実はしんどい！友達と距離を置く方法と離れることで得られるメリット

女同士の友情は小さいころから、とても密接で重要。お手洗いに行くのも一緒、ランチも一緒、どこへ行くのも一緒なんてことも普通です。

でもいくら仲が良くても友達に不満を持つことはあるし、月日が流れればお互い変わっていくもの。いつまでもずっと親友の二人でいられるとは限りません。

うまく行っている時だって、しばらく少し話したくないと思うこともあります。まして、お互い少しずつ変わってうまくいかなくなったりすれば、気がつくと一緒にいても苦痛すら感じることも。

そんな風に、実は友達と距離を置きたいと思っている人は実は結構いるんです。でもそんな時、一体どうやって距離を置いたらいいんでしょうか？できればお互い嫌な思いをしないで距離を置くことができればいいんだけど…。

友達と距離を置くことを考え始めた時どうすればいいのか。そんな悩みについて考えて行きたいとおもいます。

恋人と同じように、友達と距離を置くことを考えたことがあるというのは、決して酷いことではありません。むしろごく自然なことです。家族だってけんかしたり、うんざりすることはあります。まして他人の友達。その距離が近ければ近いほどなおさらです。

親しき仲にも礼儀ありということわざにもあるように、近しい関係だからこそ気をつかわなければいけない時はたくさんあります。それなのに、私たち友達だからとでしゃばったり、図々しいことを言ったりしたり。

またいつもルーズだったり、共感してくれないなど思いやりが足りなかったり、こちらが傷つくことを分かっていて、あえてマウンティングなどをしてくる人もいます。

そんな友達のことを、もしかしたら本当に友達と思っているのはこちらだけだったのかも、なんて思うのも無理もありません。そんな、ともすれば一方的とも言える「友達」なら、思い切って少し離れてみる必要があるのはないでしょうか？

友達と距離を置く方法としてまず一番初めにやりたいことは、電話はもちろん、LINEやメールなど連絡の頻度を減らすことです。今後会う回数を減らすためには、とにかく連絡の頻度を減らしましょう。

まずはなんとなくここの所忙しいと匂わせましょう。こうした方法はオーソドックスながらも、やんわりと距離を置くことができるし、距離を置きたいことをはっきり伝えなくて済むので、お互い直接的に嫌な思いをしにくいのでおすすめです。

連絡を減らすという方法は、自分が話したいことばかり一方的に連絡してくるタイプの友達には、特に効果的といえるでしょう。これが友達と距離を置く方法の1つ目です。

連絡の頻度が減ったなら、次は会う回数を減らすことが重要です。今までの頻度の2分の1、3分の1と減らしていけるとベストです。

また、徐々に二人きりで話す時間を減らす工夫も欲しいところです。例えば最初から、夕方から予定があるなど伝えておいたり、映画や舞台など見に行くなどするのもおすすめです。

映画の鑑賞中や観劇中は当然話せないし、二人の話題も、映画や舞台の話という無難なものを中心にすることができ、お互いについて話す時間を減らせます。

そしてもちろん、映画や舞台の時間まで、もしくはその後は仕事の集まりなどの予定が前もって入ってしまっていると事前に伝えるのも忘れずに。

とにかく会っていても会わなくても、いつも忙しそうでせわしなくてあまり話を聴いてくれない、という印象を強く付けましょう。

徐々に話す時間を減らすことは、上手に友達と距離を置くための2つ目のおすすめの方法です。

連絡の頻度や会う時間を減らす方法を使って段々と話す時間も減ってきたなら、今度はできるだけ共通の友人を交えて会うようにするのがいいでしょう。

一対一を避ければその友達の嫌な言動もかなり薄まるはずだし、あなたの気持ちを他の友達にも分かってもらえるので、今後仲間内に悪い噂を広げられるリスクをぐっと下げるというメリットもあります。

そもそも距離を置くことを考えざるを得なかった友達なら、話すことや会うことで不快な思いをさせられることが多いということです。できる限り、今までのような密接な関係を少しずつ改善できる方法を取りましょう。

友達と二人で会うのを控えるという方法は、友達と距離を置くために取りたい3つ目の行動です。少しずつ段階を踏む方法を使って、上手に距離を置きましょう。
 

友達とさらに距離を置くために、連絡や会う頻度を下げつつ、そろそろ「ここのところとても忙しい」ということをはっきりと直接伝えておきましょう。

少しずつ行動で察してもらう、はっきり言うという段階を踏むという方法を取ることで急激な変化がさけられるため、友達の強い不信感や怒りの感情に触れる可能性も少なくなるはずです。

その友達にされたこと次第では、スパッと切ってしまいたくなる衝動に駆られることもあるでしょうが、できるだけソフトに離れて行く方法を取った方が、後々あなたへのデメリットを大きく減らすことになるんです。

友達と距離を置くためにおすすめしたい4つ目の方法は、接触の頻度を下げながら、普段から何かと忙しいとはっきり伝えておくという方法です。

せっかく連絡の頻度を低くしても、自分の近況などをいろいろと教えてしまっては意味がありません。なぜならこちらのことについてどうなったか聞くための連絡が増える可能性が高まるし、自分のことを話してくれる人とは心理的に距離が縮まるからです。

連絡や合う頻度も下げながら、同時に自分のことを話すのは少しずつやめていくようにしましょう。何か聞かれても、「特にあまり変わりないから話すことがないなぁ」など、場を濁して過ごしましょう。

いくら話したがりの友達だったとしても当然話も盛り上がらなくなるし、次第にあなたと二人でいても楽しくない、いい関係の二人じゃないという意識ができ上がってくることでしょう。

自分のことをできるだけ話さないというのは、友達と距離を置くためにおすすめしたい5つ目の方法です。程よく距離を置く方法を取りながら、自分のことを話さずこちらの状況をあまり知らせないように心がけてください。
 

付き合いが辛くなった友達と距離を置くこととの最大のメリットのひとつが、自分の時間が持てるようになるということです。一緒にいても楽しくない、それどころかむしろ苦痛に感じる友達との時間は、ただの時間の浪費にほかなりません。

思い切って離れてしまえば、その分の何時間、何十時間と自分のために使えるようになります。もちろんストレスも減るので、精神的・身体的に開放され癒されるというだけでも大きなメリットです。

その手に入れた時間は、仕事などの疲れを十分に取る時間にしてもよし、自分磨きの時間に使うのもよし、とにかく有意義に使ってください。
 

一緒にいると辛い友達と距離を置くことで、意外な副産物が手に入ることがあります。それは逆に、離れたかった友達の良いところが見つかり見直すことができるということです。

別れた恋人同士や夫婦でもそうですが、一旦思い切って距離を置いてみたことで、互いの関係性を見直し、本当は相手の良かったところが見えていなかったし、実は得がたい大切な存在だったと気づくことは珍しくありません。

このまま友達ではなくなるということを考えて距離を置くとしても、相手の悪いところばかりでなく、良い所を発見するというメリットを得るためにも、一度距離を置いてみるのも良い方法のひとつです。

一緒に過ごしても辛い思いをする友達と一旦距離を置くことに成功すると、その友達と過ごすための時間をほかの友達のために使えるようになります。

一生の中で、その成長段階や環境において付き合う友達は変わってくるもので、特に女性はその特徴が顕著に出るもの。学校が変わるタイミングや、就職や結婚・妊娠などによって変わってくるのはごく自然のことです。

いっしょにいるのが苦痛な友達とは、思い切って一度距離を置くと、他の友達と今までよりももっと良い関係が築けるようになるという、そんな大きなメリットもあります。
 

離れたいと思う友達から思い切って距離を置くことで、気づかないうちにその友達に縛られていた価値観から開放されることができます。

これによって、本当の自分の望んでいるものは何なのか、本来自分の持っている価値観が何なのか見えてくることがあります。

女性同士の付き合いには、暗黙の了解、暗黙のルールが存在し大切にされています。実はこれに知らず知らずに縛られている女性はとても多いんです。

友達と距離を置くことで得られるメリットのひとつが、本当の自分の思いや価値観は何なのか見えてくるということです。一度友達と離れてみて、自分をじっくりと見つめなおしてみましょう。

友達と距離を置くことで得られる何よりのメリットのひとつは、新しい世界を手に入れられるということでしょう。

人生の残り時間は決まっているのに、だらだらと苦痛なことに時間を使うのはもったいないです。一緒にいても苦痛な時間になる友達なら、思い切って距離を置いてみましょう。一度距離を置くことで、さまざまな新しい世界が見えてきます。

リラックスしたり、勉強や資格取得を目指す、自分を美しくするため努力する、恋人や家族、他の友達と過ごすなど、人生にとって有意義なひとときや空間は数え切れないほどあります。

そうしたひとときは、あなたにもっと発展的な世界を与えてくれることでしょう。新しい世界はきっと、今まで知らなかった自分自身をも教えてくれるはず。

一緒にいて辛い友達と距離を置くことの最大のメリット、あなたの人生に新しい世界を手に入れるために、少し行動を起こしてみてはいかがでしょうか？
 

恋人同士でもそうですが、その二人にとって距離を置くのにちょうどいいタイミングや時間というものは存在します。

タイミングに関しては、あなたにとって苦痛がピークになった時こそがそのタイミングなので選ぶことは難しくなりますが、距離を置くのにちょうどいい時間は選ぶことができることでしょう。

二人の関係がどれくらい長いものなのか、そして深かったのか。また、同僚や同級生など毎日顔を合わさなくてはならない関係なのか、そうではないのか。それによってもかなり違ったものとなります。

そしてあなたがその友達と、今後一切関わりたくないとまで追い詰められているのか、また時間が経てばもしかしたらまた友達になれるかも、という希望を持っているのか、それによっても大きく変わってくるでしょう。

そのため距離を置くベストの期間には正解はありません。もし正解があるとすれば、それはあなたの本当の思いにあるはずです。
 

大人になれば互いに世界があり、日々忙しくしていればあっという間に半年一年と経つもの。ある程度長いかもと思うくらいの時間でもきちんと段階を踏んで行けば、それほど違和感なく過ごしていけるはずです。

今まで二人で会っていた感覚、会わないと違和感を抱く時間の感覚はあるとおもいますが、あまり気にせず過ごしましょう。どうしても気になるなら、ご機嫌伺いのメールやライン、季節の葉書を出すくらいはしてもいいでしょう。

ただ、相手に流されないように注意してください。一時の小さな感傷的な気分に流されてしまうと、ここまで段階を踏んで距離を置くことにせっかく成功したのに、すべてが無駄になってしまいます。

今までの方法を使って、少しずつでも確実に距離を置くことを実行して行きましょう。

さあ、さまざまな方法を使って友達と距離を置くことに成功しました。その後のあなたはどんな風になっているんでしょう？ぜひじっくりと想像をしてみてください。

今は一緒にいても辛いことの多い相手だけど、かつては楽しかったし忘れられない思い出もあるし…そういう思いは分かります。でもライフステージが変われば友達関係も変わって行くんです。

もちろん変わらずずっと長く付き合える友情もあるし、途中で終わってしまう友情、そして時間が経って再び始まる友情、実にいろんな形の友情があります。

人生は長いようで短いもの。合わなくなった友達に無理に合わせるなんてことに時間を取られていては、あっという間に大切な時間はなくなっていきます。

本当の自分の気持ちと向き合って、どうすることがこれからの自分にベストなのか、ぜひもう一度じっくり考えてみてください。これからのあなたの輝く人生は、すべてあなたの手にあるはずです。