ハロウィンの工作をしよう!子供でも簡単本格的に装飾を手作り!
ハロウィンが近づいてきましたが、何か準備をしていますか?市販のグッズを装飾するのも楽しいですが、今年はハロウィン工作をして家中を飾ってみませんか。ハロウィンの工作は、小さな子供でも作れるものがたくさんあります。みんなで工作して楽しいハロウィンにしましょう。
目次
ハロウィンの工作アイデア①【キャラ別】
ハロウィンを盛り上げるキャラたちを工作しましょう。おなじみの「ジャック・オー・ランタン」や、普段は怖がられたり嫌われたりするおばけやコウモリも、ハロウィンの時期は主役です。たくさん工作してハロウィンを楽しみましょう。
キャラ別のハロウィン工作【ジャック・オー・ランタン】
ハロウィンのシンボルでもある「ジャック・オー・ランタン」は、カボチャに目、鼻、口をくり抜いて、中にキャンドルを灯すランタンです。アイルランドの伝説に登場するジャックという男の話しが由来で、元々はカブのランタンなのですが、この伝説がアメリカに伝わってからカボチャに変わったといわれています。
ジャック・オー・ランタンの作り方は、中の種をきれいに取り除いて、顔をくり抜くだけなので工程は簡単です。果物ナイフだけでも作れますが、できれば動画で紹介しているのこぎりのような刃になった専用ナイフがあると、初めてでも楽にジャック・オー・ランタンが手作りできます。
ハロウィンにジャック・オー・ランタンが飾られる理由
ハロウィンの日は死者の魂も戻ってくる日といわれ、日本のお盆と似ていますが、日本と違うのは悪霊も一緒にやってくると考えられているところです。ジャック・オー・ランタンは、その悪霊を追い払うために飾るものなので、怖い顔にくり抜いて火を灯せば魔除けになると考えられているそうです。
キャラ別のハロウィン工作【こうもり】
こうもりもハロウィンの飾りによく使われます。色画用紙をこうもりの形に切り抜いてガーランドやオーナメントの飾りにするのもいいですが、羽をパタパタと動かせるこうもりなら、飾るだけでなく遊ぶこともできるので楽しいです。詳しい作り方は下の動画を参考にしてください。
動画は白い紙で工作していますが、紙の色を変えればおしゃれなこうもりになりそうです。遊ぶだけでなく、カボチャと一緒に飾ったり、毛糸や紐を付けて天井から下げたりなどアレンジしてください。
キャラ別のハロウィン工作【魔女】
ハロウィンに魔女も欠かせません。仮装にもよく使われますが、工作して飾るのもいいですね。魔女の顔と体だけでなく、ほうきの作り方も紹介している動画です。ほうきを持った姿が可愛くて、ハロウィン以外でも手作りしたくなりそうです。
キャラ別のハロウィン工作【おばけ】
小さな子どもが頭からシーツを被ってふざけているようにも見えるおばけの工作です。ペットボトルの口に巻いた針金は、左右15cmくらいの長さになるようにしましょう。動画の中で水に溶かしているのは接着剤で、そのおかげで布が乾くとボールと針金が布に張り付き、おばけの形に固まります。
顔の書き方を変えたり、布の大きさを変えた作り方にしたりすると迫力あるおばけも手作りできます。天井から下げて風にゆれる姿は、暗い部屋でみると本物のおばけに見えそうです。
ハロウィンの工作アイデア②【材料別】
折り紙や毛糸や紙コップなど、身近な材料を使ってハロウィン工作を楽しみましょう。子どもでもできる簡単なものばかりなので、ぜひ一緒に作ってみてください。
材料別のハロウィン工作【折り紙】
カボチャのジャック・オー・ランタンだけでなく、折り紙でもジャック・オー・ランタンを手作りしましょう。魔女の帽子を被った、おしゃれしているジャック・オー・ランタンです。頭部分を後ろへ折れば帽子のないバージョンも作れます。
材料別のハロウィン工作【毛糸】
毛糸で作るジャック・オー・ランタンも可愛いです。本格的に作るなら、毛糸でカボチャを編んで、ハロウィンの飾りにする作り方がありますが、子どもと一緒につくるならもっと簡単に工作できる方法がおすすめです。
芯になる毛糸に、他の毛糸をぐるぐると巻いていくだけなので、子どもでも簡単に作れます。毛糸の色を変えたり、巻き付ける毛糸の太さを変えたりすれば、色々な形や大きさの毛糸ジャック・オー・ランタンが作れそうです。
材料別のハロウィン工作【紙コップ】
紙コップと風船を使った、遊べるおばけコップを手作りしてみましょう。ポイントは、一度膨らませた風船を使うことと、風船が外れないように薄いダクトテープで紙コップにしっかりと固定することです。この紙コップのおもちゃは、「ポンポンホッパー」と呼び、飛ばし方を工夫してキャッチボールのように遊ぶこともできます。
材料別のハロウィン工作【フェルト】
フェルトでハロウィンキャラクターの指人形を手作りしましょう。作り方は簡単で、U字にカットしたフェルト2枚を重ねて、指を入れるところを残してぐるりと縫い合わせたら、目を張り付けるだけです。ミイラはフェルトの代わりに毛糸でぐるぐる巻きにしても可愛いです。
縫い合わせる糸は、フェルトと同じ色にせず、違う色を使う方がおしゃれです。ぶら下げられるように頭に紐やリボンを縫い付ければ、オーナメントとしても使えます。たくさん作って子どもと一緒に遊んでください。
材料別のハロウィン工作【画用紙】
ハロウィンパーティーを開く予定があるなら、画用紙で招待状を手作りしませんか?中のカードを引き出すと、おばけがあらわれる仕掛け付きの招待状なら、貰った人も喜んでくれそうです。カッターを使うので、子ども一人で作るのは危ないですが、それ以外の作業なら手伝ってもらえそうです。
材料別のハロウィン工作【段ボール】
仮装にも使えそうな、ダンボールで作る被れるジャック・オー・ランタンのマスクです。ダンボールなので、被っていても息苦しさはあまりなく、口から見える子どもの顔が可愛いです。大きく動くとマスクが外れてしまいますが、リボンなどを付けて顎下で結ぶようにすれば安定しそうです。
材料別のハロウィン工作【牛乳パック】
牛乳パックで、可愛い猫耳を手作りして仮装してみましょう。お菓子を入れるかごも一緒に作れば、そのまま「Trick or Treat(トリックオアトリート)」とハロウィンパーティーが楽しめそうです。作り方はとても簡単です。まず、かごの作り方は、牛乳パックを開き、縦8本にリボン状に切り分けたら放射状に重ねます。
6Pチーズのフタの上面を外して輪にしたものに、重ねた牛乳パックのリボンをホチキスで止め、持ち手を付けてカボチャの顔を貼ったり書いたりしてください。
猫耳ヘアバンドの作り方
猫耳は、下の図のように牛乳パックを切り、耳のパーツは2枚一組にして三角部分のみを貼り合わせ、下を開いておきます。リボン状のパーツは、両端にリボンが通せるようにパンチで穴を開け、図のように切り込みを入れます。
貼り合わせた耳パーツをリボン状のパーツの切り込みに挿し込んだら、開いた部分をテープで留めて固定します。パンチで開けた穴にリボンや紐などを通します。
材料別のハロウィン工作【どんぐり・松ぼっくり】
子どもと一緒にお散歩に出かけて、どんぐりや松ぼっくりを拾ってきたらペイントしてハロウィン飾りを手作りしましょう。ただし、松ぼっくりもどんぐりも拾ってそのままリースや飾りに使うと、虫がわいてきたり出てきたりすることがあります。
たっぷりのお湯で10~15分煮て、風通しのよい場所で重ならないように並べて3日~1週間ほどしっかりと乾かしてください。松ぼっくりの着色方法で一番簡単なのは、アクリル性のカラースプレーを使う方法です。やり方は、紙袋などに松ぼっくりを立てるように入れ、スプレーをかけます。袋ごと振って全体に色が付くようにしましょう。
どんぐりは、お湯で煮てまだ柔らかい間に下側からキリなどで穴を開け、爪楊枝などを刺して土台に安定させたり、ペットボトルのフタなどに接着剤で固定したりしてからアクリル絵の具で色を付けてください。アクリル絵の具が乾いたら、ニスの容器にどんぐりを丸ごと付けると色落ちを防ぐことができます。
材料別のハロウィン工作【トイレットペーパーの芯】
トイレットペーパーの芯を使ったおしゃれなキャンドルホルダーです。作り方は、トイレットペーパーの芯を一度開いて平らにし、上部をギザギザに切ります。面に十字やこうもりなど好きなデザインに切り抜いたら元の筒状に戻してセロテープで留めます。100均のLEDキャンドルライトにかぶせたら完成です。
ハロウィンの工作アイデア③【年齢別】
年齢別のハロウィン工作【幼児】
子どもの手に絵の具を塗り、紙袋に手形スタンプでおばけやカボチャを描いてランタンにしたり、カボチャに好きな色を塗って、ボタンやスパンコールを好きなように貼り付けたりしましょう。子どもの手形がほんとうにおばけに見え、キラキラカボチャはハロウィンが終わっても飾っておきたくなるほどおしゃれです。
年齢別のハロウィン工作【小学生】
紙コップと色画用紙を使ったハロウィンのお菓子バッグです。紙コップに持ち手用のモールを付けるために穴を開ける作業があるので、そこだけ大人がやってあげれば後の作り方は簡単なので、子どもだけでも作れそうです。
年齢別のハロウィン工作【高齢者】
高齢者向けにハロウィン工作をするなら、フラワーアレンジはいかがでしょうか。生花を使ってもいいですし、100均の造花でもOKです。ハロウィンのイメージカラー、オレンジ、黒、紫、茶の素材を選ぶように意識し、容器はカボチャの形にこだわらず、かごや缶など好きなものを選びましょう。
容器に入れるスポンジは、生花なら専用の吸水スポンジが必要ですが、造花なら粘土でも大丈夫です。作り方は、大きな素材から挿していき、小さな素材ですき間を埋めて仕上げに葉っぱでスポンジを隠すように挿していきましょう。
ハロウィンの工作アイデア④【飾り付け】
ハロウィンの飾りも簡単な工作で作れます。材料の選び方や組み合わせ方で可愛くなったりおしゃれになったりします。色々な飾りを手作りしてハロウィンを盛り上げましょう。
ハロウィンの飾り付けを工作しよう!【リース】
こんなおしゃれなリースも100均の材料で簡単に作れます。リースをうまく作るポイントは、全体のバランスを考えることで、リース全体に素材をちりばめるのもいいですが、下側だけ重点的に付けたり、左右どちらかに付けたりするのもおしゃれです。
なお、動画では大きな素材を仕上げ段階で使っていますが、初めてリースを作るなら、フラワーアレンジと同じように先に配置した方が作りやすいです。
ハロウィンの飾り付けを工作しよう!【風船】
風船を使った飾りもおしゃれで楽しいです。ハロウィン用の風船もありますが、ハロウィンカラーを意識した風船に、目や口をマジックで書いたり、折り紙などを切り抜いて貼り付けてもいいです。毛糸で髪の毛を付けたり、フェルトや紙コップで帽子を作って被せるのもおもしろいです。
ハロウィンの飾り付けを工作しよう!【オーナメント】
お花紙を使ってペーパーポンポンを作り、そこへ顔を付けたおしゃれなハロウィンのオーナメントです。お花紙をジャバラに折って中心を針金で留める作業や開いた花をポンポンにまとめる作業は大人がやり、お花を開く作業や顔を貼り付ける作業は子どもがやるといったような分業にすれば一緒に作れそうです。
ハロウィンの工作アイデア⑤【仮装】
ハロウィンの一番のイベントともいえる仮装も、手作りすればオリジナルの仮装でハロウィンがもっと楽しくなります。ベースを押さえつつ、色々な飾りを付けたりすれば可愛い仮装もおしゃれな仮装も自由自在です。
ハロウィンの仮装を工作しよう!【帽子】
フェルトを使って魔女の帽子を作ってみましょう。フェルトなので、他の布のように端の処理がいらないので簡単に作れます。黒にこだわらず、オレンジや紫のフェルトで作ったり、スパンコールやビーズなどをグルーガンやボンドで貼り付けたり自由にアレンジしましょう。
ハロウィンの仮装を工作しよう!【マント】
先ほど紹介した動画の中でもマントの作り方が紹介されていますが、もっと本格的なマントを作りたいなら、こちらの動画を参考にしてください。動画は子ども用として作っていますが、サイズを変えれば大人用としても作れるので、ドラキュラの仮装にぜひどうぞ。
ハロウィンの仮装を工作しよう!【かばん】
ハロウィンに欠かせない、お菓子を入れるカバンも作ってみましょう。クラフトバンドは、100均でも手に入ることがありますので、キットがなくても同じように作れます。口の広いコップを芯にすると、バケツ型に作りやすくなりそうです。
キットを使えば簡単に工作できる
ハロウィンの工作は、大勢でやるともっと楽しくなります。キットなら材料を自分で用意することもなく、作り方も簡単なので子どもから大人まで一緒に楽しめます。
コウモリのスポットライト(10人分)
ハロウィンを盛り上げてくれるコウモリのスポットライトの工作キットです。コウモリは、柔らかいスポンジシートでできているので、ハサミで好きな形に変えたり、丸めたりと自由にアレンジできます。好きなようにシールでデコレーションすれば部屋に飾るのが楽しくなります。
キットのセット内容は、コウモリシート10枚、LEDキーライト10個、シール2種各1枚です。サイズは約8cm×13cmで製作時間は1個約15分です。価格は税込み3,888円です。
ハロウィンホラーハウス(10人分)
ハロウィンだけでなく、それ以外でもかざっておきたくなるおしゃれなハロウィン用工作キットもあります。見た目は難しそうですが、ホラーハウスの形をしたカードにセロファンをのりやテープで貼るだけなので、小さな子供でも簡単に工作できます。セロファンを重ねたり、ポスカで絵や文字を書き込んだりと色々なアレンジも楽しめます。
キットのセット内容は、ホラーハウスカード10枚、セロファン8色各2枚で、価格は税込み3,240円です。窓の細かいパーツを抜くために、爪楊枝など先の細いものを用意すると作業しやすくなります。
ハロウィンは手作り工作で盛り上げよう!
ハロウィンは今やクリスマスやバレンタインよりも盛り上がるイベントとして、日本でも色々な企画が催されています。大勢で集まってパーティーをするのもいいですが、紙コップや折り紙など身近なものを使った工作でハロウィンを盛り上げるのも楽しいです。
なんといっても、紙コップや折り紙なら100均でも揃えられ、失敗しても惜しくないところも工作にピッタリで、飾るだけでなく遊べるところもまさにハロウィンにおすすめです。色々工作して思いっきり楽しみましょう!