子供と花火大会に行くのは何歳からがおすすめ?持ち物や注意点は?
花火大会に子供連れで参加するにはどうすればいいのでしょうか。こちらの記事では子供と一緒に花火大会へ参加する為の注意点・服装・持ち物などを紹介しています。初めて花火大会に参加される場合、不安なこともあると思います。こちらを参考に準備していきましょう。
目次
子供を花火大会に連れていくのは何歳からがおすすめ?
夏になると色々な場所で花火大会が行われます。花火大会は夏の風物詩です。子供連れで見に行くことも多くなると思いますが、子供は何歳から花火大会を楽しめるのでしょうか。大きな音を伴う花火大会では驚いてしまう子供もいますので、様々なことに順応し始める3歳以上での参加がおすすめです。
赤ちゃんや小さな子供は花火大会に連れて行ける?
それでは3歳より幼くなると花火大会に連れて行くのは難しくなるのでしょうか。年齢別に見ていきます。こちらを参考に花火大会を見る場所や、参加時間などを考慮していきましょう。
0歳児の赤ちゃんの場合
花火大会での大きな音ですが、こちらは赤ちゃんの鼓膜に影響はありません。ですが、その大きな音を思い出して夜泣きをしてしまうことがあります。また、花火大会の時間は夜ですので、寝かしつけた時間に起こすことになり、生活リズムが狂う可能性があります。まずは生活リズムを整えるという意味でも、0歳児の赤ちゃんが花火大会へ参加するのはやめた方がいいでしょう。
1~2歳児の場合
赤ちゃんと違い自分で歩けるようになる年齢ですが、花火大会での大きな音に驚いて怖がる子供が多いでしょう。また、少し目を離すと親から離れてどこかへ行ってしまうこともあります。そうすると、親も子供を見ながら花火大会を楽しむということが難しくなってきます。なので、1~2歳児の子供は家から、もしくは車から花火大会を楽しむのがおすすめです。
3歳児の場合
この年齢になると、子供によっては落ち着きが出始め、気を散らすことなく花火を楽しむことができるようになります。花火が好きな子供は更に楽しめますね。注意点として、トイレにすぐ行ける場所で見るようにするとお漏らしの心配もありません。また、花火大会へ行く前に事前に花火の動画を見て慣れるようにしておくと更に安心です。事前準備をして花火大会を楽しみましょう。
赤ちゃんを花火大会に連れて行く場合の心得4つ!
先ほど赤ちゃんの花火大会への参加は控えた方が良い、とお伝えしました。それでもどうしても赤ちゃんを参加させたい、連れていかなければならない、といった場合の心得をご紹介します。
赤ちゃんにとっては負担が大きい
まず、花火大会へ参加すること自体が赤ちゃんの負担になってしまっていることを念頭に置いてください。ほとんどが家の中で過ごす赤ちゃんにとって、大きな音や光を発する花火大会は大変大きな刺激になります。慣れない音や光で大泣きしたり、体調を崩すこともあるでしょう。
人が多く移動が大変
花火大会には多くの人が訪れます。大きな花火大会ともなるとその人数は更に増えます。ベビーカーを押すことも困難になり、抱っこひもを用いる場合も夏場での移動は赤ちゃんも親も汗だくになってしまいます。更にたくさんの人の熱気でより疲れてしまいます。
オムツを変える場所や授乳する場所がない
花火大会は当然外で行われます。しかも水辺に近い場所です。建物から離れてる場合も多いので、オムツを変えたり授乳する場所は基本的にありません。オムツの場合は自分の座っているスペース内で行い、授乳に関してはミルクで代用する方が賢明ですので、母乳のみの赤ちゃんは花火大会への参加自体が難しくなります。
虫刺されや病気のリスクがある
花火大会は虫に刺されやすい場所で行われます。刺されない場合が多いですが、万が一ということもあります。抵抗力の低い赤ちゃんが刺された場合、何かしらの反応が起こる可能性も危惧されます。更に人の多い場所ですので、感染病をもらってしまう可能性も高まります。その辺りを十分注意しましょう。
子供連れで行く花火大会の選び方は?
それでは赤ちゃんを含め、子供連れで参加する花火大会の選び方を紹介します。それぞれの花火大会を事前に調べ、どの花火大会に参加するのが良いのかを見ていきましょう。
自宅や宿泊先から近い
花火大会は日常生活では体験できない大きな音や光の連続になります。その状況に順応できる子供もいれば、順応できない子供もいます。その場合、帰りたいとかんしゃくを起こすことも考えらえます。そんな時、自宅や宿泊先が近いとすぐに帰ることができて便利です。そのまま建物の中から花火を見ることができますし、まずは身近な花火大会からの参加を検討してみましょう。
人が多すぎない
あまりにも参加人数の多い大きな花火大会は避けるようにしましょう。人数の多さに子供とはぐれてしまう可能性があります。どうしても大きな花火大会を見る場合は人の少ない場所、あるいは有料観覧席で花火大会を楽しむようにすると安心です。
開始時間が遅すぎない
花火大会の開始時間は様々です。その中でもなるべく早めに開始される花火大会を選ぶようにしましょう。夜遅くに始まると子供の負担になることがあり、最後まで楽しめないかもしれません。夜寝るのが遅くなることも心配ですので、早めに開始される花火大会をいくつかピックアップすると良いでしょう。
開演時間が長すぎない、打ち上げ本数が少ない
花火大会の規模によって打ち上げ数が違います。大体事前にお知らせがされますので、なるべく打ち上げ本数の少ない花火大会を選ぶようにしましょう。そうすると必然的に開演時間も短くなり、子供たちにとっても負担が少なくなります。子供の成長に伴って打ち上げ数の多い花火に切り替えていくと良いです。
子供と花火大会に行く当日の注意点3つ!
続いては花火大会当日の注意点を紹介します。大人同士で行く花火大会と違い、子供は予測不可能行な行動を取ります。その為、こちらの注意点をしっかりと意識して花火大会当日に臨みましょう。
子供から絶対に目を離さない
何度も紹介しているように、花火大会の会場はたくさんの人で溢れています。必ず手を引くか、もしくは抱っこやおんぶをしての移動を心がけましょう。どちらかが目を離す際はもう1人が子供を見るようにし、必ず視界に入るように注意しておきましょう。迷子になってしまっては花火どころではありません。
トイレは早め早めに行かせる
花火大会の会場に仮設トイレが設営されていることもあれば、建物まで戻らなければない場合もあります。しかも会場にたくさん人がいると、行きたい時にトイレを済ますことができません。早めに行くように心がけ、余裕をもって行動できるようにしましょう。
子供がグズった時の対処法を考えておく
子供が花火大会の最中にグズってしまった場合の対処を事前に考えておきましょう。その場を離れるのか、好きなおもちゃを与えてなだめるのか、子供によって様々な方法があります。自分の子供には何が一番効果的なのかを考え、咄嗟の事態に備えましょう。
子供と花火大会に行く前にするべき事前準備【子供編】
それでは花火大会に行く前の事前準備を見ていきましょう。まずは子供編です。初めての花火大会で子供に素敵な思い出を作る為にも、紹介する事前準備をできる限り行って、花火大会当日を迎えましょう。
花火を知っておくこと
花火大会で実物を見る前に、テレビや家でできる手持ち花火を用いて花火というものに慣れましょう。口で説明するよりも実際に見せて、子供がどのような反応をするかを観察します。大丈夫そうでしたら花火大会でも楽しんで参加できるのではないでしょうか。
子供に花火大会のマナーを伝えておく
花火がどういうものか理解できたら、次は花火大会のマナーを子供に説明します。大きな声で騒がないことや勝手に前に行かないことなどを分かりやすい言葉で言い聞かせます。子供が理解できていないようであれば、当日迷惑になる行動を取った場合に再度注意するよう根気強く向き合いましょう。
子供に目立つ服を着せる
迷子になる危険性を少しでも防ぐ為の方法になります。子供に目立つ服を着せることで、遠目に見ても見つけやすくなります。また、目立つ服と合わせて名前のついた物を持たせたり、服に名前を書くという方法も有効です。もし迷子になった場合でも名前が分かれば探しやすくなります。
子供に歩きやすい靴を履かせる
当日はいつもよりも歩くことになったり、暗い道を歩く為、何につまづくか分かりません。靴擦れも起きてしまうかもしれません。歩きやすい靴や履き慣れた靴を選び、歩く際に支障がないようにしましょう。そうすることで転んでケガをしていまうことも防げます。
花火大会当日はゆっくり過ごす
花火大会当日は予定を入れないようにしましょう。普段は家にいる夜の時間帯に人の多い場所へ出かける為、体を休めて昼寝を多く取り、体力を温存します。せっかくの花火大会です。疲れて眠ってしまわないように準備をしっかりとしていきましょう。
子供と花火大会に行く前にするべき事前準備【大人編】
続いては花火大会前の事前準備として、大人がするべきことの紹介になります。子供だけではなく、大人にも準備しなければならないことがあります。子供の為にもこちらを参考に準備していきましょう。
場所取りをする
花火が見えやすい席は先に埋まってしまいます。遅めに行くと立って見ることにもなります。子供連れの時は花火を座って見る為に、早めに会場に来て場所取りをすることが大切です。レジャーシートを用いて場所を取り、トイレや夕食を済ませましょう。また、初めて来る花火大会では有料観覧席を利用するのも1つの方法です。
花火大会会場までの交通手段を確認する
花火大会の会場付近では車の駐車は基本的にできず、混雑を防ぐ為に公共機関を利用しての来場を呼び掛けています。その為、会場から離れた場所に車を停めることになりますが、早めに行かなければ早々に満車となります。その場合は公共機関の方が良い場合もあります。どの交通手段で行くのか事前に相談して決めておきましょう。
夕ご飯を食べる場所や時間を決めておく
夕食を食べる場所と時間も大切になります。近くのレストランは満席でなかなか食事ができないことも多くなります。予約ができるのであれば先にしておくか、お弁当を用意して場所取りをした所で食べる方法もあります。その場で決めていては遅いので、会場へ行く前に話し合いましょう。
花火大会から帰るタイミングを決めておく
花火大会はフィナーレが一番盛り上がります。しかし最後まで見てから帰り支度をすると、全員が同じタイミングで帰る為にものすごく混み合います。少しでもスムーズに帰る為にフィナーレを見ながら片づけを始め、花火が終わり次第、駅や駐車場に向かうと少し混雑を避けることができます。どのタイミングで帰るのかを事前に決めておきましょう。
しっかり持ち物を準備する
最後は持ち物です。花火大会は野外で数時間を過ごす為、意外と準備した方が良いものが多くなっています。次の項目で1つずつ紹介していきますので、参考にして持ち物を準備しましょう。
子供と花火大会に行く際の持ち物10選!
レジャーシート
定番の敷物です。有料観覧席では椅子が用意してある場合もありますが、その他は何も用意されていません。アスファルトや石畳のような場所だと何も無くても大丈夫ですが、草や土の上だと服や持ち物が汚れてしまいます。座る人数を考えてレジャーシートの大きさを選び1枚は必ず持っていきましょう。
うちわ
夏に行われる花火大会はやはり蒸し暑さがあります。特に場所取りを昼間からするのであれば、暑さは夜とは比べ物になりません。そんな時にうちわを持っていると涼めます。最近は携帯扇風機も販売されているので、何か1つ持ち物に入れて持参することをおすすめします。
飲み物・お菓子
夏場は汗もかき、脱水症状を起こしやすくなります。近くに自動販売機があるとも限りませんので、必ず持っていくようにしましょう。また、子供の場合はお菓子もあると待ち時間も退屈せず済みます。子供が好きなお菓子を選んで持っていくと良いですよ。
タオル
汗を拭く際に使用したり、素肌部分に羽織って虫よけ対策としても使えます。数枚を持ち物として準備しておくとより安心です。大きいものから小さいものまで、様々なサイズのタオルを用意するのがおすすめです。
濡れティッシュ
花火大会だけでなく、濡れティッシュは野外では大活躍の代物です。特にその場でお弁当やお菓子を食べる場合、汚れてしまった手や服についてしまった汚れなど、すぐに拭けるのが利点です。子供の人数にもよりますが、多めに持って行くと安心です。
ゴミ袋
食べた物のゴミや、使ったティッシュなどを捨てる為にゴミ袋も持参しましょう。もし大きなゴミ袋しかない場合はレジ袋で代用します。自分で出したゴミは自分で片づけるのが花火大会のマナーです。その場に捨てて帰ることがないようにしましょう。
ちょっとしたおもちゃ
子供がいると花火大会が始まるまでに退屈してしまう可能性があります。それを防ぐ為にちょっとしたおもちゃも持ち物に加えると良いですよ。お気に入りのおもちゃを持っていきましょう。その場で遊べるおもちゃを中心に持って行くのがおすすめです。
虫よけグッズ
虫よけも大切な花火大会の持ち物です。何も対策しないと家に帰る頃に数か所蚊に刺されていた、ということも珍しくはありません。塗るタイプやスプレータイプなど様々ありますので、何かしら対策を取りましょう。服装もズボンにすることで足元を蚊から守ることができます。
懐中電灯・ライト
花火が始まる頃には周囲が暗くなります。子供が迷ったりつまづいたり、ということがないように懐中電灯やライトなどを用意して周囲を見えるようにしておきましょう。また、子供の手に蛍光バンドを巻いておくのも1つの方法です。
雨具(天候によって)
夏場は通り雨やゲリラ豪雨など起きやすい時期でもあります。急な天候の変化にも対応できるように、折り畳み傘やカッパを持って行くようにしましょう。天気予報が怪しい場合は何か1つ用意しておくと安心です。
子供と花火大会に行く際に役立つ暇つぶしアイデア3選!
最後に花火大会での待ち時間の暇つぶしを紹介します。ここに挙げた以外にもたくさんの暇つぶし方法がありますので、是非家族で楽しい待ち時間を過ごしてください。始まる前から楽しめていると、花火がより楽しいものになります。
しりとり
その場で簡単にできるのがしりとりです。様々な独自ルールを取り入れることでしりとりの幅も広がり、楽しんでいる間に花火大会の時間がくること間違いなしです。「ジャンルやテーマ縛りしりとり」「二文字取りしりとり」「文字数限定しりとり」など、たくさんのルールがあります。組み合わせてもより楽しめますよ。
じゃんけん遊び
じゃんけんをして終わりではなく、こちらも工夫をすることで一段と盛り上がります。「宣言じゃんけん」「あっち向いてホイ」「後出しじゃんけん」など、色々なじゃんけん遊びが存在します。子供の年齢を考えて楽しめそうなルールを用いてじゃんけん遊びで盛り上がりましょう。
手遊び
手遊びもたくさんあります。歌に合わせて手で形を作ったり、リズムに合わせて手を動かしたり、歌や音楽が好きな子供であれば更に楽しめるでしょう。
子供と一緒に花火大会を楽しもう!
子供と花火大会を楽しむ為の注意点や持ち物などを紹介しました。更に気づいたことがあれば、そちらも実践してこれからの花火大会を楽しみましょう。家族で見る花火大会は子供にとっても素敵な思い出になります。準備を万全にして楽しんでくださいね。