紙粘土工作の作品アイディア40選!大人も子供も楽しめるコツも紹介!
自分の思った通り作品が作れる「紙粘土」。子供の頃、夢中になって作った経験がある人も多いことでしょう。そんな紙粘土工作が、大人にも大人気だということを知っていますか?あっと驚くような紙粘土作品をご紹介します。お子さんと一緒に紙粘土工作を楽しんでみてください。
目次
紙粘土工作がおすすめな理由
「紙粘土工作」
小学生の頃に、夢中になって作った人も多いのではないでしょうか?
しかし、紙粘土工作は、今や小学生だけでなく大人にも大人気なのです。
紙粘土工作が人気の理由を紹介していきます。
簡単に入手できて安い!
紙粘土工作がおすすめの理由は、何といっても「簡単に手に入ること」そして「安い」ということです。
文房具売り場にも置いてありますし、今はどこの100均ショップにも種類豊富に置いてあります。
手軽に安く手に入れることができるので、「ちょっとやってみようかな」という気軽な感じで作品作りに挑戦できます。
100均の紙粘土と言えども、今は改良に改良を重ね、どこのショップの紙粘土もかなりのクオリティーになっています。
ショップによって多少の品質の違いがあるので、いろいろ試してみて、使いやすいものを見つけてください。
100均の紙粘土のおすすめ商品を2つ紹介します。
おすすめ商品①【DAISO ふわっと軽いねんど】
1つ目は、ダイソーの「ふわっと軽いねんど」です。
白、赤、青、黄、緑、黒、茶、サーモンピンクの8色です。色の作り方が書かれた説明書も入っていて、色の粘土を混ぜ合わせることで無限に色を作り出すことができます。
もちろん、作品が乾いた後に、絵の具で色を塗ることも可能です。
その名の通り、触り心地がふわっとしていて気持ちがよく、自在に成形することができるのがおすすめです。
おすすめ商品①【キャンドゥー ふわふわかるーいかみねんど】
次に紹介する紙粘土も100均ショップの商品です。
キャンドゥーの「ふわふわかるーいかみねんど」です。
こちらは、白の他に、イエロー、ブルー、ピンク、グリーンの色付きが4色出ています。
乾燥後に着色することもできますし、紙粘土に絵の具を混ぜて着色することもできます。
手にくっつかないので、作品作りがしやすいのもおすすめのポイントです。
乾燥すると、スポンジのように軽い仕上がりになるのが特徴です。
形も色も自由自在!
紙粘土工作が人気の理由2つ目は、「形も色も自由自在に作れる」という点です。
紙粘土は他の素材に比べ、軽くて柔らかいです。そのため、初心者でも簡単に自分の思った通りの形を作ることができます。
飾って楽しむ人形から、実際に使える小物入れまで、なんでも作ることができるのです。
そして、色も自由自在に変えられます。紙粘土は真っ白なので、絵の具を使えば、好きな色の作品に仕上がります。また、絵の具を直接紙粘土に混ぜ込んでしまえば、その色の粘土を作ることができます。
絵の具の色や量を変えたり、色を混ぜるだけで、自分の好きな色の粘土を作れるので、思った通りの作品に仕上げることも簡単です。
色づくりのコツをつかんで、色々な色の粘土を一緒に混ぜ合わせれば、初心者でもカラフルでおいしそうなアイスクリームが簡単に作れます。
紙粘土工作の参考作品40選を紹介!
紙粘土工作では、どの様な作品が作れるのでしょうか。
小学生向けのものから、大人向けのものまで、紙粘土工作の作品を集めたので紹介していきます。
作り方のコツもお教えしますので、お好みの作品があれば、ぜひ自分でも真似して工作してみてくださいね。
子供向けの作品17選!小学生の夏休みの工作もこれで安心!
まずは、小学生向けの紙粘土作品を紹介します。夏休みの自由工作にもぴったりなので、ぜひ参考にしてみてください。
紙粘土人形
紙粘土で作った人形です。初心者でも挑戦できそうな、シンプルでかわいらしい人形ですね。
紙粘土に絵の具を混ぜれば、好きな色を自在に作れるのでどんな色の人形でも作ることができます。
紙粘土に色を混ぜると、優しい雰囲気の作品になりますね。
小さいパーツをくっつける時は、木工用ボンドを少し塗っておくのがコツです。紙粘土が乾いても、剥がれ落ちにくくなります。
紙粘土は手軽に手に入れることができるので、作りたい時に作れるというのも嬉しいです。
紙粘土だけで工作することもできますが、コツとして、中に芯材をいれることで使う紙粘土の量も少なく済み、丈夫な仕上がりになります。
芯材のおすすめは、牛乳パック、ペットボトル、プラスチック容器、発泡スチロールなどです。工作したい物に合わせた芯材を見つけてみてください。
将来の自分
こちらは、本物の人間をモチーフにした紙粘土の人形です。
紙粘土だけだと、人間のように立たせるのは難しいので、針金で骨を作って、土台に接着してから紙粘土を付けていくのがコツです。
自分の将来の夢や、なってみたい職業の人形を作ってみるのも面白そうですね。
最後にはニスを塗って、強度をあげるのがコツです。
紙粘土人形を写真に撮ろう
こちらは。紙粘土で作った人形を、外に連れていっています。
まるで、この小人達が、本当に存在するかのような、おもしろい工作の作品ですね。
このように、自分で想像上の生き物の人形を作り、その人形がいたらおもしろそう、その人形がいそうな場所に置いてみるのもおもしろいです。
正しい形がある訳ではないので、初心者にもおすすめの工作です。
写真に残しておけば、後からでも楽しむことができるのでおすすめです。
お店屋さん
今度は、人形の他に、お店も自分で工作しています。
人形のサイズに合わせた小さなお店で、本当にお買い物を楽しんでるかのような姿がかわいらしい作品ですね。
ドアを開けられるようにしたり、お店の商品を動かせたりすると、見るだけでなく、実際に人形を使って遊ぶことができるので楽しいですね。
シーサー
沖縄の守り神「シーサー」の人形です。
防水のニスを仕上げに塗っておくことで、外に飾ることもできます。家の守り神として飾っておくのもいいですね。
作り方は、空きビンやペットボトルを芯材にして、胴体を作り、そこに顔のパーツを張り付けていきます。顔のパーツを付ける時は、水で濡らしてながらつけると、よくくっつきます。
接続部分に水をつけて伸ばすと、接続部分が見えなくなり、きれいな仕上がりになります。
難しそうに見えますが、初心者の方が工作する時は、始めに設計図を書いてから作るとスムーズに作ることができます。
ペン立て
丁度いい大きさのビンに、紙粘土や飾りを張り付けたペン立てです。初心者でも簡単に工作することができるのでおすすめです。
紙粘土は、ガラスやプラスチック、厚い紙などによくくっつく性質があります。そのため、紙粘土だけで全てを作るのではなく、ビンを芯材にして作ると、丈夫でしっかりしたペン立てになります。
同様に、小さな箱やお皿のような形にすると、小物入れを作ることもできます。
夏休みに海に行った時に拾った貝殻などを飾りとしてくっつければ。夏休みの思い出をずっと残すことができます。紙粘土に飾りをつける時は、半分以上埋め込むようにしましょう。乾くと取れやすくなってしまいます。
最後にニスを塗るのがコツで、ニスを塗ることで見た目もよくなり、さらに頑丈で長持ちします。
デコスイーツ
こちらも初心者におすすめの紙粘土工作作品です。
見た目がとってもキュートなスイーツです。
紙粘土だけでなく、ビーズやリボンなどでデコレーションしてあげると、とてもかわいくてゴージャスなスイーツになりますね。
底に磁石を埋め込めば、マグネットもなるのでおすすめです。
写真立て
小学生向けの紙粘土工作でおすすめなのが、オリジナルの写真立てです。
紙粘土は乾くと軽くなるので、壁にかけても落ちません。
牛乳パックや段ボールなどで、始めに写真たてのフレームを作ってから、そこに紙粘土を付けていきます。飾りたい写真に合わせた写真立てのデザインができたら素敵ですね。同じ作り方で、お部屋のネームプレートも作ることができます。
複雑な飾りを作りたい時は、始めから紙粘土に色を混ぜておいてから作るのがコツです。そうすることで、きれいに仕上がります。
自分の好きな形で素敵な写真立てができるので、小学生におすすめです。小学生以上の方もぜひ作ってみてください。
マグネット
小学生以下のお子さんでも簡単に工作することができるのが、マグネットです。
紙粘土で好きなモチーフを作り、乾く前に磁石を半分以上埋め込みます。
コツは、半分以上粘土の中にマグネットを埋め込むことです。紙粘土は乾燥するとカサカサになって粘着力も落ちるので、しっかりと埋めこんで後から外れてしまわないようにしましょう。
世界に一つだけの自分で工作したオリジナルマグネットは、きっと宝物になりますね。
貯金箱
貯金箱は、小学生向け、初心者向けの紙粘土工作のひとつです。
作り方は、貯金箱の形になる箱を、牛乳パックや段ボールなどで作り、そこに紙粘土を張り付けていきます。とても簡単な工作なのに、実際に使えるものになるというのも嬉しいですね。
今は、紙粘土貯金箱作り用のプラスチック製の箱も売られているので、それを使えば初心者でも簡単に作ることができます。
夏休みには、小学生向けの「貯金箱コンクール」というものも郵便局などで行われているので、それに向けて作品を工作してみてもいいかもしれませんね。
完成した貯金箱を長く使い続けるようにするコツは、仕上げにニスを塗ることです。ニスを塗ることで、見た目もきれいになりますし、丈夫になるので長持ちします。自分で工作した愛着のある作品なので、ずっと使い続けていきたいですね。
小物入れ
紙粘土でオリジナルの小物入れも作ることができます。
この写真のような小物入れは、陶芸の紐作りの作り方で作ってあるのが素敵ですね。
小物入れの作り方は、まず何色もの色付き紙粘土を作ります。小物入れの底になる円を作ります。他の色でひも状の粘土を作り、輪っかにし、それを重ねていきます。それを、好みの高さまで積み上げて出来上がりです。
この作品の小物入れのように、蓋をつけてもおしゃれですね。
コツは、小物入れの側面に重ねた粘土を接着させる時、水を使うことです。水を使うことで、乾燥してからも取れにくくなります。さらに、指に少量の水を付けて、作品の表面を伸ばしてあげると、見た目がなめらかできれいになるのでおすすめです。小物入れなので、隙間がない方が実際に使いやすいですよね。
紙粘土は、乾くと堅くなるので、小物入れにぴったりの素材です。自分で作ったお気に入りの小物入れには、大切なものをしまっておきたくなりますね。
小物入れは、小学生でも初心者でも、簡単に工作することができるので、ぜひ挑戦してみてください。
ランプ
こんな素敵なランプシェードも紙粘土で工作することができます。
作り方は、作りたいランプシェードの形に合った芯材を用意します。ペットボトルや牛乳パックがおすすめです。その芯材に、紙粘土を巻き付けるように張り付けていきます。コツは、張り付ける時に水を付けることです。芯材に張り付きやすくなります。
その後、紙粘土に光が漏れる窓を、ヘラなどであけます。おはじきやビー玉などを埋め込んでも、様々な色の変化が出るのでおすすめです。
他の細かい部分などを作って、乾燥させれば完成です。
難しいように見えますが、意外と簡単で素敵な作品に仕上がります。小学生でも初心者でも、簡単におしゃれな作品に仕上げることができます。
難しい作品にも挑戦!
「少し難しい紙粘土工作にも挑戦したい!」という方におすすめの作品を紹介します。
まずおすすめの作品は、本物そっくりのお弁当です。それぞれのおかずの特徴に合わせた作り方で、丁寧に作っていきましょう。
つやつやしたミートボールや鮭にはニスを塗って、テカりを出します。エビフライの衣はサクサク感を出すために細かくした紙粘土をまぶしてつけます。本物のアルミホイルを使ったり、お弁当の箱にプラスチックの入れ物を使ったりすると、より一層本物のお弁当らしさが出てきます。
自分の好きなお弁当のおかずを、作ってみるのもいいですね。コツは、写真をよくみて本物により近づけてみることです。ヘラやつまようじなど、いろいろな道具を使ってみるのもおすすめします。
七福神人形
開運の縁起物の七福神人形を自分で作ってみてはどうでしょうか?
ひとつひとつの神様の特徴はとても細かいので、紙粘土で作るには少し難しいかもしれません。
作り方のコツは、土台に、後から細かい部品をくっつけていくようにするということです。すべでの部品を紙粘土で作るのは難しいので、紙や糸なども使って、本物そっくりの仕上がりを目指してみましょう。
縁起がいいものなので、ぜひ手作りして、おうちに飾ってみてください。
お花
こちらは、紙粘土のフェイクフラワーです。
紙粘土で作れば、珍しい青いバラや黄緑のバラなど、好きな色の花をお部屋に飾ることができます。
一枚一枚花びらを作り、それを丁寧に重ねていきます。作り方のコツは、最初に色付きの紙粘土を作っておくことです。最初から紙粘土に色を付けておくことで、美しくしい仕上がりになります。ニスは塗らない方がより本物の花びらの質感に近づきます。
造花やビーズ、リボンなどと一緒に飾ると、より本物ぽくなって素敵ですね。
紙粘土なのでしおれることもなく、水をあげる手間も必要ありません。自分の好きな色の花で、お部屋を華やかにしてみませんか。
ミニチュア弁当
こちらは、ミニチュアのお弁当です。1円玉との大きさが比較できるようになっていますが、とっても小さいのに、米粒一つ一つまで丁寧に作りこんであります。
とても細かい作業ですが、根気よく作れば、小学生でも作ることができます。
おにぎりの米粒感は、細く伸ばして乾燥させた紙粘土を、カッターで斜めに切っていきます。するとお米のような形になるので、それをおにぎりの形にした紙粘土にくっつけていきます。そうすることで、本物そっくりなおにぎりができあがります。
お花の形のソーセージは、はさみで切りこみを入れることできれいな形にできます。コツは、はさみやカッター、つまようじなど、様々な道具を上手に使うことです。
小さくてかわいいお弁当作りに、ぜひ挑戦してみてください。
デコレーションケーキ
次に紹介する紙粘土作品は、デコレーションケーキです。食べることができませんが、ずっととっておくことのできる、思い出に残せるケーキです。
ケーキの土台を工作用紙や発泡スチロールで作り、そこに紙粘土を張り付けて土台を作ります。その後、本物のケーキ作りのように、イチゴやホイップクリーム、飾りなどをデコレーションしていきます。
ホイップクリームは、つまようじなどで本物そっくりに作れますが、ホイップ用の紙粘土を使えば、小学生でもとても簡単にホイップクリームが作れるのでおすすめです。
作り方のコツは、水を使って、表面をなめらかにしていくことです。ヒビが入ってしまったり、デコボコしてしまったりすると、紙粘土っぽさが出てしまうので、表面は水をつけ、へらなどですべすべにしていきましょう。
造花やビーズなどを上手に使うと、ゴージャスなデコレーションケーキになります。サプライズプレゼントに贈っても、喜ばれそうですね!
本格的なインテリアにも!大人向けの作品23選
次に、大人向けの作品を紹介していきます。
小学生向けのものとは一味違った、本格的なインテリアにも使える作品を紹介していきます。初心者の方でも簡単に作れる作品もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
コースター
紙粘土で作ったコースターです。
紙粘土の白色を上手に生かした、おしゃれな作品ですね。
作り方はいたって簡単なので、初心者の方にもおすすめです。コースターの作り方は、紙粘土をよくこねてから、綿棒などを使って薄く伸ばします。
その後、大きめのクッキー型やお皿などで、作りたいコースターの形を切り抜き、色をつけます。先に、色を付けてから切り抜くと、同じような模様のコースターを何枚も作ることができます。
初めから、紙粘土に色をつけておいてもいいですね。
紙粘土は薄く伸ばしても、乾燥させれば硬くて丈夫になるので、コースターにもおすすめの素材です。
スマホケース
オリジナルのスマホケース作りにも、紙粘土はおすすめです。
土台になるスマホケースに、デコりたいアイテムを紙粘土で作り、張り付けるだけです。
紙粘土は乾燥すると軽くなるので、スマホケースにつけても邪魔になりません。
オリジナルのおしゃれなスマホケースは、友達にも自慢したくなりますね。
コツは、接着する時に、瞬間接着剤を使うことです。木工用ボンドよりも瞬間接着剤を使えば、毎日使っていても剥がれ落ちてしまう心配がありません。
観葉植物の飾り
こちらは、小さいお子さんと一緒に作れる作品です。
おうちに飾ってある観葉植物に、紙粘土で作った人形を乗せました。
お子さんでも簡単に作れるまんまるでかわいい人形が、観葉植物とよく合っていますね。
紙粘土は乾燥したら、絵の具だけでなく、油性ペンやマーカーでも色付けすることができます。そのため、ちいさなお子さんでも簡単に人形の顔を書いたり、お家の色を塗ったりすることができます。初心者の方にも、挑戦しやすい作品ですね。
イースターエッグ
イースターにちなんだ卵の形の飾りです。
本物の花と一緒に飾ると、とてもおしゃれですね。
白い紙粘土を手のひらを前後に動かすようにして丸めるのがコツです。卵型にできたら乾燥させ、絵の具やマスキングテープで仕上げていきます。
紙粘土は、紙から出来ているので、マスキングテープとの相性も抜群です。
マスキングテープを使えば、簡単にきれいな模様をつけることができるので、初心者の方にもおすすめです。
クリスマスオーナメント
こちらは、お子さんと一緒に作ったクリスマスのオーナメントです。
よく見ると、トナカイはお子さんの足型、サンタクロースはお子さんの手形から作られています。手形や足型をとった後、大人が、着色してあげましょう。
紙粘土はふわふわしていて触感が軽く、簡単に跡が付けられるので、小さいお子さんでも無理なく足型を付けられます。
おしゃれに飾れるだけではなく、小さい時の足の大きさの記録にも残せるのはうれしいですね。
お子さんと一緒に紙粘土作品作りに、楽しく挑戦してみてください。
大人向けクリスマスのオーナメント
こちらは、大人向けの本格的なクリスマスのオーナメントです。
クリスマスに関する小物が、クリスマスツリーの中にギュッと詰め込まれていて、見ていて楽しい気分になるオーナメントですね。
作り方のコツは、指に水を付けながら、表面をつやつやにするようにして仕上げることです。
仕上げにニスを塗ることで、より美しく飾ることができます。
クリスマスに関わらず、季節の飾りを紙粘土で作れるといいですね。
季節の飾り
こちらはハロウィンの季節のオーナメントです。
優しい色合いが、落ち着いたお部屋の雰囲気を彩ってくれそうですね。紙粘土は、最初に絵の具を混ぜると、紙粘土の白色と絵の具が混ざって、このような優しい色合いになります。絵の具と紙粘土を混ぜる配合を変えると、少しずつ濃さの違うかぼちゃを作ることができ、おしゃれです。
お部屋に置いてあると、かわいらしくて落ち着きますね。
季節の野菜や果物、行事の小物など、紙粘土で作るとお部屋がポッと明るくなるのでおすすめです。
おままごとにも!野菜の置物
こちらは、紙粘土で作った野菜の飾りです。
野菜ひとつひとつが本物そっくりに作ってありますが、そこに顔が書いてあるのがとてもかわいらしい作品ですね。
大人向けの作品としてお部屋に飾っておいてもかわいらしいですが、小さなお子さんがいるご家庭では、おままごと用に作ってあげてもいいですね。紙粘土なので、作りたいな、欲しいなと思った野菜や果物など、すぐに作ってあげることができます。
本物の野菜を買ってきて見せるよりも手軽なので、野菜の名前も早く覚えてくれるかもしれません。
色の塗り方を工夫して、本物の色に近い色で塗ることで、より一層本物の野菜らしく仕上がります。
一輪挿し
おしゃれな一輪挿しも、紙粘土で作ることができます。
丁度いいサイズのビンに、よく練った紙粘土を巻き付けていきます。乾かないうちに、好きな模様を付けたり、ビーズや飾りをつけていきます。ニスを塗って、乾いたら出来上がりです。
自分の部屋の雰囲気に合った一輪挿しがあると、お部屋がより華やかになりますね。
小さい小瓶を芯にすると、小物入れとしても使用することができます。小物入れにする時にも仕上げにニスを塗るようにしましょう。小物入れの中に入れたものが取り出しやすくなるのでおすすめです。
ペン立て
おしゃれな雑貨屋さんで売っているような、かわいらしいペン立てですが、これも紙粘土で作ることができます。
作り方はシンプルで、土台を作り、その後細部を細かく作りこんでいきます。その後、ペンを挿したいところに、実際にペンを挿して穴をあけます。紙粘土は乾くと少し縮むので、ペンの大きさよりも少し大きめにあけておくようにします。
おしゃれに仕上げるコツは、水を上手に使って、表面を滑らかに仕上げることです。胴体と足の付け根を水をつけた指で撫でるようにして、接合部分を見えなくします。そうすることによって、つるんとした見た目になります。
最後にニスを塗って、乾燥させたら完成です。自分の好きな動物やモチーフで作ってみてください。
サンキュータグ
結婚式のお礼品や、お返しプレゼントを贈る時に付ける「サンキュータグ」も、紙粘土で作ることができます。
紙で作るよりも丈夫で、おしゃれな風合いになるのでおすすめです。
紙粘土を綿棒などで均一に薄く伸ばします。それを型にくりぬいて同じ形を一度にたくさん作ります。そこに、文字をスタンプで押し、ストローなどで紐を通す穴をあけます。マスキングテープなどで模様をつけてもきれいな仕上がりになります。
このように、作り方も簡単なので、初心者の方もぜひ挑戦してみてください。
ブリザーブドフラワー
プレゼントにおすすめの枯れない花「ブリザーブドフラワー」も紙粘土で作ることができます。
難しそうに見えますが、初心者の方にも簡単に作ることができます。
作り方は、まず絵の具を紙粘土に混ぜ、色粘土を作ります。少し余分に作っておくと安心です。花びらを1枚ずつ作っていきます。花びらの大きさは、内側の花びらは1番小さく、外側の花びらが1番大きくなるように、少しずつ大きくしていきます。その花びらを内側から順番に丸めながら張り付けていきます。乾燥させてからニスを塗ったら出来上がりです。
コツは、最初に紙粘土に色を付けておくと、仕上がりがとてもきれいです。優しい色合いが素敵です。
作ったお花を箱にギュット詰めたり、額縁にはめたりすると素敵ですね。紙粘土なので、長持ちするのが特徴です。ブリザーブドフラワーは、購入するのととてもお金がかかりますが、紙粘土で作れば非常に安く作れるというのも嬉しいですね。
アクセサリー
「アクセサリー」も大人向けの紙粘土作品で人気です。
好きな形、好きな色で作ることができるので、自分好みのアクセサリーに仕上がります。
仕上げにニスを塗ることで、キラキラと光ったような風合いに仕上がるのでおすすめです。
ネックレス
ネックレスも紙粘土で作ることができます。
紙粘土なので、自分の好きなモチーフのアクセサリーをつけることができます。世界に一つしかないアクセサリーは、宝物になりますね。
紙粘土なので、写真の作品のように細かい形のものも作れます。ビーズを付けたりリボンを付けたりすることで、より高級な感じに仕上がります。
マグネット
紙粘土は乾くと軽くなるので、マグネットにも向いている素材です。
自分のお部屋のインテリアに合ったマグネットを作ると、お部屋の雰囲気もさらにおしゃれになりますね。
紙粘土だけでなく、造花やビースなどをつけると、より華やかな仕上がりになるのでおすすめです。
壊れないように作るコツは、磁石を深めに埋め込むことです。乾燥すると紙粘土の表面がカサカサになるので、磁石が落ちやすくなるので、磁石は奥までしっかり埋め込みましょう。
キャラクターマグネット
キャラクターのマグネットも、紙粘土なら簡単に作れます。
お子さんの好きなキャラクターのマグネットを作ってあげたら、きっと大喜びですね。小さい子はマグネット遊びも大好きなので、好きなキャラクターのものだとより一層夢中になることでしょう。
仕上げにニスを塗ることで、見た目もツヤツヤで美しく、長持ちします。
キャラクターものは高価なので、なかなかポンポン買ってあげられないかもしれませんが、紙粘土だと安くたくさん作れます。お子さんと一緒に作ることもできるので、楽しく作ることもできます!
人形
紙粘土でお人形も作ることができます。
好きな大きさや形で作ることができるのでおすすめです。
毛糸で作った帽子を被せたり、布で作った服を着せたりと、自己流のアレンジも加えることができるので、楽しく作れますね。
この写真の作品のように、箱に入れて飾って置いたり、プレゼントをしたりしても素敵ですね。
紙粘土のオブジェ
大人向けの紙粘土作品でおすすめの作品は、オリジナルのオブジェです。
「ここに、こういう雰囲気で、こういう大きさのオブジェが欲しいなー」と思ったら、紙粘土なら、希望を叶えてくれるオブジェを自分で作ることができあます。お部屋の雰囲気に合わせたオブジェを作ると、より一層おしゃれな雰囲気になりますね。オリジナルのオブジェがお部屋にいると、気分も楽しくなります。
布や木材などの他の素材も合わせて作ることもできるので、工夫して作ってみてください。
ウェルカムボード
結婚式のウェルカムボードも、紙粘土で素敵に作ることができます。
写真のように、新郎新婦にそっくりの人形も、紙粘土なら自在に作ることができます。オリジナルのウェルカムボードは、結婚式に来てくれた人達も印象的です。
結婚式が終った後も、おうちに飾っておけますね。
ネームプレート
この写真のような、おしゃれなルームプレートも紙粘土で作れます。
紙粘土は乾燥すると軽くなるので、紐でつるしても落ちたり変形したりしません。薄く伸ばした紙粘土の板に、模様を付けたり文字を付けたりしていきます。最後に色を付けて、ニスを塗り、乾燥させます。
紙粘土は細く糸のようにもなるので、文字を作ることもできますね。
この写真のように、色の付け方を工夫すると、とてもおしゃれな雰囲気になりますね。
これも紙粘土!?紙粘土人形①
見ているととても心が和むこの作品も、紙粘土で作られています。
外に置いてあると、本当のおじいさんおばあさんのように見えますね。
紙粘土の優しい風合いが素敵な作品ですね。
これも紙粘土!?紙粘土人形②
まるで陶器で作られたような美しい人形。この作品も、紙粘土で作られれています。
紙粘土は造形しやすいので、布のひだや花の形などを本物のように精巧に作ることができます。
仕上げにニスを塗ることで、陶器のような艶やかな仕上がりになります。紙粘土で仕上げたとは思えない、高級な作品になるのが素敵ですね。
これも紙粘土!?迫力満点のゴジラ
まるで本物のように精巧に作られた「ゴジラ」の紙粘土人形です。
皺や筋まで、本物そっくりに入れられています。今にも動き出しそうな迫力ですね!
初心者には難しいかも知れませんが、慣れてくると、このような作品も紙粘土で作ることができます。
紙粘土工作の作り方のコツ
それでは、紙粘土工作をする時のコツを紹介していきます。簡単なコツで、長持ちしたり見栄えがよくなったりします。知っておくだけで、仕上がりがずいぶん変わってくるので、ぜひ参考にしてください。
土台作りは大事
紙粘土工作で、土台作りは重要です。
紙粘土だけだと強度が弱いのですが、芯を入れて土台をしっかりさせてから作ると、丈夫で長持ちします。細かいところや細長くしたいところに、針金や木の棒を入れておくだけでも、頑丈さがグンとアップします。
接合には水を使おう!
紙粘土同士を接合する時には、水を使います。紙粘土は、水にぬれるとぬるぬるして粘着力が上がります。
例えば、動物の胴体と足をくっつける時に、水をつけて接合部分を伸ばしてあげると、境目が見えなくなって、強度が上がるだけでなく、見た目も美しくなるのでおすすめです。
乾く前は水だけで充分接着できるのが、簡単でいいですね。
ニスを使って長持ち&見栄えアップで一石二鳥!
仕上げには、ニスを塗るのがおすすめです。
ニスを塗って膜を張ることで強度が上がり、作品を長持ちさせることができます。さらに、つやつやと光沢が出て見栄えもよくなるので、ニスをぜひ使ってみてください。
細部はボンドで補強しよう
紙粘土は、乾燥前であれば水で接着することができますが、接合部分の少ない箇所には、ボンドを使うことをおすすめします。
ボンドは乾燥すると透明になるので、作品の仕上がりにあまり影響を与えません。紙粘土は軽いので、ボンドは少しの量でもしっかり接着してくれます。
乾燥して部品が取れてしまった時も、ボンドで付けてあげれば元通りになるので安心ですね。
子供も大人も自分だけの作品を作っちゃおう!
紙粘土工作の作品をたくさん紹介してきました。こんなにもいろいろなものを作れるというのは驚きですね!
小さい子がいるおうちの、雨の日の遊びにもぴったりなので、おうちに紙粘土を常備しておくといいかも知れませんね。
手軽に手に入り、大人も子供も簡単に作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください。紙粘土の作品作りを楽しんでくださいね。