抱っこ紐で寝た赤ちゃんを起こさずに下ろす方法とは?今すぐ試したい!
抱っこ紐を使っていると、自然と赤ちゃんが寝てしまったという経験はありませんか。抱っこ紐で寝る赤ちゃんを起さず布団に置く方法や、おすすめの寝かしつけ方法をご紹介します。抱っこ紐で赤ちゃんが寝る理由についてもご紹介しますので、詳しく見ていきましょう。
目次
抱っこ紐で寝る赤ちゃんを起こさず布団で寝かせたい!
抱っこ紐で寝た赤ちゃんを布団に置くと、起きてしまうことが多いですよね。抱っこ紐で寝る赤ちゃんを、起さずに布団に置く方法はあるのでしょうか。赤ちゃんが寝るタイミングや布団への置き方を工夫すると、赤ちゃんが寝ると言われていますのでその方法を見ていきましょう。また赤ちゃんの眠りが浅い理由や、その対策方法についてもご紹介していきます。
赤ちゃんの眠りが浅い理由とは?
赤ちゃんの眠りが浅くて心配になるママやパパは多いのではないでしょうか。赤ちゃんの眠りが浅い理由には、以下のような原因が考えられます。
・お腹がすいた
・オムツが汚れている
・寝心地が悪い
・暑い、または寒い
・生活リズムができていない
・精神的な不安
これだけではありませんが、このような理由で赤ちゃんの眠りが浅くなってしまうことが多いです。赤ちゃんは不安になっただけでも起きてしまうことがあります。また環境の変化にも敏感なので、なるべく安心できる環境をつくってあげるとよく寝ることができます。
寝かしつけが苦手なママ・パパは多い!その理由は?
次に、赤ちゃんの寝かしつけについてご紹介していきます。育児の中で、寝かしつけが苦手というママやパパは多いようです。赤ちゃんの寝かしつけが苦手と感じてしまうのは、なぜなのかを見ていきましょう。
なかなか寝てくれない
赤ちゃんの寝かしつけが苦手と感じる原因に、赤ちゃんがなかなか寝てくれないという理由があります。赤ちゃんは寝るのが仕事と言われていますが、実際はなかなか寝てくれない赤ちゃんが多くいます。機嫌良く起きている場合は良いですが、赤ちゃんが泣いてしまう時は大変です。
赤ちゃんはまだ生活リズムが整っていないので、すぐに寝ることができません。なかなか寝てくれなくて気がついたら朝になっていたという経験があるママやパパもいるでしょう。
寝てもすぐに起きてしまう
寝てもすぐに起きてしまう赤ちゃんもいます。赤ちゃんは睡眠のサイクルができていないので、まとまって寝てくれないことが多いのです。また少しの物音などで起きてしまう、敏感な赤ちゃんもいます。時間をかけて寝かしつけたのに、30分もしないで起きてしまうことはよくあります。5歳くらいになると、大人と同じような睡眠サイクルになると言われているので、しばらくはすぐに起きてしまうことが多いでしょう。
寝かしつけでぐずる
赤ちゃんをうまく寝かしつけることができず、悩んでしまうママやパパは多いものです。赤ちゃんはお腹がすいていたり、オムツが汚れているとぐずることが多いです。それだけではなく、生活リズムができていないのも赤ちゃんがぐずる原因です。また、その赤ちゃんによってぐずり方に差があります。赤ちゃんがぐずってしまうことで不安になり、精神的に疲れてしまうママやパパは多いようです。
赤ちゃんが抱っこ紐で寝るのはどうして?
寝かしつけに悩むママやパパはたくさんいますが、抱っこ紐を使うと寝てくれる赤ちゃんが多いのはなぜでしょうか。抱っこ紐には、ママのお腹にいた時のような感覚を再現できる効果があります。ママのお腹にいた時の感覚とはどのような感覚なのか、詳しく見ていきましょう。
体を包まれる安心感がある
抱っこ紐には、赤ちゃんに安心感を与える効果があります。抱っこ紐を使うことで、赤ちゃんの体が抱っこ紐に包まれる形になります。赤ちゃんは体を包まれるとママのお腹にいた時のような感覚になり、眠りやすくなるようです。また赤ちゃんに安心感を与えることで、長時間寝るようになります。
ママ・パパの体温や鼓動を感じて安心する
抱っこ紐は、赤ちゃんにママやパパの体温や鼓動が伝わる効果があります。赤ちゃんはママのお腹にいた時に、心臓の音や動脈の音を聞いて過ごしていたと言われています。そのため、ママやパパの鼓動が聞こえると安心するようです。ママやパパが近くにいるという安心感は、赤ちゃんが寝てくれる大きなポイントです。
抱っこ紐が揺れることでリラックスできる
抱っこ紐を使うと、ママやパパの動きに合わせて赤ちゃんが揺れます。揺れを感じると、赤ちゃんはお腹の中にいたことを思い出してリラックスできると言われています。また不規則な揺れよりもリズミカルな揺れの方が赤ちゃんが寝やすいです。
抱っこ紐で寝る赤ちゃんを布団で寝かせる方法【前抱き】
抱っこ紐で寝る赤ちゃんを、布団に寝かせる方法をご紹介します。前抱きで寝る赤ちゃんを布団に寝かせる場合の方法がこちらです。
1. 赤ちゃんのおしりを布団につける
2. 赤ちゃんの体全体を布団につける
3. 抱っこ紐から、ママやパパの体を抜く
いきなり体全体を布団につけるよりも、おしりから徐々に布団に置いていくのがポイントです。また首が据わっていない赤ちゃんの場合は、首を抑えながら布団に寝かせるようにしてください。
抱っこ紐で寝る赤ちゃんを布団で寝かせる方法【おんぶ】
次に抱っこ紐でおんぶしている赤ちゃんを、布団に寝かせる方法をご紹介していきます。前抱きよりも少し難しいですが、慣れると簡単にできるようになりますので見ていきましょう。
1. 抱っこ紐からママやパパの片腕を抜きます
2. 赤ちゃんを自分の前側に回します
3. 赤ちゃんを抱っこし、優しく布団に置きます
おんぶで寝る赤ちゃんを布団に置く時は、一度前抱きにしてから布団に置くようにしてみてください。またすぐに布団に置くと起きてしまう赤ちゃんも多いので、赤ちゃんを抱く時間を長くするなどの工夫をしてみると良いでしょう。
抱っこ紐で寝る赤ちゃんを布団で寝かせる5つのポイント!
抱っこ紐で寝てしまった赤ちゃんを、そのまま布団に寝かせることができたらパパやママも楽になります。ですが実際に布団に置こうとすると、泣いたり起きてしまう赤ちゃんも多いのではないでしょうか。そこで抱っこ紐で寝てしまった赤ちゃんを、布団に寝かせるためのポイントをご紹介します。赤ちゃんと体をくっつけたり、トントンすると寝かせやすいので詳しく見ていきましょう。
深い眠りに入るまでしばらく待つこと
抱っこ紐で寝てしまった赤ちゃんを布団で寝かすためには、赤ちゃんが深い眠りに入るまで待つことが大切です。赤ちゃんは浅い眠りの後に深い眠りに入ると言われています。基本的に浅い眠りは20分程度です。なので抱っこ紐で寝てしまってもすぐに布団に寝かさず、20分程度待つようにしてみてください。
赤ちゃんと自分の体をすぐに離さない
赤ちゃんを布団に下ろす時には、赤ちゃんと自分の体をすぐに離さないようにしてみましょう。特に赤ちゃんの「お腹」をママやパパとくっつけた状態のまま、布団に下ろすのがポイントです。抱っこされていた赤ちゃんはお腹がママやパパと離れると、落ちてしまうと不安になるので覚えておいてくださいね。
揺らしながら赤ちゃんを布団に寝かせる
赤ちゃんを抱っこしながらゆらゆらしていると、自然と寝ていたという経験はありませんか。赤ちゃんはお腹にいた頃、ママが動くたびに羊水の中でゆらゆらしていました。そのため赤ちゃんにとってはゆらゆらした動きが心地よいと言われています。布団に置く時にもできるだけ揺らしながら置くと、赤ちゃんが起きにくいです。ただし、揺らし過ぎは良くないので注意してください。
起きそうな場合は赤ちゃんの心拍に合わせてトントンする
布団に置いた後に赤ちゃんが起きてしまいそうな場合は、優しくトントンしてみてください。赤ちゃんの心拍に合わせて、お腹をトントンしたり背中を優しくトントンするのが効果的です。赤ちゃんはトントンされると、ママのお腹の中にいた頃のことを思い出すと言われています。トントンされてママの動脈のリズムや心音を思い出すことで、落ち着いて寝てくれるようになります。
寝かせる布団を工夫する
赤ちゃんを寝かせるためには、布団に工夫をすることも大切です。授乳クッションを使って鳥の巣のような寝床にしてあげたり、掛け布団のふわふわ部分に置いてあげるなど、赤ちゃんの好みの寝床をつくってあげましょう。平らなところに置かれるよりも、丸くなる体勢が好きな赤ちゃんは多いです。ですから赤ちゃんの姿勢が少し丸くなるように工夫してみるのも良いでしょう。
赤ちゃんがよく寝る環境づくりも大切!
赤ちゃんによく寝てもらうためには、環境づくりも大切です。大人と違って赤ちゃんは環境に敏感です。なので、赤ちゃんにとって心地のよい環境をつくるように心がけると良いでしょう。赤ちゃんにとって心地のよい環境づくりを3つご紹介しますので、参考にしてみてください。
生活リズムを整える
赤ちゃんをよく寝かせるためには、生活リズムを整えてあげることが大切です。特に生まれたばかりの赤ちゃんは昼夜逆転生活になること多いです。同じ時間にお風呂に入れたり、同じ時間に散歩に行ったりすると生活リズムが整うので、試してみてください。また赤ちゃんの生活リズムを整えてあげると、成長ホルモンの分泌を促す効果もあります。
体力を消耗させる
赤ちゃんは疲れると自然と寝るようになります。赤ちゃんをたくさん寝かせるためには、運動などで体力を消耗することがポイントです。赤ちゃんはまだ激しい運動ができませんので、ベビーマッサージや散歩などがおすすめです。特に赤ちゃんマッサージは、親子のスキンシップが取れるので良いでしょう。
寝る環境を整える
寝る環境を整えることで、赤ちゃんがよく寝てくれるようになります。赤ちゃんは大人が思っている以上に環境の変化に敏感です。特に部屋の温度や湿度、明るさなどが原因で寝ることができない赤ちゃんは多いのです。赤ちゃんによく寝てもらうようになるためには、赤ちゃんに適した部屋の環境をつくることを心がけましょう。
抱っこ紐以外の赤ちゃんの寝かしつけ方法4選!
次に抱っこ紐以外で赤ちゃんを寝かしつける方法をご紹介します。ご紹介する方法を参考に、赤ちゃんに合った寝かしつけ方法を試してみてください。
添い寝をする
添い寝をすると楽に赤ちゃんを寝かせることができます。添い寝をするとママの体温や鼓動が赤ちゃんに伝わります。そのため赤ちゃんは安心感を感じることができます。また手を握ってあげることで、赤ちゃんがよく寝てくれることもあります。添い寝をする時には、できるだけママやパパの体と赤ちゃんの体がくっつくようにすると良いでしょう。
また赤ちゃんが布団に入ってもなかなか寝ない場合は、ママやパパが寝たふりをするのも効果的です。月齢が大きい赤ちゃんの方が、寝たふりで寝てくれることが多いので試してみてください。
お気に入りの寝かしつけグッズを使う
お気に入りの寝かしつけグッズを使うことで、赤ちゃんがよく寝てくれるようになります。最近は様々な寝かしつけグッズが販売されていますが、中でもおすすめなのがこちらです。
・おしゃぶり
・音の鳴るガラガラ
・ぬいぐるみ
・バウンサー
・寝かしつけ枕
色々な寝かしつけグッズがありますが、音が出るものや揺れるものは赤ちゃんが寝る確率が高いです。また寝かしつけ枕は赤ちゃんが寝ると話題になっているグッズですので、試してみてはいかがでしょうか。
絵本を読み聞かせる
赤ちゃんを寝かしつける方法でおすすめなのが、絵本を読むことです。絵本を読みながら寝るということを習慣化することで、ママやパパも楽になります。また絵本を読むことで赤ちゃんの脳が育つと言われています。寝る習慣をつけながら脳を育てることができるのは、赤ちゃんにとっても良いことです。
ゆったりとした音楽を流す
赤ちゃんを寝かしつける時には、ゆったりした音楽をかけると良いでしょう。ゆったりした音楽をかけることで、赤ちゃんは落ち着きます。特に自然の音楽やオルゴールなどが良いでしょう。また、ゆったりした音楽はママの気持ちも癒してくれるのでおすすめです。
【番外編】赤ちゃんが心地よく感じる抱っこの仕方とは?
次に、赤ちゃんが心地よく感じる抱っこの仕方をご紹介します。心地よい抱っこの仕方を覚えることで、赤ちゃんが寝る確率が高くなるので試してみてください。
赤ちゃんとママ・パパの体をぴったりくっつける
赤ちゃんと体をぴったりくっつけることで、赤ちゃんは心地よいと感じます。ママやパパの体温が赤ちゃんに伝わることで、赤ちゃんは安心感を感じることができるのです。またママやパパの心音には、赤ちゃんを安心させる効果があります。
赤ちゃんをしっかりくるむ
赤ちゃんが心地よいと感じるのは、体全体がくるまれている時です。しっかりくるむことで、ママのお腹の中にいたような感覚になり赤ちゃんは安心します。おくるみや抱っこ紐などで赤ちゃんをしっかりくるむと、赤ちゃんが寝る確率が高くなります。
C字型に抱っこする
C字型の抱っこは、赤ちゃんが心地よいと感じる抱っこです。C字型の体勢は、赤ちゃんがママのお腹の中にいる時の体勢と同じです。また赤ちゃんをC字型にしてあげることで、呼吸がしやすくなるとも言われています。
赤ちゃんと呼吸を合わせる、背中をトントンする
赤ちゃんと呼吸を合わせたり、背中をトントンすることで赤ちゃんは心地よいと感じます。赤ちゃんはトントンされることで、ママのお腹の中のような気持ちになり安心するからです。実際に保育園などでは、寝しつけの時に赤ちゃんと呼吸を合わせたり、背中をトントンする方法を取り入れていることが多いです。
抱っこ紐で寝る赤ちゃんを上手に寝かしつけよう!
抱っこ紐で寝る赤ちゃんを、布団に寝かしつけるためには工夫をすることがポイントです。赤ちゃんと体をくっつけたり、背中をトントンしてあげてみてください。赤ちゃんは安心感を感じるとよく寝るようになります。赤ちゃんが寝るようになるために、安心できる環境をつくってあげましょう。