小学生の反抗期はいつから始まる?上手な対処法や乗り越えるコツも!
子供を持つ親として、反抗期はいつから始まるのか気になるところです。本格的な思春期に入る前の小学生でも、反抗期があるのをご存知ですか。小学生ならではの反抗期の対処法や乗り越えるコツを詳しくご紹介します。いつわが子に反抗期がきてもいいように、参考にしてくださいね。
目次
小学生の反抗期について徹底調査!
子供が心も身体も成長し、大きくなっていく姿は親としては嬉しいものですね。しかし、親の元から離れていくのも寂しいものです。その中でも、子供の反抗期は親としてはどう接したらいいのかわからないものです。反抗期と言えば、中学生や高校生の思春期の子供の特徴と思いがちですが、実は小学生にも反抗期があるのをご存知でしょうか。つい最近まで、仲のいい親子関係だったのに突然反抗的な態度になるので戸惑う親が多いのが現実です。
小学生といえば、親はまだまだ子供だと思ってしまいますが、子供は自己主張したくなる年齢です。突然始まる小学生の反抗期に備えて、いつでも対処できるようにしておきましょう。
小学生の反抗期はいつから始まる?
親の立場からすると、いつから反抗期が始まるのか気になるところですね。小学生の子供は、親がまだ小さな子供だと思っていても、子供自身は自立していると感じていることが多い時期です。低学年ではまだまだ親に依存する場合が多いですが、高学年になると子供だけで動く行動範囲も広くなり、いつの間にか親に依存するのを嫌がることが多くなります。
このような心の変化から、小学生の反抗期は高学年頃から始まることが多いようです。しかし、精神的な成長が男の子に比べて早い女の子は、低学年から反抗期が始まることもあるようです。また、学校でのストレスが反抗期に繋がることも多くあります。友達関係や、勉強に対しての不安などからくるストレスが家での反抗的な態度になってしまう場合もあります。明確にいつから反抗期が始まる、とは言えませんが、小学生から反抗期が徐々に始まっていくと考えていたほうがいいでしょう。
小学生の反抗期の特徴5選!
いつの間にか始まる反抗期は、家や学校での行動や態度に特徴が出てきます。今からご紹介する特徴が出始めたら、反抗期に入ったと思っていいでしょう。
①親に口答えをするようになる
何かにつけて、親に口答えをするようになるのも小学生の反抗期の特徴です。「○○しなさい」と言うと「うるさいな!」などと口答えしたり、屁理屈を言ったりするようになります。親としてはついカッとなってしまいますね。
②親と別行動をしたがるようになる
小学生の間はスーパーなど買い物に行く際、いつもは親について来ていたのに、嫌がるようになるのも反抗期の特徴ですね。いつも一緒に行動していたのに、突然別行動するようになり少し寂しい思いを親はしてしまいます。
③態度が素っ気なくなる
小学生の反抗期の特徴として、親に対する態度が素っ気なくなる場合があります。いつもは笑顔で会話していたのに、会話がぎこちなくなるなどいつもと違う態度が出始めたら反抗期の始まりです。親としては寂しいと感じる態度ですが、大人への成長段階と考え見守ってあげるのも大事ですよ。
④自己主張が激しくなる
化粧をしたり、いつもと違う髪型に変えたり服装を派手にしたりして、自己主張が激しくなるのも小学生の反抗期の特徴です。子供から大人への道を歩んでいると、自己主張するために身だしなみを派手にすることは反抗期でよくある行動です。もう子供ではない、自分で何でもできるんだ、という自己主張を化粧や髪形、服装で表す方法ですね。
⑤勉強をしなくなる
親や学校の先生などの大人は、ついつい子供に「勉強しなさい」と言ってしまいます。「しなさい」の言葉は命令や押し付けになってしまいますので、反抗期の小学生には無理やりやらされている、と感じてしまいます。いつもは家で自分から勉強していても、大人から勉強しなさい、と言われればしたくなくなるのも反抗期の特徴ですね。学校では先生に、家では親に「勉強しなさい」と言われ、嫌になるのもわかる気がきますね。
小学生の反抗期の上手な対処法4つ!
小学生の子供に反抗期が訪れたら、どのような方法で対処すればいいのでしょうか。間違った方法で対処してしまうと、子供の心を傷つけてしまったり、余計に反抗する態度がひどくなる場合があります。小学生の反抗期を上手に対処する方法を詳しくみていきましょう。
①いつも見守っているという姿勢を見せる
反抗期の子供の態度や言葉使いに、つい親もカッとなってしまいがちで、子供とケンカになってしまうことがあります。だからと言って、反抗期の子供を放置する方法をとってはいけません。ある程度の距離をあけながら、いつも見守っている姿勢を見せてあげることが大切です。小学生の反抗期は自立の一歩ですが、構いすぎるのも放置しすぎるのも対処法としてはよくありません。反抗期を迎えていても、小学生はまだ子供です。親の愛がやはり一番大切なものですから、ある程度の距離を保ち、いつも見守ってあげましょう。
②子供の話を最後まで聞く
子供の話は最後までよく聞くことも、小学生の反抗期には大事なことです。忙しいと、ついつい子供の話をちゃんと聞かずに口出ししてしまうことがあるのではないでしょうか。また、反抗的な態度を取られると、親も話を聞く気にならない場合もあるでしょう。しかし、いつでも根気よく子供の話を最後まで聞いてあげることで、反抗期の子供の心を落ち着かせるのも一つの方法です。
③頭ごなしに叱らない
小学生の反抗期の態度や行動に、親もついカッとなってしまいますが、頭ごなしに叱るのは逆効果なのでやめましょう。特に化粧や髪形、服装などの自己主張を否定したり、叱ったりするとさらに反抗的な行動に移る可能性が高いです。子供には子供なりの自己主張があるので、親がカッとならないように注意しましょう。
④どのようにしたらいいのかを子供の言葉で考えさせる
反抗期だからといっても、まだ小学生のうちは親がついつい手を出したくなる年頃です。しかし、そんな姿に子供は反抗してしまうので、反抗的な態度や行動を取ったらどのようにしたらいいのか、子供の言葉で考えさせましょう。親があれこれといつも手を出すのではなく、子供自身で考え言葉に出すことで子供の自立心を立ててあげるといいでしょう。
小学生の反抗期を乗り越えるコツは?3つ紹介!
いつの間にか訪れる小学生の反抗期ですが、上手く乗り越えれば心配ありません。反抗期を乗り越える方法は、コツをつかめば難しいことではありません。
①口を出し過ぎない
まだ小学生だからといって、あれこれ口を出すのはやめておきましょう。口を出し過ぎると、余計に反抗的な態度や行動に出るのが反抗期です。家に帰ってきて、学校で何があったのか聞きすぎるのもよくありません。親としては、家の外の出来事や、学校で何をしているのか気になるところですが、何でも口を出すのはよくありません。見守ってあげることも大事ですよ。
②否定した言い方をしない
否定的な言葉や、否定的な言い方をするのも反抗期の小学生には逆効果です。学校の友達のことを否定したり、自己主張で髪型を変えてきたのに「あまりよくないよ」といった言葉をかけると、反抗期の子供は更に反抗的な態度や行動を取ってしまいます。まずは否定せず、子供の話をゆっくり聞いてあげましょう。
③急に態度を変えない
子供が反抗期になったからといって、急に親がいつもと違う態度を取ることもやってはいけません。反抗期だから急に優しくなったり、逆に子供を急に押さえつけるような態度は子供の不安定な心を更に不安定にさせてしまいます。いつもと同じ態度で接し、いつもと同じように関わってあげてくださいね。
子供の反抗期を大きな気持ちで受け入れよう!
小学生の反抗期についてご紹介しました。親としては小学生はまだまだ子供だと思ってしまいますが、いつの間にか大人への一歩を歩んでいきます。その一歩が反抗期となり、その態度に親は戸惑ってしまいます。
いつも家では笑顔でいい親子関係だったのに、ある日突然反抗的な態度になり、親は寂しくなってしまいますね。学校ではいつも通りにしていても、家で親に反抗的になる子供はたくさんいます。これは大人への成長段階として、みんなが通る道です。もちろん、反抗期がない子供もたくさんいます。大事なのは、子供の心を傷つけず、親はいつでも見守ってあげることが重要となります。
反抗期は自立心から来るもので、いつまでも続くわけではありません。親が大きな気持ちで受け入れなければ、子供の気持ちが落ち着くことはありませんね。自分が子供の頃の反抗期を思い出せば、なぜ子供がそんな態度を取っているのか、少しわかる気がしませんか。親がカッならず、落ち着いて対処していきましょう。