2021年10月05日公開
2021年10月05日更新
「デニムオンデニム」メンズコーデ5つの鉄則
今巷ではデニムを上下掛け合わしたコーデが流行っているようです。そこで今回はこの上下デニムコーデ、「デニムオンデニム」に関する鉄則を紹介します。すこし難しく感じるこのコーデ、上手く着こなすことができればおしゃれ上級者になること間違いなしです。
目次
お洒落上級テクニック、「デニムオンデニム」のメンズコーデとは
デニムオンデニムとはその名の通り上下共にデニムを着るコーディネートのことです。全身デニム、つまり上下同じ素材の物を着るということは見方によってはもしかしたら「ダサい」と感じてしまう人もいるかもしれません。
しかし今巷で流行っているメンズのデニムオンデニムのコーデを一目見ると、その考えは覆るかもしれません。
少し昔の全身デニムとは打って変わり、今このコーデに身を包む人達はかなりお洒落になっています。これを見ると一度真似したく思うかもしれません。その中でも今回は「メンズ」、彼らのコーデの鉄則となるものを紹介したいと思います。
デニムオンデニムのメンズコーデ
ただ全身デニムを着ればいい、そうなると少しダサさを感じてしまうかもしれません。デニムオンデニムを着こなすにはやはりそれなりにルールや鉄則が存在します。これを考えなければお洒落には程遠くなってしまいます。
しかし逆に考えればこの鉄則を考えてコーデを着こなせばかなりのお洒落上級者になることができるということです。さらに「鉄則」だけでなくデニムアイテムも種類は豊富です。シャツからパーカー、ジャケットやコート、ボトムス。そこから自分にあったメンズコーデを見つけるのは最初は難しいでしょう。
そこでまずはいくつかのデニムオンデニムのコーデを紹介したいと思います。まずは目で見て感じるのです。細かい話はその後です。
まずは写真で見るデニムコーデ
いくつかメンズのデニムオンデニムコーデの写真を見て見ましょう。続けて見てみるとこのデニムコーデの共通点が見えてきます。それを上手くコーデに取り入れればおのずとお洒落な着こなしができるようになるでしょう。
まずはそのための第一歩であり基本となるベーシックなタイプのコーデを楽しみながらどんなデニムコーデがあるのか模索してみましょう。
ベージュのトップスがアクセントとなるカジュアルなコーデ。デニムはアウターにぴったりです。
薄いブルーのデニムジャケットに黒のパーカーが映えます。こちらもしっかりとしたアウターとして着用、パーカーとの相性は抜群です。
こちらもパーカーに薄いブルーのデニムジャケットですが上下デニムに加え赤のスニーカーがアクセントとなっています。
シンプルなデニムコーデ
上の3つで紹介したのは一番ベーシックなメンズのデニムオンデニムコーデと言えるでしょう。着ているデニムの種類こそ様々ですがここでベースのコーデとなるのがどれもアウターとしてデニムを着用しているという所。シャツやパーカーの上からデニムをアウターとして着ることでカジュアルに着こなすことができます。パーカーとデニムはぴったりな印象を受けます。冬にはコートとしても着こなしができます。
あとは中のインナーに加えスニーカーなどをアクセントにすると途端に見栄えが良くなります。ビビッドな色が入っているとなおいいかもしれません。全身デニムではなくあくまでもベーシックな着こなし方です。
では次は少し違ったデニムオンデニムコーデも見てみましょう。
上級着こなしデニムコーデ
ここでは少し上級者向けのメンズデニムコーデを紹介します。上級者となるとベーシックな着こなしとは少し変わりもしかするとあまり見た事のないようなメンズコーデになるかもしれませんが、デニムオンデニムを着こなしながらかなり味のある様子が見て取れます。
いきなりこれを真似する、というのは少し難しいかもしれませんが参考がてら見てみるのもいいかもしれません。
デニムオンデニムのさらに上からアウターとして半袖シャツを着るという着こなし方。
デニムジャケットをデニムの上から着るトリプルデニム。色合いが違うので全く違和感はありません。
ここまでいくつかデニムオンデニムのコーデを紹介しましたが、シンプルなものや少し難易度が高いもの、そのどれもが綺麗にまとまった違和感のない着こなしが見れるかと思います。
そして共通するのが上下で色や質感の違ったデニムをアウターとして着用しているということです。同じ色合いのコーデもありましたがアクセントをつけるなどするとその印象をガラっと変えます。デニムオンデニムにはアクセントとなる物がキーポイントとなりそうです。
同じデニムでも違った色や質感、さらにアクセントの存在。この2点がポイントとなります。デニムの着こなし方は人それぞれですが各々個性が溢れお洒落な印象、さらに全身を包むデニムにはまだまだ可能性があります。
さらなるデニムオンデニムのコーデを検証したい
上で紹介したものはまだまだメンズのデニムコーデの序の口です。コーデはその時々でほとんど無限に存在するといっても過言ではありません。夏にはTシャツ、冬にはコートのように季節でも変わってきます。
さらにこの世界にはまだまだ全身をデニムオンデニムコーデに身を包んだ人間が存在します。それはもはや日本だけではなく海を越えた世界にも。彼らから学べることもたくさんあるのでいろんな物を見るのがいいでしょう。
ここからはさらにデニムオンデニムのメンズコーデのポイントを追及していきましょう。上で紹介した上下の色、アクセントにさらにいくつかキーポイントを取り入れて全身のデニムコーデの幅を広げたいところです。
自分だけのデニムオンデニムを探していきましょう。
デニムジャケットにこだわりのインナーコーデ
上下デニムをする上で外せないのがこのインナー。デニムジャケットをアウターとして着る最もベーシックなスタイルでインナーを少しビビッドな物にするのも良し、ベージュや白などの控えめな物だと何にでも合うので間違いなし、つまりインナー一つで印象を変えることになるのです。
そのインナーにもやはり様々あり、シャツを着ればシンプルなコーデになりますしパーカーなどを着ればカジュアルな着こなしになります。アウターとしてコートタイプを着こなせればまた変わった印象になるでしょう。アウターのしてのデニムとインナーは合わせやすいコーデの一つと言えるでしょう。
デニムオンデニムを始めて試す方、まだ少し抵抗感がある方はまずはこの辺りから攻めていくのがいいかもしれません。まずはこのベースのスタイルを着こなしてみましょう。
シンプルなインナーにデニムジャケットで落ち着いた雰囲気を。
着崩した着こなしのデニムオンデニムから少しのぞくシャツがワンポイント。
デニムのボトムスに一癖入れたコーデ
最近ではスキニータイプのボトムスが流行りになっているということもありデニムのボトムスにもスキニーを取り入れる人も多くなっている。もちろんまずはそこから始めるというのもいいのだが、少し慣れてきたのならデニムに一癖入れてみるのもいいかもしれません。ボトムスにこだわるのも一つのコーデ着こなし術です。
スキニータイプにダメージタイプ、いくつかある中で今一番おすすめできるのはロールアップタイプです。ロールアップにも様々ありますが一番オーソドックスなタイプをここでは上げようと思います。
ロールアップデニムとジャケットの中にはパーカー、アクセントとなるジャケットの刺繍が美しいです。
肌を出さないロールアップデニム。上下共同系色でありながらインナーがアクセントになっています。
デニムシャツをインするコーデで爽やかな装い
シャツをインする、と聞くとどうしても少しダサさを感じてしまう人もいるかもしれません。しかしそれもやり方一つで見事な爽やかさを感じるコーデにすることができます。
デニムシャツとデニムボトムス、そこにアクセントとなるベルトなどを組み合わせれば完璧、やり方次第でどうにでもなるというのが分かります。アウターを着る着ないでも変わってくるのがメンズのコーデ、どう上手く着こなしができるかにかかっています。シャツをインしさらにアウターも着用するとまた印象が変わります。その場合はコートやジャケットなどが似合いそうです。
アクセントは他にも防止や鞄、これまでのコーデからいい所を引っ張り出し組み合わせるのもポイントになるでしょう。
エメラルド系のデニムシャツをインしているコーデ。アクセントにビビッドなベルト、さらに腕まくりがかっこよさを引き立たせます。
ストラップのあるなしではデニムシャツのインにも違った印象が見えます。さらにロールアップも加えカジュアルながら大人な雰囲気に仕上げています。
デニムオンデニムのコーデに存在する「5つの鉄則」
ここまでいくつかのデニムオンデニムを紹介してきましたが、ここでこのコーデに存在する「5つの鉄則」を改めて紹介します。デニムオンデニム、と少しお洒落初心者には難しいコーデを完成させるための言わばテクニック、これを一つ使うだけでも一歩前進すること間違いなしです。
しかしこの鉄則、必ずしも全て取り入れて良い物が出来るというわけではありません。良い物を使うにはそれに合った使い方というものが存在します。さらに自分に合う、ということも考慮しなくてはいけません。
どれが自分に合いそして合わないかを見極めるのは難しいかもしれません。何事も経験ですので一度思い切って取り入れてみるのも手かもしれません。
ではその5つの鉄則まとめてみましょう。
1、コーデの基本、上下の色合いを変える
上下共同じ色合いのコーデが存在するのも確か、でもまずは上下別の色合いのデニムを使う所から始めるのがいいでしょう。デニムにも様々な色が存在するので薄いブルーや紺、グリーン系など様々なパターンを試してみましょう。
そうすれば自分に合ったコーデを発見することができるはずです。そこからプラスしてアクセントをつけるなどすればまずまずといった所でしょう。
中には上下でまったく違う印象のデニムも存在します。色合いをベースにシャツタイプやコートタイプなどアウターとして考えてみるのもいいかもしれません。
2、アクセントをつける
アクセントをつけると言っても実に様々。帽子から靴からとても幅広く迷ってしまうかもしれません。しかしそれは逆を言えば色んな物を選ぶことが出きると言うこと。
帽子を付ける、真っ赤な靴を履く、スカーフを巻きコートを着る、さらに鞄を持つ。挙げればキリがありませんがその分コーデの幅はとても広がります。今自分が持っている物で一つは合うものだってあるはずです。どこにも載っていない物を自分で見つけるというのもあり、それは全て自分次第となるということです。
3、インナーを合わせたコーデ
インナーもまた様々な種類がありその豊富さに頭を悩ませることがあるかもしれません。しかしそれも合わせるデニムによっていくらでも変えることができるので見つけることが楽しくなるのではないでしょうか。パーカーにデニムジャケットはもはや定番です。
シンプルで合わせやすいものといえばベージュや白の無地のTシャツ。合わせるデニムがシンプルな物ならインナーには派手さがあっても大丈夫です。パーカーをインナーにすればカジュアルにもなりますしシャツを着ればフォーマルさを出すことも出来ます。デニムをコートの様に着こなす、なんていうコーデもできます。
さらには中にはしっかりとした印象のデニムシャツ、アウターにコートなどインナーとしてのデニムを着用するなんていうのもありかもしれません。
4、ボトムスをこだわる
ボトムスは違うタイプの物をいくつか手元に持っておきたいところ。それだけで印象をガラっと変えるだけでなくここでもまた幅が広がります。その中でも一癖も二癖もある物を持っているとなお幅は広がりコーデも様々生み出せるはず。
ロールアップで肌を少し露出したりダメージタイプだったり、スキニーのダメージタイプなどこれまた種類は豊富。定番のスキニータイプを持っていると安心かもしれませんが少し変わったタイプのデニムボトムスを持つのもいいかもしれません。
そんな定番のスキニーデニムにはやはりコートのような厚手の物もしっかりと合います。コーデの幅はボトムス一つでも変わってきます。
5、難易度は高い、シャツインコーデ
最後の5つ目は一番難易度が高いシャツインコーデ。難易度は高いが活用できればお洒落上級者となることは間違いなし、そして怖いものなしです。とは言ったもののおそらく思っているほど決して真似できないことではないのも事実。このコーデをしているお洒落な方はたくさんいます。
シャツインすることで全体的にとても爽やかな印象になります。全体がまとまり一体感が出る事で身体の形がはっきりし好印象になることは間違いありません。
パーカーやコートなどをアウターとして着用するなんていう着こなしもできるかもしれません。全身をデニムで包む、その雰囲気は他とは比べ物にならないでしょう。
お洒落初心者も上級者も
全身をデニムで包むデニムオンデニム、初心者には難しいものでも上級者には当たり前の物となっているのかもしれません。しかしそんな初心者であるからこそまだ体験したことのない事を追及するのがいいのでしょう。デニムオンデニムとはいいますが結局は自分の好きな服を着ている、というだけなのかもしれません。
ここでは主にデニムオンデニムの紹介としてデニムの上下に焦点を絞り紹介しました。しかし中にはデニム生地の小物というものも存在し、そのどれもがデニムオンデニムにも合わせられるお洒落な物となっています。
なのでもう少しデニムオンデニムにも合うデニム生地の小物を紹介したいと思います。これを使えばさらなる全身デニムに磨きがかかります。意外となんでもあるものです。その全身にデニムを身に着ける楽しみを味わいましょう。
デニム生地の小物特集
デニム生地の小物は帽子からバッグ、さらにデニム生地を使用した腕時計など種類は実に様々。デニムにこだわりがあるのなら一つは身に着けておいても損はありません。お洒落さもさることながらその一つ一つのデニムの作り手のこだわりも感じられます。デニムを探す人間だけがデニムを愛しているわけじゃないのでしょう、作る側もまたデニムへの愛が溢れています。
ここで紹介するものはごく一部の物なのでさらなるデニム小物をご自分の手で是非探してほしいと思います。自分に合う物以上に素敵な物に巡り合うはずです。そしてそこからまたデニムオンデニムの世界へと繋がっていくのだと思っています。
デニム生地を使ったスポーツタイプのキャップ。シンプルながら落ち着いた印象を感じさせます。
ベルト部分だけでなく文字盤にもデニム生地を使った腕時計。シックな作りがアクセントにいいかもしれません。
こちらもデニム生地を使ったクラッチバッグ。こちらもアクセントにはぴったりで使いやすさも抜群です。
まとめ
デニムといういものは突然流行り出した物、というわけではありません。昔から存在し、その時からデニムを愛する人間も存在していました。作る側にも着る側にもデニムへの愛があるからこそ生まれた全身を包むデニムオンデニム。それを手に取ることは長い歴史の中に生きるということなのかもしれません。
デニムオンデニムのコーデからデニム生地の小物まで紹介しましたが、最終的にはやはり自分の使いたい物、という部分が大きくなってくるのだと思います。デニムオンデニムはもはやおしゃれの定番となりつつあるほどで、そのコーデも小物も様々な物が日々誕生しています。その中からいかに自分のこだわりを見つけられるか、そこにかかっているのかもしれません。
数ある中から自分だけのコーデを見つける、お洒落が楽しいのはこれなのでしょう。定番のパーカーとデニムや少し崩してコートを着るなどその組み合わせは膨大です。しかしこれだけあるのです、一つ二つは自分のコーデを見つけることは可能です。デニムオンデニム、それがきっとあなたの一つのターニングポイントとなるでしょう。自分の中に眠るお洒落、それはきっといつか目を覚ますことでしょう。