押し花の作り方は?好きな花を綺麗に保存!押し花を使った小物も!

きれいな花を見ると「ずっとそのままならいいのに」と考えることはありませんか?押し花にすれば、そんな願いも叶います。ですが、作り方を間違えると色が変わったり、崩れてしまったりします。そこで今回は、きれいな仕上がりになる押し花の作り方をご紹介します。

押し花の作り方は?好きな花を綺麗に保存!押し花を使った小物も!のイメージ

目次

  1. 1きれいな花を押し花にして残そう!
  2. 2押し花にする花はどんなものがいい?
  3. 3押し花ってどうやって作るの?
  4. 4押し花でお気に入りの小物を作ろう!
  5. 5押し花をきれいなまま保存するには?
  6. 6季節の花で子供と一緒に押し花作りを楽しもう!

きれいな花を押し花にして残そう!

散歩や庭先で可愛い花を見つけたり、きれいな花をプレゼントしてもらったりしたとき「ずっとこのままとっておけたらいいのに」と考えたことはありませんか?そんな時、ドライフラワーにする方法もありますが、押し花にするのはいかがでしょうか?

押し花を使ったスマホケースやネイルアートやアクセサリーだけでなく、しおりや押し花アートの教室も人気です。そこで、押し花の作り方や、押し花を使った小物をご紹介します。一緒に好きな花を選んで押し花を作ってみましょう!

押し花にする花はどんなものがいい?

押し花は、作りやすい花と作りにくい花があります。せっかく挑戦しても、うまくできなければガッカリしますので、まずは、押し花に向いている花を知るところから始めてみましょう。

押し花に向いている花の条件

押し花をきれいに仕上げるには、花の水分をいかに早く抜くかが一番のポイントです。小さな花、例えば散歩の途中で出会えるような小さな野の草花などは、花瓶に入れてもすぐに枯れてしまいますが、実は押し花には最適な花と言えます。

すぐに枯れてしまう=水分保持力が弱いといえるため、小さな花は押し花にピッタリといえます。同じ理由で、花びらの薄い花も押し花に向いています。さらに、葉を裏側から見た時、葉脈が網状になっている網静脈の花も押し花に向いているといわれています。

このタイプの花は、葉の裏側に気孔がたくさんあるおかげで水分が蒸発しやすく、乾燥が早いのがその理由です。花びらが重なり過ぎていない花、雨などに濡れていない花、たんぽぽや菊などのように花芯の厚くない花も押し花に向いているといえます。

押し花に向いている花

初めて押し花を作るのなら、ビオラやパンジーなどスミレの仲間や、カスミソウ、ナデシコ、芝桜(シバザクラ)、サクラの他、ハーブ類もおすすめです。花屋で販売されている花も、メインになる花ではなく、小花なら押し花に向いているといえるでしょう。

ですが、バラやカーネーションなど、プレゼントでもらうことの多い花を押し花にしたいと考えることもあります。そんなときは、花びら1枚ずつに分解し、大きさごとに乾燥させ、台紙に元の形に戻すように組み立てながら貼り合わせていきます。少し手間はかかりますが、仕上がりはとても素敵です。

花を採取するときに気を付けること

摘んだ花で押し花を作るなら、花の採取方法にも注意しましょう。なるべく開きたての新しい花や、虫が付いていない花を選ぶようにし、葉っぱも傷んでいたり汚れていたりするものは避けるようにしましょう。晴れた日の10時~13時の間なら、花や葉の表面の水分が少ない時間帯なので、押し花用の花の採取におすすめです。

押し花ってどうやって作るの?

それでは、押し花にしたい花の準備が整ったら、さっそく押し花作りを始めましょう。まずは、基本的で一番簡単な作り方からご紹介します。

最も簡単な作り方「本にはさむ」

基本的な押し花の作り方といえば「本にはさむ」作り方ですが、きれいな押し花を作るためには、単純に本にはさむだけではうまくいきません。はさみたいページにティッシュペーパーやキッチンペーパーなどを置き、その上に花を重ならないように並べ、再びティッシュなどを重ねてから本を閉じましょう。

 

花の水分を含んで本がふくらんできますので、別な本に変え、水分がしっかり抜けるまで面倒を見てあげましょう。本を重しにする作り方は、下の動画で紹介していますので気になる方は参考にしてください。

きれいに仕上がる「押し花キット」

押し花を本格的にきれいに作りたい方におすすめな、押し花キットもあります。乾燥用マットに花をはさんで作る作り方をするため、花の水分がしっかり抜け、マットは乾燥させれば繰り返し使えるので経済的です。キットには専用の袋に入れる作り方ができるキットと密封容器に入れる作り方ができるキットがあります。
簡単押し花キットの使い方

沢山の花を一度に「電子レンジ」

電子レンジで簡単に押し花を作る作り方もあります。電子レンジに入る大きさにダンボールをカットすれば、一度にたくさんの花を押し花にすることができます。作り方は下の動画とほぼ同じですが、欲張り過ぎて花をあまりたくさん置きすぎないことが電子レンジでの作り方のポイントです。

さらに電子レンジを使って作る場合、電子レンジの加熱時間にも気を付ける必要があります。早く乾燥させようと時間を長くすると焦げてしまうことがあります。また、電子レンジのワット数によっても加熱時間は変わります。600Wの電子レンジなら、40秒から1分を目安にしましょう。

手早くきれいに「アイロン」

押し花の作り方にはアイロンを使う方法もあります。手早く作れる作り方のため、せっかちな人におすすめですが、いくつかポイントがあります。まず、アイロンの温度ですが「低温」で設定することを守ってください。高温のアイロンの方が早く水分が抜けるだろうと考えてしまいますが、花が焦げてしまいます。

動画のようにキッチンペーパーやティッシュで花をはさんでアイロンをかけてもいいのですが、クッキングシートの方が剥がす時に花がやぶれにくく扱いやすいです。ですが、摘みたての花にアイロンをあてて押し花にすると変色することがよくあります。

これは、花が水分を含み過ぎていることが原因のため、アイロンできれいな押し花を作りたい場合は、新聞紙や電話帳などに3~5日はさんで水分を取ってからアイロンをかけるときれいな押し花が作れます。

押し花でお気に入りの小物を作ろう!

きれいな押し花ができたら、そのまま保存するのではなく、しおりなど色々な小物作りに利用しましょう。簡単なものから、誰かに自慢したくなるものまで紹介していきます。

ラミネートで長持ち!押し花のしおりの作り方

まずは押し花を使ってしおりを作ってみましょう。葉っぱならそのまましおりにしたり、台紙に張って透明なフィルムで覆ったりするだけでもいいですが、しおりの使い方で押し花がダメになる可能性もあるため、簡単にラミネートして保存もかねてしまいましょう。

とはいえ、ラミネート専用の器械を押し花のためだけに用意するのは面倒ですよね。実は、100均に「セルフラミネート」や「ラミネートフィルム」と呼ばれるシートがあり、器械が無くても簡単にラミネートすることができます。やり方はとても簡単で、片側のシートをはがし、ラミネートしたいものを挟むだけです。

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押し花をラミネートしてしおりを作りたい場合は、台紙に押し花を貼ってからシートに挟み、定規で空気を抜くように外へ押し出し、周りの数ミリ残してカットします。紐を通す穴を開けるなど自由に仕上げてください。セルフラミネートは100均の店舗によりサイズや枚数が違いますので、使いやすいラミネートシートで作ってください。

押し花でレジンアクセサリー

押し花を使ったレジンアクセサリーも人気です。レジン液は100均でも手に入りますので、気軽にレジンに挑戦することができます。レジン液を固める型も100均で一緒に購入できますので、好きな型に押し花を閉じ込こめるだけでオリジナルアクセサリーが簡単に作れます。

100均で販売されているレジン液は「UVレジン液」と呼ばれるもので、UVライトがあれば5~10分ほどで作れますが、太陽光でも30分~1時間ほどで硬化します。100均にはありませんが2液混合タイプのエポキシレジンもあり、100均のレジンでは物足りなくなったらエポキシレジンに挑戦してみましょう。

こちらの動画は、レジンのスマホケースの作り方を紹介した動画です。優しいピンクのサクラのおかげで、持っているだけで優しい気持ちになれそうなスマホケースです。こういった少し大きめなものにレジンで装飾する作り方の参考になりますので、興味のある方は視聴してください。

Thumbレジンを使った押し花の作り方まとめ!100均グッズで簡単作成! | 育児など女性のライフスタイルに関する情報メディア
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ハガキやメッセージカードも押し花でかわいくアレンジ

押し花がきれいに作れたら、ぜひハガキやカードにアレンジしてプレゼントしましょう。デコパージュ用の糊を使い、押し花に塗り過ぎないように気を付けながら筆で丁寧に塗って貼り付け、花びらや葉が重なっている場合は爪楊枝などを使って糊をつけてください。
 

糊が乾いたらデコパージュ用のニスでコーティングし、再び乾いたらもう一度ニスを塗りましょう。ポストでカードを送りたい場合は、封書や透明な袋などに入れてから投函しましょう。
 

押し花をきれいなまま保存するには?

使い切れない押し花を保存する場合、正しい保存方法で行わないと虫がわいてしまうこともあります。

用意するもの
・ジッパー付き保存袋
・コピー用紙などの紙
・乾燥シート
・密封容器

やり方
1.コピー用紙などの紙の周囲を1cmくらいの幅に折り、押し花を乗せます。
2.1を保存袋に入れ、下に乾燥シートをしきます。
3.ジッパーで袋の口を閉じ、密封容器に入れてフタをしっかり閉めます。
4.日の当たらない乾燥している場所におきます。

たまに乾燥シートの状態を確認し、湿気を含んできたら新しいシートに交換するか、アイロンをかけて乾燥させて再生させましょう。また、乾燥シートではなく100均にある乾燥剤でも大丈夫ですが、その場合は、押し花に直接ふれるように入れることがポイントです。

季節の花で子供と一緒に押し花作りを楽しもう!

押し花は、きちんと手順を守れば子供でも簡単に作れます。作った後の楽しさもあり、しおりやカードやアクセサリーなど色々なものに利用することができます。子供と一緒にお散歩に出かけて季節の花を見つけたら、楽しくて幸せな気持ちになる押し花を作ってみましょう!

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この記事のライター
mabulucandy

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