『澄』を使った男の子&女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
「澄」という漢字にどんなイメージを持ちますか?「澄んだ空気」や「透明感」をイメージする人が多いと思います。この「澄」は赤ちゃんの名前にも使える漢字です。この記事では「澄」の由来や意味、おすすめの名前など名付けに役立つ「澄」情報をご紹介します!
目次
【澄】女の子の名付けによく使われる漢字
「澄」という漢字は赤ちゃんの名付けにおいては女の子の名前に良く使われるイメージです。字面や響きを聞くと「何だか透き通った綺麗なイメージ」だからでしょうか。綺麗なイメージを持った漢字は、女の子の名前に使われやすいようです。
どちらかというと女の子の名前におすすめの漢字ではありますが、「澄」の漢字は男の子の名前でもかっこよく使われています。
今回はそんな「澄」の漢字の由来や意味、「澄」を使った男の子女の子別のおすすめの赤ちゃんの名前をご紹介します。
【澄】漢字の字画数
まずは「澄」の字画数を見ていきましょう。「澄」の字画数は15画で、部首はさんずいです。名付けにおける字画数というのは、姓名判断で使われるものです。今は色々なサイトやアプリで字画数を使って姓名判断が出来ますね。
しかし、赤ちゃんの名付けを考えているパパママに知って欲しいのは「姓名判断はあくまでも判断材料の1つ」ということです。漢字の意味や由来、字画数や赤ちゃんへの想いを込めて一生懸命に考えた名前が、姓名判断では「あまり良くない名前だった・・」というのは意外とあるものです。
名付けで大切なことは「名前は一生赤ちゃんの人生にかかわるもの」ということを忘れないことです。「キラキラし過ぎない名前」「大人になっても違和感がない名前」「人に読んでもらえる名前」など、赤ちゃんが成長した時に困らないような名前を付けてあげるのが良いと思います。
こういったことを意識しつつ、あとは字画数などにとらわれ過ぎないようパパママの想いが詰まった素敵な名付けを考えましょう。
【澄】漢字の読み方
続いて「澄」の漢字の読み方です。「澄」は音読みでは「ちょう」、訓読みでは「す(む)」と読みます。また人の名前にだけ使われる「名のり」という読みがあります。「澄」の名のりは「きよ、きよし、きよむ、きよみ、すみ、すむ、すめる、とおる」です。「とおる」は少し意外ですね。
「澄」を赤ちゃんの名前に使う場合、訓読みの「す」や名のりの「きよ」「すみ」を使うことが多い印象です。
【澄】漢字の意味と由来
「澄」の漢字の由来は?
「澄」の字画数や読みをご紹介しました。続いては「澄」の漢字の由来や意味をお話します。漢字の由来を紐解く時は、その漢字を分解して見てみます。「澄」の場合は「さんずい」と「登」ですね。
まず「さんずい」の由来ですが、これは「流れる水」を表す象形文字です。次に「登」の漢字の由来です。まず「登」の上の部分は「上向きの両足」を表す象形文字で、真ん中の部分は「祭器」を表しています。
また下の部分は「両手」表し、全てを合わせると「両手で祭器を持ち上げるさま」を表現していることから、「あげる」を意味する「登」という漢字が出来ました。
そしてこの「登」と「さんずい」を合わせると「水の中で汚れが無くなり、上ずみがあがるさま」を表現出来ます。この透き通った水の様子から「澄」という漢字が出来上がりました。
「澄」の漢字の意味は?
透き通った水の様子を表す「澄」という漢字ですが、どのような意味を持つ漢字なのでしょうか。読んでみると「す(む)」となるわけですが「水が凪ぐことがなく静まり返っている」「透き通っていて清らか」「曇りのない清らかな空」などという意味を持ちます。
そこから「清らかさ」「透明感」「清潔感」などをイメージしたい場合に、赤ちゃんの名前に使われることが多いようです。
【澄】を使った女の子の名前20選
ここからは「澄」を使った赤ちゃんの名前を女の子男の子別にご紹介します。まずは「澄」を使った女の子の名前を20選ご紹介!「澄」の漢字のイメージを意識した名前ばかりです。ぜひ参考にしてみて下さい。
「澄」を使った女の子の名前【読み:かすみ】
1、香澄
2、佳澄
3、歌澄
4、華澄
1番の香澄ちゃんは、「澄」を使った女の子の名前の中でも人気の名前ですね。人気の理由は「字のまま読みやすく、且つ可憐なイメージ」だからでしょうか。3番の歌澄ちゃんは「歌」合わせていることから「明るい元気な女の子」になりそうですね。
「澄」を使った女の子の名前【読み:すみれ】
5、澄玲
6、澄礼
7、澄美麗
「すみれ」という響きの名前は女の子の名前の中でも人気の名前です。ただ「澄」を使って「すみれ」という名前を表すのは珍しく、人と被りにくい名前と言えます。
「澄」を使った女の子の名前【読み:あすみ】
8、亜澄
9、彩澄
10、杏澄
11、絢澄
「あすみ」ちゃんという名前も今風の響きの女の子の名前ですね。組み合わせる漢字によって、より綺麗なイメージや可愛らしいイメージを持たせることが出来ます。
「澄」を使った女の子の名前【番外編】
12、澄花(すみか)
13、澄佳(すみか)
14、澄乃(すみの)
15、澄音(すみね)
16、澄(すみ)
17、夕澄佳(ゆずか)
18、柚澄希(ゆずき)
19、優澄菜(ゆずな)
20、悠澄音(ゆずね)
16番の澄ちゃんは古風な響きの名前にしたい、という方におすすめの名前です。パパママが音楽にまつわるお仕事をしていて「音楽が好きな子に」という想いを込めるようであれば澄音ちゃんや悠澄音ちゃんも素敵ですね。
また最近では「ゆず」という響きを付ける名前も人気と言えます。「ゆず」という響きを意識しながら「澄」の漢字を使ってみてはいかがでしょうか。
【澄】を使った男の子の名前15選
続いては「澄」を使ったおすすめの男の子の名前15選をご紹介します。男の子の名前に「澄」を使うと爽やかなイメージを持たせられるかと思います。ぜひ参考にしてみて下さい。
1、直澄(なおずみ)
2、澄人(すみと)
3、澄馬(とうま)
4、澄哉(とうや)
5、尚澄(なおずみ)
6、義澄(よしずみ)
7、穂澄(ほずみ)
8、貴澄(たかずみ)
9、真澄(ますみ)
10、清澄(きよずみ)
11、悠澄(ゆうと)
12、侑澄(ゆうと)
13、綾澄(あやと)
14、晴澄(はると)
15、拓澄(たくと)
男の子の名前の場合、「すみ」の響きで「澄」を使うことが多いようです。止め字として「澄」を使うと様々な名前を考えられて良いですね。また「と」と読ませて使われる方もいます。
通常「澄」は音読み訓読み名のりいずれでも「と」とは読みません。しかし表外読みとして「とう」という読み方があります。
私たちが普段使う漢字は常用漢字というもので、国によって定められた常用漢字表に載っている漢字になります。公的な文書などは、この常用漢字表に載っていない漢字は使えません。
表外読みというのは「常用漢字表には載っているけど読みが載っていないもの」を指します。簡単に言えば、正しくはあるけれどあまり一般的ではないということですね。
つまり「澄」を「とう」と読むことは広く知られていることではないということになります。しかし、決まりとしては正しいものになるので使うことに問題はありません。パパママが「表外読みでも大丈夫!」ということであれば、「とう」や当て字で「と」と読ませて使うのも良いかなと思います。
【澄】漢字のイメージ
「澄」の漢字を使った名前だとどんなイメージを持つことが出来るでしょうか。「澄」の漢字が本来持つ「汚れがない透き通った水」のイメージから「透明感」「清らかさ」「爽やかさ」をイメージする人が多いのではないでしょうか。
また赤ちゃんや子供の目を「澄んだ瞳」と表現することがありますが「けがれのない純粋さ」といったイメージを持つことも出来ますね。
【澄】どんな想いや願いを込める?
名付けを考える時は「こんな子になって欲しい」というパパママの想いを込めることが多いと思います。赤ちゃんの名前に「澄」を使った場合、どのような想いや願いを込めることが出来るでしょうか。
まず女の子であれば「透き通るような綺麗な子になって欲しい」という想いや「純粋な心で誰にでも優しく好かれる子になって欲しい」などの想いを込めることが出来ますね。
また男の子であれば「爽やかで清潔感のあるかっこいい男の子になって欲しい」という想いや「清く正しく真っすぐ生きていって欲しい」という想いなどを込めることが出来ます。
男の子女の子いずれでも、清らかで綺麗な願いを込めることが出来るのが「澄」の漢字の良さですね。
【澄】を使って素敵な名前をつけよう
「澄」の漢字の由来や意味、男女別おすすめの名前をご紹介しました。名付けを考える時は名前の響きから考える方、漢字から考える方、名前に込める想いから考える方と様々だと思います。
「澄」と言う漢字は、響きや漢字の意味や由来、込められる想いどれをとっても素敵な意味を持たせられる漢字だと思います。赤ちゃんに「純粋さ」「透明感」を感じさせる名前を付けたいというパパママは、選択肢の1つとして「澄」を検討されることをおすすめします。たくさんの漢字を見て、赤ちゃんに素敵な名前を付けてあげて下さいね。