『和』を使った男の子＆女の子の名前！漢字や字画数・意味の由来も徹底調査！

『和』という漢字から連想するのは、『平和』『和睦』『調和』『柔和』など、優しさや思いやりのあるイメージや熟語ですね。柔らかく幸せな印象を受ける漢字で、特にネガティブなイメージがない漢字なので、赤ちゃんの名付けにも安心して使うことができる文字です。

『和』という漢字の成り立ち・由来は、軍門の標識である「禾」と、祈りの言葉を入れる器を示す「口」を合わせたものです。神様に誓い和解することを「和」と言われました。「禾」には、他にも稲穂という意味もあります。

赤ちゃんの名前に『和』という漢字を使うときには、「人との和を大切にできる人になりますように」といった願いが込められることが多いようです。

それでは、『和』の漢字自体にはどのような意味があるのでしょうか。以下に詳しくご紹介します。

・やわらぐ
・なごむ
　…「気持ちや雰囲気などが穏やかになるようにする」
　…「心や状態などが落ち着いてゆったりする」
・やわらげる
・なごやか
・やわらぎ
・考え方や感じ方が似ている(気が合う)
・のどか
　…「静かでのんびり落ち着いている様子」
　…「空が晴れていて、天気天候が穏やかである様子」(うららか)
・うららか
　…「心や気持ちに不満などのない状態で、落ち着いている様子」
・やまと(日本)
・なぎ(凪・海の風や波が穏やかである様子)

このように『和』の漢字には、意味の上でもイメージ通りの優しく幸せそうな印象を受けます。しかも、男の子・女の子どちらの赤ちゃんの名付けにも違和感なく使えます。

また、『和』の文字から連想される日本そのもの、日本の伝統的なものを由来とした名前も、じわじわと人気を獲得しています。

ここまで、『和』の漢字のもつイメージや意味・由来についてご紹介しました。読み進めていただいた方の中には、「赤ちゃんの名付けに『和』を使いたいけど、読み方はどうなの？」と思われる方もいらっしゃることでしょう。

また、赤ちゃんの名付けにおいて、名前の漢字の字画数も気になるところだと思います。『和』の画数と、漢字の持つ読み方を音読み、訓読み、常用漢字内外と人名に使われる際の読み方である名乗り読みでご紹介します。

このように、なんとなく知っているような『和』の漢字の読み方でも、初めて見るような読み方があるのがわかります。名乗り読みの中には、『和』の漢字一文字だけでも、男の子・女の子どちらの赤ちゃんの名付けにも使えそうな読み方もありますね。

これだけ多くの読み方があれば、それだけ名付けの選択肢も広がります。『和』の文字を名付けに使うといっても一体どんな名前をつければ良いんだろう……と悩んでしまうかもしれません。そんなあなたのために、ここからは男の子・女の子別に人気の名前を、総字画数も併せてご紹介します。

近年の男の子の名前は、今風のものと同様に、和風の名前や古風な名付けが人気です。「日本の昔からの伝統を大切にする、力強さと優しさを兼ね備えた男の子に成長してほしい」といったような願いや意味を込めた由来の名付けが増えてきています。

ここでは、『和』を使った男の子の名前の例を、画数を含め二文字・三文字に分けてご紹介していきます。

★人気の名前の読み方と『和』を含む名前の例

★人気の名前の読み方と『和』を含む名前の例

近年の女の子の名前は、個性的な名前でありつつも、日本的なイメージをもつ名前や古風な名前の人気が上がってきています。『和』の文字がもつ「優しい」「柔らかい」といったイメージは、特に女の子の名前の印象や由来にぴったりです。

同じ『和』を使った名付けでも、読み方や漢字の組み合わせで全く違った印象になります。こちらでは、『和』を用いた女の子の名前を二文字・三文字ごとに、総字画数と合わせてご紹介します。

★人気の名前の読み方と『和』を含む名前の例

★人気の名前の読み方と『和』を含む名前の例

近年では、漢字などを通常とは違う特殊な読み方をする名前をつけるパパやママもいます。赤ちゃんのことを想い、より素敵な名前を独自に考えて、我が子だけの名前をプレゼントしようという親心からです。しかし、『キラキラネーム』や『DQNネーム』と呼ばれたり、なかなか読み方を覚えてもらえなかったりすることもあるようですので、あまり独自すぎる読み方の名前は禁物です。

以下に特殊な読み方をする、『和』を含む名前の例をご紹介します。

『和』を使った男の子&女の子の名前を、漢字の字画数や意味・由来と併せてご紹介いたしました。ピンとくる名前や漢字はありましたでしょうか。

是非この記事を参考に、生まれてきてくれた、またはこれから生まれてくる赤ちゃんに素敵な名前をつけてください。