授乳ケープが便利！おしゃれなおすすめ人気商品17選！選び方は？

母乳育児をしているママなら、お出かけのときに授乳室や赤ちゃんルームなどの設備がある場所を行き先に選ぶことが多いと思います。でも、いざ行ってみたら、授乳室が満室で入れない！ ということもありえます。そんなときに便利なマタニティ用品の授乳ケープがあったら、赤ちゃんを待たせず、そして人目を気にせずおっぱいを飲ませることができます。
 

2歳の女の子のママの体験談です。

授乳ケープというものがあることは、妊娠するまで知りませんでした。友人に「産後の入院中でも来客のとき助かるよ」と教えてもらい、出産前にネットで調べて、授乳期を過ぎても使えたらいいなと思い、ストールタイプの可愛いデザインを選んでみました。

外出するときも小さくたためて荷物にならず、冷房の強いところなどでベビーカーのひざ掛け代わりにもできて、大変便利でした。

今では授乳も終わったので、私の普段使いできるおしゃれアイテムとして活用しています。

5歳の男の子のママの体験談です。

息子の母乳育児中、夫の実家に帰省したときに使いました。授乳の時間になって他の部屋に移動しようとしたのですが、たまたまその部屋にも他の来客もあって移動できませんでした。リビングでの授乳だったので、授乳ケープが活躍しました。

みんなで外食に出たときも、途中でお腹をすかせて泣き始めたので、お店の隅の目立たないところで授乳ケープを使いました。普段ならだいたいの授乳のリズムができているのですが、いつもと違うところに出かけたためかリズムが読めなかったので助かりました。

私の使っていたのは、持ち運びしやすいように薄い素材のものだったので、透けないように濃い色の模様を選びました。可愛いデザインのもので、ぱっと見た感じではマタニティ用品に見えない感じだったので、お気に入りでした。

特にファッションアイテムとしても人気が高いのは、ポンチョ型やストール型の授乳ケープです。ポンチョ型はアウターとして着用することもでき、授乳のときはそのまま赤ちゃんを中に入れるようにして使うことができます。ストール型も、普段使っているストールと同じように使えます。

デザインも、可愛いものやおしゃれなもの、様々なファッションやシーンに合わせやすい無地のものなど、多くのものが展開されています。一見してマタニティ用品とわかりにくいものもあり、授乳期が終わっても普段のファッションアイテムとして使うことができるのも人気の理由といえます。

アダーカバーズなどの海外の人気マタニティ用品ブランドも、おしゃれで可愛いデザインを多く展開していておすすめです。

せっかく授乳ケープを購入しても、赤ちゃんが大きくなったり動いたりして胸元が見えてしまえば、使っている意味がなくなってしまいます。

エプロン型は、前半分を隠してくれるのですが、サイズによっては横側が心もとない場合があります。ポンチョ型は、ママの上半身をすっぽり覆ってくれるサイズがほとんどです。ストール型のものは、普通のストールより少し大きいくらいのサイズしかないものがあるので、購入のときはサイズをしっかり確認してからのほうが無難です。

授乳ケープは、赤ちゃんの肌にも直接触れるものなので、素材も気になるところです。また、授乳中に赤ちゃんの体にケープが貼り付いたりしてしまうと、赤ちゃんは落ち着いておっぱいを飲むことができません。そのため、赤ちゃんが嫌がらない素材のものを選ぶことが重要です。

それにはまず、赤ちゃんの肌着にも使われ、肌に優しい素材である綿がおすすめの素材です。赤ちゃんの体温が高いこともあり、授乳中はママも赤ちゃんも汗ばんでしまうことが少なくありません。肌触りがよく、吸湿性と通気性が高い綿であれば、汗もよく吸収してくれるので暑い夏の時期でも使いやすく、大変人気です。

また、特に夏におすすめしたいのが、ガーゼ素材です。原料は綿と同じくコットンで、吸湿性や通気性に優れていることに加えて、保温性と発散性にも大変優れているのが特徴です。ふわふわと柔らかい肌触りで、アトピーなど肌が敏感な方に人気の高い素材です。

授乳ケープの素材は綿のものが多いですが、中にはポリエステルと綿の混紡素材などもあります。ポリエステルは綿のように吸湿性はありませんが、耐久性がありしわになりにくく、乾きやすいなどの特徴があります。綿と混ぜてあることにより、ポリエステル100%のものより吸湿性なども高くなっているので、お好みや使用する環境に合わせて選んでみるのも良いでしょう。

様々な可愛いデザインのものがある授乳ケープですが、実は柄と色もどれを選ぶのかが重要になってきます。

生地が厚めのものなら安心ですが、特にコンパクトにたためるものや軽い商品の中には、生地が薄く透けてしまうことがあります。薄手のものを選ぶ場合には、透けにくいような柄や色を選ぶのがおすすめです。

赤ちゃん本舗やアダーカバーズなど、マタニティ用品を扱う人気ブランドでは、透けにくい色・柄のデザインが多く販売されています。通販で購入予定の方も、一度店舗で実物を見てからをおすすめします。

どうしても気に入るものが無ければ好きな布を用意して手作りする事も可能です！詳しい手作りの方法は後程説明します。

エプロン型の授乳ケープは、ママの首からかけて上半身の前半分を覆う、まさしくエプロンの形になっています。頭からかぶるポンチョ型に比べて、着脱時にママのヘアスタイルやメイクを崩してしまいにくいメリットがあります。

襟元にワイヤーの入っているものもあり、赤ちゃんの様子を見ながら授乳することができます。しかし、両サイドは固定されていないので、横から見えてしまわないか不安になるかもしれません。そんなときは、背中側でまとめられるように補助の紐やゴムなどがあると、より安心して使えます。

ワイヤー入りのものは、入っていないものに比べてワイヤー部分がかさばりやすいというデメリットがあります。

• サイズ:フリル込 幅86cm×丈71cm、ポーチ 縦33cm×横19cm
• 素材:ポリエステル82％、レーヨン15％、ポリウレタン3％ (色により異なる) レース部分/コットン100%

• サイズ:縦70cm×横97cm
• 素材:ガーゼ素材(綿100%)

• サイズ:本体/縦68cm×横90cm、ポーチ/縦21cm×横19cm
• 素材:ポリエステル65%、綿35%

• サイズ:縦75cm×横90cm
• 素材:綿100%(モスリンコットン)

• サイズ:縦63cm×横91cm
• 素材:綿100%

• サイズ:縦70cm×横97cm
• 素材:ガーゼ素材

ポンチョ型授乳ケープの特徴は、なんといってもその名の通りポンチョとして着ることができるということです。着たままであれば授乳のたびに取り出して着ける必要がなく、赤ちゃんを待たせる時間も短くすみます。アウターとして使う際に違和感のない可愛いデザインのものが、マタニティ用品店などでたくさん販売されています。

さらに、ママの上半身をすっぽり包んでくれるので、360度隠すことができます。ケープの中で赤ちゃんを移動させたり、赤ちゃんが動いたりしても見えにくく安心です。

しかし、時期によってはポンチョを着た状態での外出は暑くて難しいこともあります。持ち運ぶことも考えて、小さくたたみやすいものを選んで購入することをおすすめします。

• サイズ:100cm×100cm
• 素材:ポリエステル100%

サイズ:本体/縦120cm×横120cm、巾着/縦25cm×横19cm
素材:ポリエステル65%、レーヨン35%

マタニティ用品で人気の赤ちゃん本舗の授乳ケープです。裾の部分に可愛いフラワーモチーフが添えられ、アウターとしても自然に着用できます。

360度カバーできるだけでなく、濃い色なので透ける心配もありません。

• サイズ:ゆき丈64cm、着丈64cm
• 素材:レーヨン(竹繊維)95%、ポリウレタン5%

サイズ:本体/縦120cm×横120cm、巾着/縦26.5cm×横19cm
素材:綿100%

襟と袖の部分に可愛いレースをあしらった、赤ちゃん本舗のポンチョ型授乳ケープです。ガーゼ生地で通気性もよく、夏場でも蒸れにくく授乳できます。

着用しない場合でも、付属の巾着で小さく持ち運べます。

 

• サイズ:幅42cm×高さ27cm
• 素材:綿およびポリエステル

• サイズ:着丈65.0cm
• 素材:記載なし

ストール型の授乳ケープは、授乳以外でもママのストールや赤ちゃんのおくるみ、お昼寝時のブランケット代わりなど、様々な使い方ができる多機能マタニティ用品です。ママの荷物はどうしても多くなってしまいがちなので、一枚で何役にも使えるストール型も人気の商品です。

ママの普段のファッションにも合わせやすいデザインのものが豊富で、日常的に使いやすいタイプの授乳ケープです。

形もシンプルなので、自分で手作りする場合でも作りやすいと言えるでしょう。

• サイズ:縦70cm×横104cm
• 素材:ダブルガーゼ(コットン100%)

• サイズ:縦67cm×横180cm
• 素材:綿100%

• サイズ:縦80cm×横180cm
• 素材:記載なし

• サイズ:縦75cm×横180cm
• 素材:綿100%

• サイズ:88cm×66cm
• 素材:モスリンコットン100%

授乳ケープを使うときは、まずケープを着けてから赤ちゃんをケープの中に入れます。赤ちゃんを先に抱っこしてしまうと、片手で抱きながら授乳ケープを着ることになり危険な場合があります。前抱きキャリーなどを使用中の場合も同様で、ケープを先に着けてからキャリーを外すと良いでしょう。

ポンチョ型授乳ケープを着ている場合は、その都度ケープを着脱する手間が省けて便利です。

どうしても気に入ったものがない、この形でこの生地のケープがあったらいいのに……というお悩みを解決するのが、手作り授乳ケープです。

作り方も様々で、手持ちのストールやスカーフなどをリメイクすれば簡単に手作りできます。端を合わせて縫ってポンチョ型のようにしてしまえば、あっという間に手作り授乳ケープが完成します。裁縫が苦手な方や、初心者の方におすすめです。

大きめなストールやバスタオルなどであれば、手作りせずにそのまま代用してしまうのもおすすめです。留めやすいクリップなどを用意しておけば、ズレ対策もできて安心です。

手作り授乳ケープの生地は、やはり既成品同様赤ちゃんの肌に直接触れるので、優しい肌触りのものが良いでしょう。コットン、ガーゼ、バスタオル、Tシャツやジャージに使われるニット生地などがおすすめです。

手作りのいいところは、自分の好きなようにできるところです。可愛い色柄やお気に入りの生地を使ったり、飾りボタンをつけたりすれば、世界に一つだけの授乳ケープが出来上がります。

ここまで読んでいただいた方の中には、わざわざ授乳ケープとして用意しなくても何か代用できそうなものがあるかも…なんて思う方もいるのではないでしょうか？

緊急時にも、代用できるものについての知識があればかなり助かります。
自宅にあるアイテムで代用する方法を、順に見ていきましょう！

普段着ているカーディガンやパーカーを、前後逆にして袖を通したり、袖を首の後ろで結んだりすると、エプロン型の授乳ケープのように代用して使うことができます。薄手のものが良いでしょう。

授乳後は普段どおり着たり、肩や腰のところで巻いておいたりできるので、荷物にもなりにくくおすすめです。

これらは一枚の大きな布地であることがほとんどなので、端と端を首の後ろで結べば授乳ケープの代用品になります。しかし、厚みのある生地だとなかなかうまく結べなかったり、結び目が大きくなってしまったりして扱いづらい場合があります。

そんなときにおすすめしたいのが、授乳クリップというアイテムです。一本の布ベルトなどの両端にクリップがついているもので、おくるみなどを首のところや背中などで留めておくことができます。

普段のお出かけでこれらの代用できるものを持ち歩いているママは、この授乳クリップを用意すれば、新しく授乳ケープを用意するよりも小さく安価で済むのでおすすめです。

ベビースリングは抱っこ紐の一種で、リングタイプとバックルタイプがあります。どちらも代用可能ですが、リングから外せば大きな一枚の布になるので、リングタイプのほうが授乳ケープの代用品として使いやすくおすすめです。

リングを使って大きさを調整すればそのまま使えますし、外して授乳クリップで留めてもOKです。もともと赤ちゃんを抱っこするためのものなので通気性もよく、赤ちゃんの肌にも優しい素材のものが多いのもおすすめの理由の一つです。

授乳ケープのおすすめ人気商品17選や、手作り授乳ケープについてご紹介いたしました。赤ちゃん本舗やアダーカバーズなど、多くの有名人気ブランドがあり、選択の幅は広いです。赤ちゃんの可愛い時期のうちで更に限られている授乳期を、お気に入りの授乳ケープと楽しく過ごすための参考にしてください。

お気に入りの授乳ケープが見つかったら、赤ちゃんとの楽しいお出かけで慌てないように、ご自宅でも使い方を練習しておくと安心です。