授乳中のおやつのおすすめは?母乳への影響が気になる!
授乳中、ママの身体の中では常の母乳を作っているので食欲が大幅に増殖しとってもお腹が空きます。 母乳はママが食べたもので出来るので、食事はもちろんおやつにも注意したいですね。 授乳中は赤ちゃんへの影響が心配ですが、どういったおやつを摂ったらいいのでしょうか?
目次
授乳中におやつは食べてもいいの?
授乳中、ママの身体の中では母乳を作るために常に非妊娠時よりも多くのエネルギーが使われています。
授乳の間隔は新生児の頃は赤ちゃんはまだ一度にたくさんの母乳を飲むことが出来ないので頻回授乳になることもありますが、落ち着いてくると大体3時間ごとの授乳で落ち着くようになってきます。
このように授乳中にエネルギーを消費しっぱなしではママの身体もパワー不足になってしまうので、特に授乳中は3食の食事にあわせて上手におやつを取り入れましょう。
おやつは育児に忙しいママのストレス解消のお手伝いにもなります。
しかしおやつといっても好きなものを好きなだけ食べていい訳ではありません。
母乳はママの食べたものでママの身体の中で造られ、赤ちゃんに授乳するものだからです。
授乳中のママにとっておやつが母乳に与える影響も気になると思います。
これから授乳中の時期のおやつについて詳しくご紹介したいと思います。
授乳中のおやつを選ぶ3つのポイントは?
脂質が少ない
炭水化物・たんぱく質とともに三大栄養素のひとつの脂質ですが、授乳中に限らず当然取りすぎると身体に良くありません。
過剰摂取してしまうと中性脂肪として身体の中に残り、肥満を招く原因になります。
例えば脂質が多く、毎日摂取する食品として乳製品があります。
チーズやバター牛乳など、健康の為に毎日摂るという方も多い食品です。
どれも栄養価が高く、簡単に手に入り摂取しやすいものばかりですが、授乳中に多く摂りすぎると母乳が高脂肪になってしまうので適量以上は摂取しないようにしましょう。
私には2人の子供がいます。
二人ともまだ授乳をしている時に、私がネットのレシピを参考に作った水切りヨーグルトを食べると赤ちゃんのうんちがゆるくなりました。
慌てて水切りヨーグルトの摂取を止めたのですが、これは赤ちゃんが母乳に含まれている脂質を消化しきれず体調を崩してしまったとわかりました。
赤ちゃんのうんちの状態でママの母乳の質がわかることも多く、その後は赤ちゃんの体調やうんちで食べたものをチェックして調整するようになりました。
最近では脂質控えめの食品も多く販売されており、スーパーやコンビにでも手に入るので切り替えることもおすすめです。
糖分が含まれる
糖分の過剰摂取が身体に与える影響はすでにご存知の方が多いと思います。
しかし、妊娠中や授乳中は何かと甘いものがほしくなります。
どちらの場合も身体が思うように動かなかったり、慣れない育児でストレスがたまってしまうなど原因はさまざまです。
糖分を含むおやつを食べると人間の脳は欲を満たされ、幸せだな~と錯覚してしまうそうです。
特にストレスがたまった状態で甘いものを食べると、一層その影響が現れやすいようです。
授乳中に甘いものを過剰に摂取した場合の、糖分が母乳に与える影響は、母乳の味の変化・ママの体を冷やしてしまい乳腺炎などのトラブルになりやすい・赤ちゃんの便秘への影響・ママも赤ちゃんも体重が増えすぎることだといわれています。
授乳中に糖分を完全にカットするのは難しいですが、甘いものが欲しいときはあんこを使った和菓子にするなど、マイルールを作り自分の身体と赤ちゃんの為に過剰摂取にならないように注意しましょう。
消化に良い
妊娠中に引き続き産後・授乳中は便秘や胃痛になりやすく、悩んでいるママも多いようです。
とくにおやつは糖分や油分が含まれているものも多くあるので注意して選びましょう。
消化にいいおやつには、おにぎり・さつまいも・ゼリー・果物などがあります。
どれもコンビニなどでも手に入りやすくそのまま食べることができるので手軽でおすすめです。
特にゼリーは保存できる期間が長いので便利です。
同じくコンビニで販売されている、個別包装された食べきりサイズのマドレーヌやカップケーキなどとても魅了的なのですが、油分・糖分のどちらも多めなので授乳中のママの身体に負担が大きいだけでなく母乳にも影響が出てしまいます。
どうしても食べたいときは、頻度を少なめに・午前中に食べましょう。
疲れがたまると甘いものが欲しくなりますが、ケーキなどの洋菓子よりあんこを使った和菓子がおすすめです。
最近では簡単にネットでレシピを探すことが出来るので、市販のものより糖分や油分を調整したものを自分で作ってみるのもおすすめです。
授乳中はシンプルな素材で作られた素朴な甘さのおやつがおすすめです。
授乳中におやつを摂るタイミングや量は?
特に赤ちゃんが小さければ小さいほど、昼夜かまわず授乳することになります。
授乳はとってもエネルギーを使うので、授乳ごとに空腹感を感じるママも多いのではないでしょうか。
ママ友に聞くと、授乳中は小さなおにぎりをたくさん作って冷凍庫にストックして、食べたいときにすぐ温めて食べられるようにしていた方もいます。手軽に食べられるゼリーを常備しているママもたくさんいました。
ちなみに私もゼリーを良く作って食べていました。
元々アイスクリームが大好きだったのですが、やはり授乳中にたくさん食べることは控えたかったので自分で好きなフレーバーのゼリーを作っていました。
授乳中のおやつは、いつどのタイミングでどのくらい食べたらママの体に大きな影響が少なく済むのでしょうか?
ここでは授乳中におやつを摂る良いタイミングやその量についてご紹介したいと思います。
タイミングはいつ?
授乳中のおやつのタイミングは早めに知っていたほうが絶対に良いと思います。
授乳しなければならない小さな赤ちゃんがいるママや、過去に子育てを経験したママならわかると思いますが
育児はとっても忙しいので、何も考えずに食事やおやつを食べると大量に食べすぎもしくは食べなさすぎといった事態が起こってしまいます。
理想的な授乳中のおやつの摂取タイミングは、朝食と昼食の間に1回・昼食と夜食の間に一回がおすすめです。
高カロリーなものをどうしても食べたい場合は午前中にしましょう。
量はどのくらいがいいの?
授乳中のおやつに限らずファミリーパックに個別包装のお菓子がたくさん入っているもの・まるまる一袋のスナック菓子をそのまま食べるのはとても危険です。
ついつい手が伸びてカロリーを大量に摂取してしまう恐れがあります。
食べる分だけお皿に移し温かい飲み物と一緒に、おやつタイムを楽しく過ごしましょう。
授乳によって一日に消費するカロリーは500kcal~800kcalだといわれています。
そこで摂取するおやつのカロリーもこの数値以下がいいですね。
一日で約600kcalほど摂取する場合、一回の摂取量は半分の300kcalとなります。
・おにぎりはご飯100gあたり約180kcal。
・さつまいもは100gあたり163kcal。(焼き芋やふかし芋にしてそのまま食べましょう)
・大福は100gあたり235kcal。(小豆で作られているあんこは低脂肪でしっかりとした食感・甘さを感じられるので満足しやすいです)
・バナナ100gあたり90kcal。
市販のお菓子はコンビニなどでも簡単に手に入りやすく、そのまま食べられるのでとても便利ですが油分・脂質・糖質ともに多く含まれているので授乳中は母乳への影響も考えられます。
なるべく素材そのものに近い形で安心して食べられるものがおすすめです。
おやつの後、何か食べたいと思うことがありますがそんなときは少量のナッツがおすすめです。
栄養価も高く食感・風味がいいので満足感が高いです。
他にも少量ずつ個別包装されたゼリーもいいですね。
またいろんなレシピを参考に手作りすることで気分転換にもなります。
さつまいもやあんこを上手に使いカロリーを抑えつつ、優しい甘みを感じられるおやつもいいですね。
授乳中に摂りたい栄養分は?
授乳中はママの身体の中で常にたくさんのエネルギーが使われる為しっかりと摂りたい栄養を意識して食事やおやつで補給しましょう。
私自身も授乳中、母乳を作る為のカロリーや栄養の消費のほか、昼夜かまわず赤ちゃんのお世話をすることで肌や髪がボロボロになった経験があります。
最近では、市販されているもので補える栄養もたくさんあるので上手に利用しましょう。
鉄分は母乳のためにもとろう
鉄分は女性の身体にとって、とても大切な栄養分のひとつです。
特に授乳中のママの体はより多くの鉄分を必要とします。
鉄分が不足してしまうと、貧血や頭痛などの体調不良、食欲低下など赤ちゃんのお世話もしなければならないママにとって辛い状況になってしまいます。
授乳中に必要な鉄分は7mg~7.5mg/日とされています。
鉄分が多くさらに体内に吸収されやすい食品は、鶏・牛・豚のレバー、牛肉の赤身、鮭などがあります。
鉄分は多いですが体内に吸収される量が少なめの食品は、ほうれん草や小松菜、ひじきなどがあります。
他にも実は小豆で作られたあんこにも鉄分がたくさん含まれています。
一食分のほうれん草のおひたしよりもあんこが入った大福や草もちのほうが鉄分含有量は多いです。
糖分も気になるので一度にたくさんは食べられませんが、是非午前中のおやつにおすすめです。
普段から鉄分を摂取する習慣がない方は、ネットや雑誌のレシピを参考に三度の食事に意識して取り入れるようにしましょう。
カルシウムも不足しやすい!
授乳中は大量のカルシウムが母乳に移行してしまうので、ママはカルシウム不足になりやすいです。
カルシウムは骨や歯を形成する大事な栄養素です。
特に授乳中はママの身体のためにも、母乳を通して赤ちゃんの身体のためにもしっかりカルシウムを補給しましょう。
カルシウムが多く含まれる食品は、牛乳やチーズ・ヨーグルトなどの乳製品・小魚など身近にあるものです。どれも一度に大量に摂取できるものではないので食事やおやつに分けて摂取しましょう。
コンビニに行ったついでに、つまめるサイズのものを購入するのもいいですね。
合わせてカルシウムの吸収率を高めるビタミンDも摂取しましょう。
ビタミンDを多く含む食品はきのこ類です。
また、丈夫な骨つくりを手助けしてくれるビタミンKも摂取しましょう。
ビタミンKは、納豆などの発酵食品や乳製品や卵に多く含まれています。
タンパク質で筋肉量を維持
タンパク質が不足するとよく聞きますが、タンパク質とはどのような栄養素かご存知ですか?
実はタンパク質は身体の約15~20%を占めています。
このタンパク質により肌や髪、爪さらに筋肉を作ることができます。
また、母乳の元となる血液もタンパク質によって作られています。
タンパク質は常に新しいものに作り変えられているので毎日摂取する必要があります。
授乳中は赤ちゃんの様子を見ながら、授乳や赤ちゃんの睡眠の時間も確保しなければならないため、外出はもとより軽い運動も自由にはできません。よってママの筋肉量が落ちてしまうこともあります。
タンパク質が多く含まれる食品には、肉類・乳製品・卵などが上げられます。
食事、おやつともに意識してタンパク質の多い食品を取り入れましょう。
最近話題のサラダチキンもタンパク質が豊富な上カロリーが低いので食べやすいです。
広く市販されているのでコンビニで購入することができ、フレーバーの種類も豊富になってきています。
ビタミン類で子宮回復
ビタミンは産後のママの身体の調子を整えるのに必要な栄養素のひとつです。
フレッシュな果物にはもちろんのこと、プルーンなどのドライフルーツやくるみなどのナッツ類に多く含まれます。
最近では市販のグラノーラなどのシリアルに、ドライフルーツやナッツがミックスされたものも多く販売されており、食べる量が調整しやすく、保存期間が長いのでおすすめです。
コンビにでは小さめパックになったナッツが販売されているので小腹が空いたときなどおすすめです。
授乳中におすすめのおやつ15選
私は授乳中、どうしてもおなかがすくのに何を食べたらいいか悩んでしまい、結局空腹に負けて手に入りやすいものを食べて後悔してしまった経験が何度もあります。
授乳中のママの身体に優しく、満足感があるものや、母乳を通して赤ちゃんへ影響がないものなどをおやつにするのが理想ですね。
そこでここでは、授乳中におすすめのおやつを15選後紹介したいと思います。
1、おにぎり
おにぎりは片手でも食べられ、腹持ちが良く、簡単に自宅で作ることができるのでおすすめです。
赤ちゃんのお世話の合間に食べるように、小さめのおにぎりをいくつか用意しておくと便利です。
塩おにぎり・炊き込みご飯おにぎり・梅や昆布などのおにぎりなどボリュームや味も自分の好みで出来るところもおすすめです。ネットで紹介されているレシピには意外な組み合わせのおにぎりもたくさん紹介されているので参考にしてみてください。
外出先でもコンビニでたくさんの種類のおにぎりが販売されているので便利ですね。
2、さつまいも
最近では1年を透して手に入るさつまいもですが、調理方法もシンプルで食物繊維が多いので便秘解消の手助けにもなります。
さつまいもにはビタミンCも多く含まれているので、シミやそばかすの予防など美肌効果もあります。
さつまいもはふかし芋や焼き芋など、セットするだけで電子レンジでも作ることができるのでおすすめです。時間がないときはさつまいもを一口大に切ると火の通りも早くなります。さつまいもはいろんなものに使いやすい食材なので是非レシピを検索してみましょう。
カロリーを考えて、トッピングは使わずそのまま食べましょう。
また、市販されているもので、さつまいもの加工食品干しいもも、栄養価が高くそのまま食べることができ、離乳食が進んだ赤ちゃんのおやつにもなるので一緒に食べることが出来ます。
3、ナッツ類
最近コンビにでも多く販売されている、ダイエット中のおやつにも大注目のナッツ。
1袋の量が少なめで販売されているのでお試しが出来て便利ですね。
ナッツには、アーモンド・カシューナッツ・くるみ・ピーナッツのほかたくさんの種類があります。
それぞれ栄養成分も異なるので、市販されているミックスナッツなどがおすすめです。
注意したいのはナッツには油脂が多く含まれるので食べすぎには注意しましょう。
また黒糖やキャラメルでコーティングされたものなど市販のものにはカロリーが高いものもあるので、甘さも欲しい!という方は量を調節して食べましょう。
4、果物
授乳中に限らず、カットフルーツなどの果物は小腹満たしのおやつに良いですね。
特にその季節の果物を食べると栄養価も高く、味もフレッシュでおいしいです。
好きな果物を数種類、小さめにカットして小分けにし、常備しておくといいですね。
コンビニやスーパーでも冷凍した果物のパックが販売されているので便利です。
数種類常備しておくと飽きないのでおすすめです。
果物は冷蔵保存はもちろんのこと、冷凍できるものは凍らせるとまた違った食感で冷たさも感じられおいしくいただくことが出来ます。アイスクリームなどはどうしても高カロリーな物が多いので、冷凍した果物をアイスクリーム代わりに食べるのもおすすめです。
また、ゼラチンがあれば簡単にフルーツゼリーもできます。
そのまま食べるよりもつるんと食べやすいので栄養補給にもおすすめです。
5、ゼリー
便秘解消ができ、カロリーが低いことでダイエット中のおやつとしても人気のゼリーは授乳中のおやつにも適しています。
片手でも食べられるパウチタイプのゼリーもたくさん市販されており、保存期間も長いのでストックするのも良いですね。
注意したいのは美容系の成分が含まれたものは授乳中には摂取しないほうがいいものもあるので、商品パッケージを良く確認しましょう。
ゼリーは少ない材料で簡単に作ることも出来ます。
ゼリーにボリュームを出したいときは果物をトッピングしたり、牛乳を加えることでカルシウムを補えたりバリエーションも豊富です。
6、あんこ
日本の伝統的な和菓子に用いられているあんこは、素朴な甘さと原料の小豆の栄養価の高さから昔から授乳中のおやつに良いといわれています。
あんこは、しっかりと甘みを感じることが出来ることから満足感も得られますね。
あんこそのものをお湯で少し伸ばしてぜんざいにすると、温かく甘みもあって安心できるおやつになります。さつまいもがあればプラスすることでボリュームも出ます。
また、あんこをかぼちゃやさつまいもと煮て「いとこ煮」にすると、おかずにもおやつにもなります。
注意したいのは、もち米で作られたあんこ餅や大福などの場合、摂取するカロリーが高いので食べる量やタイミングをうまく調整しましょう。
7、水切りヨーグルト
もちろん普通のヨーグルトもとてもおいしく栄養価が高いのでおすすめですが、水切りヨーグルトにすると少量でも濃厚な味で満足できます。
メープルシロップなどを少し加え、トッピングにナッツや果物・ドライフルーツ・少量のゼリーを添えることで見た目も美しく味もおいしいです。
乳製品なので摂りすぎに注意することと、授乳中のママが摂取することによって赤ちゃんのお腹の調子が悪くなる場合もあるので少量ずつ試しましょう。
8、具沢山スープ
スープは身体があたたまり、合わせて具材に根菜類をたくさん使うと母乳の質もよくなります。
お味噌汁はもちろんのこと、コンソメをつかってポトフにしたりごま油を聞かせたわかめスープもいいですね。
韓国では産後にわかめスープをたくさん食べるそうなのですが、その理由はわかめにカルシウムやよう素など産後のママの身体の回復や母乳にいい栄養素がたくさん含まれているからなんだそうです。
中に入れる具材の1つにヘルシーなきのこ類があります。
カロリーが低めで、食感や食べ応えがあるのでおすすめです。
ボリュームを出したいときや食事にするときは、おにぎりと合わせて摂るといいですね。
9、野菜チップス
野菜チップスというと油で揚げたものを想像される方も多いと思いますが、最近では揚げない野菜チップスも市販されています。
いろんな野菜がミックスされているものもあれば、単品のものも種類が豊富です。
コンビニなどでも簡単に入手しやすいですが、実は自宅でも電子レンジを使って作ることができます。
その作り方は、お好みの野菜を薄くスライスし、熱湯でゆでます。
水気をしっかりふき取り、ペーパータオルを敷いた耐熱皿に並べ、表裏を電子レンジでそれぞれ3分ずつ加熱し乾燥させます。
乾燥したらお好みで塩やシナモンシュガーなどかけます。
さつまいもは、手に入りやすくおいしく出来るので、おためしに作るのにおすすめです。
とても簡単においしいおやつが手作りできるので安心して食べられますね。
10、温野菜
ヘルシーで食べ応えもあり、罪悪感が少ないおやつです。
温かく食感もしっかりしていて野菜の甘みも感じられるので心も満たされますね。
温かいので血行促進になり母乳にも良い影響を与えます。
生野菜よりもたくさんの量を食べられるので、野菜不足を感じたときにも是非おすすめです。
11、煮干し
スーパーなどで簡単に手に入る煮干し。
一口食べると食べ終わるまでに時間がかかるので少量で満足できます。
カルシウムが豊富でかめばかむほど味が出てきます。
塩分があまり含まれていないものがおすすめです。
12、干し梅
最近ではコンビにでも販売されている干し梅。
むくみ解消に効果のあるカリウムが豊富なので女性にはおすすめのおやつです。
最近では酸っぱいものから蜂蜜風味のほんのり甘さがあるものまでその種類も豊富にあるのでお気に入りを見つけられるといいですね。
13、酢昆布
低カロリーでおいしい酢昆布。
スーパーやコンビニなどで市販されているので簡単に手に入りますね。
昆布そのものに過食を抑える効果があり、少量でも食べ応えがあり満足感があるのでおすすめです。
注意事項としては、しっかりした味付けなのでたくさん食べ過ぎると塩分の摂取量が気になります。
14、赤ちゃん用のおやつ
どうしてもスナックやクッキーなどが食べたい方にはおすすめです。
赤ちゃん用おやつには当然安心・安全な原材料で栄養素が高いものが多いです。
私のおすすめは『バナナクッキー』です。
個別包装でバー状態のものが2本ずつ入っているのですが、ほんのり甘くほろほろと溶けるので温かい飲み物と一緒に食べるとホッとできました。
コンビニやスーパーにはたくさんの種類のあかちゃんのおやつがあります。
一度見てみてください。その種類の多さに驚かれることと思います。
15、豆乳クッキー
ダイエット中のおやつとしても大人気の豆乳クッキー。
豆乳には美容に効果のあるビタミンが数種類、女性ホルモンに働きかける効果の高い大豆イソフラボンがたくさん含まれています。
豆乳クッキーにはおからを使用しているものが多く、満腹感が得られます。
フレーバーの種類も豊富で、ネット通販やコンビニでも簡単に手に入るのでおすすめです。
簡単に作れるおやつのレシピ!
先ほど野菜チップスの作り方をご紹介しましたが、他にも簡単に作れるおやつのレシピはたくさんあります。
いくつかご紹介したいと思います。
蒸しパン
ふわふわの蒸しパンは出来立てがとてもおいしいです。
さらに離乳食に慣れてくると赤ちゃんも一緒に食べることが出来ます。
その材料は、
・卵:1個
・砂糖:40g
・牛乳:60cc
・薄力粉・100g
・ベーキングパウダー:小さじ1
作り方は、
1、卵・牛乳・砂糖を良く混ぜます
2、1に薄力粉とベーキングパウダーを混ぜます
3、なべにお湯を沸かし、中火で12~15分蒸したら出来上がりです
ホットケーキミックスで作るスコーン
ホットケーキミックスがあればスコーンも簡単に作ることが出来ます。
材料は、
・ホットケーキミックス:150g
・オリーブオイル:大さじ2
・粉ミルク(スキムミルク):40ml
・チョコレート:トッピングに必要であればお好みで
作り方は、
1、ホットケーキミックスにオリーブオイルを入れて混ぜ、お湯で溶いたミルクを加える
2、チョコレートを混ぜて、まとまるまで混ぜる
3、好みの大きさにカットし、180度のオーブンで20分焼けば出来上がりです
授乳中に控えるべきおやつは?
授乳中にはカフェインを含むコーヒーや紅茶を控えた方がいいということをご存知の方がほとんどだと思いますが、おやつにも控えるべきものがあります。
何度も申し上げますが、ママが食べたもので出来た母乳を赤ちゃんに与えるのでママが口にするものには細心の注意を払って赤ちゃんの安全を確保しましょう。
チョコレートのカフェインに注意
チョコレートはやめられない!!という方も多いほど大人気のチョコレートですが、実はチョコレートにもカフェインが含まれています。
50gのチョコレートに含まれているカフェインの量は、コーヒーに含まれているカフェインの量の約6分の一ほどですが、カフェインは赤ちゃんの発育や発達に影響を及ぼすので注意しましょう。
カフェインや糖分をカットしたチョコレートもコンビニなどで数多く販売されています。
妊娠・授乳中に摂取できないものもあるので成分表を確認しつつ、ストレスがたまらない程度に食べましょう。
ケーキは脂質たっぷり
コンビにでもたくさんの種類が販売されている、見た目にも鮮やかなクリームや果物たっぷりのケーキはとても魅力的ですが実はケーキには脂質が多く含まれているので要注意です。
例えば平均的な大きさのショートケーキ、1ピースの脂質は25.3gです。
赤ちゃんを見に来たお客様や、短期間のスパンで行われる赤ちゃんのお祝いの行事の際にケーキをいただくことも多いですが、食べ過ぎないよう注意しましょう。
ケーキ好きのママでどうしてもケーキが我慢でいない方には手作りがおすすめです。
クックパッドなどのレシピサイトには脂質や糖質などを制限したレシピがたくさんあります。
また、手作りすることで砂糖の量など目で確認できるので注意しやすくなります。
ポテトチップスは塩分・油分ともに多い
簡単につまめて、コンビニでもスーパーでもたくさん市販されているのポテトチップス。
子供の頃からおやつとして当たり前に食べている方は中々気がつかないかもしれませんが、実はポテトチップスは塩分・油分ともに多く含まれています。
一袋あけてそのまま食べ始めるとあっという間に食べつくしてしまうという方もいるので、食べる量を決めてその分だけお皿に移して食べましょう。
また、じゃがいもやさつまいもを使った油分控えめの揚げないポテトチップスのレシピも多く公開されています。ポテトチップス好きの方におすすめです。
お餅・赤飯・おこわ
昔はもち米で作られたものは母乳の出がよくなるので良いとされていましたが、実はもち米は白米よりもカロリーが高く体質によっては母乳が過剰に作られてしまい乳腺炎になってしまう方もいると言われています。
もち米自体が母乳に悪いというわけではなく、カロリーが高いので母乳の質が落ちたり、乳腺炎になるリスクが高まります。
母乳の量や出方が悪く心配になると、お餅・赤飯・おこわなど母乳にいいといわれてきたものを試してみたくなりますが、体質によっては合わないこともあるので少量から摂取しておっぱいの張り具合や赤ちゃんの様子を見ながら調整しましょう。
組み合わせに注意
授乳中に摂ると母乳にもいいおやつにもたくさんの種類があることがわかりましたが、その組み合わせに注意しましょう。
例えば甘いものばかりたくさん組み合わせると糖質の摂りすぎになってしまいます。
他にもあまりかまなくても食べられる柔らかいものばかりだと、満足感が薄く食べ過ぎてしまいます。
食事の間に摂るおやつは、その食事の内容を見てバランスを考えて組み合わせましょう。
ペットボトル飲料は糖分がいっぱい
授乳中はカフェインの制限があり、飲むことが出来るものが限られたり量を多くとれず悩む方も多いと思います。
そんなときにコンビニのドリンクコーナーに行くと魅力的な飲み物がたくさんあります。
ペットボトル飲料はその形状から、好きなときに好きなだけ飲めてとても便利ですがジュース類には実は糖分がいっぱい含まれています。
授乳中にも人気のサイダーには、なんと角砂糖に換算して約30個ちかくもの糖分が含まれています。
コーヒーや紅茶を飲めない分、他の飲み物で補いたい気持ちは十分にわかりますが、常備するお茶の種類を増やしたり、ホットミルクにするなど温かく満足しやすい飲み物を飲むようにしましょう。
おやつ選びで母子ともに健康体!
授乳期のおやつとそうでない時期のおやつには、赤ちゃんへの影響という意味で大きな違いがあります。
特に授乳期は産後のママの体の回復・母乳からの赤ちゃんへの影響を考えおやつ選びは慎重に行いましょう。
最近ではパッケージの裏側に詳しくその成分の記載があるので判断しやすいです。
また、家にあるものや少ない材料で簡単に出来るおやつのレシピもたくさん公開されています。
さつまいもや果物は簡単に加工しやすく、手作りのものは安心安全です。
気分転換に、近い将来、離乳食が進んだ赤ちゃんと一緒に食べるための練習にチャレンジしてみるのもいいですね。