『縁』を使った男の子&女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
赤や青など色の漢字を使って名前が付けられることがよくあります。「緑」もその中の一つですが、名前として「緑」を使う場合、どういった意味を持つのかや、漢字そのものの由来も気になります。実際に緑を使った名前なども紹介しますので、参考にしてください。
目次
【緑】ってどんなイメージ?
色としての緑は、豊かな自然がイメージできるためリラックス効果が期待できます。他の色とのバランスもとりやすく、気持ちを穏やかにしてくれるイメージも合わせ持っています。そのため、色の好き嫌いは人それぞれですが、緑は比較的好まれるイメージの色といえそうです。
色としての「緑」にそういったイメージがあることから、名前に「緑」を名付けに使った赤ちゃんは、自然や癒しを与え、若々しさや元気なイメージも周りに感じさせる、心が広くて穏やかで元気な子といった印象があります。
【緑】漢字の字画数
漢字の字画数は、生命判断で使用されるため、名前を付けるときに漢字の意味や由来だけでなく、字画数にもこだわる人は少なくありません。「緑」の字画数は14画で、姓名判断で調べると、字画数14画の運勢の名称は「物欲運」で、吉凶では「凶」です。
吉凶だけで見てしまうと、字画数14画は避けたくなってしまいますが、もう少し詳しく見ると、この字画数を持つ人は、忍耐強く、集中力もあり努力家でもあります。特に自分にとって本当に大切だったり必要だったりすると力を最大限に発揮することができます。
覚悟や思いが一途なところもありますが、うまく伝えられず周りに理解されにくいこともあり、苦しんでしまうことがあります。また、一途さがあるため、道を間違えてしまうとなかなか抜け出せなくなってしまうこともあるといわれています。家族との縁が薄かったり、女性の場合、子供縁が薄い傾向を持つこともあるようです。
【緑】漢字の読み方
「緑」は訓読みで「みどり」と読み、音読みは「リョク・ロク」です。人名に限って読まれる名のりは、「つか・つな・のり」です。「緑」はこのまま赤ちゃんの名付けに使われることも多く、一文字だけで女の子の赤ちゃんなら「みどり」、男の子の赤ちゃんなら「のり」と読ませるように名付けることが多いようです。
緑を名前の止め字として使う場合は、「育緑」で「いくみ」、「龍緑」で「たつみ」のように訓読みを利用して赤ちゃんに名付けたり、「緑士」で「りょくし」のように、音読みから赤ちゃんに名付けることが多いです。
【緑】漢字の意味と由来
「緑」という漢字の意味や由来にも注目してみましょう。緑は色を意味する漢字で、春や夏の草や木の葉の色を表しています。草や木から自然を意味する漢字としても使われ、安心感や安定や調和も意味します。ですが、「緑」は自然に由来しているのに「木へん」ではなく、なぜ「糸へん」なのでしょうか。
これは、緑の漢字の成り立ちの由来によります。緑は糸へんのとなりに「彔(ロク)」が使われていますが、この「彔」は青竹などの皮をはぎ取り、皮が左右に散らばっていることを示しているといわれています。緑は、この青竹の皮のような色に染まった糸という意味があり、色そのものではなく、緑色に染まった糸から由来したといわれています。
【緑】を使った女の子の名前10選
「緑」を使った女の子の名前にはどんな名前があるでしょうか。素敵な名前やかわいい名前など、色々と紹介します。女の子の赤ちゃんの名付けの参考にしてください。
深緑(ふみ)
思慮深く、物事をじっくり考えられる人になって欲しいという願いと、上品で奥ゆかしい女性になって欲しいという想いが込められ、女の子の名前にピッタリといえそうです。読み方も可愛く、誰からも愛されそうなイメージがあります。字画数は合わせて25画で、自立心旺盛な画数といわれています。
緑優(みゆ)
優には、温かい心を持った穏やかな人になって欲しいといった想いや期待が込められ、緑と合わせることで、さらにその意味が強められるといえます。字画数は合わせて31画で、姓名判断では男女ともに人の上に立つ画数といわれています。名誉や財運にも恵まれる吉運を持つ画数でもあります。
心緑(ここみ)
心は、相手を思いやれる優しい人になって欲しいと願う意味を持ちます。緑と合わせることで、さらにその願いを強めるといえそうです。字画数は合わせて18画で、こちらも温和で優しい気性に育つ画数で、まさに女の子の赤ちゃんにピッタリな名前といえそうです。また、18画は、物質運に強い画数でもあります。
緑彩(つかさ)
穏やかな人に育って欲しいという想いと共に、周りの人を引き付ける魅力と多くの才能に恵まれて欲しいという願いも込められています。字画数は25画で、実は25画は女の子にはタブーとされる字画数ともいわれていますが、それは、他に凶数があったり、組み合わせが悪かったりする場合のみです。
緑夏(のりか)
夏という季節をそのままイメージするように、元気で活動的で輝きながら人生を歩んで欲しいという願いや想いを込めて名付けられます。字画数は合わせて24画で、名前から受けるイメージとはやや違い、協調性や穏やかさを意味し、感受性が豊かで、芸術性に優れた人になるといわれています。
緑理(みどり)
「緑」一文字のみを名前に使うこともありますが、先にも触れましたが、字画数があまりよくないため、他の漢字を組み合わせて「みどり」と名付けることが多いです。理には、知性豊で、理解力に優れた人になって欲しいという願いが込められます。字画数は、合わせて25画です。
緑子(みどりこ)
子には、わが子をいつくしむ親の想いが込められ、女の子に使われることが多いですが、元は王子を表す漢字でした。字画数は合わせて17画で、この画数を持つ人は、正直者で、義理堅い面を持ちますが、直情的なところもあるため、周りの意見を聞いたり、気配りを持つことが必要といわれています。
美緑(みどり・みのり)
まさに女の子にピッタリな名前ともいえる名前で、容姿も心もきれいな人に成長して欲しいという想いが込められています。字画数は合わせて23画で、この画数は姓名判断で特に好まれる画数でもあり、一代で地位や名誉を得られるといわれています。
萌緑(もえみ)
萌には、誕生の意味も含まれていることから、新しいことへフレッシュな気持ちで、明るく前向きに希望に満ちて人生を歩んで欲しいという願いが込められています。響きも可愛く、女の子にふさわしい名前といえそうです。字画数は合わせて25画です。
緑香子(りかこ)
「りかこ」も色々な漢字が使われますが、緑を使った「りかこ」も可愛いです。香には、人が自然に集まる魅力的でチャーミングな女の子になって欲しいという願いが込められています。字画数は合わせて26画で、努力が成功する、もしくは波乱を招いてしまうかに分かれる可能性を秘めています。そのため、余裕を持った行動が必要といわれています。
【緑】を使った男の子の名前5選
男の子の名前に「緑」を使うのもステキです。男の子の場合、古風なイメージの読み方になる名前が多いですが、それが逆にかっこよくおしゃれに感じる名前が多いです。ぜひ、男の子の名付けの参考にしてください。
龍緑(たつみ)
龍には目標を成し遂げて欲しという願いが込められます。字画数は合わせて30画で、明るく、人柄の良さと何事も真面目に取り組み、努力を重ねて成功の運をつかむといわれる画数です。温和で、冷静に物事を判断でき、頭がよく粘り強さを持つともいわれています。
緑哉(ろくや)
哉は男の子の名前の止め字としてよく使われる漢字です。強い意志を持ち、相手に気持ちをしっかりと伝えることができる人に育って欲しいという願いが込められます。字画数は合わせて23画で、辛い状況の中でも目標に向かって前進できる画数といわれています。
克緑(かつのり)
克には、成し遂げるや勝つなども意味もあり、運命を切り開いてやり遂げる人になって欲しいという願いが込められます。字画数は合わせて21画で、高い理想を自分にも人にも求めますが、責任を果たすための努力を惜しまないため、周りからの評価が高い画数といわれています。
緑悠(のりちか)
悠は、自然体で伸びやかな、いつも笑顔をたやさない人になって欲しいという願いが込められています。字画数は合わせて25画で、活動家で商売上手な人が多かったり、さっぱりとした性格の持ち主も多い画数といわれています。
緑亮(ろくすけ)
亮には、自分の意見をはっきり伝えられる強い意志と、人を助ける思いやりのある人に育って欲しいという、まさに男の子にピッタリな名前といえそうです。字画数は、緑哉と同じ23画です。
【緑】どんな想いを込める?
「緑」は、自然や大地をイメージできることもあり、元気で生き生きとした人になって欲しいという想いを込めたり、虹の真ん中の色であることから、友達に囲まれて、その中心でいつも笑っていて欲しいという想いを込めたりして名付けることもあります。
実際に植物が大好きになり、ガーデニングを趣味にしたり、おおらかでゆったりとした性格になる人も多く、緑に込められた想いがちゃんと伝わっているといえそうです。
【緑】を使って素敵な名前をつけよう
緑は、誰でも読むことができるわかりやすい漢字です。組み合わせによってキラキラネームにすることもできますが、赤ちゃんが成長した後を考えると誰でも読めるわかりやすい名前の方がよいといわれています。緑は上品で知的なイメージを持たれることも多いです。もし、赤ちゃんの名付けに悩んでいるなら、緑を使った名付けも考えてみませんか?