抑えて控えめに過ごす事なのです。

大殺界の時期は敢えて今まで避けてきたようなどこか合わないと感じる人、苦手意識のある人、会うと喧嘩ばかりの人などと敢えて付き合ってみるといいかもしれません。今までに相性が悪いと思った人でも、大殺界の時に関しては悪い運気をひっくり返すためのいい刺激になるかもしれないと言われています。

良薬は口に苦し、ということわざもありますし思いがけない変化が現れるかもしれません。

積極的に行動しないようにする事も大事です。どうして？と思われるかもしれませんが、これにもちゃんと理由があります。新しく始めた事が傾いたり失敗したりしやすい時期なので、もし失敗したら人生を揺るがしてしまうかもしれない事を始める事はおすすめできません。「あれをしたい」「これを初めてみたいな」気持ちが湧いてきてもグッと我慢するのがいいでしょう。

例えば転職や新規事業の開始や投資、新しい出会いを求める事などは控えた方がいいとされています。ただし相性の悪い相手と付き合ってみる事は逆に運気を上げる事もあるので、例外として考えましょう。

結婚や転職、引越しなどは避けた方が良いと言われています。この理由は大殺界の時期は物事が何事も失敗しやすい時期なので、人生の中でも大失敗したくないイベントは避けたほうが賢明と言えるからです。

結婚や転職や引越しなどを控えて仕事も家庭などの私生活も守りに徹して、大殺界が過ぎて成功しやすい時期になるまでぐっと耐える試練の時期なのです。

まずは大まかに大殺界の過ごし方やしない方がいい事などについて挙げていきましたが、次は具体的に大殺界の時期は転職しないほうがいい理由を大きく5つにまとめました。

大殺界に入るとどんどん運気が下がっていく一方なので、覇気がなくなり失敗が増え周りに批判され更に覇気がなくなるなど負の無限ループに非常に嵌まりやすい時期です。

一度入ってしまうと抜け出す事がいかに大変なことかは想像に容易いかと思いますが、この最悪の無限ループが転職活動において起こると考えると、恐ろしいですよね。

実際に大殺界の時期に転職した多くの人が転職に失敗していると言われています。

上で挙げた負の無限ループに嵌まりやすい事もありますがこれは転職活動を始めてからの話であって、もっと根本に大殺界の時期に「転職したい」という気持ちが生まれる理由が存在します。

その理由は大殺界のせいで運気が落ち、疑い深くなるせいで「今の環境が悪いんだ。」という気持ちが生まれるからです。実際に環境が悪いとは一概には言えず多くは大殺界のせいで運気が落ちているため、心の目が曇ってしまっているので「転職がしたい」とより一層感じてしまうのです。

「環境を変えればなんとかなる」と思って行動しても、大殺界ではそれが裏目に出てプラスどころかマイナスに繋がってしまいます。

それはやはり運気が低迷しているからなのです。そんな状態で「転職したい」と考え転職出来たとしても、転職早々失敗続きのような事態になりかねないのです。

大殺界によって運気が下がり疑心暗鬼になったマイナスな状態で転職を決めてしまうと、最悪な職場を転職先に選んでしまう可能性があります。

運気が落ちる事で心の目が曇り、判断力も鈍っているので大殺界の時期は自分の能力に合わない職場を選んでしまったり、今の職場から離れられるならといわゆるブラック企業などを転職先に選んでしまいがちです。

大殺界が過ぎると下がりっぱなしだった運気がぐっと戻ってくるため、大殺界が終わった後に転職するのがおすすめです。

大殺界という運気が下がり何事も上手く行きにくく、積極的に動けないという時期をぐっと耐えたあなたは本来の自分を取り戻したプラス、大殺界を乗り越えた強さを見につけているはずです。

また、大殺界を終えた後に転職する場合、種子という時期に転職するのが良いとされています。

しかし人生とは分からないもので、家庭の都合や将来設計の都合や体や精神が限界を迎えているなど、大殺界の時期でもどうしても転職がしたい事もあるかと思います。そこで大殺界でも転職したい場合の心構えを6つ紹介します。

大殺界の時期はただでさえ運気の落ちる時期です。無茶してステップアップや人生の方向転換などに挑まず、失敗してまた転職なんて事になっても問題無い繋ぎの為のような職場を選択しましょう。

もし運気のせいで実力を発揮できず、上手くいかなかったとしても繋ぎの為の職場なら傷は浅くて済むでしょう。

転職してやりたい仕事には年齢制限があって「3年も待っていられない」なんて事もあるでしょう。そういう場合はその転職してやりたい仕事に強い決意を持って挑む事が大切だと言えます。

六星占術的に運気が良くないので成功するまでの壁は高いかもしれません。だからこそ更に高く強い意志を持ち、その仕事に対して全身全霊打ち込む覚悟が必要になるでしょう。

大殺界の時期は運気が良くないばかりに疑心暗鬼になり1つの事に盲目的になってしまう事が多々あります。しかし、運気に惑わされずしっかりと地に足を付けて転職先についてはもちろん、自分の生活がどう変化するかしっかりと下調べし自分の頭で考えてから行動する事が大切です。

大殺界の時期は疑心暗鬼になったりと不安ばかりになる事もあると思いますが、先走るだけでなく一度立ち止まって自分を振り返り、見つめ直し一旦落ち着いて考える事も必要です。

本当に転職がしたいのか、本当に今しか時期がないのか、自分は将来どうなりたいのかということを一旦リラックスして、自分の胸に手を当てて考えてみてください。

運気が落ちるという事は六星占術での大殺界の理なのでどうにもなりませんが、開運グッズを持つことで下がった運気を少しでも上げるという方法もあります。別に高価なものでなくても大丈夫です。

これがあれば大丈夫、と思えるグッズがあれば心の支えになるという精神的にも良いものです。パワースポットに行ってお守りなどを購入するのもいいかもしれませんね。神聖な空気を浴びて運気を高める事もできますし、悩んでいる時には気分転換が必要な時もありますよね。

少ないですが、中には大殺界の時期での転職で成功したという人もいます。ですが、ただでさえハードルが高く一時的なものとなる可能性もありますので茨の道と言えるでしょう。

大殺界での転職は上手くいかなかった話の方が多いのですが、中には大殺界での転職にも関わらず成功を収めたという例外のパターンが2つ存在します。その2つの特徴とは何なのかをご紹介します。

大殺界の時期は本意ではない仕事では大きな結果を残しやすいということがあります。それにはちゃんと理由があり、その理由は積極的に動かなかったからいい結果が残せたというものです。

大殺界での過ごし方の項目でも述べたように、大殺界の時期は積極的な行動は良くないとされています。そのワケとは大殺界の時期は運気が下がるため本来の自分が「やりたい」と思った仕事が上手く行かず、逆に本来の自分が「やりたくない」と思った仕事が上手くいきやすいというものです。

ただし、大殺界の時期でも転職に成功しているように見える人でも、一時的なだけのパターンが存在するので注意が必要です。大殺界の時期には運気の低下により、自分がやりたい事は失敗しやりたくない事は成功するという現象が起こりますが、大殺界が過ぎるとその現象も元に戻り、本来の自分の運気も戻って来ます。

つまり、大殺界の時期に自分がやりたくないと思う仕事で成功を収めたとしても、大殺界が終わり本来の自分のエネルギーが戻った時に何もかも上手くいかなくなるという事があるのです。

大殺界での転職をしない方がいい理由を詳しく述べていきましたが、いかがでしたか？今回の記事を踏まえて大殺界の過ごし方を工夫し、転職についてじっくり考えてみてくださいね。