100均の車載タブレットホルダー7選！簡単な自作方法も紹介！

最近ではBluetoothなどによって、ドライブ中にiPadやタブレットを愛車とつなげる機能も充実し、お気に入りの音楽や配信される動画プログラムなどを車の中でもチェックすることができます。

運転中にiPadやタブレットを操作するのは危険ですが、行先を確かめたい時や、ちょっと調べものをしたい時、タブレットがホルダーに装着してあれば、サッと操作ができてとても便利。そんな便利な車載用にも使えるタブレットホルダーが、100均のダイソー・セリア・キャンドゥなどで見つける事ができます！

車載する時にダイソーやセリアなどの100均で買ったホルダーを安心して使うためには、画面が見やすいところに置くのがまずは大切。それとともに、ホルダーが安定する平らなスペースを見つけるのが、安全のためにも重要なポイントと言えるでしょう。

100均の車用品コーナーには、車用の滑り止めシートがあり、それを利用する事で100均のタブレットホルダーをダッシュボードに設置する事ができます。シートはダッシュボードの上などに敷くだけで使えるので、簡単に移動させる事もできます。

見やすい場所にシートを敷き、あとはタブレットホルダーを乗せれば、よほどの急発進や急ブレーキをかけない限り、ホルダーが動いてしまう事はありません。

100均のタブレットホルダーは、形が変形させやすい事もあり、他の100均アイテムを利用する事で、エアコンの送風口付近に取り付ける事もできます。

運転中にじっくり見る事はできませんが、カーナビとして利用する際も、エアコンの送風口はタブレットが操作しやすい高さになるのでおすすめです。

ドライバーが一人で見るなら、最適な車載スペースはメーターの前、ハンドルの付け根のところでしょう。ダイソーやセリアなど100均で販売している、シンプルなタイプのホルダーを使えば、iPhoneやiPad Mini、アンドロイド系のスマートフォンやタブレットも、意外なほどしっくり車載することができます。

文字どおり「目の前」で映像が見えるので、iPhoneやスマートフォンの小さなディスプレイでも迫力たっぷり。ですが、運転している時にスマホやタブレットを観るのは危険ですので、必ず停まっている時に楽しむ事を心がけてください。

まずはダイソーのホルダーをご紹介しましょう。初めから車載用として設計されたものだけでなく、ちょっと工夫すれば車でも使いこなせるタイプもあります。

ダイソーのアイテムは価格も手頃なので、時にはカーナビとして、時にはオーディオソースとして、ドライバーはもちろん後部座席の乗客も含めていろいろ気軽に試してみることができそうです。

スチール製のワイヤーラックのような、機能的なデザインが魅力のタブレットPC用ヘッドレストホルダーです。後部座席専用のアイテムで、こちらは200円商品です。

取り付けはとても簡単。フロントシートのヘッドレストの固定金具に引っ掛けるだけです。iPadやアンドロイド系タブレットなど、固定できるサイズはフレキシブルで、スマホにも対応しています。

100均ダイソーの「タブレット・PC用スタンド」は、本来はテーブルなどに置いてタブレットの画面を見やすくするためのスタンドです。そうしたスタンドやホルダーを、コードフックなどで固定することで、車載用としても使うことができます。

調節が付けやすく好きな角度で使え、タブレットの向きも横、縦どちらでも置く事ができます。ホワイト、ブラック、イエローグリーン、ブラウンの4色から選べるので、車の内装やタブレットに合わせるのもよさそうです。

ダイソーの人気商品「iPadスタンド折りたたみ式」は、畳んである状態を見る限りでは、大きなiPadを支えられるのか？と不安になるほどですが、実際に開いてみると、足部分の開きや、背中側の角度が自由に変えられ、iPadを設置できる溝もあるので、しっかりと固定してくれます。

横向きに置いた方がより安定しますが、縦置きで使う事もできます。なお、車載用として使用するなら、足の裏に両面テープを貼り、ダッシュボードに固定するとよいでしょう。

ダイソーの読書台は、9段階に角度が調節でき、手前にあるコの字の部分が、読書台に置くものの厚さに合わせて固定ができるので「便利すぎる」「優秀」とネットでも話題を集めている商品です。

「タブレットスタンドにも使える」と表記してあるように、読書台としてだけでなく、iPadやタブレットスタンドとしても利用できます。車載する場合は、滑り止めシートや両面テープなどで固定する必要はありますが、安定してタブレットを置きたい人におすすめです。

100均のセリアで見つけたのはiPadやアンドロイド系タブレットにもぴったりの、ファッション小物感覚で使える可愛いホルダーでした。もちろん車載用としても使える優れモノです。

100均の中でもセリアは大人のセンスにフィットするアイテムが充実。このセリアのタブレットホルダーは、12段階の角度調整が可能な上に、折りたたむととても薄くコンパクトになります。このホルダーも本来は車載用ではないので、滑り止めシートや強力タイプの両面テープなどで固定する事をおすすめします。

ホルダー本体のサイズは長さが約16cm、横幅が約6cmでiPad Miniのほか、10インチサイズのタブレットも置くことができます。シンプルに寄りかからせるホルダーなので、車載時でも停まっている時などに動画を楽しむのにピッタリです。

こちらのタブレットホルダーは、タブレットの背中側を支える部分の幅があり、より安定して置くことができます。タブレットなどを置いた時に支える部分が浅いおかげで、タブレットだけでなく、スマートフォンを縦に置いた時のボタン操作もしやすくストレスなく使う事ができます。

使用しないときはたたんでおくことができ、角度は6段階に調節できます。こちらも車載用ではないため、車で使う場合は滑り止めシートや強力両面テープでダッシュボードなどに固定する作業が必要になりますが、とりあえず車載用のタブレットホルダーが欲しいという人にピッタリです。

キャンドゥは、ガジェットに強い100均としても知られてしますが、タブレットホルダーに関してはセリアと同じ商品が多いため、セリアで手に入らなければキャンドゥで探すという人も多いようです。

キャンドゥの「折りたたみタブレットPCスタンド」は、中央部分を折り曲げながら好みの角度に調節する事ができます。調節は4段階あり、タブレットで作業をするなら一番寝かせた状態、動画を見るなら一番立てた状態と、その時の使い方で簡単に角度が変えられます。なお、このスタンドも車載用として使用するなら、固定できるように工夫する必要があります。

100均のダイソー、セリアなどで販売しているスタンドやホルダーでは、自分のタブレットを車載する時にいまひとつフィットしないと感じられたなら、100均アイテムを車載用タブレットホルダーにDIYしてみてはいかがでしょうか。

100均で手に入るアイテムで作れば、300〜400円ほどで自分好みの車載用タブレットホルダーを自作することができそうです。

車載用タブレットホルダーは欲しいけれど、適当なものが見つけられなかったり、自作するにも面倒な作業は嫌だったりするなら、100均の粘着タイプのフックをタブレットやiPadが置ける幅に貼り付けるだけで、車載用のタブレットスタンドが完成します。

充電用のコードも整理できるように一緒に貼れば、運転席付近のごちゃ付きも解消してくれそうです。ただし、徐々に粘着力が弱まってくることもあるため、数か月に1度は確認をして張り替えるのを忘れないようにしましょう。

100均のブックエンドと、車用品コーナーにある滑り止めシートを使った車載用タブレットホルダーです。ブックエンドの立ち上がっている部分を好みの長さにカットし、タブレットを置く部分と、左右に車用品用の滑り止めシートを貼れば、車載用タブレットホルダーの完成です。

差し込む箇所は車にもよりますが、センターコンソール部の隙間を活用してレール部分を指し込むと安定して使用できます。

なお、ブックエンドは金属製のため、自宅にサンダーがあれば自分でカットできますが、無い場合は近くのホームセンターでお願いするとよいでしょう。

針金とシリコン製のチューブを使った、車載用のタブレットホルダーです。針金にシリコン製チューブを通し、チューブを通した部分でタブレットを支える部分を作るように針金を曲げていくだけです。

左右をエアコンに差し込めるようにフックを作ったり、タブレットが設置できるように形を作るのが難しそうに見えますが、実際にタブレットに巻き付けていくように針金を曲げていけば、初心者でも作る事ができます。

シリコン製チューブは、熱帯魚などの水槽で使われるエアレーション用として100均のペットコーナーで見つける事ができますので、針金と合わせても200円前後で作れそうです。

ここまで、ダイソーやセリアといった100均で手に入るタブレットスタンドや、自作ホルダーの作り方をご紹介してきました。ただし、車の中でスマートフォンやタブレットを楽しむためには、同時に安全にも配慮しなければならない、ということを忘れてはなりません。

カーナビは、基本的に走っている時にテレビやDVDソフトなどの映像は映らないように制御されています。これは、運転中のよそ見など、事故につながることがないように配慮されているからに他なりません。

同じようにiPhoneやiPad、アンドロイド系スマートフォンやタブレットを、助手席や後部座席の人たちが楽しむ事はまったく問題ありませんが、ドライバーが運転中に動画を観ることや、ナビなどの案内画面を注視することは、道路交通法でも罰則の対象となっています。

よそ見とともに運転時に注意したいのが、スマートフォンやタブレットが、車載時にスタンドやホルダーから脱落してしまう危険です。特に自作タブレットホルダーの場合は、しっかり固定したつもりでも、滑り止めシートが劣化したり吸盤が外れてしまったりする可能性は常にあります。

タブレットなどが足元に転がった時に、慌てて探したり拾い上げたりするのは危険です。車載用のホルダー以外を使用する場合は、できる限りしっかりスタンドを固定する車載方法を工夫することが必要です。

100均グッズの進化は目覚ましいですが、タブレットホルダーも車載用のものまであり、益々100均から目が離せません。

ただし「車載用」とはっきり銘打っているタブレットホルダーは、現在はダイソーの商品のみである事がわかりました。ですが、セリアやキャンドゥのタブレットホルダーでも工夫すれば車載用として使える事もわかりました。

もし、車載用のタブレットホルダーを探しているなら、100均の商品も視野に入れてみませんか？コストを抑えつつ、自分好みのタブレットホルダーに出会えるかもしれませんよ。