2018年08月02日公開
2018年08月02日更新
『凪』を使った男の子&女の子の名前!漢字や字画数・意味の由来も徹底調査!
名前は我が子への最初の贈り物です。最初だからこそ字画や意味も良いものか気になります。『凪』という漢字は和風?それともキラキラネーム?今回はこの『凪』とう漢字にスポットを当ててみました。由来や男女それぞれの名前も一緒にご紹介いたします。
目次
『凪』の読み方
【凪】という漢字をご存知でしょうか?日常生活ではあまり目にしない文字なので、馴染みがあまりないかもしれませんね。読み方は一般的に訓読みで『なぎ』という読み方をします。赤ちゃんの名付けとして使うに当たっては『なぎ』『な』などの読み方で使われることが多いです。『なぎ』の響きだけで聞くと女の子を連想するイメージですよね。ですが、漢字の組み合わせによっては男の子らしい名前にもなります。それでは【凪】という漢字はどのような意味や由来があるのか見ていきしょう。
『凪』漢字の意味と由来
赤ちゃんの名付けをするにあたり文字の意味や由来も大切にし、こだわりたいものですよね。言葉の響きではなく、漢字の由来や意味から赤ちゃんの名前を決めるご家族もいるかと思います。【凪】の意味と由来はどのようなものでしょうか。
【凪】の意味・・・風が止む。風力0の状態。波がなくなり、海面が静まること。
【凪】の由来・・・「風」という漢字の中身が「止まる」という意味で「風が止んだ状態」を示す。
この【凪】という漢字は1990年(平成2年)から名前に使うことができるようになった人名漢字です。比較的新しい漢字のためか、有名人に使っている方も少なく馴染みも浅いイメージですね。ですが、この【凪】という漢字は日本で作られた和製漢字なのです。名付けの際に、日本らしく「和」をイメージした赤ちゃんの名前を付けたいという方にもピッタリな漢字の1つです。
『凪』漢字の画数
部首・・・几(つくえ・きにょう・かぜかんむり・かえがまえ)
画数・・・6画
「かぜかんむり」に「止」から作られており、見るだけでどんな意味なのか簡単に想像できる漢字です。【凪】の画数は6画から成り立っています。名付けの際に字画数を気にされる方もいるかと思います。【凪】は他の漢字に比べるとバリエーションが多くないですが、前後に他の漢字を付けて2文字や3文字の名前にしても素敵な名前になります。後ほど男の子と女の子のそれぞれの名前をご紹介いたします。ですがその前に【凪】という字のイメージを見ていきましょう。
『凪』文字のイメージ
・朝凪
陸風から海風へ切り替わるときの無風である状態
・夕凪
海風から陸風へ切り替わるときの無風である状態
「朝凪」や「夕凪」という熟語があるように穏やかで静かな海を想像できます。もう1つは海なので季節でいうと夏の情景が思い浮かびます。夏生まれやご両親に海と縁があるなど、このような由来から赤ちゃんの名前として名付けるのも1つの案ですね。
また、海や夏より「爽やかな」軽やかな印象と、風や波が静まる様子より「穏やか」「落ち着きのある」どっしりとした印象と二面性のある文字のイメージです。字のイメージから赤ちゃんの名付けをしてみても良いですね。
『凪』名付けに込める思い
読み方や画数、意味も含めて【凪】のイメージが湧いてきましたか?赤ちゃんの名前を考えるときには、願いや思いを込める方もたくさんいるかと思います。【凪】という漢字を使って名付けるのには、どんな願いや思いがあるのか見てみましょう。
-
穏やかで落ち着いた度量の大きい人になってほしい
- 平和に穏やかな人生を送ってほしい
- 周りに安らぎを与えて誠実な人になってほしい
このように様々な思いを込められます。全体的に日本を象徴するような落ち着いたイメージですね。この【凪】という文字は男の子でも女の子どちらでも使える漢字です。それでは実際に【凪】を使った名前と読み方を字画と一緒にご紹介していきます。
『凪』を使った名前と読み方【男の子】
まず男の子の名前から見ていきましょう。2文字も3文字の名前も爽やかなイメージです。名前の画数もご一緒にご紹介しますので参考にしてみてください。
『凪』を使った二文字の名前【男の子】
- 凪叶(なぎと) 11画
- 凪央(なお) 11画
- 凪来(なぎ) 13画
- 凪音(なおと) 15画
- 海凪(みなぎ) 15画
- 凪爽(なぎさ) 17画
- 碧凪(あおな) 20画
- 凪哉(なぎや) 15画
『凪』を使った三文字の名前【男の子】
- 凪央人(なおと) 15画
- 凪之介(なぎのすけ) 13画
- 凪来斗(なぎと) 17画
- 陽凪太(ひなた) 22画
- 夏凪汰(かなた) 23画
- 海凪斗(みなと) 19画
- 日凪叶(ひなと) 15画
『凪』を使った名前と読み方【女の子】
続いて女の子の名前です。「なぎ」と読ませるよりも「な」と読ませる組み合わせが多いです。全体的に柔らかく女の子らしいイメージです。こちらも画数と一緒にご紹介します。
『凪』を使った二文字の名前【女の子】
- 彩凪(あやな) 17画
- 杏凪(あんな) 13画
- 笑凪(えな) 16画
- 夏凪(かな) 16画
- 紗凪(さな) 16画
- 瀬凪(せな) 25画
- 紬凪(つむぎ) 17画
- 凪咲(なぎさ) 15画
『凪』を使った三文字の名前【女の子】
- 夏澄凪(なずな) 31画
- 凪月姫(なつき) 20画
- 凪々海(ななみ) 21画
- 陽凪乃(ひなの) 20画
- 結衣凪(ゆいな) 24画
- 和香凪(わかな) 23画
- 有希凪(ゆきな) 19画
赤ちゃんの名付けのポイント
赤ちゃんに名前を付けるとき、イメージから文字を探してみたり画数から考えてみたり、または想いや願いを込めた字を入れたりなどいろんなきっかけで「これだ!」と思う名前を見つけることができます。大切な我が子の名前です。じっくりとこだわって名付けたいですよね。そんな素敵な名前を付ける時の3つのポイントがあります。
名字との名前のバランス
まず1つ目のポイントです。名字と名前のバランスって気にしたことありますか?実際に紙などに書いてみると分かりやすいですよ。例えば画数が多い名字に、名前も画数が多いと重たいイメージになってしまいます。逆に名字も名前も画数が少ないと、サッパリとし過ぎてしまう印象です。名字と名前、どちらかの画数が多ければ、もう一方は少なめにするなど工夫が必要です。
適度な画数として、総画数が20字~40字程度と言われています。ぜひ画数のちょうど良いバランスの名前を見つけてください。
読みにくい名前ではないか
2つ目のポイントです。キラキラネームというワードを耳にしたことありますよね。読みにくい名前の代表と言われているものです。デメリットとしては「学校や会社のシーンで名前をスムーズに読んでもらえない」「毎回本人が説明しないといけない手間になる」などが挙げられます。ですがメリットもありますよ。名前をきっかけに話が弾んだり、世の中にたくさんある名字だと名前に工夫があればフルネームでその人だと印象が残ります。読みにくい名前を付ける際には「その子の将来を見据えて、よく考えてから」ということが大切です。
名前の響きも大切に
人生では書く作業よりも声を出したり、耳で聞くことの方が圧倒的に多いとされています。また、会話をするときに欧米人は目と耳で話を聴くそうですが、日本人は耳で聴くことがメインです。それほど日本人は耳での情報を処理しています。尚更、名前の響きが大切ということが分かります。名前の響きは、その人の人柄や雰囲気がどんどんにじみ出てくるものでもあり、生まれてから何回も呼ばれる名前は性格にも影響を与えるものとされます。とくに名前の1文字目の母音が性質に現れると言われています。
- 母音が「あ」の名前
- 母音が「い」の名前
- 母音が「う」の名前
- 母音が「え」の名前
- 母音が「お」の名前
このように1文字目の母音でそれぞれの印象が異なります。漢字だけではなく名前の響きも大切にしなければなりませんね。
『凪』を使って赤ちゃんの名付けを考えてみよう
あまりメジャーではない【凪】という文字の魅力が少しでも分かっていただけましたか?【凪】は日本で作られた漢字なので、この字を用いることで日本らしい和風なイメージの名前になります。また、あまり多く使われていないことからインパクトも大きく、すぐに覚えてもらうこともできます。大切なかわいい我が子の名前。ぜひ【凪】を使った名前を考えてみてください。