100均ダイソーで買える木材の種類は?サイズやDIYアイデアを紹介!
大手100均ショップのダイソーで木材が買えることをご存知でしたか?今回はダイソーで買える木材の種類やサイズ、そして実際にDIYをしている方々の作品を一挙公開いたします。桐やMDF板などの材質から、すのこなどの加工いらずなアイテムまで情報盛りだくさんです。
目次
100均ダイソーで買える木材|材質の種類は?
今はやりのDIYをしてみたいけれど、木材を買うのは高くつくし、どのくらいのサイズを買えばいいのかもわからないという方、多いのではないでしょうか。
そんなあなたに、今回は大手100均ショップのダイソーで販売されている木材の性能や種類、サイズなどを詳しくご紹介していきたいと思います。
耐久性や使い勝手はもちろん、初心者でも簡単にDIYが楽しめる木製アイテムなど情報盛りだくさんです。
この記事を読んで、ぜひ週末にDIYをチャレンジしてみてください。
それでは早速、ダイソーで買える木材の種類を見ていきましょう。
①DIYに活用しやすい「桐の木材」
ダイソーで桐のすのこ売ってた。
— ホビクロウ (@hobikurou) May 22, 2018
桐の木材が100円で買えるってすごくない? pic.twitter.com/jPt0C7e4I0
DIY初心者でも使いやすい桐材は、軽くて防湿性が高いことから、よくタンスなどの家具に用いられていますよね。
桐…と聞くと高級なイメージを持たれるかもしれませんが、100均でも様々な桐材が扱われているんです。これを利用しない手はありませんよね!
木目も美しく、ナチュラルな家具や小物をDIYで製作したいときにはうってつけの素材です。
②軽くて扱いやすい「MDF板」
ダイソーに売ってる材料だけで、ダブルバスレフスピーカーを作ってみました。寸法はダイソーのMDF材をなるべくそのまま使えるようにしました。試しに音を出してみたところ、自分でも驚くほど音が良かったです。ダイソーの300円スピーカー、ユニット自体は超高音質なので、ぜひみんなも試してみてね! pic.twitter.com/ydcZiukajf
— HPPS@平和荘 (@HPPS_HEIWASOU) January 23, 2018
MDF板(Medium Density Fiberboard)は、細かく砕かれた木材を乾燥させ、圧縮・接着した木製素材です。
コルクボードのような見た目ですが、コルクよりも耐久性に優れていて、木目がない分加工も簡単なので初心者でも扱いやすい素材となっています。
ただし、MDF板は水に弱いため、お風呂場などの水回りで使用するものには向いていません。調味料棚などを作る際には注意が必要です。
③素朴な雰囲気の「竹」
ダイソーで200円で売ってた「竹製まな板」が木製プレートとして使えるんじゃないかと思って、4枚購入。肉でもサラダでもパンでもいけそう pic.twitter.com/iDygIumXYx
— うめ 『東京トイボクシーズ』2巻発売中 (@ume_nanminchamp) September 22, 2016
竹、と聞くと流しそうめんなどに使用されている長い竹材を想像する方もいらっしゃるかもしれませんが、ダイソーで扱われている竹はもっと小さく、扱いやすいものばかりです。
実は、割り箸も竹製で、お子様の工作や小物づくりによく使用されていますし、細い丸棒型の竹ひごも様々な用途で使用されています。
竹のアイテムはナチュラルな雰囲気になじみやすいので、ランプやフォトフレームなどに活用されている方もいるようです。
100均ダイソーで買える木材|形状やサイズは?
100均で扱われている木材は、そのすべてが木の板状のものとは限りません。
角材や丸棒といった様々な形状や、サイズの異なる商品が数多く販売されているので、何を作ろうか迷ったときにはぜひ100均に足を運んでみるといいでしょう。
ここからは大手100均ショップであるダイソーの中から、異なる形状・サイズの木材商品をご紹介いたします。
自分の作りたいものに合う木材がないか探してみて下さい。
木の板
ダイソーで買った板材で模型を固定するためのベースを作りました
— ひらりん【戦車模型海外技術指南 発売中】 (@hiralin502) May 16, 2018
適切な大きさで板をカットして表面をサンディング。ラッカークリアを吹いただけのお手軽加工です
直接、模型を持って塗装すると破損する恐れがあるため、台座や持ち手は大切だと思います pic.twitter.com/MK7kJTTs8G
木の板は取り扱いやすさや使い勝手のよさから、最も販売種類の多い木材と言えるでしょう。
下記の木の板以外にも、まな板やすのこに使われている木の板を駆使すれば、より幅広いサイズや形状の木の板でDIYを楽しむことができそうです。
ダイソー『工作材料・板材』(幅×厚み×長さ)(㎜)
- 400×6×90(or 120)
- 400×9×90(or 120 or 150)
- 400×12×60(or 90)
- 400×18×60
- 450×200×9
- 600×6×120
ダイソー『MDF材』
- 100×6×100(6枚入り)
- 200×6×400
- 300×6×200(or 400)
- 200×6×400
角材
[ダイソー]
— チョコチップ (@gachimaidayoo) May 1, 2016
[工作材料 S-5 角棒] pic.twitter.com/ooAcfoHQzx
ダイソーでは椅子やテーブルなどのDIYに重宝する角材も扱われています。
耐久性も優れていますし、サイズも多様に取り揃えられていますので、ダイソーに行った際にはぜひ一度手にとってみてくださいね。
ダイソー『工作材料・角棒』(幅×厚み×長さ)(㎜)
- 24×5×450
- 9×9×450(2本入り)
- 25×25×450
丸棒
DAISOの丸棒の太さ充実してる pic.twitter.com/LqnS4aN4PU
— 19P (@19011_283P) September 5, 2019
取っ手や柵として使用すると可愛らしさをプラスできる丸棒素材はダイソーでも人気の商品で、自分の作りたいものに合わせて切断しながら使用します。
なかなか加工の難しい円状の木材も、ダイソーで買うことができるのは嬉しいですよね。
ダイソーに工作道具を買いに行くときには、ぜひこの丸棒も探してみて下さい。
ダイソー『 工作材料・丸棒』(長さ×直径)(㎜)
- 450×6
- 450×9
- 450×15
- 450×20
- 450×25
- 450×30
100均ダイソーで買える木材関連商品|リメイクして使える木材
木材を買って一からものづくりをしていくのは、初心者にとって少々荷が重いですよね。
既に裁断されていたり、加工されている木材を使って気軽にDIYを楽しめたらな…と思ったあなた、ご安心ください。
ここからはダイソーで買えて、なおかつ簡単にリメイクができるおススメ木材商品をご紹介していきます。
買った状態のままでリメイクできるものから、分解して使用するものまで幅広く調査してきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
すのこ
テレビ上に壁掛けのちょっとしたスペースを作りました🙌🏻
— やこ🌈 (@yacogurashi) September 28, 2020
かっこよく写真撮ったけど、映ってるアイテムはほとんど100均・IKEA・セール品です🤫笑#おうち時間 #DIY #100均 #すのこ #すのこ棚 pic.twitter.com/xKOt3fmpJi
複数の木板が重なっているすのこは、ダイソーのDIY商品の中でも特に人気の高い商品です。
分解して1枚板として使用してもいいですし、そのままの状態のすのこを複数組み合わせて大きな棚を作ることもできます。
多くの方が作った作品も数多くネット上に掲載されているので、初心者の方が挑戦しやすいアイテムと言えるでしょう。
ダイソー『ダイソー 桐すのこ』(幅×長さ)(㎜)
- 310×300
- 400×250
- 450×200
カッティングボード
動画アップしました☺️
— Smart Life スマートライフ (@smartlife_diy) April 16, 2020
【100均DIY】カッティングボードで木とワイヤーのバスケットhttps://t.co/4hl2tJzopk pic.twitter.com/i51PmzZugQ
お洒落なまな板として人気のカッティングボードですが、実はこちら、まな板以外の用途でも大人気の商品です。形も長方形やへら型など様々で、加工も必要ないことから多くのDIY好きに好まれています。
バスケットや棚など、あなたの使い方次第でキッチンやリビングを華やかに演出してみて下さい。
ダイソー『アカシアカッティングボード』(幅×厚み×長さ)(㎜)
- 120×13×320
フォトフレーム
左下の扉も完成したぞ!
— さこちん (@sakochin3) October 3, 2020
道具ははさみととプラスドライバーと定規のみ
材料は漏斗と蝶番以外は全て100均。
つっ張り棒6本、小さいつっ張り棒2本、カラーボード3枚、フォトフレーム一個、プラダン2個、木製角材3本入り、リメイクシート4枚、磁石、お洒落トレー2個! https://t.co/yEqNvD4ZpM pic.twitter.com/X0QUyH3ktX
ダイソーのフォトフレームはシンプルなものから高級感溢れるものまで販売され、もはや100均とは思えないほどの品揃えです。
枠に飾りをつけて写真立てとして使用する方法もありますが、小窓や扉としてしようすれば、加工も最小限でかわいいデザインの小物を作ることができますよ。
大きさも形状も種類豊富なので、ぜひあなたの作りたいものに合ったフォトフレームを探してみて下さい。
100均ダイソーで買える木材関連商品|接合・加工に使えるアイテム
木材でDIYをする際に、どんな道具が必要になってくるのでしょうか。
電動のこぎりなどのプロが使う道具もあれば、100均でも揃えられるお手軽な道具も多く存在します。
今回はダイソーでも揃えられるDIY道具を一挙公開!学校の時間でも使用していたなじみ深い道具から、え?こんなのまで100均で取り扱ってるの!?といった本格的なDIY道具まで盛りだくさんです。
これからDIYに挑戦してみたい!という方はぜひ参考にしてみて下さいね。
木工用ボンド
接着剤としてはお馴染みの木工用ボンドもDIYには欠かせないアイテムの一つです。水性のボンドなどで安全に使用できることはもちろん、乾燥すると半透明でほとんど見えなくなる利点もあります。
細かい作業が可能なので、お子様との工作はもちろん、大人の本格的DIYでも大活躍、一本は持っておきたいDIY道具と言えるでしょう。
グルーガン
昨日今日で3件のダイソー行ったけどクルーガン売ってなくて😅
— ユカリ🎤 (@8876yuka) June 7, 2018
店員さんに聞いたらメーカー在庫切れ(´⊙ω⊙`)
行ける範囲のダイソー電話して、やっと購入❤️
つまみ細工の立体つくって私どうするんだろう・・・ pic.twitter.com/zT9n5GoBso
最近はやりのクルーガンもダイソーさんで取り扱われているんですから、驚きですよね。
クルーガンはスティック状のプラスチックを溶かして接着させる道具なのですが、ボンドとの違いは接着剤の渇きの速さとその耐久性にあります。
ボンドと違って水にも強いため、水回りで使うものにも使用することが可能ですし、耐久性が高いため棚など重たいものを載せる家具にも最適ですよ。
釘
ハンマーやとんかちで打ち付ける釘は簡単に打ち付けられる上に、木材と木材を強く結合させてくれる頼もしい道具です。使用後も簡単に抜くことができるので、作った作品を分解するときにも役立ちます。
ダイソーでは長さや大きさの違う釘が多数そろえられていますので、小さな木製作品を作るときなどにはダイソーを探してみてもいいかもしれません。
塗料
ダイソーの水性ペンキが合皮と相性良くて引っ張っても塗料が剥がれなくてオススメ。色も揃ってて使いやすいよ。#レイヤーのオススメ商品プレゼン大会 pic.twitter.com/RvzSHjlKpW
— 三毛猫教授 (@dxmikeneko) September 9, 2020
ダイソーで扱っている塗料は水性から油性まで様々です。
水性絵具は絵具同士を混ぜ合わせることで自由自在に色を作ることができますし、スプレー塗料であれば広い範囲を一気に塗ることができるので、あっという間に塗装が完了します。
作ったものを自分好みの色で鮮やかに染色してみましょう!
リメイクシート
❁200円で物撮りシート 💗
— ねるる (@mhfr_4869) September 13, 2018
.
ダイソーのリメイクシートとまな板シートで物撮り用の背景作った〜📸✨
.
今までマフラー()使ってたんだけど色付きそうでいつもヒヤヒヤしてたから作っちゃった😃
薄いから邪魔じゃないしコスメが綺麗に撮れて汚れたらすぐ拭けるから超便利👌#美容垢さんとつながりたい pic.twitter.com/vdb8gyYt1B
ダイソーで販売されているリメイクシートとは、シートを貼るだけでシートに描かれた素材の雰囲気を演出できる優れものです。
例えば、木の板に大理石のリメイクシートを貼れば、高級感溢れる大理石の板に大変身!もちろん中身は木なので、釘で打ち付けたりカットすることが可能です。
種類も豊富でレンガやアスファルト、そして様々な木目のリメイクシートもダイソーで販売されています。桐材で作った作品に違う木目のリメイクシートを貼って、雰囲気の違いを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
100均ダイソーの木材の注意点!
とても便利なダイソーの木材ですが、その安さゆえにもちろん注意しなければならない点もいくつかあります。
次にあげる注意点をきちんと把握することで、DIYをするときに意識することも変わってくるはずなので、よく読んでダイソーの木材を目いっぱい活用できるようにしておきましょう。
長さが不揃い
ホームセンターや材木店で木材を買うと、注文したサイズにぴったり加工して販売してくれますが、ダイソーの木材には少し長さにバラツキがあります。
㎜単位の不揃いはもちろん、中には数センチ大きさが違う!といった木材もあります。これは100均のクオリティと言わざるを得ないでしょう。
そのため、ダイソーで買った木材をDIYに活用する際には、サイズを自分で測ってから使用するようにしてください。
反りやゆがみがある
ダイソーはプロの材木店ではない上に、その価格から一部の木材には反りや歪みが発生しているものもあるようです。
しかし、どの木材でも反ってしまう性質は少なからず持っていますし、性能的にはやはり100均とは思えないクオリティなので、できる限り反りの少ないものを仕入れるように意識すれば問題なく使用できますよ。
かえって高くつくものも
100均だからと言って、どこよりも安いものが必ず手に入るとは限りません。
木材は確かに材木店で買うと、その質や加工精度の高さから高価なことは確かですが、全てが100円以上のものということではないんです。
大量仕入れによって1つ当たりの単価が安くなったり、まとめて買うと割安になったりすることもあるため、100円以内で手に入れられる木材はたくさんあります。
気軽にDIYを試せるので初心者の方が最初に手にするには適していますが、もし何度かDIYを経験して大量に木材が必要になったという時などは、材木店でまとめて買った方が安くつくかもしれません。
100均ダイソーで買える木材を使ったDIYアイデア
100均で木材を買えることはわかったけれど、実際にどのようなものが作れるのかわからないから手が出しづらい、そう考えている人も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは実際にダイソーで買える100円木材を使用したDIYアイデアをご紹介したいと思います。
定番の椅子や棚などはもちろん、こんなものまでDIYできるんだ…と思うようなアイテムもありますので、ぜひ一読してみて下さい。
①引き出し収納
大宮minahan用に什器作りました♪
— le*cocon (@tomotomo_325) November 12, 2017
セリアの板とダイソーの木箱を組み合わせ、チャリのカゴにも入るサイズにしました♡イベントにはチャリと電車とバス移動なのでサイズは重要(*ˊᵕˋ*)大きな什器は運べません(^-^;A#minahan #DIY #手作り #ハンドメイド pic.twitter.com/oPXlKpLxBH
ダイソーの木の板と既に箱型になっている木箱を用いれば、簡単に引き出し付きの収納グッズを作ることができます。
白くペイントすればナチュラル家具にもマッチする女性らしい収納になりますし、ダイソーのリメイクシートでレンガ調にしてみるのも面白いかもしれません。
棚の数も大きさも自由自在!自分好みの棚づくりにぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
②調味料ケース
日曜に作ったから、にちようだいく(謎)
— もむたんとかもにょみ (@momutantan) January 23, 2017
ダイソーのすのこで棚作ってみた。 pic.twitter.com/ERDSzfxPBP
ダイソーのすのこを使えば、こんなお洒落な調味料ケースが簡単に作成できますよ。
そのまま使用して棚の底板にしようすることもできますし、複数のすのこをクルーガンなどで接着させれば高さも思いのままです。
桐材は防湿性が高く、カビが生えにくいのでこうしたキッチン周りのものを作るのには最適と言えるでしょう。ぜひ、ダイソーのすのこをDIYに活用してみて下さい。
③スマホスタンド
私の自作のスマホスタンドです!ダイソーで300円で出来ました! pic.twitter.com/Cg4cjidZvH
— ばつナ ダブルワーカー (@O8LW2ugdLUtKQDv) June 9, 2020
なんと!ダイソーの木の板を使えばスマホスタンドだって作れちゃいます。プラスチックよりも温かみと素朴さが増すのでおススメですよ。
こちらの動画では機材を使って穴を開けていますが、ダイソーの錐を使えば手動でも穴を開けることができますので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
桐材のシンプルな見た目に飽きたらリメイクシートなどを使ってアレンジしてみるのも面白いかもしれません。
④椅子・テーブル
ダイソーのすのこでキャンプ用ミニテーブルを作ってみました。
— アソブラボ (@asobulab_) April 24, 2020
動画をYouTubeで公開しましたのでよろしければご覧ください。https://t.co/yDwRPcKF7a#すのこテーブル pic.twitter.com/hyVyHQmhm4
定番の椅子やテーブルの材料もダイソーに行けば全て揃えることができます。
桐の板や角材を使用すれば椅子が作れますし、アイアンなどを組み合わせれば現代的でおしゃれな椅子やテーブルを作成することが可能です。
⑤靴箱
ダイソーのすのこで靴箱作ってみた pic.twitter.com/NppWzJ2E7M
— はるまど (@panahiroppy) April 29, 2016
ダイソーのすのこを使えば玄関の靴箱まで作れてしまいます。
桐は防湿性に富んでいるため、雨で塗れた靴を置いても大丈夫。ニスを塗ればさらに耐久性が増す上に、水も弾くのでおススメです。こちらもダイソーで手に入るので、ぜひ探してみて下さい。
ダイソーの木材でDIYを極めよう
初心者から上級者まで使える100均の木材は、100円で買えるとは思えないほどハイクオリティであることがわかりました。
木の板や角材を使って一から作るのも達成感がありますが、すのこやカッティングボードを使えば、より簡単でおしゃれな家具や小物を作成することができます。
この記事をきっかけに、ぜひお手軽で楽しい100均DIYを試してみて下さいね。