お弁当のおかずは冷凍保存が便利！人気の冷凍おかず10選！

お弁当は、毎日のこととなると悩ましい問題です。
おかずの栄養のバランスや衛生面など、気を配ることもたくさんあります。
それに加えて、朝の慌ただしい時間帯に時間をかけてお弁当のおかずをたくさん作るのも難しいし、それでもお弁当のおかずはいろいろな種類を入れてあげたいですよね！
でもちょっとづつおかずを作るのは、とっても面倒。
お弁当のおかず作りがストレスになる前に、お弁当のおかずを作り置きできる冷凍保存が便利なんです。

お料理を作る時にたくさん作りますが、全部食べきれますか？
お弁当のおかずを一気にたくさん作って、おかずを容器に小分けして、冷凍保存するのも、作り置きおかずの知恵です。

お弁当のおかずを作り置きする時には、日持ちするおかずの食材をを選びましょう。
おかずの味付けは、濃いものが良いでしょう。和食のおかずがお弁当の冷凍保存しやすいです。例えば、キンピラごぼう、ひじき、切り干し大根、野菜の煮物などのおかずはおすすめです。お弁当に和食のおかずがあるとヘルシーですね。

では、お弁当のおかずを多く作って冷凍しよう！そう思った時に、何に注意すればいいのでしょうか？お弁当のおかずを冷凍する方法をお伝えいたします。

お弁当のおかず料理ができたら、しっかりと冷ましましょう。
粗熱をとって、おかずを冷凍した方がいいのはこのような理由があります。

1. 冷凍庫の温度をあげないようにするため
2. 内部が高温になり、雑菌繁殖を防ぐため
3. ゆっくりと冷凍すると内部組織が壊れ、まずくなるので一気に凍らせた方がいい

おかずへの雑菌繁殖が心配ですので、アルコールでお弁当の容器を消毒した方が安心です。アルコールをシュッとお弁当の容器に吹きかけて、消毒した後にお弁当容器におかずを入れると安心ですよ。

冷凍焼けというのは、別名「フリーズドライ現象」と言われています。食材の水分が抜けて、油脂が酸化するためにパサパサとした食感になってしまい、冷凍したものを食べた時に味が変わってしまったと感じます。一度冷凍焼けしたものを元の状態に戻すことはできませんので、冷凍焼けしないように次のことに注意しましょう。

1. 空気をしっかり抜いて冷凍する（ジップロックを使うと良い）
2. 急速冷凍する（業務用冷凍食品はこの方法が用いられているので美味しいのです）
3. 低温を保つ（冷凍庫の開閉で温度変化を起こさないようにする）
4. 長期保存はしない（冷凍食品でもできるだけ早くたべてしまいましょう）

基本的に水分の多いおかずの食材は、冷凍には不向きです。解凍すると、水分がお弁当容器から出てきて、大惨事になることが多いからです。どうしても、水分の多いおかずを冷凍する場合は、水分をよく切ってから容器に入れると良いでしょう。お弁当のおかずに不向きな食材は、ジャガイモ、レタス、キャベツ、こんにゃく、豆腐です。

冷凍おかずは、お弁当のおかずにあと少し入れたいなという時にとても役に立ちます。予備にお弁当のおかずを作っておくと、とても助かる事が多いのです。冷凍おかずをお弁当にどんなふうに使ったら良いのかをご紹介します。

お弁当のおかず食材を冷凍のまま、お弁当容器に入れて自然解凍させるという方法があります。これは、販売されているお弁当用の冷凍食品でもそのスタイルがあります。この利用をするには、形を整えてからお弁当のおかず食材を凍らせることをおすすめします。お弁当のおかずを冷凍したまま容器に入れますので、形がおかしいと入らなくなって、せっかく冷凍のまま利用しようとしても使えなくなってしまいますよ。

家庭で調理をする時には、冷凍して保存した食材を調理前に電子レンジで解凍しますが、電子レンジでチンすると味が落ちるものもありますので、冷凍するお弁当のおかずの食材には気をつけましょう。

では実際に、お弁当のおかずの食材を冷凍する時は、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか？こんなヒントをお知らせいたします。

お弁当のおかずの食材を冷凍したままお弁当容器に入れるために、保存カップに小分けして、食材ごとに一つのタッパに入れて冷凍するのが簡単な方法です。お弁当のおかずをたくさん作り置きして、小分けにして冷凍しておけば、使えるお弁当のおかずとして大活躍するはずです。

アルミホイルは鮮度を保つのに優れた効果があります。急速冷凍することもできますので、特に肉や魚など冷凍するのには最適です。他に効果的な食材は、パンやおにぎりやバナナも鮮度を保ち、冷凍できますので、美味しさを逃がしません。アルミホイルで冷凍した場合は、電子レンジでチンできません。アルミホイルに包んで冷凍したものは、自然解凍が望ましいです。どうしても解凍したい場合は、アルミホイルに包む前に、ラップで包んで起きましょう。ラップで電子レンジを使用する分には問題はありません。

お弁当箱ごとに冷凍するというのも斬新な方法です。職場に電子レンジがあれば、そのまま解凍できますね。ない場合は、お弁当箱のまま冷凍したものを、持たせる前に電子レンジで解凍しておけば問題がありません。自然解凍しにくい冬は避けたほうがいいですね。

レシピ（６人分）
材料：
乾燥切り干し大根40g 人参2分の１　油揚げ1枚　水50cc　濃縮だし小さじ１　醤油大さじ１　
砂糖小さじ１
調理と作り置き方法：

1. 乾燥切り干し大根を一口大に切って、水につけて戻す
2. 人参、油揚げを短冊きりにする
3. １の水を切って、絞り、鍋に２とだしと醤油と砂糖と水を入れて、煮込む
4. 汁がなくなれば出来上がり
5. カップに取り分けて、冷凍

レシピ（２人分小さめ10~12個）
材料：
牛豚ひき肉800g　玉ねぎみじん切り２個　生パン粉60g 牛乳60ml 卵１個　塩、胡椒少々　酒大さじ１杯
調理と作り置き方法

1. フライパンに玉ねぎを入れ、飴色になるまで炒める
2. 全ての材料をボウルに入れてよく混ぜる
3. 小さめに形を整え、焼く
4. ラップに一枚づつ包んで、ジップロックに入れて冷凍（焼かないで冷凍しても可）
5. ソースは酒大さじ２杯、ケチャップ大さじ２杯、ソース大さじ一杯を混ぜ合わせたものと絡めて焼くとさらに美味しくできる。ハンバーグだけ焼いて、醤油をつけて食べる直前にかけると和風にもなる

レシピ（２人分）
材料：
ごぼう1/2本　人参1/2本　ちくわ半分　砂糖小さじ１　めんつゆ大さじ２　ごま油大さじ１杯　ごま少々　お好みで唐辛子
調理と作り置き方法

1. ごぼうをささがきし、水につけてアクを抜く（アクが気にならなければそのまま調理しても可）
2. フライパンにごま油をひいて、ごぼうを炒め、砂糖を入レ、炒める（鷹の爪を入れる場合はここで入れる）
3. ごぼうに火が通ったら、ちくわを入れ、炒める
4. めんつゆを入れ、汁がなくなるまで炒める
5. カップに取り分けて、冷凍

レシピ（４人分）
材料：
ひじき缶　大豆缶　人参1/2本　ちくわ2本　めんつゆ（濃縮３倍）大さじ２杯　　酒大さじ２杯　砂糖大さじ１杯　水200ml
調理と作り置き方法

1. 人参を千切り、ちくわを半月切りする
2. フライパンにごま油小さじ１杯しいて、人参、ひじき、大豆、ちくわの順に炒める
3. めんつゆ、酒、砂糖、水を入れて、中火で煮詰めたら出来上がり
4. お弁当カップに取り分けて冷凍

レシピ（２人分）
材料：
パスタ200g　ケチャップ大さじ３杯　コンソメ小さじ１杯　バター大さじ２杯　牛乳大さじ２杯
調理と作り置き方法：

1. パスタを茹でる
2. フライパンにバターをひく
3. パスタ、コンソメ、ケチャップ、牛乳の順に炒める（ソーセージがあれば入れても美味しい）
4. お弁当容器に分けて冷凍（お弁当にいろどりがない時にあると便利です）

レシピ（一本分）
材料：
卵3つ　めんつゆ小さじ１杯　水大さじ２杯
調理と作り置き方法：

1. 卵とめんつゆと水を全てかき混ぜる
2. 卵焼き器に油をひいて、少しづつ焼いていく
3. 塊ができたら、油をひいて、卵を少し入れて巻いていく（繰り返し）
4. キッチンペーパーにあげて油をきる
5. 粗熱が切れたら、切り分けて、ラップに一つずつ包んで冷凍（お弁当にいろどりがないときに卵焼きが一つあると華やかになります）

レシピ（２人分）
材料：
ブロッコリー１本　塩少々
調理と作り置き方法：

1. ブロッコリーを茹でる
2. フライパンに油をひいて、塩を少々入れて炒める（焼肉のたれで炒めてもおいしい）
3. 一つずつラップに包み、冷凍（自然解凍でも美味しくいただけます）

レシピ（一人分）
材料：
シャケ一匹
調理と作り置き方法：

1. シャケを焼く
2. 食べやすい大きさにカットして、ラップに包み、アルミホイルで包んで冷凍（おにぎりの具材としても、凍らせたまま使えます）

レシピ（２人分）
材料：
きのこ（しめじ、舞茸、マッシュルームなどなんでも）　醤油大さじ１杯　酒大さじ一杯、砂糖小さじ一杯
調理と作り置き方法：

1. フライパンに油をひいて、きのこを炒める
2. 火が通ったら、調味料をすべて入れて炒めて出来上がり
3. 小分けカップに入れて冷凍

レシピ（２人分）
材料：
鶏肉のひき肉一パック　酒大さじ２杯　醤油大さじ１杯　砂糖小さじ１杯
調理と作り置き方法：

1. フライパンに油をひいて、鶏肉を炒める
2. 色が変わってきたら調味料を入れて、炒める
3. 小さなタッパに入れて、冷凍（ばらけているので小分けにしなくても大丈夫です）

忙しい朝、朝食作りとお弁当作りで大変なお母さん！冷凍の作り置きのお弁当のおかずがあれば、いろいろな種類のおかずを入れてあげることができますね。時間にゆとりができて、慌てずおいしいお弁当を作ることもできますよ。ぜひ冷凍作り置きのお弁当のおかずを活用してみてくださいね。