2018年08月01日公開
2018年08月01日更新
男の子の名前『けい』の漢字や字画数・意味の由来を徹底調査!
男の子の名前で人気の「けい」ですが、色々な漢字があって、いざ名前をつけようと思っても迷ってしまうのではないでしょうか。この記事では「けい」と読む漢字で人気な名前を字画数や意味の由来なども含めてご紹介していきます。ぜひ、お気に入りの名前を見つけてみてくださいね。
目次
【けい】の名前はどんなイメージ?
わが子が生まれ、一番最初に親からプレゼントする名前。
パパとママは、自分の子供が、これからの人生をどう過ごしていって欲しいか、どんな人になって欲しいか、様々な願いを込めて名前を考えますよね。
「けい」という名前は、呼びやすさと、古風で男らしい漢字が多い事で、昔から、男の子に人気のある名前です。
また、ローマ字のK(けい)から、海外でも呼びやすいということで、外国でも親しみを持って呼んでもらえるようにという願いを込めて、「けい」という名前を付ける親御さんもいるようです。
ここからは、「けい」と読む名前に使われる漢字には、どんなものがあるのか、具体的に見ていきたいと思います。「けい」という漢字の字画数や由来などもご紹介していくので、名付けの参考にしてみてくださいね。
【けい】の名前に人気の【漢字の字画数】は?
けいと読む名前の漢字にはたくさんの種類がありますが、姓名判断なども考えると、字画数が気になりますよね。ここからは人気の漢字の字画数を見ていきましょう!
慶の字画数は
慶(けい)という漢字の字画数は、15画です。
字画数が多めなので、子供のうちは名前を書くのが難しい漢字でもあります。
慶という字は中学生で初めて習うので、子供が小さいうちは、テストなどで名前を書くのに苦労する場合もあります。
慶の説明の仕方として、「慶応義塾大学の慶」などと言われることが多いです。
佳の字画数は
佳(けい)という漢字の字画数は8画です。
字画数も多すぎず、直線が多いので佳という名前は子供にとって書きやすい漢字ですね。
佳の説明の仕方は、佳作の佳、にんべんに土を二つ重ねる漢字などと言われることが多いです。
敬の字画数は
敬(けい)という漢字の字画数は12画です。
字画数は少し多いですが、敬は、バランスがとりやすく比較的書きやすい名前の漢字ですね。
敬の説明の仕方は、敬語の敬などと説明することが多いです。
慧の字画数は
慧(けい)という漢字の字画数は15画です。
字画数は多く、子供のうちは名前が書きづらいということと、珍しい漢字なので「けい」とすぐに読んでもらえない場合があるので注意したい漢字です。
慧の説明の仕方は、彗星(スイセイ)の「彗」の下に「心」などと説明することが多いです。
景の字画数は
景(けい)という字の字画数は12画です。
景色、風景などで使われるようになじみのある漢字なので、子供にとっても書きやすい名前の漢字といえますね。
景の説明の仕方は、景色の景などと説明することが多いです。
啓の字画数は
啓(けい)という字の字画数は11画です。
啓の説明の仕方は、手紙で書く「拝啓」の「啓」などと説明することが多いです。
渓の字画数は
渓(けい)という字の字画数は11画です。
あまり名前に使われるイメージがないのではないでしょうか。
渓の説明の仕方は、渓谷、渓流の渓などと説明することが多いです。
圭の字画数は
圭(けい)という字の字画数は6画です。
左右対称で直線が多く、画数も少ないので、圭は子供にとって書きやすい名前の漢字ですね。
圭の説明の仕方は、「土」を縦に2つ重ねた「圭」などと説明することが多いです。
桂の字画数は
桂(けい)という字の字画数は10画です。
桂の説明の仕方は材木の「カツラ」、木と圭を組み合わせた漢字などと説明することが多いです。
恵の字画数は
恵(けい)という字の字画数は10画です。
女の子の名前のイメージがありますが、男の子の名付けにも人気の漢字です。
恵の説明の仕方は恩恵の恵などと説明することが多いです。
似ている漢字で、旧字体の惠(けい)も名前に使うことができます。使う場合は、恵の10画に対して惠は12画で、画数に違いがあるので注意しましょう。
京の字画数は
京(けい)という字の字画数は8画です。
字画数が少なく、京は子供にとって書きやすい名前の漢字ですね。
しかし「けい」ではなく「きょう」と読まれてしまうこともあることに注意が必要です。
京(けい)の説明の仕方は京都の京などと説明することが多いです。
蛍の字画数は
蛍(けい)という字の字画数は11画です。
蛍の説明の仕方はほたるという漢字などと説明することが多いです。
【けい】の名前に人気の【漢字の意味・由来】は?
慶の意味・由来は
慶(けい)という漢字の意味は、よろこぶ、祝う、幸い、幸福 、めでたい、縁起がよい、吉事、たまう、くださる、賞与、賜物などがあります。おめでたい事という意味の言葉が多いですね。
慶という漢字の由来は、昔、お祝い事に鹿の皮をプレゼントしたことから「鹿」の文字に「心」を合わせ喜びや祝いを表すという由来があるようです。
「慶」という男の子の名前は、おめでたい意味から幸運な人生を送って欲しいという願いを込めて名付けられます。
佳の意味・由来は
佳(けい)という漢字の意味は、美しい、優れている、立派、好むなどがあります。
佳という漢字の由来は、「圭」は「整っている様子」を表し、にんべんを組み合わせて「整っている人=美しい人」を意味します。
「佳」という名前は美しく強く自立した人になって欲しいという願いを込めて名付けられます。
敬の意味・由来は
敬(けい)という漢字の意味は、敬う、礼をつくす、慎む、真心を込めて努める、うやうやしいなどがあります。
敬という漢字の由来は、神様にお祈りをしている様子を表現しており、高貴な存在である神様を「敬う」様子と、自分の振る舞いを「慎む」様子を意味にもたせています。
「敬」という名前は人から尊敬され、敬われるような人になって欲しいという願いを込めて名付けられます。
慧の意味・由来は
慧(けい)という漢字の意味は、賢い、頭の働きが優れている、知恵、道理を見抜き疑いを解く力などがあります。
慧という漢字の由来は、「彗星」を意味する「彗」の字から「ほのかに光る」と連想し、「心」と組み合わせて心の中のかすかな光から一瞬のひらめきと変化しました。
「慧」という名前は、賢く、知恵があるような人、道理を見抜き疑念を解く力を付け、嘘などをすぐに見抜けるような賢い人であって欲しいという意味を込めて名付けられます。
景の意味・由来は
景(けい)という漢字の意味はありさま、ようす、けしき、あおぐ、したう、そえる、たす、大きい、めでたいなどがあります。
景は、太陽と高い場所に建つ建物の図を組み合わせた事が由来となりできた漢字です。
「景」という名前は、人を明るく光の様に包み込むようなやさしさと明るさを持っている素敵な男の子になって欲しいという願いを込めて名付けられます。
啓の意味・由来は
啓(けい)という漢字の意味は、ひらく、開放する、導く、軍隊の先鋒、申す、申し上げる、公文書、上申書、立春・立夏の時候などがあります。
啓という漢字の由来は「戸」は神棚の扉、「攵」は手、「口」が神様のお祈りに使う器のことなので、3つ合わせて「神棚に向かってお祈りする」様子を表しています。
「啓」という名前は、幸せに生き、自発的に動けるような積極的な人になって欲しいという願いを込めて名付けられます。
渓の意味・由来は
渓(けい)という漢字の意味は、たに、たにがわなどがあります。
糸がつながるように水が注ぎこむ「たに」を意味する「渓谷」という漢字が成り立ちました。
圭の意味・由来は
圭(けい)は中国で使われていたヒスイの器であり、装飾品という意味があります。帝王からのみもらえるという事から「貴重で尊い」という意味を持っています。
貴重で尊い存在ということから、「圭」という名前は、人を騙したりせず、皆から尊く清い存在に思われてほしいという想いが込められています。
桂の意味・由来は
桂(けい)という漢字は木の名前であり、肉桂などの香木の総称、モクセイ科の常緑樹の意味があります。 モクセイ科の種である木の代表的なものは、「キンモクセイ」です。
キンモクセイは香りが良く、多くの人が引き寄せられる花として知られていますね。その香りから高貴で美しく、清らかなイメージを持つことが出来ます。またキンモクセイはとても丈夫で強い木材であるため「桂」という漢字には「強くて美しく強い」という意味もあります。
「桂」という男の子の名前は、生きていく上で、困難にさらされても、強く健康でいてほしいという意味を込めて名付けられます。
恵の意味・由来は
恵(けい)という漢字の意味は、めぐむ、美しい、素直などがあります。漢字の通り、「人をいつくしむ心があり、思いやりを忘れない人」という意味です。恵という漢字は優しいイメージが強いですね。
「恵」という男の子の名前は、誰かが困っている時、苦しい時、に助けてあげられるような優しい心を持った子に育ってほしいという意味を込めて名付けられます。
京の意味・由来は
京(けい)という漢字の意味は、都・帝都です。都に常に人が集まり、にぎわっている事から「京」という漢字は、「繁栄」「豊かさ」というイメージを持たれますね。
また「京」という漢字は「京都」を連想させることから、古風な男の子の名付けとして人気の漢字です。
「京」という男の子の名前は、「京」の繁栄、豊かさ、にぎわいの意味から、たくさんの仲間に囲まれて、明るい人生を送って欲しいという願いを込めて名付けられます。
また、漢字から京都を連想させることから、歴史ある京都のように内面を磨き、男女問わずから好かれる魅力的な男の子になって欲しいという意味も込められています。
蛍の意味・由来は
蛍(けい)の漢字の意味は、蛍(ほたる)という意味を持っています。
蛍は、美しく鑑賞に向いていることからも、暖かさと癒しの力があることはよく知られていますね。
また、蛍が光を発するのは、自分の存在と求愛をする為なのです。その光を見て、多くの人々が癒される事でしょう。
「蛍」という名前は、人に癒しを与え、誰からも愛される存在になるというイメージを込めて名付けられます。
【けい】と名前を付ける時のポイントは?
名付ける時に注意したいことは
「けい」という名前の漢字はたくさんありますが、書きやすさ、読みやすさを考えて名前を付けてあげると良いですね。
そして一番大切なのが、子供のイメージ、なってほしい人物像と合っているかをよく考えて名付けるようにしましょう。
挂、珪などに気を付けよう
もう一つ注意したいのが、「けい」という漢字の中には人名に使えない漢字があるということです。
「かかる」「高くかかってたれる」という意味を持つ挂(けい)という漢字は人名に使えず、市役所で受理されないので注意しましょう。
また、男の子の名付けに使わない方が良い漢字として、珪(けい)という漢字があります。
圭の古語で、「諸侯の身分を示す宝玉」という意味があるので、名前に使いたい場合は圭を使った方が良いでしょう。
【けい】は女の子の名前でもいいの?
女の子で「けい」という名前を付けると、男の子と勘違いされてしまうという悩みを持つパパとママもいるようです。しかし、「けい」という名前は、決して男の子だけにつけるべき名前というわけではありません。
女の子で「けい」と名付けることで、美しい、凛としたイメージ持たれたり、良い印象を与えられる素敵な名前です。
一番は自分の子供にどんな願いを込めて名前を付けるかが重要なので、女の子だから名付けてはいけないということはありません。
【けい】の名前に想いを込めて
いかがでしたか?
「けい」という名前の漢字には素敵なものがたくさんありましたね。
ぜひ、この記事を参考に、付けたいイメージに合う名前を探してみてはいかがでしょうか。