ストライダーヘルメットのおすすめ6選!選び方や装着方法も紹介!
子供に大人気のストライダーですが、ストライダーに乗るにはヘルメットが必用不可欠です。ヘルメットの必要性や選び方、ハーフキャップとフルフェイスのヘルメットのおすすめをそれぞれを紹介した後、正しい装着方法やストライダーの正しい服装についてご紹介していきます。
目次
ストライダーヘルメットのおすすめが知りたい!
ストライダーは自転車のように二輪の車体にまたがり、地面を足で蹴って進むランバイクと言われる乗り物です。ストライダーには体感を鍛えてバランス感覚を養うことができるため、自転車に乗る前の導入として購入されることも多いです。
そんなストライダーにはペダルが装備されていないため、自転車ほどのスピードは出ません。しかし慣れてくれば時速15kmほども出ることもありますし、下り坂では時速20kmを超えることもあります。そしてブレーキも装備されていないので、ストライダーを止める際も自分の足で止めなければなりません。バランスを崩して転倒する恐れは自転車よりもある場合もあります。
そのため、万が一のために頭部を守るヘルメットが必用となりますが、どんなヘルメットが良いのか分かりませんよね。今回は、ストライダーヘルメットの選び方やおすすめについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ストライダーヘルメットが必要な理由は?
上記でストライダーの危険性についてご紹介しましたが、自転車事故による死亡原因で多いのは、頭部の損傷によるものだと言われています。そして、その事故はヘルメットさえ装備していれば1/4まで減少するとも言われています。それだけでもヘルメットの必要性や重要性は十分かと思いますが、そもそも道路交通法により、平成20年に13歳未満の子供に対するヘルメットの着用努力義務が制定されているのです。
格好悪いから・重たいから・蒸れるからと子供が嫌がることもあるかもしれませんが、あくまでも着用努力義務だからと言ってそんな理由で子供にヘルメットを着用させないのは非常に危険です。事故が起こってしまった際の子供へのリスクを最小限に抑えるためにも、保護者がしっかりとヘルメットを着用させるように意識をしなければなりません。
ストライダーヘルメットの選び方は?
ひとえにストライダーヘルメットと言っても様々な形や種類があり、それが自分の子供に合っているのかを決めるのは難しいと思います。ストライダーヘルメットについてご紹介する前に、まずは選び方についてチェックしていきましょう。
ヘルメットの種類で選ぶ
ストライダーヘルメットは、帽子のような形状のハーフキャップのヘルメットと、顎までしっかりと守ってくれるフルフェイスヘルメットの2種類に分けられます。それぞれには異なった特徴がありますので、まずはヘルメットの種類について絞り込んでいくと選びやすいです。
ハーフキャップタイプは通気性に優れていて、ストライダー初心者の子供でも取っつき易いヘルメットです。ただ、ハーフキャップでも安全性の高いものもあるため、ストライダー上級者でも使うことができます。そしてハーフキャップタイプの何よりの特徴は、様々なデザインがあることです。カラーも豊富なほか、キャラクターものまで販売されているので、子供が好きなデザインを見つけやすいです。
対してフルフェイスタイプのヘルメットは、ハーフキャップよりも安全性を高めたヘルメットになっていて、転んで顔を傷付けたり歯が折れることを防いでくれやすいです。そして軽くて丈夫なので、ストライダーの大会の上位に入るような人はフルフェイスタイプを愛用していることが多いようです。ただしハーフキャップに比べて種類が少ない上に、高価で通販でしか売っていないものも多いため、条件に合ったヘルメットを見つけるのは難しいかもしれません。
頭のサイズで選ぶ
当然と言えば当然なのですが、頭のサイズとヘルメットのサイズが合っていなければ、ヘルメットが安全のために効果を最大限に発揮することは難しくなります。つまり、頭のサイズに合ったヘルメットを選ばなければなりません。ただし後頭部にサイズを微調整できるものも多いため、シビアにならなくても大丈夫なこともあります。今後の頭のサイズの成長なども加味した上で選ぶと良いと思います。
気になる頭のサイズの測り方ですが、額と後頭部の一番出っ張っている部分と耳のすぐ上を通るラインに、メジャーや紐を回して測定します。頭の大きさは人それぞれなので、たとえば「3歳だからこのサイズ!」と言い切ることはできません。必ず子供の成長に合わせたヘルメットを選ぶようにしてみてください。
重さで選ぶ
ヘルメットが重いと、子供の意識はストライダーで走ることよりもヘルメットに気がいってしまいます。私たちが車の運転をする際に他の何かに意識がいってしまうのが危険なように、子供でも当然ながら同じことが言えるのです。子供の首はまだまだ未発達なので、大人が軽いと思っても実は子供は重く感じていることもあるかもしれません。
ストライダーヘルメットを選ぶ際は、子供と重さの確認をしながら選ぶことが大切です。ネット通販では実際にかぶることはできませんが、可能ならばお店で試着して重さの確認をすることをおすすめします。
安全性で選ぶ
ヘルメットの安全性を語る上で欠かせないのは、しっかりと衝撃を吸収してくれるか・ヘルメットを装着したときにズレないかという点になります。この2点を満たしていなければ、もしもの際に子供の頭部を守ることが難しくなります。
その他にも、ヘルメットは頭を守る大切な道具のため、国の安全性の基準を満たしていなければなりません。規格により規格の表記は異なりますが、以下のような規格の表記があれば安全基準は満たしていますので、これらの規格のヘルメットを選ぶようにしましょう。
ヘルメットの安全規格
- SG・PSE規格(日本)
- JIS規格(日本) ※1
- CPSC(アメリカ)
- CE(EU加盟国)
※1 SG・PSE規格よりJIS規格のほうが厳しい基準をクリアしています。
ストライダーヘルメットのおすすめ6選!
それでは、ストライダーヘルメットのおすすめについてご紹介していきます。ハーフキャップとフルフェイスでそれぞれ3種類ずつご紹介していきますので、気になるものがあれば詳細をチェックしてみてくださいね。
ハーフキャップタイプ
bern
アメリカの有名ブランドであるbernのヘルメットです。ストライダーといえばbernいうくらい定番のヘルメットですが、その理由はデザイン性だけでなく、機能性に優れているからです。通気性と弾力性を持ち合わせているため、汗っかきな子供の熱を放出しつつ、頭部をしっかりと守ってくれます。さらにインナーパッドを取り外して洗濯をすることができるので、清潔に使うことができるのも嬉しいポイントです。
bernのヘルメットには男の子向けの「NINO」と女の子向けの「NINA」に分かれますが、機能的に違いはなく、それぞれデザインが違うだけです。女の子向けヘルメットを男の子が使っても問題ありませんし、それどころか十分に可愛らしいと思います。性別が違うからと言って候補から外す前に、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
サイズはXS-S(48cm-51.5cm)と S-M(51.5cm-54.5cm)があり、重さは318gです。素材はZIP MOLDと呼ばれるbern独自の素材となっています。
Nutcase
ヘルメットに少し慣れてきた頃の子供におすすめの、おしゃれでポップなヘルメットです。機能性も優れていて、発泡ポリエチレン製のインナーシェルが強い衝撃から子供の頭部を保護してくれるほか、マグネット式のバックルなので子供が皮膚を挟む心配もありません。日差しを遮るバイザーやあごの部分のクッション、ベント(通気孔)は正面に2つ、トップに7つ、後ろに2つ備えられているので、かぶり心地も抜群なヘルメットです。
サイズはXXS(47cm)XS(48cm-52cm)S(52cm-56cm)など、ヘルメットによって様々な種類があります。簡単にサイズを調整できるダイヤルもついているため、多少サイズが大きくても大丈夫なようです。見た目とサイズと合わせて、素敵なヘルメットを見つけてみてくださいね。重さは385gで、素材はABS樹脂となっています。
ブリヂストン
自転車やタイヤでお馴染みのブリヂストンからもヘルメットが販売されています。画像でご紹介しているのは黄色い水玉柄のヘルメットですが、その他にも水色とピンクの水玉柄、黒を基調とした青とピンクのストライプ、シロクマが自転車に乗っている柄が2色の、全7種類があります。どれも可愛らしい柄なので、ひとつに決め切れないかもしれませんね。
ヘルメットを落としてしまっても目立った傷がつかないという口コミもあるため、耐久性も高いようです。他のハーフキャップのヘルメットよりも安めの価格設定ですが、日本の一流メーカーであるブリヂストンのヘルメットなので、同価格帯のヘルメットよりもしっかり作られているとの口コミもあります。初めてのヘルメットにもおすすめですよ。サイズは46cm〜52cmで、重さは約400gとちょっと重めです。素材はABS樹脂となっています。
フルフェイスタイプ
CRATONI
クラトーニのフルフェイスヘルメットは、レースに出場するストライダーキッズの大半が使用していると言っても過言ではない、定番中の定番のフルフェイスヘルメットです。
顎ガードとバイザーは取り外しが可能なので、レース以外にも普段使いでも使うことができます。虫よけもついているため、ストライダーに乗っている最中に目に虫が入ってしまう心配がないのも嬉しいポイントです。少々高価なのがデメリットではありますが、激しいレースで頭部をしっかりと守ってくれると考えれば、値段には代えられないものがあると思います。
サイズはS-M(53cm~56cm)M-L(54cm~58cm)の2サイズですが、横幅が狭い楕円形となっているので、サイズ選びに迷った場合は大きいサイズを買った方が良いかもしれません。重さはフルフェイスにしては軽めの320gとなっていることも定番と言われる理由かもしれませんね。
TETE
TETEのフルフェイスヘルメットは、ランバイクの競技に出場している子どもを持つママからのリクエストによって作られたヘルメットです。徳島双輪という日本の会社が作っているヘルメットなので、日本人の頭の形に合う設計で作られているためフィット感も良く、レースの場でもよく見かける人気モデルです。シンプルな白なのでアレンジのし甲斐もありそうですね。こちらもバイザーと顎ガードを外すことができるので、普段使いにもぴったりのヘルメットです。
サイズはS(46cm-51cm)M(52cmー57cm)で、重さはSが340gでMが390gです。素材にポリカーボネートというプラスチックの中でも最高の衝撃耐性を誇っている素材を使っているため、高い耐久性も特徴のひとつです。
BELL
ハーフキャップタイプでも人気なBELLですが、こちらのフルフェイスヘルメットが値段も安くて頑丈と、売り切れ続出の人気のヘルメットとなっています。頬部分にしっかりとしたパッドが入っているため、ヘルメットがズレにくくて安定感も抜群です。ベントも8か所空いているため、ムレやすいフルフェイスヘルメットでも通気性を確保しています。
オートバイ用ヘルメットのような見た目の単色でいたってシンプルなフルフェイスヘルメットかと思いきや、アレンジを楽しむためにステッカーが付属しているのもポイントです。
サイズは52㎝-56cmとちょっと大きめなので、本格的にストライダーのレースに参加するような子供におすすめです。重さはこれまでご紹介した中で最も重い566gですが、重い方が作りが頑丈という意見もあるので、一概に重いから悪いものと言い切ることはできません。素材はABS樹脂となっています。
ストライダーヘルメットの正しい装着方法は?
ヘルメットは正しい装着をしなければ、その効果を十分に発揮することはできません。フルフェイスタイプはかぶるだけなので、サイズ感が合っていればそれで問題はありませんが、ハーフキャップには正しい装着方法がありますのでご紹介していきます。
ハーフキャップのヘルメットをかぶる際のポイントは、おでこが隠れているか・ヘルメットが水平に保たれているか・あごひもに指が1本分入るか・頭にフィットしているかということになります。このポイントの全てを満たしていれば正しいかぶり方と言えますが、逆に1つでも満たしていないようであれば、正しい装着方法とは言えません。
子供がヘルメットを嫌がる場合はどうする?
前述したように、重いから・格好悪いから・蒸れるからという理由で子供がヘルメットを嫌がる場合があります。そんな場合でも子供にしっかりとヘルメットをかぶせるのが保護者の勤めでもあります。子供にヘルメットの重要性を説いても理解することは難しい場合が多いですので、子供がヘルメットを習慣化させることが重要です。
たとえば子供の好きなキャラクターシールをヘルメットに貼り付けたり、思い切ってヘルメットを子供と一緒にペイントしてみたりする方法がおすすめです。また、ヘルメットをかぶらないとストライダーをやらせないことをルールとして設けてしまうのもひとつの手段です。
【番外編】ストライダーに乗る時の服装もチェック!
ストライダーに安全に乗るにあたって、ヘルメット以外の服装にも気を付けるようにしましょう。これらの服装や装備をしておけば、子供の打ち身やすり傷などを極力抑えることができるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
ストライダーの安全な服装
- 七分丈以上の長袖
- 七分丈以上の長ズボン
- 肘・膝のプロテクター
- グローブ(普通の手袋でも可)
- シューズ(サンダル不可)
これらの服装をざっくりとまとめると、とにかく怪我をしない服装ということになります。楽しいはずのストライダーで怪我をしてしまって、ストライダーが嫌いになってしまうかもしれません。十分に楽しむためにも、服装についてもしっかりと準備をしておきましょう。
ストライダーヘルメットを正しく着用して遊ぼう!
ストライダーヘルメットのあれこれについてご紹介してきました。冒頭からお伝えしていますが、ストライダーに乗るときは、安全のためにもヘルメットを着用することが必要です。そしてストライダーから自転車に移行した時も、ヘルメットをかぶる習慣をつけることにも繋がります。
ストライダーは楽しい乗り物ですが、危険と隣り合わせということも保護者がしっかりと覚えておかなければなりません。ぜひ気に入りのヘルメットをみつけて、ストライダーで楽しく遊びましょう。