手作り石鹸の作り方!簡単にオリジナルの石鹸を作ってみよう!

簡単な作り方で嬉しいオリジナルの手作り石鹸の情報を紹介しています。重曹や廃油といった身近な材料でできる手作り石鹸の作り方や、デリケートな赤ちゃんや敏感肌の大人の方にも使用できる、注目の手作り石鹸をご自宅で楽しく作ってみませんか。

手作り石鹸の作り方!簡単にオリジナルの石鹸を作ってみよう!のイメージ

目次

  1. 1手作り石鹸は便利で安心
  2. 2手作り石鹸の種類
  3. 3オリーブオイルを使った石鹸の作り方
  4. 4重曹を使った石鹸の作り方
  5. 5廃油を使った石鹸の作り方
  6. 6人気のマルセイユ石鹸の作り方
  7. 7香りを楽しむアロマ石鹸の作り方
  8. 8簡単手作り石鹸のキットもチェック!
  9. 9好みの材料で手作り石鹸を作ってみよう

手作り石鹸は便利で安心

石鹸は日常で使う頻度の高い日用品です。食器洗い・靴下等の洗濯・ボディーソープまで、あらゆる場面で石鹸は大活躍しています。毎日使う石鹸は肌に密着する時間が多いので、安心が一番、さらに便利であれば言うことなしですよね。そんな願いを叶えてくれるのが手作り石鹸なのです。

赤ちゃんの肌にも使いやすい

赤ちゃんの肌は、とてもデリケートです。ベビー用品として、赤ちゃん用の石鹸も販売されているほど。赤ちゃんと大人では肌質が違うので無理もありませんよね。実は、手作り石鹸は赤ちゃんの肌にも大人の肌にも安心して使えるというのをご存知でしょうか。

手作りの石鹸は材料に、市販の石鹸に含まれる「腐る・傷む」を防ぐ「防腐剤」など肌への刺激になる物質は含みませんなので、手作り石鹸は刺激に弱い赤ちゃんの肌にも大人、特にアレルギーやアトピー体質の方にも、安心して使っていただける石鹸として魅力的なのです。

全身に使える

手作り石鹸に使用する「オイル」はオリーブオイルやココナッツオイルなどの天然素材ばかりです。例えば、ココナッツオイルは組み合わせにもよりますが手作り石鹸の泡立ちをよくするには最適のオイルです。優しい泡で体だけではなく、顔も洗うことができるのも手作り石鹸の魅力です。

市販より安く作れる

市販の、特に天然素材の石鹸は、成分や石鹸自体の製法へのこだわりのために家計をやりくりするママ達にはちょっと値の張る石鹸が多いですよね。その点、手作り石鹸は素材や製法も「簡単に手に入り」、「簡単な作り方でできる」ので、肌にも家計にも優しいのです。

プレゼントにも活用できる

赤ちゃんの肌にも使える手作り石鹸を「出産祝い」に「入園・入学祝い」なら、遊び盛りの服や靴下、上履きなどの汚れも落ちるのでプレゼントには最適です。また、手作り石鹸はアロマオイルなどお好みの香りを組み合わせられるので、お友達や奥さんの誕生日に贈ることもできます。

手作り石鹸の種類

手作り石鹸の種類は様々ありますが、大きく分けると3種類あります。

  1. オリーブオイルを100%使用して作る「キャスティール石鹸」
  2. オリーブオイルやココナッツオイルなどのオイルを組み合わせて作る「マルセイユ石鹸」
  3. 苛性ソーダや重曹、廃油などを使ったその他の石鹸

手作り石鹸の材料は?

手作り石鹸の基本となる材料は、「油」と「苛性ソーダ」と「精製水」です。苛性ソーダは、命に危険を及ぼす恐れのある医薬外品として劇物の扱いになっています。苛性ソーダを購入する際は、薬局などで名前・住所・使用の用途などの記入判子と身分証明書が必要の場合があります。

苛性ソーダを使わない作り方が人気

「苛性ソーダ」は劇物なので、手作り石鹸を作る際にはゴム手袋やゴーグル等をして肌に触れる等の無いように注意を払う必要があります。それでも、なお「苛性ソーダ」の使用は心配という方も安心してください。「苛性ソーダ」を使用しないで作る、手作り石鹸の作り方もあるのです。

作り方は簡単なの?

そもそも手作り石鹸の作り方って簡単なのかな?と疑問を持たれる方も多いはずです。実は、著者も小学生の時に手作り石鹸作りに挑戦したことがあります。当時は子供でしたので、大人の監視の目は必要でしたが、子供でも大人の支えがあれば手作り石鹸は簡単にできてしまうのです。

オリーブオイルを使った石鹸の作り方

オリーブオイルを100%使ったキャスティール石鹸の作り方をご紹介します。キャスティール石鹸を固める前の姿は、生キャラメルのようなとろみを持っています。お子さんと作る際は、石鹸の変化の観察や、「苛性ソーダ」を使用していますのでぐれぐれも注意してあげてくださいね

材料

  • オリーブオイル 370g(エクストラバージンオイルや肌の弱い方は、ピュアオリーブオイルをご使用ください。)
  • 苛性ソーダ    45g
  • 精製水     111g

基本の作り方

1.紙コップに苛性ソーダを入れて量ります。耐熱性のプラスチック容器などに精製水を入れて量ります。
2.風通しの良いところ(夏場はクーラーや扇風機の下なども)で精製水に苛性ソーダを入れて溶かします。苛性ソーダに精製水を加えたので、苛性ソーダ水ができました。

注意!温度が上がるので、紙コップに直に触れないでください。ガスが発生するので必ずマスクを着用しましょう。

3.温度計を使用し、苛性ソーダ水を50℃まで冷やします
4.ステンレスのボールにオリーブオイルを加え、湯煎にかけ、40℃まで温めます。

5.オリーブオイルが40℃に温まったら、45℃くらいに冷ました苛性ソーダ水を一気に入れ、泡だて器でかき混ぜます。注意!空気が入らないように、泡だて器の先をボールの底につけた状態で混ぜましょう。

6.ブレンダーがご家庭にある場合は、ブレンダーを使って混ぜると早くトレースが出きます。

トレースができる状態とは、混ぜたあとで石鹸生地を垂らしてみたときに垂らした線がしばらく残っている様子を言います。

トレースができたら、牛乳パックに流し込みます。作っている時期が夏場の場合は、そのままの状態で2,3日置いておきましょう

冬場の場合は、保温ができるような発砲スチロールの箱に石鹸液を入れた牛乳パックと、50℃くらいに温めたお湯をペットボトルに入れて、牛乳パックとペットボトルをやや離して入れておき2,3日置きます。

石鹸がしっかりと固まっているようであれば、牛乳パックから取り出します。使用したいサイズにカットし、石鹸に風が当たるように並べたら1ヵ月乾燥して出来上がりです。

         

重曹を使った石鹸の作り方

とっても簡単材料も適当が嬉しい重曹を使った手作りの粉石鹸の作り方をご紹介します。お好みで使用する塩に色がついているものや、アロマオイルを加えてアレンジすることもできますよ。

材料

重曹・固形石鹸・塩はすべて適量です。道具はおろし金・石鹸を入れる容器です。

基本の作り方

1.おろし金で固形石鹸を細かくおろしていきます。
2.重曹、塩を加えます。
3.容器に入れたら出来上がりです。

廃油を使った石鹸の作り方

唐揚げや天ぷらなどの揚げ物に使用した廃油を使って作る手作り石鹸の作り方を紹介します。頑固な油汚れや、落ちにくい上履き汚れも簡単にキレイになってしまいますよ。

廃油の匂いが気になる場合は、お好みでアロマオイルを加えてアレンジができますよ。

材料

廃油         600CC
水          200CC
苛性ソーダ      80ℊ

基本の作り方

1.ペットボトルに水、苛性ソーダの順に入れます。苛性ソーダはよく溶かしましょう。

注意!苛性ソーダは温度が上がるので気をつけましょう。人肌に冷めたら、廃油を入れます。

2.ペットボトルの口をしっかりと閉め、20分から30分ほど思い切り振ります。この時、液体がこぼれる心配もあるので、ペットボトルのうえからビニール袋等をかけるのもいいでしょう。

3.ペットボトル内の液体がとろっとして、白っぽく変化したら、牛乳パックに移します。固まるまで、2,3日置いておきましょう。

4.固まったものは、カットし1ヵ月乾燥させます。

人気のマルセイユ石鹸の作り方

マルセイユ石鹸は、オリーブオイルやココナッツオイルなどのオイル自分の好みで組み合わせて作ることができるので、とっても人気の手作り石鹸なのです。

材料

苛性ソーダ      83ℊ 
精製水       250ℊ

オリーブオイル   458ℊ
パームなどの植物油  64ℊ
ココナッツオイル  112ℊ

(オイルはお好みでアボカドオイルなどでもよい)

基本の作り方

1.ボウルに「苛性ソーダ・精製水」と鍋に全てのオイルを分けて入れます。
2.苛性ソーダ水は温度が50度くらいに冷めるまで、オイルの鍋は湯せんにかけ、同じく50度くらいまでこちらは温度を上げます。
3.それぞれの温度が同じになったら、苛性ソーダ水をオイルの鍋にゆっくり加えます

4.ブレンダー等で、白っぽくなるまで混ぜます。
5.トレースが出来たら、牛乳パック等に流し入れます。2,3日は置いておきましょう
6.乾いたら、カットし、1ヵ月乾燥させて出来上がりです。

香りを楽しむアロマ石鹸の作り方

香りで癒されたい方におすすめのアロマ石鹸の作り方をご紹介します。ラベンダーのアロマな香りには鎮静作用が、カモミールやマンダリンのアロマな香りはデリケートなお子さんや敏感肌の方にも安心して使えますよ。

材料

固形石鹸・アロマオイル・植物油・ミルクの乾燥粉末など、量は全て適量です。

基本の作り方

固形石鹸はおろし金であらかじめ、おろしておくと便利です。
1.お好みのアロマオイル、植物油を混ぜます。
2.おろした固形石鹸を加えます。
3.トレースが出来たら、容器に入れます。
4.1ヵ月乾燥させたら出来上がりです。
キャスティール石鹸などと作り方はほとんど変わらないのです

オリーブオイル使用のキャスティール石鹸も、廃油、アロマオイルで作る石鹸も実はほとんど作り方は同じです。なので、重曹石鹸を除くどれか1つ手作り石鹸を作れるようになれば、あとはお好みのアロマオイルを組み合わせるなどして、簡単に手作り石鹸を楽しむことができるのです。

また、重曹や廃油は身近にある材料なので、あえて手作り石鹸を作るためだけに購入や用意する必要がありませんよね。重曹は、キッチンや洗濯槽のお掃除に使えますし、玄関や靴の匂い消しにも便利です。 

廃油は揚げ物をすれば、費用は全くかかりません。重曹や廃油を使って、お子さんと手作り石鹸に挑戦すれば、身近なもので役立つものが作れることを学ばせてあげるきっかけにもなりそうですね。

簡単手作り石鹸のキットもチェック!

レンジで簡単手作り石鹸キット

火を使わないで、電子レンジで作る手作り石鹸キットです。キットの中には、石鹸に色を付けられる着色剤やかわいい型もついています。親子で作って、お友達の誕生日の贈り物やバレンタインのチョコレートの代わりにプレゼントをしても喜ばれそうですね。

アロマが香る簡単手作り石鹸キット

ラベンダーオイルと2種類(ネトルとターメリック)のハーブが入った、アロマな香りを楽しめる手作り石鹸キットです。電子レンジで溶かして作れるので、小学校高学年や中学生の女の子たちもお母さんと楽しく作れますよ。

混ぜて楽しい簡単手作り石鹸キット

小学生の長期休みにおすすめの「ねば塾 まぜたら石鹸」です。小学生におすすめの理由は、火を使わない・苛性ソーダも要らない、ただひたすらに混ぜたら石鹸ができるという点です。価格もワンコインでお釣りがきてしまうので、低価格で安心の手作り石鹸キットです。

好みの材料で手作り石鹸を作ってみよう

手作り石鹸は、安心の天然素材なので肌にも家計にも優しい石鹸です。香りを楽しめるアロマ石鹸や、ドライフラワーを散らせば見た目も華やかな石鹸に仕上がりますよ。

手作り石鹸を作る際は、苛性ソーダの取り扱いに気をつけること、仕様の際は防腐剤を使用していない石鹸なので早めに使用することを忘れないでくださいね。

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この記事のライター
osaykart

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