夏休みの宿題はさっさと終わらせよう!上手な計画&やり方を紹介!
夏休みの宿題は読書感想文・ドリル・自由研究に工作と山積みです。楽しい夏休みは宿題を早めに終わらせることで待っています。今回は、夏休みの宿題を早めに終わらせる上手な計画の立て方、宿題のやり方のポイントをご紹介します。終わらない夏休みの宿題を片付けましょうね。
目次
夏休みの宿題は早めに終わらせよう!
長い夏休みを充実させるためにも、夏休みの宿題は早めに終わらせてしまいましょう。夏休みの宿題の量は、ドリルや読書感想文、工作と山のように感じます。ここでは、ドリルや読書感想文、工作の山をコンパクトにまとめる夏休みの計画の立て方からご紹介していきます。
夏休みの宿題を終わらせる計画&やり方【夏休み前】
夏休みの宿題の計画の立て方は、分けるがポイントです。夏休みの宿題は2つのタイプに分けられます。1つ目は毎日型、2つ目は短期型です。毎日型の宿題は自由研究や日記、短期型の宿題はドリルや読書感想文です。では、短期型の宿題の計画の立て方を見てみましょう。
ドリルに取りかかろう
まずは、夏休みの宿題の短期型からドリルの計画の立て方を見ていきましょう。多くのドリルやプリントの宿題は夏休み前に宿題の範囲が伝えられます。学年により夏休みの宿題の量は異なりますがドリルは夏休み前もしくは夏休みが始まって2週間目までには終わらせるといいでしょう。
読書感想文の本を選ぼう
宿題の計画の立て方、続いては読書感想文です。読書感想文は苦手なお子さんが多い宿題ですよね。読書感想文は、学年が上がるほどに読書する本の文量が増えます。読書感想文も計画の立て方として、早めの時期に設定がポイントです。夏休み前に読む本を決めておくといいですよ。
夏休みの宿題を終わらせるやり方&計画【7月中】
夏休みの宿題を早く終わらせる方法・コツをご紹介します。夏休みの宿題の定番、ドリル・読書感想文・作文や日記・自由研究の4つに絞って、書き方・取り組む方法も合わせてご紹介します。筆者は、塾講師の経験もあるので、読書感想文の苦手意識を持つママやパパに必見の方法も伝授しちゃいます。
ドリルを終わらせよう
夏休み前からドリルの宿題に取り組んでいるけれど、終わらないというお子さんもいますよね。夏休みの宿題が終わらないお子さんのための、早く終わらせる方法をご紹介します。夏休みの宿題の計画の立て方でも分けましたよね。実はドリルの宿題も得意と苦手に分けるといいのです。
得意と苦手を分けて考える
ドリルの宿題を始める前に、用意するものがあります。それは、紙とノートとドリル、付箋そしてノリです。まず、ドリルを開いたら目次をチェックします。夏休みに取り組む範囲を確認したら、紙を準備します。紙の一番上には例えば「夏休みの算数ドリル」と書きます。
書いたら、紙の真ん中に縦線を引きます。引き終わったら、目次から左側には得意な項目、右側には苦手な項目を書きます。レ点でチェックできるようなボックスを書いてもいいでしょう。自分で計画用紙を立てることで、宿題を早く終わらせる気持ちが生まれますよ。
チェックリストの活用もよし
付箋で期間を見える化しよう
次に、登場するのは付箋とドリルです。得意と苦手を記入した計画用紙を参考に計画の立て方を見てみますよ。やり方の例です。1~5までの宿題範囲のうち3と5は苦手なので7月30日にやる、1・2・5は7月25日にやると分けて同じ色の付箋に期間を書いておきます。
付箋の色と日付をチェックしながら、得意と苦手を記入した計画用紙に1番は7月25日、4番は30日と記入をします。記入が終わったら、ノートの表紙または表紙の裏に貼っておきましょう。
タイムロスも付箋がフォロー
ドリルはいきなり始めてしまうと、終わらせることができたページと終わらなかったページを開いてみないと確認ができず、やり方としては時間のロスです。ドリル用の計画用紙は見ながらの確認ができるので、ドリルの付箋をたどって取り組みたいページをすぐに見つけることができますよ。
読書感想文を終わらせよう
苦手なお子さんが多い読書感想文を早く終わらせる方法と書き方のコツをご紹介します。夏休みの読書感想文は、夏休みの友に紹介してある本・指定・推薦図書と自由図書の主に2つに分けられます。読書が苦手なお子さんは、指定・推薦図書を読むと、本を選ぶ時間を短縮できます。
タイトルとあらすじのチェックから読み始めよう
夏休みの読書感想文に書くための本が決まったら、読書の始まりです。読書感想文を攻略する方法は、始めにタイトルとあらすじをチェックすることです。読書が好きなお子さんは、タイトルからのイメージをメモしておきます。苦手な子もタイトルを確認したら、次はあらすじです。
読書の苦手なお子さんにタイトルからイメージを膨らまさせようとすると、イメージに時間がかかります。ですので、タイトルにサッと目を通したらあらすじを読み、読書する本のイメージをメモするようにしましょう。イメージは読書感想文を書く手がかりになりますよ。
リズム読みで楽しく読書課題をこなそう
学校の国語の時間は、様々な音読の種類で45分や50分の時間にメリハリを持たせます。塾講師経験の筆者は、国語の苦手な生徒にはリズム読みを行うように指導していました。筆者考案のリズム読みは、足踏みのリズムに合わせながら読むというものです。
同じリズム、速く、遅くと変化を付け、座って本を読むというイメージを壊し、なおかつ1回は読み切るという習慣を付けます。本が苦手な一番の原因は、最後まで読み切れないことです。読書をだらだらと読んでしまうことが原因で、退屈・つまらない読書というイメージが生まれます。
楽しい経験が早く終わらせる
子どもも大人も楽しいを多く経験すると、早く取り組みたいという気持ちが高まります。パパやママに読書をした感想や本は章立てがされているので、気になった1文・文章を発見し発表するといった家族イベント・夕飯時のおしゃべりタイムを設けると読書感想文に書くネタを家族みんなで作っていくことができますよ。
作文・日記を終わらせよう
夏休みの宿題の短期型、毎日型のどちらもある作文や日記の計画の立て方をご紹介します。作文や日記は、夏休みの思い出の印象に残った内容を書く場合と、毎日書く場合の2種類どちらかのパターンです。パターン別に書き方と早く終わらせるコツをご紹介します。
印象に残った夏休みの出来事を書く場合
印象に残った出来事を書く場合の計画の立て方は、いつ・どこに行くかを親子で決めておくことです。あらかじめ、いつ・どこへ行くのかの計画を立てておけば、観光地の場合は場所を調べておけますし、おばあちゃんの家で何をしようかの楽しみも考えておくことができます。
毎日の印象を作文や日記に書く場合
毎日の作文や日記も計画の立て方で、夏休みに崩れがちな生活リズムを正すことができます。やり方の例です。朝、起きてご飯を食べ終わったら作文帳や日記帳を開きます。開いたら、縦書きの作文帳は右のページから、横書きの日記帳には左のページから、今日1日の目標を立てます。
学校の朝の時間は「1日の目標・めあて」を考えます。そこで、作文や日記の計画の立て方にも取り入れてみっましょう。毎日決めるのが大変な場合は、1週間と長く時間の設定でも構いません。立てた目標は、塾の隙間時間やお昼を食べた後に見返せすようにしましょう。
そうして、夕飯前に作文を終わらすことができれば毎日の宿題でもすでに習慣化してしまっているので難なく終わらせることができます。毎日の夏休みの宿題は習慣を意識させる最適の期間です。作文や日記を通して、習慣づけられると宿題を早く終わらせることができますよ。
(旅のしおり記事には、作文を書くための要素「5W1H」のポイントが書かれています。作文や日記を書く参考や、夏休みの工作として立派なしおりを作るのもおすすめです!)
自由研究のテーマを考えておこう
夏休みの宿題の短期・毎日型の定番は、自由研究ですね。筆者の学校の先輩は小学校時代に同じテーマでシリーズ化するように自由研究を行っていました。当時は、模造紙での手書きが主流、会場となった体育館の壁が先輩の研究成果で半分は埋まった記憶があります。
夏休みの自由研究を早く終わらせるコツは、自由研究のテーマを早めに決めることです。自由研究が苦手なお子さんは、身の回りの不思議かママを助けるテーマにするといいでしょう。例えば、パパのYシャツ汚れをキレイに落とす方法、こういった自由研究のテーマだったらママもキレイにするやり方や方法を知りたくなりますよね。
子どもは、ママやパパのお手伝いができることが恥ずかしながらもしたいことです。ママを手助けする身近なテーマを自由研究にすることで、「ママにやり方・方法を教えてあげなくちゃ」と早めに終わらせる気持ちを高めることができますよ。
夏休みの宿題を終わらせる計画&やり方【8月中】
8月中も早めの段階で夏休みの宿題は終わらせたいですよね。いまのところ、自由研究以外の宿題が終わっているという計画ですがどうでしょうか。ここでは、テーマを決めた自由研究計画や書き方の方法ややり方をご紹介します。
地域によっては夏休みが8月からの小学校もありますよね。その場合は、7月に立てた計画を2週間ほどずらして読んでいただくと、8月の計画にもあてはまるので参考にしてみてください。
自由研究を終わらせよう
夏休みも8月に入ったら、長い時間のかかる自由研究に取り組み始めましょう。決めたテーマによって、1日で終わる、1週間かかる、1ヶ月がかりで結果が夏休み後に出る場合があります。かかる長さによっては、早めに取り組むのがいいでしょう。
また、自由研究に取り組んだけれど結果が出せずにやり直しをした方がいいと悩むこともあるでしょう。しかし、結果が出なかったことも立派な結果です。求めていた結果が出なかった原因をまとめるのも立派な自由研究です。
さらに嬉しいのは、来年の自由研究を考える手間が省けましたね。取り組んだ自由研究は、結果を出せた出せなかった、どちらも大事なことが学べるので、計画を立ててこなしてしまいましょう。自由な研究なので、危険を伴う手順は気をつけて行い、基本的には楽しんで取り組めるといいですね。
研究は料理と一緒で手順第一!
自由研究の書き方が苦手なお子さんは、テーマ決めの後の書き方で悩みます。しかし、研究は料理のように完成するイメージ(研究の予想)・材料・作り方の手順・出来上がり(結果)の段階を踏めば難しくはありません。短時間で終わらせることのできる自由研究も、毎日かかりそうな自由研究も、苦手な場合は料理のようにレシピのあるものを参考にしましょう。
合わせて読みたい記事から自由研究の書き方レクチャー
ママに嬉しい手作りの甘酒や石けんができるまでの方法や過程を自由研究に、まとめるのもおすすめです!自由研究の書き方に困った場合は、身近な料理から自由研究の材料をみつけてもいいですね。
宿題が全部終わったら後は思い切り遊ぶだけ!
夏休みの宿題は計画を立てる前はドリル・読書感想文・作文や日記・自由研究が山のように見えていましたね。山はキレイに分けて、整理をする・計画を立てることで、量の具体的な数と夏休みのどの時期に取り組むかが見えてきました。夏休みの計画を立てて実行すれば、長い夏休みの半分は思いっきり遊んで過ごせますね。
夏休みの宿題の上手な計画の立て方&上手なやり方
上手な計画の立て方で長い夏休みを楽しく過ごしたいですよね。ここでは、夏の計画は「パパ・ママ作戦室」で考える・クールに余裕のある計画・できない夏バテ要素は最後・家庭外のプロの手も借りたいの4本立てでご紹介します。
計画は親子で考えよう
夏休みの計画はパパやママを巻き込んで「パパ・ママ作戦室」で一緒に考えましょう。約1ヶ月の長い夏休みです。計画は大まかに、特にやりたい優先順位の高い事柄が行えるように、パパとママがフォローしてあげるといいでしょう。
お子さんが立てた計画によっては、「この計画は無理があるんじゃない?」と修正案を、パパとママがお子さんに示してあげるのもいいですね。
休憩日を作るのも大切
30日間、毎日宿題や勉強をするのは受験生でも苦しいですよね。夏休みの計画の立て方のポイントは、暑苦しい夏ではなくいかに涼し気な風を通すかです。朝から晩までびっちりの予定は暑苦しいですね。休憩をはさめるクールな計画を立てられるようにパパやママも相談に乗ってあげてくださいね。
できない問題は最後にまとめて考える
ドリルやプリントに取り組んでいる際に、厄介なのができない問題です。暑苦しい夏に、苦手な問題を考えるなんて考えただけでも夏バテになりそうです。ドリルの計画の立て方では、計画用紙を作成しましたね。参考に使ってみるのも手ですし、取り組む前に終わらなかった・できなかった用のノートを用意して夏休みの終わりの2週間前までには終われるといいですね。
塾や家庭教師を利用するのも
夏休み期間は塾や家庭教師を利用して、計画の立て方のポイントを教えてもらうのもいいですよ。やはり、塾や家庭教師の先生は押さえるポイントがわかっているプロです。計画を立てることが苦手なお子さんは、塾や家庭教師の先生と一緒に、計画を立ててみるのもおすすめですよ。
終わらない夏休みの宿題!パパ・ママはどう見守ればいいの?
長い夏休みは、計画を上手に立てられないと「終わらないで、夏休み」の嘆きで終わらせることになってしまいます。お子さんには長い休みでも、パパ・ママにとっては、夏休みも日常なので大変ですよね。それでも、お子さんが「宿題が終わらない」を回避するにはパパ・ママの存在はマストです。ここでは、終わらない夏休みの宿題を回避するパパやママの役割とサポートの方法の2つをご紹介します。
夏休みの宿題におけるパパ・ママの役目は
夏休みの宿題が終わらないを防ぐママ・パパの役目は、常にサポーターであることです。スポーツ選手に応援するサポーターがいるように、お子さんにはパパ・ママがサポーターです。夏休みの工作にお子さんが悩んでいたら、一緒に作れる工作で親子の絆を深めてもいいでしょう。
自由研究の調べ物を一緒に検索してみるとパソコンやタブレットを早いうちに使いこなせるようになります。もちろん、涼しい図書館での調べ物もいいですね。家庭でしか味わえない30日前後の長い夏休みです。ファミリーチームの期待の星が、パパ・ママのサポートで「宿題終わらない」から「やった。終わったよ」と笑みを浮かべてくれたら嬉しいですね。
ママによる作文サポート例
ママによる夏休みチェックリスト
絆深まる人気工作「スノードーム」
夏休みの工作は種類が多く、選ぶ楽しみがありますよね。合わせてチェックしてほしい記事から、お子さんと作る夏休みの人気工作、スノードームを作ってみましょう。夏に見る雪には、暑い夏を一時でも忘れさせる効果がありますよね。工作の際は必死で汗がたらがたですが、パパやママと工作をした時間はかけがえのない思い出になりますよ。
夏休みの宿題でパパ・ママがサポートするには
夏休みの宿題が終わらないと1週間前に泣きべそをかいた経験ってありますよね。夏休みの宿題は、毎日を過ごすパパやママの力を合わせることでスムーズに終わらせることができます。ここでは、夏休みの宿題が終わらないを回避するパパ・ママのサポートポイントをご紹介します。
会話で終わらないを防ぐ
「宿題は終わったの?」「まだ」のやり取りは定番です。けれど、パパやママも経験がある通りに終わっているかの声かけが耳につく場合もあります。例えば、宿題30個に対して、息子は今日の課題分5個終えていたとします。息子としては、今日の課題は終わっているので満足ですよね。
けれど、ママやパパに「宿題は終わったの?」と聞かれると、宿題全体の1/6しか終わっていない、つまり全く終わっていないと叱られるような気持ちになります。声をかける時は、「今日はどのくらい終わらせることができたのか」、見通しとして「あとどのくらい宿題はあるのか」、「明日はどれくらいする予定なのか」と聞いてあげると、会話が目標に変わるので夏休みの宿題が終わらないを回避することができますよ。
夏休みを楽しむためにも宿題は早めに終わらせよう!
夏休みの宿題は、読書感想文から工作まで山積みで大変です。けれど、大変は大きく変わる成長の時とも言えます。長い夏休みを楽しむためにも、計画を上手に立てて、遊びも学びも自分の力になる夏を過ごせるといいですね。