2018年07月31日公開
2018年07月31日更新
女の子の名前『れい』の漢字や字画数・意味の由来を徹底調査!
「れい」という名前にどんなイメージを持ちますか?知的なイメージ、おしとやかそうなど様々だと思います。「れい」とひと口に言っても、名前に使える漢字は色々あります。この記事は赤ちゃんに「れい」と名付けたい方必見!それぞれの漢字の字画数、由来や意味をご紹介します。
目次
【れい】の名前はどんなイメージ?
「れい」という名前を聞いて、どんなイメージを持ちますか?れいという名前は使える漢字も多く、使う漢字によって様々なイメージを持たせることが出来ます。
例えば「礼」であれば礼儀正しさ、「麗」であれば何だかとても綺麗なイメージを持つことが出来ますよね。どちらかというと「れい」という響きから女の子に付けられることが多い名前かなと思います。
礼や麗の他にも、赤ちゃんの名前に使える「れい」と読める漢字はたくさんあります。今回は「れい」と名付けたいと考えている方必見!それぞれの漢字の意味や由来をご紹介していきます。
【れい】と読む名前で【人気の漢字】は?
知的さをイメージする漢字の【れい】
「れい」と名付けると言っても、漢字それぞれでどのようなイメージを持たせるかは変わってきます。まずは名前に「知的さ」をイメージする「れい」と読む漢字です。
礼、令、怜、伶、禮
この5種類の漢字が、知的さを感じさせる名前を付けたい時に人気です。
美しい女性をイメージする漢字の【れい】
「れい」という名前は、美しさをイメージさせることでも人気です。「赤ちゃんに美しい女性になって欲しい」という願いを込めて、使いたい人気の漢字は以下の通りです。
麗、玲、鈴、莉
この4種類が美しさをイメージさせたい場合、人気の漢字です。鈴と莉が「れい」と読めるのが意外ですね。
力強い女性をイメージする漢字の【れい】
今の時代、赤ちゃんには将来女の子でも強くたくましく生きて欲しい、と願う親御さんも多いのではないでしょうか。力強さをイメージする「れい」と読む人気の漢字もあるんですよ。
嶺、泉
泉は1文字では「れい」と読みませんが、嶺や麗などの漢字と組み合わせて使うと力強さをイメージ出来ます。
落ち着いた女性をイメージする漢字の【れい】
自分の赤ちゃんには、いつ何時も人に流されず、自分の力を信じ落ち着きのある女の子になって欲しい、という願いを込めたい場合も「れい」という名前を付けることが出来ます。
零、位、居、依
位や居、依は他の「れい」と読む漢字と組み合わせることで、落ち着きをイメージすることが出来ます。「零」は最近男の子の名前としても人気です。
結びつきをイメージする漢字の【れい】
人は1人では生きていけません。赤ちゃんには大人になっても人との結びつきを大事にする優しい女の子になって欲しい、そんな思いも「れい」と名付けるとイメージさせることが出来ます。
澪、維
維は他の漢字と組み合わせて「れい」と読ませます。
【れい】の名前に【人気の漢字】は?
令を使った【れい】と読む名前
ここからはそれぞれの漢字が、どのように名付けに使われているのか見てみましょう。まずは「令」という漢字です。もちろん1文字で「れい」と名付ける場合もありますが、それ以外にも色々と人気の漢字があります。
令、令色、令伊、令衣、令以などです。後ろに付ける止め字によって、見た感じのイメージもかなり変わってきますね。
怜を使った【れい】と読む名前
続いては「怜」を使った名前です。怜、怜衣、怜以、怜伊、怜色などですね。令と比べると、少し見た目の柔らかさが増す気がします。
零を使った【れい】と読む名前
「零」を使った名前はどうでしょうか。零、零衣、零以、零伊、零色などです。字面の感じから、女の子らしさを感じられるかと思いますが、男の子向けの漢字としても人気です。
礼を使った【れい】と読む名前
「れい」と聞いて1番に思いつくのは、この「礼」ではないでしょうか。礼、礼以、礼伊、礼色、礼衣などが挙げられます。漢字自体が丸みを帯びた字面なので、女の子らしさも感じさせつつ聡明さもイメージ出来ますね。
依を使った【れい】と読む名前
1文字で「れい」と名付けるとすっきりとした印象になりますが、苗字とのバランス上2文字にしたい場合もあります。そんな時は「れい」と読む漢字の後に、止め字を使ってみてはどうでしょうか。
令依、怜依、礼依、零依、麗依、嶺依、玲依、伶依、鈴依、莉依などがあります。れいと読む漢字も多いので、選択肢も広がりますね。
位を使った【れい】と読む名前
「依」と同様に止め字として使える漢字は他にもあります。「位」もその1つです。令位、麗位、鈴位、怜位、零位、嶺位、玲位、伶位、澪位、莉位などですね。「依」と比べるとしっかりした印象になります。
麗を使った【れい】と読む名前
女の子だからこそ美しさを感じさせる漢字を使いたい!と言う方は、この「麗」でしょう。麗、麗衣、麗以、麗伊、麗色などですね。字面も麗しさを感じさせます。
玲を使った【れい】と読む名前
「玲」を使うことも出来ます。玲、玲衣、玲伊、玲以、玲色などです。「麗」と同様、どことなく美しさを感じる漢字です。
鈴を使った【れい】と読む名前
「鈴」も「れい」と読ませることが出来るんですよ。鈴、鈴以、鈴衣、鈴伊、鈴色などで「れい」と読みます。「すず」や「りん」と読ませることが多い漢字なので、「れい」と読ませるのは珍しいかもしれませんね。
伶を使った【れい】と読む名前
令や怜と似た漢字で「伶」もあります。伶、伶衣、伶伊、伶以、伶色などですね。令や怜などと字面や字画数、意味合いで迷われる方が多い漢字かなと思います。後ほど意味合いもご紹介します。
莉を使った【れい】と読む名前
「莉」も1文字で「れい」と読ませることが出来ます。莉、莉以、莉衣、莉伊、莉色などですね。1文字で使うよりも、「り」と読ませて他の漢字と使われることのほうが多い漢字ですね。
嶺を使った【れい】と読む名前
「嶺」も「れい」と読みます。嶺、嶺伊、嶺衣、嶺以、嶺色などです。山をイメージする漢字なので、元気いっぱいの女の子になりそうですね。
泉を使った【れい】と読む名前
「泉」も止め字として使えます。令泉、怜泉、嶺泉、礼泉、麗泉、零泉、玲泉、鈴泉、莉泉、澪泉などです。「泉」1文字で「いずみ」と読ませる名前もあり、女の子らしさを感じる漢字です。
澪を使った【れい】と読む名前
「澪」も1文字で使えます。澪、澪以、澪衣、澪伊、澪色などです。「れい」の他「みお」とも読めるので、1文字で使った場合は間違われることもあるかもしれません。
維を使った【れい】と読む名前
「維」も止め字として使えます。令維、澪維、怜維、礼維、麗維、玲維、嶺維、伶維、鈴維、莉維などです。「泉」や「依」と違って、こちらは少し男の子っぽさも感じられますね。
【れい】の名前に人気の漢字【字画数・意味・由来】は?
赤ちゃんの名付けをするにあたって、使う漢字の意味や由来は重要なポイントですよね。また苗字とのバランスを取る為に字画数も確認しておきたいポイントと言えます。続いては「れい」の名付けに人気の漢字の字画数、意味や由来をご紹介します。
令の字画数・意味・由来は
まずは「令」です。画数は5画で部首は「人」(ひとやね、ひとがしら)です。この漢字の由来は「人がひざまづいて神様のお告げを聞く姿」と言われています。部首が神様を表すんですね。この由来から「命ずる、いいつける」などの意味を持ちます。
神様のお告げは神聖なものであることから「清らかな心を持つ子に」「まっすぐに生き、人から信頼される子に」という願いを込めることが出来ます。
怜の字画数・意味・由来は
続いては「怜」です。画数は8画で部首は「心」(こころ、りっしんべん)です。漢字の由来としては部首が人の心や気持ちを表し、令の部分は清らかさを表します。ここから「清らかな心、慈しみ」などの意味を持ちます。
名付けに使う場合は「清らかな気持ちで人を思いやることが出来る子に」「誠実な子になるように」という願いを込めることが出来ます。
零の字画数・意味・由来は
続いては「零」です。画数は13画で部首は「雨」(あめかんむり)です。「ゼロ」と読むイメージを持つ方も多いかと思います。神様のお告げを聞く姿を表す「令」と雨を合わせ「願いが叶って雨が降り始める」という由来を持つ漢字です。そこから「こぼれる、落ちる」といった意味を持つようになりました。
滴り落ちる雨を連想させることから「おしとやかな子となるように」といった願いを込めることが出来ます。
礼の字画数・意味・由来は
続いては「礼」です。画数は5画で部首は「示」(しめす、しめすへん)です。この漢字の旧字体は「禮」ということを知っていますか?「示」は神様にお祈りする時に使う神聖な台を表し、「豊」はお供え物を持った器を表します。
そこから「禮」は神聖な儀式を行っている様子を表現しているんですね。こういった由来から「礼儀作法」の意味を持つようになりました。
「人に思いやりを持ち、礼儀正しい子になりますように」という願いを込めることが出来ます。
依の字画数・意味・由来は
続いては「依」です。画数は8画で部首は「人」(にんべん)です。部首は人を表し、「衣」は字の通り衣服を表します。「人にまとわりつく衣服」を表しているんですね。そこから「人に寄り添うもの」といった意味となり、派生して「助ける」といった意味としても使われるようになりました。
「依」1文字で「れい」とは読みませんが、他の漢字と組み合わせて使うことが可能です。「人を助け寄り添える優しい子となるように」といった願いを込めることが出来ます。
位の字画数・意味・由来は
続いては「位」です。こちらも他の漢字と組み合わせて「れい」と読ませることが出来ます。画数は7画で部首は「人」(にんべん)です。「人がある位置に立つさま」を表す漢字で、そこから「地位や順位」を意味するようになりました。
「品位と冷静さを持つ、しっかりした子になって欲しい」という願いを込めることが出来ます。
麗の字画数・意味・由来は
続いては「麗」です。画数は19画で部首は「鹿」(しか)です。部首は動物の鹿を表し、上の部分は鹿のツノを表しています。「鹿のツノが綺麗に生えそろっているさま」という由来から「美しい」という意味を持つようになりました。
「女の子らしく上品で綺麗な子になって欲しい」という願いを込めることが出来ます。
玲の字画数・意味・由来は
続いては「玲」です。画数は9画で部首は「王」(おうへん)です。部首の「王」は綺麗な玉を表し、「令」は清らかなものを表します。この由来から「玉が触れ合って美しい音を響かせる」という意味を持つようになりました。
「美しい音色を響かせる玉のように、綺麗な子になって欲しい」という願いを込めることが出来ます。
鈴の字画数・意味・由来は
続いては「鈴」です。この漢字は1文字で「れい」と読みます。画数は13画で部首は「金」(かねへん)です。神様のお告げを聞く姿を現す「令」と「金」を組み合わせ「神様を呼びそして送る時に使う楽器」を意味するようになりました。
清らかな楽器を意味することから「純粋で心優しい子となるように」という願いを込めることが出来ます。
伶の字画数・意味・由来は
続いては「伶」です。画数は7画で部首は「人」(にんべん)です。部首は「人」を表し、「令」は神様に仕えお告げを聞く姿を現します。古来より神様に仕える人は音楽や踊りを神様に献上していました。そこから「音楽を演奏する人、俳優」という意味を持つようになりました。
こういった意味から「芸術的で人々を魅了出来るような子となるように」という願いを込めることが出来ます。
莉の字画数・意味・由来は
続いては「莉」です。こちらも他の漢字と組み合わせて使います。画数は10画で部首は「くさかんむり」です。「莉」は1文字でジャスミンの花を連想させます。元々は「茉莉花」でジャスミンを意味しますが、そこから派生して、「莉」1文字でもジャスミンをイメージさせるようになったんですね。
ジャスミンの花は白くて可愛らしく、甘い香りがするのが特徴です。そこから「可愛らしく明るい女の子となるように」という願いを込めることが出来ます。
嶺の字画数・意味・由来は
続いては「嶺」です。この漢字は1文字で「れい」と読みます。画数は17画で部首は「山」(やまかんむり)です。部首は連なる山々を表し、下の「領」はそこにひざまづく人を表すことで「山頂」を意味する漢字です。
山頂と聞くと雄大な自然を連想させることから「落ち着きにある心が強い子になってほしい」という願いを込めることが出来ます。
泉の字画数・意味・由来は
続いては「泉」です。こちらも他の漢字と組み合わせて使います。画数は9画で部首は「水」(みず)です。「泉」は岩と岩の間から湧き出る水を表しています。「白」の部分が岩を表現しているんですね。
湧き出る水という意味から「何事にも前向きにどんどん挑戦し、成長していってほしい」という願いを込めることが出来ます。
澪の字画数・意味・由来は
続いては「澪」です。画数は16画で部首は「水」(みず)です。部首はその形の通り「水」を表します。「零」は「神様への願いが叶って、雨が降り始めるさま」を表しています。「雨」と「水」が合わさっていることで「人々の願いが叶い、生活に欠かせない水路が出来た」という意味を持ちます。
そこから「人の役に立ち思いやれる優しい子となるように」という願いを込めることが出来ます。
維の字画数・意味・由来は
続いては「維」です。こちらも他の漢字と組み合わせて使います。画数は14画で部首は「糸」(いとへん)です。より糸や尾の短い小鳥、木の棒を手にしたさまが合わさって「維」という文字が出来ました。そこから「大綱、糸すじ、繋がり」を意味するようになりました。
「人との繋がりを大切に出来る子になって欲しい」という願いを込めることが出来ます。
【れい】と名前を付ける時のポイントは?
名付ける時に注意したいことは
「れい」と読む漢字はご紹介した以外にもいくつかあります。例えば滴り落ちるさまを表す「苓」や、涙を表す「泪」などは「れい」と読めますが人名漢字ではありません。字面が気に入っても赤ちゃんの名前に使えない漢字もあるので注意しましょう。
また、名付けの際は苗字とのバランスや字画数の多さも気にかけてみましょう。例えば苗字に使われている漢字を名前でも使うと、全体のバランスとしては少しごちゃごちゃした印象に見える場合もあります。
字画数も多すぎてしまうとバランスが悪く見えてしまうこともあるので注意しましょう。
【令】の漢字の【表現の差】とは
「令」の漢字はPCなどで変換すると基本的に「令」として変換されますよね。しかし手書きの場合下の「刀」の部分を「、」と「マ」で書かれることがあります。
どちらが正しいのか?というと「刀」を書くことが基本的には正しい形となります。しかし、「、」と「マ」を使った書き方でも「令」として認められます。その書き方のクセを「表現の差」としているんですね。
もし将来的にお子さんに質問されたら「どちらも正しい」ということを教えてあげて下さい。
【れい】は男の子の名前でもいいの?
「れい」という名前を聞いて男の子か女の子か、と考えるとどちらかと言えば女の子を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、現代風の名前として男の子に「れい」と名付ける親御さんも増えてきています。
男の子に「れい」と名付けた親御さんからは「女の子と間違われやすい・・」といった声が聞こえます。確かに「麗」や「澪」を使うと女の子らしいかな、とは思います。けれど「怜」や「礼」などは漢字の意味や字面を見ても、男の子に名付けても素敵な名前だと思います。
男の子に「れい」と名付けたい場合は、使う漢字をじっくり考えるのが良さそうです。
【れい】の名前に想いを込めて
「生まれてくる赤ちゃんにどんな名前をつけようか」と夫婦でじっくり考えることは、親になる実感を持つ大切な一歩です。「絶対にこの名前!」と決めておくのも良いですし、妊娠中に候補を複数考えて赤ちゃんの顔を見てから決めるのも良いですね。
名前は赤ちゃんが生まれてから成人し長い人生を歩む中で、ずっと変えることのない大切なものです。赤ちゃんが生まれるまでゆっくり夫婦で考え、想い入れのある名前を赤ちゃんに名付けてあげて下さい。