英語の手遊び歌15選!英語の学習効果や始めどきも解説!
子供に人気の手遊び歌ですが最近では英語の手遊び歌も人気があることをご存知ですか。我が子に幼いうちから英語に親しみを持たせたいと考える親御さんも多いことでしょう。そこで今回は、英語教育の入門として簡単に取り入れられる英語の手遊び歌について紹介していきます。
目次
英語の手遊び歌で子供と遊びたい!
道具を使わなくても楽しむことができる手遊び歌は、子供の成長に良い効果をたくさんもたらします。近年では英語教育が進んでいることもあり、幼稚園や保育園でも英語の手遊び歌が取り入れられるようになってきました。子供に幼いうちから英語に親しんでほしいと考えている人は、英語の手遊び歌から始めてみてはいかがですか。英語教育の一歩として英語の手遊び歌はとてもおすすめです。
英語の手遊び歌の始めどきは?0歳児には早いの?
手遊び歌は手や指を動かして遊ぶものが多いですが、大人と同じような動きができない時期の子供でも親しむことができる遊びです。0歳児の子供には歌に合わせてくすぐったり抱き上げるなどスキンシップを取りながら行うことで楽しんでもらえます。0歳児の子供に限らず、子供が関心を向けてくれるようにレベルを上げたりアレンジを加えたりして楽しむことを心がけましょう。
英語の手遊び歌にはどんな知育・学習効果があるの?
手遊び歌には、楽しみながら脳や言葉の発達を促したりコミュニケーション力・想像力・リズム感などを育むといった効果があります。さらに英語の手遊び歌には、英語の発音や英語のリスニング力などを養う効果も期待できます。英語の単語も自然と覚えることができ、大人も一緒に親子で楽しみながら英語に触れることができるのでおすすめです。
英語の手遊び歌おすすめ15選!
親子で楽しめる英語の手遊び歌を紹介します。乳児におすすめのものから小学校低学年頃まで楽しめるものまで幅広く紹介するので、日本でも親しまれているものや子供の年齢に合ったものなど、始めやすそうなものから選んでみましょう。遊び方やコツも紹介するので参考にしてみて下さい。
Zoom Zoom Zoom We're Going to the Moon(ズムズムソング)
子供とのスキンシップが取れる手遊び歌なので赤ちゃんの時期でも楽しむことができる英語の手遊び歌です。ロケット発射の際に盛り上がるので親子で楽しみましょう。親子で一緒にカウントダウンするなどアレンジしても良いですね。
こちらの手遊び歌は曲自体が短く同じフレーズを繰り返す部分の多い歌詞なので、チャレンジしやすいでしょう。子供を膝の上に乗せ、左右に揺れたり高く抱き上げたりする単純な動作なので遊び方も簡単です。
遊び方のコツは大人も一緒に楽しむことです。子供とスキンシップを取りながら楽しみましょう。子供をしっかりと支え、膝の上から落ちないよう注意して下さい。
Head, Shoulders, Knees, and Toes(頭、肩、膝、つま先)
日本でも有名な『あたま・かた・ひざ・ポン』の英語バージョンです。歌いながら体の名前を英語で覚えることができます。体も動かすので運動にもなり、様々な効果が期待できます。乳児などの小さな子供には、歌詞に合わせて体を触れてあげるなどのアレンジをすることで楽しむことができるので、チャレンジしてみて下さい。
こちらの手遊び歌は歌詞が同じフレーズの繰り返しなので覚えやすいでしょう。小さな子供や手遊び歌に慣れる前はHead(頭)・Shoulders(肩)・Knees(膝)・Toes(つま先)だけでも構いません。慣れてきたり年齢の高い子供はその先の歌詞に出てくる部位も加えてレベルアップすると長く楽しむことができ、様々な体の名前を英語で学べる効果も期待できます。
遊び方は歌詞に合わせて体をタッチするのみの単純な動きです。両手でのタッチがおすすめですが難しい場合は片手でも構いません。顔の部位は指さしをしましょう。遊び方のコツは歌詞を覚えるまではゆっくりしたペースで始めることです。慣れてきたらペースを速めたりスピードを競いながら遊ぶとより楽しめるでしょう。大きな動きで遊ぶのもおすすめです。狭い場所の場合は目を刺すなどのケガの可能性があるので、大人が環境を整えるなどの注意が必要です。
This Little Pig Went to Market(こぶたちゃん市場へいった)
乳児などの小さな子供向けの手遊び歌です。子供をくすぐる動きや指に触れる動きがあるので子供とスキンシップが取れます。子供に人気の手遊び歌なのでおすすめです。
この手遊び歌は今までに比べると少し英語が複雑ですが、難しい場合は歌いやすいように歌詞を変えても構いません。遊び方は大人が足の指をつまむこととくすぐるだけの単純な動きだけなのでやりやすいです。♪This little pig went to marketで足の親指を♪This little pig stayed at homeで足の人差し指を、と言うように歌に合わせて順に指をつまみ♪Wee wee wee wee weeでわきの下などをくすぐり遊びましょう。足の指以外にも手の指でも遊ぶことができます。
遊び方のコツは小指をつまむときとくすぐるときの間にためを作るとより盛り上がるのでおすすめです。またリズムが大事なので意識しながら行いましょう。
Five Little Monkeys(5匹の子ザル)
こちらの手遊び歌は同じフレーズを繰り返す歌詞ですが、曲のスピードが速めで英語の単語がいくつも出てくるので年齢が高めの子供向きと言えるでしょう。2番・3番と進むにつれて歌詞や手の動きも変化していくので、脳発達の促進効果が期待できます。
1番では5匹いた子猿も1匹ずつ減っていくので難易度が高いですが、慣れてくるとできるようになります。次々に数が変わっていく様子を手で表すので遊び方も今までの手遊び歌に比べると複雑です。
遊び方のコツは始めのうちはゆっくり行うことです。変化していく歌詞と手の動きに慣れることでより楽しく英語を学ぶことができるでしょう。また左手をベッドに見立てたり指を子猿に見立てたりと想像力を働かせるので想像力向上の効果も期待できます。
この手遊び歌には、メロディーは異なりますが日本語歌詞もあるので、こちらの動画を併せて見ることによって内容がよく理解できるようになりますよ。
Row Row Row Your Boat(こげよ、こげよ、ボートをこげ)
乳児など小さい子供向けの手遊び歌です。子供と一緒にゆらゆら揺れたりくすぐったりと、たくさんスキンシップが取れるので子供も喜ぶでしょう。
こちらの手遊び歌はメロディーが覚えやすく歌詞も最初の単語以外は同じなので、大人も問題なく手遊び歌を提供することができるでしょう。遊び方も歌詞に合わせてオールを漕ぐ真似をしたり、左右に揺れたりと動きも簡単なので挑戦しやすいです。くすぐる動きや「ワー」と叫んだりと子供も飽きずに楽しめるでしょう。
遊び方のコツはゆっくり行うことです。本当にボートに乗っているように歌うことで想像性を養う効果も期待できます。慣れてきたら歌詞をアレンジしたり違う動きで遊ぶと飽きずに楽しめるでしょう。子供を揺らす際に膝の上から落ちないよう注意して行って下さい。
Peek-a-boo!(いないいないばあ!)
Peek-a-booは日本語で「いないいないばあ」という意味です。いないいないばあが好きな時期の子供にぴったりの手遊び歌です。
こちらの手遊び歌は歌詞も同じフレーズが多く簡単なのですぐに楽しめるでしょう。遊び方もいないいないばあをしたり隠れたりするシンプルな動きです。♪Where is ○○では実際に隠れても良いですが、ベビーベッドなどの陰から顔を出したり隠れたりする遊び方でも構いません。
遊び方のコツは子供の目線に合わせて遊ぶことです。慣れてきたら♪Where is ○○や♪I see ○○をアレンジして様々なもので遊ぶこともおすすめです。パパやママだけでなく他の英単語にも触れられるきっかけにもなりますよ。隠れる際は子供に危険が及ばないよう遊ぶ環境には注意しましょう。
Finger family song(指さん家族)
日本でも有名な「おはなしゆびさん」の英語バージョンです。パパやママなどの家族の名前や「はじめまして」の挨拶を英語で覚えることができる手遊び歌です。見ているだけでも学ぶことができる手遊び歌なので小さな子供にもおすすめですよ。
この手遊び歌は歌詞もメロディーも覚えやすく、大人がやって見せるだけでも英語を楽しんで学べます。遊び方も歌詞に合わせ、各指を動かすだけなので子供と一緒に手や指を動かしながら遊ぶのにも最適です。Daddy(パパ)・Mommy(ママ)・Brother(お兄さん)・Sister(お姉さん)・Baby(赤ちゃん)も英語で学ぶことができるところも嬉しいですね。
遊び方のコツは各指をしっかり動かすことです。指の独立運動にも繋がります。大人がやって見せる場合には指を立てる際に指人形を使うと小さな子供にもわかりやすく伝わるのでおすすめです。
Where is Thumbkin?(親指さんどこ?)
5本の指を順番に紹介していく手遊び歌です。メロディーは日本でも馴染みのある「グーチョキパーで何作ろう」と同じなのでマスターしやすいでしょう。指を動かすので脳の活性化効果が期待できます。
この手遊び歌は指の名前が変わるだけで他は同じフレーズなので覚えやすいです。遊び方も各指を立てて曲げる動きや走る真似をする動きなど単純な動きを繰り返すので、パターンを覚えてしまえば簡単にトライできます。 thumbkin(親指)・pointer(人差し指)・middle man(中指)・ring man(薬指)・pinkie(小指)それぞれの指の名前が覚えられるところも魅力的です。
遊び方のコツは、大人がやって見せる場合には小さな子供でも分かりやすいように、指同士が会話をしているように指をしっかり曲げることです。大きな子供にはしっかり指を曲げることで指の運動にもなるのでおすすめですよ。
Open shut them(結んで開いて)
手を開いたり閉じたりする手遊び歌ですが、様々なバリエーションがあるのでいろいろな動きができます。大きな動きも含まれているので大きな子供も楽しめるでしょう。
この手遊び歌の遊び方はバリエーションによって変わってきますが、手を開いたり閉じたり、手や膝をたたいたりとどの動きも難しくありません。ペアを作って担当を分けて遊んだりと工夫するのもおすすめです。また♪Fast and slowではfastで素早く足踏みし、slowでゆっくり足踏みするなど、やりやすいようアレンジしても構いません。
遊び方のコツは動きにメリハリをつけることです。大げさにすることでより楽しさが増しますよ。大きな動きをする際には人とぶつかったりしないよう遊ぶ環境に注意して下さい。
Round and Round the Garden(お庭をぐるぐる)
子供とスキンシップの取れる手遊び歌です。くすぐる動作があるので小さな子供も楽しめるでしょう。子供と向き合って1対1で遊ぶことをおすすめします。
歌詞も短く覚えやすいので挑戦しやすい手遊び歌です。遊び方も手のひらをなぞったりくすぐる単純な動きなので、大人はもちろん子供もできる動きです。大人と子供とで順にやっても良いでしょう。また手のひらや指を庭や熊に見立てているので想像力を発達させる効果が期待できます。
遊び方のコツは♪One step, two stepの際に少しためを作ることです。足で遊んだりとアレンジを加えても楽しめます。
If You're Happy and You Know It(幸せなら手をたたこう)
日本でも有名な「幸せなら手をたたこう」の英語バージョンです。ご存知の通りメロディーに合わせて手をたたいたり足踏みをするので、楽しみながら英語を覚えることができるでしょう。
この手遊び歌はメロディーに馴染みがあり歌詞はほぼ同じフレーズなので大人も覚えやすいでしょう。リズムに合わせて手をたたいたりつま先をタップしたりと、遊び方も単純な動きなので小さな子供にも遊んでもらえます。リズムに合わせて体を動かすのでリズム感を養う効果も期待できます。
遊び方のコツは楽しんで遊ぶことです。また手・足・頭の他にも様々なバリエーションで遊ぶことでレベルアップした遊びもできるのでおすすめです。
Rock Scissors Paper(グーチョキパーで何作ろう)
日本でもおなじみの「グーチョキパーで何作ろう」の英語バージョンです。英語ではじゃんけんをどのように表現するのかが学べます。この手遊びは遊び方が無限大なので、小さい子供から大きな子供まで幅広く遊べます。
この手遊び歌は遊んだことのある人が多い手遊び歌だと思います。Rock(グー)・Scissors(チョキ)・Paper(パー)それぞれと出来上がるものの名前を英語で言えるようになるとすぐに遊べます。リズム感や想像力を養う効果が期待できます。バリエーションは様々なので何度も楽しむことができますね。またクイズ形式にしても面白いでしょう。
遊び方のコツは出来上がったものと英語の単語が結びつくようにすることです。人形や絵などを用意しても良いでしょう。たくさんバリエーションを増やし、飽きないように注意しましょう。
The Itsy Bitsy Spider(ちっちゃなクモ)
小さな蜘蛛の冒険を手遊び歌にしたものです。動きが複雑なので大きな子供向けの手遊び歌です。小さな子供には大人が見せて遊びましょう。
この手遊び歌は小さな蜘蛛が雨どいを登ったり雨で流されたりするので想像力が育まれる効果が期待できます。遊び方は親指と人差し指でL字を作って動かしたりと少し複雑な動きなので、覚えるまでに少し時間がかかるかもしれません。小さな蜘蛛の他に大きな蜘蛛や黄色い蜘蛛などアレンジを加えて、様々な動きをしても面白いですよ。
遊び方のコツは、動きが複雑なので事前に動き方を確認することです。また、慣れるまでは子供が興味を損なわないよう注意しながらゆっくりと行いましょう。
The Wheels on the Bus(バスのうた)
乗り物好きな子供に人気の手遊び歌です。タイヤやワイパーの動きやクラクションの音などを手や指で表現していくので、想像力を育む効果を期待する人にぴったりですよ。
こちらの手遊び歌はメロディーも歌詞も同じフレーズが多いので覚えやすいです。遊び方はタイヤやワイパーなどバスの動きを簡単な体の動きで表現するので、楽しく遊ぶことができます。歌詞に出てくる他にも思いつく動作を加えても良いですね。
遊び方のコツはバスの動きや人になりきって遊ぶことです。バスに乗っている気分になることでより楽しむことができるでしょう。普段バスに乗る機会がある場合は、バスやバスの中の動きに敏感になり観察力アップの効果も育まれるかもしれません。
Johnny works with One Hammer(だいくのジョニーさんはおおいそがし)
ジョニーがハンマーを使って仕事をする様子を手遊び歌にしています。歌詞も動きも大きな子供向けです。体を大きく使うので楽しみながら英語が学べます。
こちらの手遊び歌は1~5までの数字を英語で数えることができます。また、1~5それぞれ動きも変わるうえに動きも大きいので、遊び方も少し難易度が高い手遊び歌です。しかし、楽しみながら頭も体も使って学べるのでパパやママにとっては嬉しい手遊び歌ですね。
遊び方のコツは子供に合わせて遊ぶことです。動きが激しいので難しそうなら1番だけにしたりと子供の様子を見て変えましょう。また狭い場所で遊ぶとケガの可能性もあるので注意が必要です。
小さい子供と英語の手遊び歌で遊ぶ際の注意点とは?
小さい子供と英語の手遊びをする際に注意すべき点があります。子供が英語への興味を失わないよう注意点について解説します。
大人も一緒に楽しむこと
最近では大人だけでなく、子供にとってもテレビやスマホは身近なものになりました。しかし英語の手遊び歌をテレビやスマホに頼って子供だけでやらせてしまうと、英語を身に付けることが難しくなるので注意が必要です。子供の興味は他のものへと向いてしまい、英語に関心を持たなくなる可能性が高まります。そのため、英語の歌をテレビやスマホに頼っても、大人も一緒に手遊び歌を楽しみましょう。大人も一緒に遊ぶことで子供もより楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
子供が興味を持たなかったらやめる
子供が興味を示さない場合、無理に続けることは避けましょう。大人が英語を学ばせたい気持ちを無理やり押し付けてしまうと、子供が英語嫌いになってしまう可能性があるので注意です。小さいうちは英語を学ぶことよりも英語を楽しむことや親しむことを優先させましょう。また子供が嫌がる場合は子供に合ったものではないことが多いので、子供のレベルに合わせた手遊び歌を提供するよう注意しましょう。何が原因なのかを少しずつ探ってみると良いですね。
子供と一緒に英語の手遊び歌で遊ぼう!
英語の手遊び歌には取り入れやすいものがたくさんあることを理解していただけましたか。注意点にさえ気を付ければ、幼いうちから楽しく英語に親しむことができますよ。子供とスキンシップが取れるうえ、子供に与える良い効果もたくさん含まれているので、この機会にぜひ英語の手遊び歌を取り入れてみて下さい。